バレンタインは「男性にチョコレートを渡す日」だけでなく、家族や友人と楽しむ「パーティーイベント」としても人気が高まっています。
しかし、いざ企画しようとすると「どんなことをすればいいの?」「料理が苦手だけど、簡単に作れるチョコレートレシピはある?」と悩む人も多いのではないでしょうか?
本記事では、バレンタインパーティーにすぐに取り入れられるアイデアに加え、初心者でも簡単に作れるバレンタイン向けスイーツレシピを厳選してご紹介します。
今年のバレンタインは、ちょっとした工夫とアイデアで、思い出に残る楽しいパーティーを叶えましょう。
INDEX
バレンタインパーティーを盛り上げるには、仲間がワクワクする雰囲気づくりや企画が欠かせません。ここでは、フォトブースやプレゼント交換、スイーツ作りなど、パーティーに取り入れやすいアイデアをご紹介します。

バレンタインらしいフォトブースを用意すると、パーティーの雰囲気が一気に華やかになります。
ハート柄のガーランドや赤・ピンクの風船、メッセージカードなどを背景に飾るだけで、SNS映えする空間が完成しますよ。
DIYはもちろん、バレンタイン用のパーティーグッズを100円ショップや雑貨店で揃えてもよいでしょう。
また、事前にフォトブースの雰囲気を参加者に伝えて、それに合わせた衣装を用意していただくと、統一感のある素敵な写真を撮影できます。
さらに、撮影用のライトやスマホスタンドを用意しておくと、写真の質がワンランクアップし、記憶に残る1枚が完成します。

プレゼント交換は、手軽に楽しめる定番のパーティー企画です。
事前に「1,000円以内」「実用的なもの」など、テーマや予算を決めておくことで、参加者同士の負担も軽くなり、選びやすくなります。
バレンタインらしく、チョコレートをメインとしたプレゼントに設定すると、パーティーの雰囲気もアップしますよ。
何が当たるかわからないワクワク感は、会話のきっかけにもなり、一気に場が和むでしょう。

みんなでスイーツ作りに挑戦することも、バレンタインパーティーならではの楽しみ方です。
チョコフォンデュや型抜きチョコなど、材料が少なく簡単に作れるメニューなら初心者でも安心。
作業を分担すれば、調理の時間もイベントの一部になり、自然と交流が深まります。
完成したスイーツを写真に撮ったり、盛り付けを工夫したりすると、仕上がりの満足感もぐっと高まるでしょう。
また、作る過程で生まれる会話や「おいしくできるかな?」という期待感もスイーツ作りの魅力。
味見をしながら進めたり、好きなトッピングを選び合ったりと、小さな楽しみが随所にあるので、パーティー全体がより和やかな雰囲気になります。

プロジェクターを使った演出は、パーティーの特別感をグッと高めます。
大画面で仲間が好きな映画を上映したり、事前に集めた写真や動画をスライドショーにしたりすれば、一気に盛り上がる演出になります。
照明を落としてゆったり楽しむ時間は、家では味わえない非日常体験になります。
とは言っても、プロジェクターを持つご家庭は、中々ありませんよね。
「パーティーのためだけに買うなんて、もったいない!」そう感じる人は、プロジェクターのレンタルサービスもあるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
エクスジミー/XGIMI Mogo3 Pro

自宅での準備が難しい場合や人数が多い場合は、レンタルスペースの活用を検討してみましょう。
前もって部屋を片付ける必要がないので、一人に負担がかからず済みます。
キッチン付きの場所を選べば、スイーツ作りもスムーズ。
自宅と違って、ご近所を気にせず楽しめるため、サプライズ演出やゲームはもちろん、音や映像を使った企画も取り入れやすく、自由度の高いパーティーが実現できます。
人数に合った広さを選べるので、窮屈さもなく快適に過ごせますよ。
レンタルスペース

バレンタインパーティーでは、簡単でおいしく作れるスイーツがあると、テーブルの雰囲気がパッと明るくなります。
そこで今回は、初心者でも挑戦しやすい定番レシピをピックアップしました。
スイーツ作りが苦手な人でも、失敗しにくいコツもお伝えしますので、気になるスイーツからぜひ試してみてください。

