メキシコ料理店の開業準備を進めている方、開業しようと考えている方に向けて、この記事ではメキシコ料理店を開業するときに必要な設備・備品・什器を解説していきます。
全10エリア分けて必要になりそうなものをピックアップしているので、自身の店舗に合わせて用意を進めてください。
またメキシコ料理店などの飲食店を開業するには許可証も必要となります。一緒に確認していきましょう。
メキシコ料理店の開業時に必要なものを以下11個のエリアごとにリストアップしました。
印刷して使える準備リストのシートを作成したので、メキシコ料理店の開業準備にご活用ください。
メキシコ料理店を開業するのであれば、保健所に申請をして許可を得る必要があります。
許可を得る条件として、1店舗に1人の食品衛生責任者がいなければならないため、店主や従業員が「食品衛生責任者」の資格を取得する必要があります。
食品衛生責任者は、約1万円ほどの講習を受けると取得できるため難易度は高くありません。
また、資格とは別に申請書の作成や店舗が許可の基準に適しているか検査を受ける必要もあるので、余裕を持って準備を進めることをおすすめします。
メキシコ料理店を開業する際の許可や申請については、以下の記事で解説しているのでチェックしてください。
メキシコ料理店を開業するときには、内装費や家賃、設備や什器の導入、備品の用意などがかかります。この開業費を安く抑えることで、事業の安定化や別予算(広告費や人件費など)への投資、余裕を持った経営ができます。
そこで効果的な方法が、設備や什器、機材をレンタルで調達することです。
新品で購入することは必ずしも必要ではなく、レンタルを活用することで大きなコストカットが期待できます。
特に厨房機器や空調設備、大型什器は初期費用が高くなることが多いため、それをレンタルで調達できれば効果が高いです。
また、レンタルは一度きりではなく継続利用ができ、買い切りオプションがあれば支払ったレンタル料を差し引いて買い取ることもできるので、購入するよりもリスクを抑えられます。
メキシコ料理店の初期費用を安く抑えるために、レンタルの活用も検討してみてください。
メキシコ料理店を開業するときに必要なものは、購入・レンタル・リースで調達することが大半です。
この3つの調達方法には特徴やメリット、デメリットがあるので、事前に知ったうえで準備することをおすすめします。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
メキシコ料理店の開業準備をする際に、すべてを購入やレンタルで揃える必要はありません。
それぞれのメリット・デメリットをふまえ、上手に使い分けて準備を進めると、初期費用を安く抑え、経営をスムーズに進められます。
特に、高額になりがちな大型の設備や什器に関しては、レンタルで揃えると節約効果があるのでおすすめです。
メキシコ料理店の準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。