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2024.07.31
SUUTAマガジン編集部

うどん屋を開業するとき必要なものリスト!店舗開業にレンタルがおすすめな理由とは?

うどん屋の開業を考えている、または開業準備をしている方に向けて、この記事では準備しておきたい必要な設備・備品・什器を解説します。
また、飲食店開業に必要な許可証や申請についてもご紹介です。

うどん屋を開業するときに必要なものとは?

以下8つのエリアごとに開業準備時に用意したいアイテム(設備・備品・什器・家具)をリストアップしました。

 

  • 受付・レジ周り
  • 客席・テーブルエリア
  • うどんカウンター
  • 厨房・キッチン
  • ドリンク・バーエリア
  • トイレ
  • ストレージ・倉庫
  • スタッフルーム
  • うどん屋の雰囲気を出すアイテム

受付・レジ周り

  • レジスター
    会計業務
    選ぶ際のポイント:操作性、連携機能
  • 受付カウンター
    お客様対応
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • POSシステム
    在庫管理と売上管理
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制
  • 受付用チェア
    受付スタッフが使用
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 伝票ホルダー
    注文伝票を管理するため
    選ぶ際のポイント:容量、取り出しやすさ
  • メニューサンプル
    お客様に料理のイメージを伝えるため
    選ぶ際のポイント:リアルさ、見やすさ

客席・テーブルエリア

  • テーブル
    お客様が食事をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、素材、デザイン
  • 椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • メニュー立て
    メニューを見せるため
    選ぶ際のポイント:見やすさ、安定性
  • 調味料入れ
    調味料を提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ
  • 箸・箸置き
    食事に使用
    選ぶ際のポイント:デザイン、品質
  • ナプキンホルダー
    ナプキンを提供するため
    選ぶ際のポイント:取り出しやすさ、安定性
  • お冷ピッチャー
    お客様に水を提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、注ぎやすさ
  • スピーカー
    BGM再生のため
    選ぶ際のポイント:音量、音質、再生システム
  • BGMサービス
    再生するBGMの楽曲用意
    選ぶ際のポイント:再生できる曲、著作権処理

うどんカウンター

  • うどん鍋
    うどんを茹でるため
    選ぶ際のポイント:容量、素材
  • スープポット
    スープを温かく保つため
    選ぶ際のポイント:保温性能、容量
  • 麺茹で器
    麺を茹でるため
    選ぶ際のポイント:加熱効率、清掃のしやすさ
  • 換気フード
    煙と匂いを排出するため
    選ぶ際のポイント:吸引力、音の静かさ
  • 換気扇
    室内の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • うどん用調理器具
    麺切り包丁、麺あげざる、レンゲなど
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 防火設備
    安全対策
    選ぶ際のポイント:設置基準、メンテナンスのしやすさ
  • カウンターチェア
    お客様がカウンターで座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 丼鉢
    うどんを提供するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン

厨房・キッチン

  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • シンク
    洗い物をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • 調理台
    食材を準備するため
    選ぶ際のポイント:広さ、素材
  • ガスレンジ
    調理に使用するため
    選ぶ際のポイント:火力調整のしやすさ、安全性
  • 食器洗浄機
    食器を洗うため
    選ぶ際のポイント:洗浄力、サイズ
  • 換気扇
    キッチンの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • オーブン
    焼き物やデザートの調理に使用
    選ぶ際のポイント:容量、温度調整機能
  • 電子レンジ
    素早く食材を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 調理器具
    包丁、まな板、ボウルなどの基本的な調理器具
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 保存容器
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:密閉性、サイズ
  • 調理用ミキサー
    スープの仕込みやソース作りに使用
    選ぶ際のポイント:パワー、清掃のしやすさ

ドリンク・バーエリア

  • ドリンクディスペンサー
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性
  • グラス
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • アイスマシン
    氷を供給するため
    選ぶ際のポイント:製氷速度、メンテナンスのしやすさ
  • シンク
    ドリンクエリアでの洗い物用
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • コーヒーマシン
    コーヒーを提供するため
    選ぶ際のポイント:抽出機能、容量
  • バー用ツール
    カクテルなどを作るための道具
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ

トイレ

  • トイレ用洗面台
    手を洗うため
    選ぶ際のポイント:デザイン、清掃のしやすさ
  • ハンドドライヤー
    手を乾かすため
    選ぶ際のポイント:乾燥速度、静音性
  • トイレ用品
    トイレットペーパー、手拭きペーパーなど
    選ぶ際のポイント:品質、コスト
  • 換気扇
    トイレの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 清掃用具
    トイレを清掃するため
    選ぶ際のポイント:使いやすさ、収納性

ストレージ・倉庫

  • 棚・収納
    食材や備品を保管するため
    選ぶ際のポイント:収納力、耐久性
  • 防犯カメラ
    防犯対策
    選ぶ際のポイント:画質、設置場所
  • 換気扇
    倉庫の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 在庫管理システム
    在庫を管理するため
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制

スタッフルーム

  • ロッカー
    スタッフの私物を保管するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、鍵の有無
  • 休憩用家具
    スタッフが休憩するため
    選ぶ際のポイント:快適性、耐久性
  • 電子レンジ
    スタッフが食事を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 冷蔵庫
    スタッフの食事を保管するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能