温かいチョコがとろりと溶け出すフォンダンショコラは、見た目の豪華さとは裏腹に、意外と簡単に作れるスイーツです。
ポイントは、チョコレートとバターを焦がさないために湯煎で丁寧に溶かし、焼き時間を短く調整すること。
外側はふんわり、中は半熟の食感になるよう、オーブンの様子をこまめにチェックすると失敗しにくくなります。
焼きたてならではの食感は、パーティーで作るからこそ味わえるもの。温かいフォンダンショコラから立ちのぼる濃厚なチョコの香りが食卓を包み込み、心地よい時間が流れますよ。
【オーブンを使ったフォンダンショコラのレシピ例】
▼材料(4個分)
スイートチョコレート(刻む) 90g
ミルクチョコレート(刻む) 20g
バター(食塩不使用) 80g(小さく切り、室温に戻す)
卵 Mサイズ2個
薄力粉 25g
▼作り方
(準備)プリン型にバター(分量外)を薄くぬり、薄力粉(分量外)をふって余分な粉は落としておく
① 耐熱容器にチョコレート(2種類)とバターを入れ、ラップなしで庫内中央に置き、レンジ600Wで1~2分加熱する。途中、2~3度混ぜる。しっかりと混ぜてチョコレートとバターが溶けて完全に混ざり合ったらやめる
② ①に溶き卵を加えてよく混ぜ合わせ、薄力粉をふるい入れてさっくりと混ぜる
③ 庫内には何も入れず、オーブンを220℃に予熱する
④ 型に②を8分目まで流し入れ、軽く落として空気を抜く
⑤ 予熱終了後、角皿に④を並べて下段に入れて加熱する(220℃で7~12分)
⑥ 加熱終了後、すぐに型から抜いてお皿に盛り付ける
東芝/TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ ER-D7000A 【石窯ドーム】

チョコムースは、濃厚なのにふんわり軽い口どけが魅力のスイーツ。
通常は生クリームを泡立てる工程が必要ですが、ミキサーを使って素材を一度に混ぜ合わせるだけで、驚くほど滑らかに仕上がります。
分離しにくく、均一な食感になるため、初心者でも扱いやすい点がメリットです。
冷蔵庫でしっかり冷やすことで、程よく固まりシルキーな舌触りに。
手軽でおしゃれな一品として、パーティーメニューに加えてみてはいかがでしょうか。
【ミキサーを使ったチョコムースのレシピ例】
▼材料(4人分)
〈A〉
板チョコレート 100g
生クリーム 200g
牛乳 300g
てんさい糖 50g
ゼラチン 8g
〈トッピング〉
純ココア 小さじ1
▼作り方
① Aをミキサーに入れ、攪拌スピードを徐々に上げながら約5~6分攪拌する
② 攪拌したものを型に流し入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし、固まったら完成
出典:「チョコムース│バイタミックス」
バイタミックス/Vitamix A2500i S

バレンタインの定番スイーツといえば「ガトーショコラ」。
シンプルな材料で作れるケーキですが、実は温度管理や混ぜ方によって仕上がりの食感が大きく変わる、繊細なお菓子でもあります。
チョコレートとバターを湯煎で溶かし、卵や粉類を加えてオーブンで丁寧に焼き上げるため、初心者には難しいと感じることも。
焼き加減が少しでもズレると「固くなる」「パサつく」といった失敗が起きやすいところが悩ましいです。
しかし最近は、温度を自動調整できる調理家電が増え、材料を混ぜて流し込みスイッチを押すだけで、しっとりなめらかなガトーショコラが作れるようになりました。
自動調理器を使ってパーティーの前日に仕込んでおけば、当日は盛り付けるだけで華やかな一品が完成します。
【自動調理器を使ったガトーショコラのレシピ例】
▼材料
チョコレート 150g
無塩バター 90g
牛乳 35g
卵 150g(M3個)
細目グラニュー糖 80g
〈A〉
薄力粉 35g
ココア 35g
ベーキングパウダー 5g
トッピング用粉砂糖 適量
▼作り方
① 卵は室温に戻しておく。[A]は合わせてふるっておく。内鍋の内側に薄く無塩バター(分量外)をぬっておく
② ボウルにチョコレート・無塩バター・牛乳を入れ、50~55℃程度の湯せんで溶かす
③ 別のボウルに卵・グラニュー糖を入れ、ホイッパーで混ぜ合わせる
④ ③に②の溶かしたチョコレートを加え、ホイッパーで混ぜ合わせる
⑤ ④にふるっておいた[A]を加え、混ぜ合わせる
⑥ 内鍋に⑤を入れ、本体にセットし、メニューを選択して調理をスタートする
⑦ 加熱後、竹串を刺してどろっと生地がついてこなければ焼き上がり。焼きが足りない場合は延長で加熱を追加してください
⑧ 加熱直後はまだ柔らかいので、粗熱が取れてから内鍋から取り出して網にのせて冷ます。内鍋に入るサイズのお皿を当てて、ひっくり返す
⑨ 冷めたらトッピング用粉砂糖をふってできあがり
シャープ/SHARP ヘルシオホットクック ホワイト系 KN-HW16G

