アメリカンダイナーを始めるときには、飲食店として絶対に必要なものはもちろん、レトロな装飾やヴィンテージアイテム、ジュークボックスなど雰囲気を出すために準備しておきたいものもあります。
この記事では、アメリカンダイナーを開業するときに必要になる設備・備品・什器をリストアップしてご紹介していきます。
アメリカンダイナーの開業時に必要なものを以下10個のエリアごとにリストアップしました。
記事下部では、印刷して使える準備リストのシートを作成したので、アメリカンダイナーの開業準備にご活用ください。
アメリカンダイナーを開業するのであれば、飲食営業店許可証の取得が必須です。
飲食営業店許可証を取得するには、以下2つの条件があります。
保健所による店舗の検査が通り、営業許可証が交付されたら営業をスタートできます。
許可証なしにアメリカンダイナーを開業することはできないので注意しましょう。
アメリカンダイナーを開業する際の許可や申請については、以下の記事で解説しているのでチェックしてください。
アメリカンダイナーは一般的な飲食店よりも内装などにアメリカンな雰囲気を出すことが大事で、その分必要なものが多くなり、用意するものも高額であることが多いです。
本当に必要なものに予算をかけられるよう、レンタルできるものはレンタルをし、開業費を節約するのがおすすめです。
レンタルなら購入するよりも初期費用を安く抑えることができ、あまり世に出回っていないものを中古レンタルで設置できることもあるので、一度検討してみてほしいです。
買い切りオプションがあれば、支払ったレンタル料金を差し引いた金額で買取ができるので、アメリカンダイナーの開業時には相性のよい方法となります。
アメリカンダイナーを開業するときに必要なものは、以下3つの方法で調達することになるでしょう。
これらの調達方法にはそれぞれ特徴やメリット、デメリットがあるため、事前に理解したうえで準備に進んでいきましょう。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
高額なものや長期的に使うかわからないものは、まずレンタルで調達して初期費用を抑えるのがおすすめです。
その際には、必ずレンタル期間と料金、新品と中古、延長の有無、買い切りの有無については確認しておきましょう。
アメリカンダイナーの準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。