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2024.07.26
SUUTAマガジン編集部

クレープ屋を始めるとき必要なものリスト!レンタルの活用がおすすめな理由とは?

店舗型や移動販売(キッチンカー)でクレープ屋を開業するときに必要なものをリストアップして解説します。
また、クレープ屋の開業・経営に必須となる営業許可についてもご紹介しています。

クレープ屋開業時に準備すべき備品・設備のリスト

受付・レジ周り

  • レジスター
    会計処理
    選ぶ際のポイント:操作性、セキュリティ機能
  • ポスシステム(POSシステム)
    販売管理、在庫管理
    選ぶ際のポイント:使いやすさ、拡張性
  • キャッシュドロワー
    現金の保管
    選ぶ際のポイント:耐久性、セキュリティ
  • サインスタンド
    メニューやプロモーションの表示
    選ぶ際のポイント:視認性、デザイン
  • レシートプリンター
    レシートの発行
    選ぶ際のポイント:印刷速度、接続方法

調理エリア

  • クレープメーカー
    クレープの調理
    選ぶ際のポイント:温度調整機能、表面の均一性
  • ガスコンロまたはIHクッキングヒーター
    クレープ以外の加熱調理
    選ぶ際のポイント:火力調整、エネルギー効率
  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材の保存
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • 作業台
    調理および準備作業
    選ぶ際のポイント:清掃のしやすさ、耐久性
  • シンク
    手洗いや調理器具の洗浄
    選ぶ際のポイント:サイズ、蛇口の利便性
  • 調理器具(スパチュラ、ボウル、泡立て器など)
    クレープの調理に必要な各種ツール
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • オーブン
    クレープのトッピング用具材の調理
    選ぶ際のポイント:温度設定、容量

材料保管エリア

  • 食品用ストレージラック
    乾燥食品や食材の保管
    選ぶ際のポイント:耐荷重、通気性
  • 密閉容器
    食材の保存
    選ぶ際のポイント:密閉性、素材の安全性
  • 冷凍ストッカー
    冷凍食品の保管
    選ぶ際のポイント:容量、冷却性能

客席エリア

  • テーブル
    客席用
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン
  • 椅子
    客席用
    選ぶ際のポイント:座り心地、デザイン
  • メニューボード
    メニューの表示
    選ぶ際のポイント:視認性、更新のしやすさ
  • ゴミ箱
    ごみの管理
    選ぶ際のポイント:容量、デザイン

清掃エリア

  • 掃除用具(モップ、バケツ、掃除機など)
    店舗の清掃
    選ぶ際のポイント:使いやすさ、収納のしやすさ
  • 清掃用洗剤
    清掃作業
    選ぶ際のポイント:用途に応じた選択、安全性
  • 手洗い用シンク
    スタッフの手洗い
    選ぶ際のポイント:設置場所、蛇口の利便性

車両(キッチンカーの場合)

  • キッチンカー車両
    移動販売のベース
    選ぶ際のポイント:内部スペースの広さ、改造の容易さ、燃費、信頼性
  • 発電機
    電力供給
    選ぶ際のポイント:電力出力、騒音レベル、燃料効率
  • 照明設備
    夜間営業時の照明
    選ぶ際のポイント:明るさ、エネルギー効率
  • 排水タンク
    シンクからの排水の収集
    選ぶ際のポイント:容量、清掃のしやすさ
  • 給水タンク
    調理および手洗い用の水の供給
    選ぶ際のポイント:容量、設置のしやすさ
  • 換気扇
    調理中の換気
    選ぶ際のポイント:風量、静音性

クレープ屋開業には許可証も必要!

クレープ屋を開業するのであれば、設備や備品、什器などのモノだけでなく、営業許可を取る必要があります。

営業許可を取る条件としては、以下の2つを満たすこと。

 

  • 食品衛生責任者の設置(1店舗に1人)
  • 営業許可証の申請をする

 

「食品衛生責任者」については、管轄の地域で行われている講習会を受講すると取得できます。受講費は1万円程度です。

 

また、以下の資格を所持している場合は、講習を受ける必要はありません。

  • 栄養士
  • 調理師
  • 製菓衛生師
  • 食鳥処理衛生管理者
  • と畜場法に規定する衛生管理責任者
  • と畜場法に規定する作業衛生責任者
  • 船舶料理士
  • 食品衛生管理者

 

クレープ屋開業の計画があるのであれば、申請の前、そして営業許可を取る前に管轄の保健所に事前相談しておきましょう。

店舗設計の細かい要件があり、条件を満たしていないと工事のし直しになる可能性があります。

キッチンカーでクレープ屋を行う場合も許可を取る必要があるため、車両を購入・レンタルする前に保健所に相談することをおすすめします。

開業までの手続きに関して、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

飲食店を開業するときに必要な手続きは?業態ごとに必要な設備もご紹介!

この記事を読む >

初期費用を抑えてクレープ屋を開業するには?

クレープ屋の開業には、店舗の家賃はもちろん、内装費や工事費、家具家電、設備、備品、広告費、人件費、光熱費など数多くの部分で費用がかかってきます。

 

できるだけ初期費用を安くクレープ屋を開業したいのであれば、負担の大きい設備や什器をレンタルするのがおすすめです。

レンタルなら新品でも中古でも購入するより初期費用が安くなるため、広告費や人件費に予算を回せるメリットがあります。

また、買い切り可能なレンタルを活用すれば、初期費用を抑えて設備・什器を導入しつつも、クレープ屋経営がうまくいっているタイミングで買い取ってそのまま使っていけます。

 

 

初期費用を安く抑え、レンタル後もリスクや手間をできるだけ少なくした方法がレンタルなので、クレープ屋の開業を考えているならレンタルの選択肢はおすすめです。

レンタル・リースの違いとは?

クレープ屋開業時に必要な設備や備品を用意するときの選択肢としては、以下3つが主にあります。

 

  • 購入
  • リース
  • レンタル

 

それぞれメリットとデメリットがあるので、準備をする前にチェックしておきましょう。

 

購入

レンタル

リース

初期費用

月額費用

低~高

中程度

契約期間

短期(1ヶ月~)

中長期(1年~)

途中解約

契約により可能

基本不可

メリット

所有権が得られる/長期利用ならコストが低い

初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能

初期費用が低い/新品の商材が使える

デメリット

初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる

長期的にはコストが高い/所有権が得られない

契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間

どの方法で購入してもメリットとデメリットはありますが、クレープ屋の開業に限ってはレンタルとの相性が良いです。

特に高額になりがちな調理家電や冷凍冷蔵庫、家具についてはレンタルで初期費用を抑え、経費を広告費に回してお客さんにアピールを増やしたり、人件費に回して接客に力を入れることもできます。

 用意するものをリストアップして、それぞれ購入・レンタル・リースの管理もできるよう以下のシートを活用してみてください。 

 

【Excel】開業時の準備管理シート

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