フレンチレストランの開業がうまく進むように、この記事では開業時に必要な設備・什器・備品をリストアップしました。
その設備がなぜ必要なのか、どういったポイントで選ぶと良いのかもまとめているので、フレンチレストラン開業の準備を進めているなら参考にしてください。
フレンチレストラン開業準備のお役に立てると嬉しいです。
設備や備品、什器などを準備すると同時に、フレンチレストランを開業するには「飲食店営業許可証」の取得も必須です。
許可証の取得には、食品衛生責任者を設置する必要があり、食品衛生責任者は講習を受けることで資格を取得できます。
以下の資格を持っている場合、講習は必要ありません。
その後、申請をすれば営業許可証が交付されますが、初期の段階で保健所に相談しておくとスムーズに開業まで進められるのでおすすめです。
フレンチレストランで準備しないといけない設備や備品、什器は、レンタルで揃えると初期費用を抑えることができます。
レンタルは、レンタル期間を決めて借りるため、購入するよりも初期費用を抑えることができ、リースと違って途中解約ができるため柔軟に準備・買い替えができるのが特徴。
また、買い切りがあるレンタルを活用すれば、支払ったレンタル料を差し引いた金額で買い取れるため、開業時にはメリットのある選択肢です。
フレンチレストラン開業時に必要な設備や備品を用意するときの選択肢としては、以下4つが主にあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、準備をする前にチェックしておきましょう。
調達方法 |
購入 |
レンタル |
リース |
サブスク |
---|---|---|---|---|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
低~高 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月)~) |
中長期(1年~) |
短期(1ヶ月~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
可能 |
メリット |
所有権が得られる /長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
初期費用が低い/柔軟な契約期間 /全額経費処理が可能 |
デメリット |
初期費用が高い /資産価値が減少 /処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い /所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない /会計処理の手間 |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
お客さんを呼び込み、継続的な経営を行っていくうえで設備や什器は大事な商売道具ですが、広告費や人件費、内装費など店舗経営に大事な要素は他にもあります。
リスクを抑えつつもフレンチレストランの開業・経営を軌道に乗せるため、初期費用を抑えられる「レンタル」という選択肢も考えて開業準備を進めてみてください。