生チョコは、なめらかな口どけと濃厚な風味が魅力のバレンタイン定番スイーツ。
材料が少なく手軽に見えるものの、湯煎の温度が高すぎたり、水分が混ざったりするとすぐに分離してしまう、やや扱いにコツが必要なお菓子でもあります。
そんな生チョコ作りに意外と活躍する調理器具が、パン作りのイメージが強い「ホームベーカリー」。
実は、温度を一定に保ちながら材料を均一に混ぜることが得意で、口当たりなめらかに仕上げてくれます。
湯煎の温度調整が不要になり、失敗しにくい点も魅力です。
前日に作って冷蔵庫で冷やしておけば、当日はカットして並べるだけ。
ひと口サイズの上品な生チョコは、パーティー後の手土産にもぴったりです。
【ホームベーカリーを使った生チョコのレシピ例】
▼材料
ミルクチョコレート(市販の板チョコレート) 164~174g(3枚)
生クリーム(乳脂肪分35%) 70g(約70mL)
はちみつ 10g
▼作り方
① パンケースに、パン羽根をセットする
② パンケースに板チョコレートを割り入れる
③ 生クリーム、はちみつを入れ本体にセットし、メニューから「生チョコ」を選択し、スタートする
④ ピッピッと鳴ったら、「取消」を押して、パンケースを取り出し、ゴムべらでパン羽根についたチョコレートを落としてから手でパン羽根を外す
※必ずゴムべらなど柔らかいもので取り出してください
⑤ ラップやクッキングシートをしいたバットなどの平らな容器にゴムべらで流し入れる
⑥ 冷蔵庫で2時間以上冷やし固める
⑦ 適度な大きさに切り分ける
パナソニック/Panasonic ホームベーカリービストロ SD-MDX4-K

チョコブラウニーは、外は少しサクッと、中はしっとり濃厚な食感が楽しめる、アメリカ発祥の定番スイーツ。
材料を混ぜて焼くだけのシンプルなお菓子ですが、実は火加減によって仕上がりが大きく変わるため、オーブン調理が苦手な人には意外と難しい一面もあります。
「焼きすぎて固くなる」「中心が生焼けになる」といった失敗は、家庭のオーブンの温度ムラが原因になることも。
そんな時に活躍するのが、温度を一定に保ちながら均一に焼き上げてくれる「ホットプレート」です。
細やかな火加減を気にせず仕上がりが安定し、パーティー用にたくさんの量を作るときにも便利です。
焼き上がったブラウニーにナッツやチョコチップでデコレーションすれば、見た目にも映えるひと皿になります。
【ホットプレートで作るチョコブラウニーのレシピ例】
▼材料
(A)
薄力粉 50g
ココアパウダー 25g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ミルクチョコレート 100g
無塩バター 50g
お湯 (湯煎用・50℃) 適量
卵 (Mサイズ) 1個
砂糖 50g
生クリーム 50ml
くるみ (無塩) 20g
粉糖 小さじ1
▼作り方
(準備) クッキングシートを15×20cmに折って型を作っておきます
① ホットプレートにクッキングシートを敷き、くるみを粗く砕き入れて並べ、こんがりとした焼き色がつくまで炒ります
② (A)を合わせて2回ふるいます
③ 耐熱性のボウルにミルクチョコレートを砕き入れ、バターを加え、耐熱性のゴムベラで混ぜ合わせながら湯煎で溶かします
④ 別のボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器を使い、白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます
⑤ ③に②、④、生クリームを加え、均一に混ぜ合わせます
⑥ クッキングシートで作った型に⑤を流し入れ、平らにならします
⑦ ⑥をホットプレートにのせ、1を等間隔にのせ、150℃に設定し、蓋をして15分焼きます
⑧ 表面を指で触り、生地がくっつかなければ焼き上がりです。粉糖をふって完成です
ブルーノ/BRUNO ホットプレート グランデサイズ

バレンタインパーティーでは、フォトブースやプレゼント交換など、ちょっとした工夫を加えるだけで雰囲気はぐっと明るくなり、手作りスイーツが加われば特別感もアップします。
とはいえ、すべてを自分で準備しようとすると時間や手間がかかり、肝心のパーティーを楽しめなくなることも。
そんなときは、家電やパーティーグッズを必要なときだけ用意できる「レンタルサービス」を活用しましょう。
大切な人との時間を、もっと気軽に、楽しんでみてくださいね。
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