うどん屋の雰囲気を出すアイテム

  • 和風装飾品
    店内の雰囲気を和風にするため
    選ぶ際のポイント:統一感、素材
  • 間接照明
    雰囲気を高めるため
    選ぶ際のポイント:明るさ調整、デザイン
  • 掛け軸
    和風の雰囲気を演出するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、サイズ

 

記事の最後には、印刷して使える準備リストを作成したので、うどん屋の開業準備の際にご活用ください。

うどん屋開業に許可証は必要

うどん屋を開業する際は、事前に「飲食店営業許可」を取得する必要があります。

取得前に営業を開始してしまうと2年以下の懲役または200万円以下の罰金となるので注意しましょう。

 

飲食店営業許可を取得するには、「食品衛生責任者」の資格がまず必要になるため、講習を受けて取得します。

その後、必要な書類を準備して保健所に提出すれば申請は完了。あとは店舗検査を通り、申請が通れば晴れて営業がスタートです。

 

うどん屋を開業する前にチェックしておきたい許可証や申請、手続きの流れについては以下の記事を確認してください。

飲食店を開業するときに必要な手続きは?業態ごとに必要な設備もご紹介!

この記事を読む >

個人事業主でうどん屋を開業できる?

うどん屋の開業に必要な「飲食店営業許可」は、個人事業主でも取得が可能です。

個人事業主になるには、届出書を税務署に提出すれば簡単になれるので難易度は 高くありません。

国税庁のホームページから用紙をダウンロードできるので、個人事業主でうどん屋を開業するならこちらも一緒に手続きをしておきましょう。

 

個人事業主にならないという選択も可能ですが、税金関連や、仕事用クレジットカードの作成、補助金や助成金の申請ができないデメリットがあるため個人事業主になるメリットは大きいです。

こちらは税理士に相談をしたり、信頼できるWebサイトで情報収集をしてみるのがおすすめです。

うどん屋の開業費(初期費用)を安く抑えるには?

うどん屋を開業するときに初期費用を安く抑える方法として、高額になりがちな設備や什器、家具をレンタルで揃える方法があります。

そもそもなぜ初期費用を安くしたほうがいいのか、順を追って解説していきます。

なぜ初期費用を安くしたほうがいいのか?

飲食店は開業から3年以内の廃業が70%といわれ、どの業界よりも廃業率が高くなっています(参照:中小企業庁 – 小規模企業白書)。

廃業率が高い業界であるという意識は、参入する前に前提にしておきたいところです。

 

そして、廃業率が高い理由は様々ありますが、理由のひとつに「初期費用が高い」があります。

個人でも開業でき、業種によっては特別なスキルがなくても参入しやすい飲食店ですが、開業に必要な店舗や設備、什器などがたくさんあり、開業費用は500~1,000万円ほどかかります。

個人でもやりやすいことと初期費用の高さのギャップが大きく、のちのちの営業に影響が出てきてしまうことがあるのです。

 

また初期費用が高くなればなるほど回収するまでに時間がかかるため、重荷を背負いながら営業を続けなくてはいけない心理的な負担も大きくなってしまいます。

理想的なお店を作ることも大事ですが、自分自身の今後の生活や中長期的な店舗経営を考えたとき、初期費用を抑えることでリスクを減らし、想定外のトラブルにも柔軟に対応できるようになります。

そのためうどん屋を開業する際には、初期費用を安く抑えるという考え方も持っておくことが重要です。

初期費用を安くする方法

うどん屋開業の際にかかる初期費用を安くするには、高額な設備や什器、家具をレンタルで用意することをおすすめします。

他にも、家賃の安いところに出店する、お店を小さくする、お店をDIYで準備するといった方法もあります。

 

しかし、初期費用を抑えるのは目的ではなく、手段です。

家賃が安くてもお客さんが来ない場所に出店しては意味がありません。

DIYで準備をしようとしても、作業に時間がかかっていては、営業開始までの店舗家賃など、無駄に出費することにもなりかねません。

手っ取り早く、効果的な節約であり、お店の営業や経営をスムーズに進める方法が、お店の備品を「レンタル」で用意することなのです。

レンタルのメリット

レンタルでうどん屋に必要な設備や什器、家具を用意するメリットは、以下の4つ。

 

  • 購入するよりも初期費用を安くできる
  • 使わない設備があれば、無駄な出費なく返却できる(処分の費用もかからない)
  • 「買い切り」オプションを使って、レンタルしたものを買い取る
  • 使い慣れたものの所有権を得て、そのまま営業していける

 

全部をレンタルするのがよいというわけではなく、節約効果が期待できる、高額なものに絞ってレンタルを活用するのが賢い使い方です(冷凍冷蔵庫や麺茹で器、空調設備、食器洗浄機、オーブン、椅子、テーブルなど)。

例えば、業務用の冷凍冷蔵庫を購入すると50~100万円程度しますが、レンタルを活用すれば60日間で10万円程度から借りられます。

これが複数の設備になればさらに節約効果は高まるため、開業時には選択肢として持っておきたいところです。

 

また、レンタルによっては「買い切り」の選択もでき、支払ったレンタル料を差し引いた金額で購入ができるため、初期費用を安くするメリットにプラスしてそのまま使い続けられるメリットもあります。

 

 

うどん屋の開業時にはレンタルを活用して初期費用を抑え、リスクを下げた経営と柔軟に立ち回れる余裕を考えておくのも大事です。

うどん屋の準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。

品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。 

 

【Excel】開業時の準備管理シート

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