ステーキハウス開業に向けて準備しておきたいものをエリアごとに分けてリストアップしました。
調理設備や会計まわり、厨房設備、ステーキハウスの雰囲気を出すアイテムなど全11エリアごとにピックアップしたので、自身のステーキハウスに合ったものや足りないものの参考にしてください。
ステーキハウスの開業時に必要なものを以下11個のエリアごとにリストアップしました。
記事の最後には、印刷して使える準備リストのシートも作成したので、ステーキハウスの開業準備にご活用ください。
ステーキハウスは飲食店なため、開業時には「飲食店営業許可」の申請をして許可証を取得する必要があります。
許可証を取得するには、食品衛生責任者の資格を持つ人を1店舗に1人設置するのが条件となるため、資格を持っていない場合は、取得しないといけません。
食品衛生責任者の資格は、約1万円ほどの講習を受講すると取得できハードルは低いです。
具体的な申請内容や流れ、必要な許可証については以下の記事で解説しているので確認してください。
ステーキハウスを開業する際の許可や申請については、以下の記事で解説しているのでチェックしてください。
飲食店の開業には多大な出費がかかるため、開業費を節約することが中長期的な目線では大事です。
ステーキハウス開業時に必要な設備や備品、什器をレンタルで用意すると、購入するよりも安くできるのでおすすめ。
レンタルなら期間に応じて費用が発生するため、購入よりも10倍や100番の初期費用節約につながります。
デメリットは長く借りると購入より費用が多くなってしまうことですが、買い切りオプションのあるレンタルなら支払った金額を引いて買取できるため一石二鳥です。
初期費用を節約するなら、一度レンタルで高額な設備や什器を用意することを検討してみてください。
ステーキハウス開業に必要な設備や什器は、一般的には以下の方法で調達することが多いです。
これらの調達方法にはそれぞれ特徴やメリット、デメリットがあるため、事前に違いを理解したうえで準備に進んでいきましょう。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
ステーキハウスの場合は、食材を保存するための冷凍冷蔵庫や調理のためのグリドル、オーブンなど高額の商品をレンタルするのがおすすめです。
理由は、高額な商品ほど購入するよりもレンタルすることで初期費用が安くなるためです。
浮いた予算を別に充てたり、リスクヘッジのため現金を貯めておくという考え方もできます。
レンタルできるものがあるかどうか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ステーキハウスの準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。