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2024.07.25
SUUTAマガジン編集部

中華料理店の開業で準備すべきものとは?レンタルの賢い活用法もご紹介!

中華料理店の開業を進めている方に向けて、この記事では『中華料理店の開業時に必要な設備・備品・什器』をリストアップしてご紹介していきます。
また、「モノ」だけでなく、開業時には申請や許可証の取得をする必要もあるため、開業前に知っておきたい中華料理店の飲食店営業許可についても解説します。

この記事をチェックして、中華料理店の開業準備を少しでもスムーズに進められたら嬉しいです。

中華料理店を開業する時に準備すべき備品・設備のリスト

中華料理店を開業する際に必要な設備・備品・什器は、以下10個のエリアごとに解説していきます。

 

  • 受付・レジ周り
  • 客席エリア
  • 個室エリア
  • カウンター席エリア
  • キッチンエリア
  • ドリンクステーション
  • 点心ステーション
  • トイレ
  • ストレージ(収納)エリア
  • テラス席

 

自身の店舗に設置を考えているエリアごとにチェックしてみてください。

また記事下部にはダウンロードできる準備リストのシートがあるので、開業準備にご活用ください。

受付・レジ周り

  • レジカウンター
    会計業務を行うため
    選ぶ際のポイント:耐久性、デザイン、収納スペース
  • POSシステム
    注文や会計の管理を行うため
    選ぶ際のポイント:操作性、機能性、サポート体制
  • キャッシュドロア
    現金管理のため
    選ぶ際のポイント:安全性、容量
  • レシートプリンター
    領収書を発行するため
    選ぶ際のポイント:印刷速度、耐久性
  • クレジットカードリーダー
    キャッシュレス決済対応のため
    選ぶ際のポイント:対応するカードの種類、操作性
  • メニュー看板
    メニューを表示するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、視認性

客席エリア

  • テーブル
    お客様が座って食事をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • 椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、デザイン、耐久性
  • 照明
    客席を明るくするため
    選ぶ際のポイント:明るさ、デザイン、省エネ性能
  • ゴミ箱
    お客様がゴミを捨てるため
    選ぶ際のポイント:容量、デザイン、清掃のしやすさ
  • デコレーションアイテム
    中華風の雰囲気を作り出すため
    選ぶ際のポイント:テーマに合ったデザイン

個室エリア

  • テーブル
    プライベートな食事を楽しむため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • 椅子またはソファ
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、デザイン、耐久性
  • 照明
    部屋を明るくするため
    選ぶ際のポイント:明るさ、デザイン、省エネ性能
  • デコレーションアイテム
    雰囲気を作り出すため
    選ぶ際のポイント:テーマに合ったデザイン

カウンター席エリア

  • カウンター
    お客様が調理風景を楽しむため
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • カウンターチェア
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、デザイン、耐久性
  • 照明
    カウンター席を明るくするため
    選ぶ際のポイント:明るさ、デザイン、省エネ性能

キッチンエリア

  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • 調理台
    食材の準備や調理を行うため
    選ぶ際のポイント:サイズ、耐久性、衛生面
  • ガスコンロまたはIHコンロ
    調理を行うため
    選ぶ際のポイント:火力調整の容易さ、耐久性
  • オーブン
    調理を行うため
    選ぶ際のポイント:調理性能、サイズ、操作性
  • フードプロセッサー
    食材の下ごしらえを行うため
    選ぶ際のポイント:機能性、操作性、清掃のしやすさ
  • 炊飯器
    ご飯を炊くため
    選ぶ際のポイント:容量、炊き上がりの均一性
  • 蒸し器
    蒸し料理を作るため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性
  • フライヤー
    揚げ物を作るため
    選ぶ際のポイント:操作性、容量、清掃のしやすさ
  • ウォークインクーラー
    大量の食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、温度管理、エネルギー効率
  • シンク
    食器や調理器具を洗うため
    選ぶ際のポイント:サイズ、耐久性
  • 食器洗浄機
    食器を洗うため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能

ドリンクステーション

  • コーヒーマシン
    コーヒーを提供するため
    選ぶ際のポイント:操作性、メンテナンスのしやすさ
  • エスプレッソマシン
    エスプレッソを作るため
    選ぶ際のポイント:抽出性能、操作性、清掃のしやすさ
  • アイスメーカー
    氷を作るため
    選ぶ際のポイント:製氷量、サイズ、メンテナンスのしやすさ
  • ドリンクディスペンサー
    飲み物を提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性、メンテナンスのしやすさ

