ベトナムレストラン開業を目指している方に向けて、この記事では準備段階で必要な設備・備品・什器をリストアップしてご紹介していきます。
また、ベトナムレストランは飲食店のため飲食店営業許可の取得が必要です。
スムーズな開業とその後の繁盛を目指して準備していきましょう。
ベトナムレストランの開業時に必要なものを以下11個のエリアごとにリストアップしました。
印刷して使える準備リストのシートを作成したので、記事の最後でダウンロードし、ベトナムレストランの開業準備にご活用ください。
ベトナムレストランを開業するときに必要な許可証は、飲食店営業許可です。
そして、この「飲食店営業許可」を取得するには、食品衛生責任者の資格を証明する書類が必要です。そのため営業許可を得る前に食品衛生責任者の資格を取得しましょう。
食品衛生責任者の資格は1万円ほどの講習を受けることで取得でき、取得までのハードルは低いです。
業種によって別途必要な許可証や申請書類、準備から開業までの流れについては、以下の記事で解説しているので必ずチェックしてください。
飲食店を開業するときには資金が必要ですが、十分な資金が用意できなかったり、限られた資金の中でやりくりを考えたりなど、資金面では悩むことが多いです。
そこでおすすめしたいのが、初期費用を抑えるために設備や備品、什器などをレンタルで用意すること。
レンタルなら初期費用は借りる期間に応じて決まるため、購入するよりも大きく予算を節約ができます。
節約して浮いた予算を、例えば内装費や広告費、人件費に回すことで、思い描いていた店舗内装、効果的な集客、スムーズな店舗営業に還元できるのです。
レンタルのデメリットは、レンタル期間が長くなれば合計コストが「購入」よりも多くなること。
ですが、買い切りオプションがあるレンタルを活用すれば、支払ったレンタル料を差し引いて購入できるためデメリットの解消になります。
ベトナムレストラン開業の初期費用を節約するなら、レンタルで設備や家具、什器の導入がおすすめです。
ベトナムレストランを開業するときに必要なものは、購入・レンタル・リースで調達することが大半です。
この3つの調達方法には特徴やメリット、デメリットがあるので、事前に知ったうえで準備することをおすすめします。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
購入、レンタル、リース、サブスクともに特徴やメリット・デメリットがあるため、正解があるわけではありません。
購入は、消耗品や小さなもの、最初から所有しておきたいものに向いています。
レンタルは、高額の設備や什器、長期的に使うかわからないもの、まず試して使ってみたいものに向いています。
リースは、パソコンや複合機を多数借りることに向いているので、飲食店にはやや不向きかもしれません。
そのため、開業時は「購入」と「レンタル」をうまく使い分けて準備することが大事です。
少しでもベトナムレストラン開業のお役に立てたらと思います。
ベトナムレストランの準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。