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2024.08.02
SUUTAマガジン編集部

パン屋の開業で必要な備品・設備のリスト!レンタルで初期費用を抑える方法もご紹介!

パン屋開業時にはパン製造のために必要な設備や備品、陳列のための什器が必要になります。

他にも経営計画や事業契約、人材採用、広告掲載、物件探し、内装デザイン、許可証の取得など準備すべきことがたくさん。
そこで、この記事ではパン屋開業時に必要なものを忘れないよう、設備や備品、什器をリストアップしてご紹介していきます。

パン屋開業時に準備すべき備品・設備のリスト

受付・レジ周り

  • レジカウンター
    会計業務を行うため
    選ぶ際のポイント:耐久性、デザイン、収納スペース
  • POSシステム
    注文や会計の管理を行うため
    選ぶ際のポイント:操作性、機能性、サポート体制
  • キャッシュドロワー
    現金管理のため
    選ぶ際のポイント:安全性、容量
  • レシートプリンター
    領収書を発行するため
    選ぶ際のポイント:印刷速度、耐久性
  • クレジットカードリーダー
    キャッシュレス決済対応のため
    選ぶ際のポイント:対応するカードの種類、操作性
  • メニュー看板
    メニューを表示するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、視認性

客席エリア(イートインスペースがある場合)

  • テーブル
    お客様が座って食事をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • 椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、デザイン、耐久性
  • 照明
    客席を明るくするため
    選ぶ際のポイント:明るさ、デザイン、省エネ性能
  • ゴミ箱
    お客様がゴミを捨てるため
    選ぶ際のポイント:容量、デザイン、清掃のしやすさ
  • デコレーションアイテム
    雰囲気を作り出すため
    選ぶ際のポイント:テーマに合ったデザイン

製造エリア(ベーカリーキッチン)

  • ミキサー
    生地を混ぜるため
    選ぶ際のポイント:容量、パワー、耐久性
  • フードプロセッサー
    食材の下ごしらえを行うため
    選ぶ際のポイント:機能性、操作性、清掃のしやすさ
  • パンニーダー(生地こね機)
    パン生地をこねるため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性、耐久性
  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • 作業台
    食材の準備や生地の成形を行うため
    選ぶ際のポイント:サイズ、耐久性、衛生面

焼成エリア(オーブンエリア)

  • コンベクションオーブン
    パンを焼くため
    選ぶ際のポイント:均一な焼き上がり、容量、操作性
  • ラックオーブン
    大量のパンを焼くため
    選ぶ際のポイント:容量、焼き上がりの均一性
  • ベーカリーデッキオーブン
    クラストのしっかりしたパンを焼くため
    選ぶ際のポイント:焼成性能、操作性、サイズ
  • 焼成用トレイ
    パンを焼くため
    選ぶ際のポイント:耐熱性、清掃のしやすさ

ドリンクステーション(イートインスペースがある場合)

  • コーヒーマシン
    コーヒーを提供するため
    選ぶ際のポイント:操作性、メンテナンスのしやすさ
  • エスプレッソマシン
    エスプレッソを作るため
    選ぶ際のポイント:抽出性能、操作性、清掃のしやすさ
  • アイスメーカー
    氷を作るため
    選ぶ際のポイント:製氷量、サイズ、メンテナンスのしやすさ
  • ドリンクディスペンサー
    飲み物を提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性、メンテナンスのしやすさ

パン陳列エリア

  • 陳列棚
    パンを陳列するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、容量、取りやすさ
  • ガラスケース
    パンを保護しつつ展示するため
    選ぶ際のポイント:視認性、清掃のしやすさ、デザイン
  • トングおよびトレイ
    お客様がパンを取りやすくするため
    選ぶ際のポイント:耐久性、衛生面
  • ラベルディスプレイ
    パンの種類や価格を表示するため
    選ぶ際のポイント:視認性、デザイン

トイレ

  • トイレ(便器)
    お客様が使用するため
    選ぶ際のポイント:清掃のしやすさ、デザイン、耐久性
  • 手洗いシンク
    手を洗うため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • ハンドドライヤーまたはペーパーディスペンサー
    手を乾かすため
    選ぶ際のポイント:乾燥性能、耐久性、省エネ性能
  • ミラー
    お客様が身だしなみを整えるため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性
  • トイレットペーパーホルダー
    トイレットペーパーを設置するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、デザイン、使いやすさ

ストレージ(収納)エリア


  • 備品や食材を収納するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、サイズ、収納力
  • ロッカー
    スタッフの私物を収納するため
    選ぶ際のポイント:耐久性、鍵付きかどうか
  • 収納ボックス
    小物を整理するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン、耐久性

テラス席(あれば)

  • 屋外用テーブル
    お客様が座って食事をするため
    選ぶ際のポイント:耐候性、デザイン、サイズ
  • 屋外用椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:耐候性、デザイン、座り心地
  • パラソル
    日差しを遮るため
    選ぶ際のポイント:サイズ、耐久性、デザイン
  • 屋外用ゴミ箱
    お客様がゴミを捨てるため
    選ぶ際のポイント:容量、耐候性、デザイン

パン屋開業には許可証も必要!

パン屋開業では設備や備品、什器だけでなく、許可を取得して開業することとなります。

 

テイクアウトだけでのパン屋の場合は『菓子製造業許可』が、イートインスペースがあるパン屋の場合は『飲食店営業許可』が必要となります。

どちらも「食品衛生責任者」を設置する必要があり、約1万円の講習で取得可能です。

 

『菓子製造業許可』と『飲食店営業許可』には細かい違いもあるため、自身のパン屋の計画や予定を持って管轄の保健所に相談するとスムーズに許可証の取得ができるでしょう。

 

開業までの手続きに関しては以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてぜひ参考にしてください。

飲食店を開業するときに必要な手続きは?業態ごとに必要な設備もご紹介!

この記事を読む >

初期費用を抑えてパン屋を開業するには?

店舗開業は、設備や什器だけでなく、広告費や人件費、内装費など初期費用がいたるところで発生します。

 

そこでおすすめしたいのが、レンタルで設備や什器などを揃えること。

 

レンタルだと購入よりも1桁、2桁と初期費用を抑えることができ、浮いた予算で広告費や人件費、内装費などに充てて開業をよりスムーズに進めることができます。

また途中解約ができるため、思わぬリスクに備えられます。

買い切りがある場合には、使い慣れた設備をそのまま買い取ってパン屋を続けられるため、柔軟な選択ができ開業時にはおすすめの選択です。

 

 

レンタル・リース・サブスクの違いとは?

パン屋開業時に必要な設備や備品を用意する選択肢としては、主に以下4つがあります。

 

  • 購入
  • リース
  • レンタル
  • サブスク

 

それぞれメリットとデメリットがあるので、準備をする前にチェックし、店舗の状況などに合わせて調達方法を検討しましょう。

 

購入

レンタル

リース

サブスク

初期費用

月額費用

低~高

中程度

低~高

契約期間

短期(1ヶ月~)

中長期(1年~)

短期(1ヶ月~)

途中解約

契約により可能

基本不可

可能

メリット

所有権が得られる/長期利用ならコストが低い

初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能

初期費用が低い/新品の商材が使える

初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能

デメリット

初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる

長期的にはコストが高い/所有権が得られない

契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間

長期的にはコストが高い/所有権が得られない

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