点心ステーション

  • 蒸し器
    点心を蒸すため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性
  • 点心用ケース
    点心を展示するため
    選ぶ際のポイント:温度管理、視認性、清掃のしやすさ
  • まな板
    点心を準備するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、衛生面、サイズ
  • 包丁
    点心を切るため
    選ぶ際のポイント:切れ味、メンテナンスのしやすさ

トイレ

  • トイレ(便器)
    お客様が使用するため
    選ぶ際のポイント:清掃のしやすさ、デザイン、耐久性
  • 手洗いシンク
    手を洗うため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • ハンドドライヤーまたはペーパーディスペンサー
    手を乾かすため
    選ぶ際のポイント:乾燥性能、耐久性、省エネ性能
  • ミラー
    お客様が身だしなみを整えるため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • トイレットペーパーホルダー
    トイレットペーパーを設置するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、デザイン、使いやすさ

ストレージ(収納)エリア


  • 備品や食材を収納するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、サイズ、収納力
  • ロッカー
    スタッフの私物を収納するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、鍵付きかどうか
  • 収納ボックス
    小物を整理するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性

テラス席

  • 屋外用テーブル
    お客様が座って食事をするため
    選ぶ際のポイント:耐候性、デザイン、サイズ
  • 屋外用椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:耐候性、デザイン、座り心地
  • パラソル
    日差しを遮るため
    選ぶ際のポイント:サイズ、耐久性、デザイン
  • 屋外用ゴミ箱
    お客様がゴミを捨てるため
    選ぶ際のポイント:容量、耐候性、デザイン

中華料理店の開業に必要な許可証とは?

中華料理店を開業する際には、必ず「飲食店営業許可」の取得が必要になります。

 

飲食店営業許可を取得するには、以下2つの条件を満たす必要があるので、必ず事前に確認しておきましょう。

 

  • 食品衛生責任者の設置
  • 防火管理者の設置(店舗スタッフ含めて30人以上の収容人数となる場合)

 

食品衛生責任者は、1日かけて行われる「食品衛生責任者養成講習」を受講することで取得できます。受講料は1万円ほど。

防火管理者も1万円ほどの講習を受講することで取得が可能です。こちらの申請は、管轄消防署又は消防出張所となります。

 

飲食店の許可証や申請については、以下の記事にまとめているので確認してみてください。

飲食店を開業するときに必要な手続きは?業態ごとに必要な設備もご紹介!

この記事を読む >

初期費用を抑えて中華料理店を開業する方法

中華料理店の開業費をできるだけ節約してオープンしたい方は、初期費用が大きくかかる設備や什器をレンタルするのがおすすめです。

 

理由は、新品・中古問わず購入するよりも初期費用を抑えることができるため、必要な資金を低額にできたり、浮いた予算を広告費や人件費、内装費などに充てることもできます。

中華料理店開業の初期費用を抑えることができるレンタルを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

レンタル・リースの違いとは?

中華料理店を開業する時に必要な設備・備品・什器などは、以下3つの方法で手に入れることができます。

 

  • 購入
  • リース
  • レンタル

 

それぞれメリットとデメリットがあるため、準備前にチェックしておき、自身に合った方法で開業準備を進めていきましょう。

 

購入

レンタル

リース

初期費用

月額費用

低~高

中程度

契約期間

短期(1ヶ月~)

中長期(1年~)

途中解約

契約により可能

基本不可

メリット

所有権が得られる/長期利用ならコストが低い

初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能

初期費用が低い/新品の商材が使える

デメリット

初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる

長期的にはコストが高い/所有権が得られない

契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間

レンタルのデメリットは、中長期的に借り続けると合計の出費が購入よりも多くなり損をしてしまうことです。

しかし、「買い切り」ができるレンタルを活用すれば、初期費用を抑えて導入できるだけでなく、購入金額と大きく変わらず手に入れてそのまま中華料理店の営業を続けることができます。

 

 

リースは、中途解約が基本できない契約が多いため、契約前に必ずチェックして比較することが大事です。

用意するものをリストアップして、それぞれ購入・レンタル・リースの管理ももできるよう以下のシートを活用してみてください。

【Excel】開業時の準備管理シート

【法人向け】SUUTAに登録する手順を画像付きで解説!

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