冬になると、加湿器を使うべきか迷いつつも、部屋の乾燥を強く感じないと、別にいらないかもしれないと思いがちです。手入れの手間や置き場所、電気代のことを考えると、なおさらですよね。
ただ、乾燥は気づきにくいのが厄介なところです。喉のイガイガや肌のカサつき、静電気、寝起きの不快感など、はっきり乾燥と結びつけにくい形で影響が出ることもあります。
この記事では、加湿器は意味ない、自分には不要と感じている方に向けて、加湿器が役立つケースとそうでないケースの見分け方を整理します。
あわせて、使う場合のメリットやコスパよく続けるコツ、加湿器を使わないときの代わりになる保湿法も紹介します。
買うべきかやめるべきかを納得して決めたい方は、判断材料としてぜひ参考にしてください。
INDEX

まずは加湿器の必要性と、日常生活に加湿器を取り入れるメリットを確認しましょう。
加湿器はいらない、不要だと感じている方にこそ知ってもらいたい、加湿器にまつわる興味深い内容をご紹介します。

加湿器で部屋を適度な湿度に保つと、風邪やインフルエンザの予防につながります。
空気が乾くと鼻やのどの粘膜が乾燥し、防御機能が弱るといわれています。
加湿器を用いて、湿度を保てば粘膜のうるおいが維持され、ウイルスの侵入を防ぎやすくなります。
健康に過ごすためにも、冬は湿度管理を意識しましょう。

加湿器を上手に活用すれば、乾燥が進みやすい季節の肌を守ることにつながります。
秋冬は湿度が下がりやすく、肌表面の水分が奪われてつっぱりや粉ふきが起こりがちです。
さらに乾燥が進むとキメが乱れて肌に影ができやすくなり、しわやほうれい線がいつもより目立つと感じる原因になることもあります。
室内の湿度を一定に保つことで肌のうるおい感が保たれやすくなり、メイクの浮きや崩れが軽くなるなど見た目の変化も期待できます。
また、適度な湿度は髪や目の乾燥対策にも役立ちます。
髪のパサつきやドライアイが気になる場合も、加湿で体感が変わりやすいポイントです。目安としては湿度60%前後を意識し、低いときは加湿器で調整するとよいでしょう。

ドアノブや衣類などに触れた瞬間、指先や手に衝撃と痛みが走る静電気。
寒い季節の大敵ともいえる不快な現象ですが、加湿器を使用することで防ぎやすくなることをご存じでしょうか。
実は静電気には空気に含まれる水分を伝う性質があり、湿度を高くすると静電気が発生しにくい環境をつくれるとされています。
「冬は静電気が怖い」「頻繁に静電気が起きて困っている」などのお悩みは、加湿器を使用して対策してみましょう。

体感温度を上げられる点も、加湿器を使用したほうがよい理由のひとつです。
湿度は体感温度と密接な関係にあるのが特徴で、湿度が低いと体感温度が下がり、湿度が高くなると体感温度も上がります。
つまり室温が同じ環境下において、湿度が低い場合は寒く感じやすく、湿度が高ければ暖かく感じやすくなるのです。
暖房器具を使っても室内がなかなか暖まらず、いつも設定温度を上げてしまう方は、湿度の低下が原因になっているかもしれません。
また、加湿器を併用することで暖房器具の設定温度を下げても暖かく感じられるため、省エネ効果も期待できます。
エアコンの暖房の場合、設定温度を1℃下げると商品電力は10%程度削減できるとされています。
エアコンの消費電力は対応畳数や機種によって異なりますが、100~4,000W程度です。 設定温度を1℃下げた場合、節約できる電力量は10W~400Wほど。
一方加湿器の消費電力は、少ないもので5W~100W程度のものもあるので、加湿器を使ってエアコンの設定温度を下げれば上手に節電ができます。
物価高が家計に響く今だからこそ、節電対策に加湿器を活用してみませんか?
買うべきか迷っている方には、レンタルで手軽に使ってみる方法もおすすめです。
気になる機種を買う前に試してみる、ワンシーズンだけ使ってみるなど、実際に効果や使い勝手を体験してから購入を検討すれば、迷わず購入するかを判断できます。
ぜひレンタルもチェックしてみてくださいね。

加湿器に頼らずとも、室内の乾燥を防ぐ方法はいくつかあります。
ここからは加湿器を使用せずに加湿する方法と注意点をご紹介します。

加湿器を使わなくても、洗濯物を室内に干すだけで乾燥対策は可能です。
洗ったばかりの洗濯物から水分が蒸発することで空気が潤い、湿度の低下を防止できます。
「いつもの家事で乾燥も防げるなんて一石二鳥!」と、普段から実践している方もいるのではないでしょうか。
しかし部屋干しは、乾いたあとに洗濯物から漂うニオイが気になるのがデメリットです。
また、リビングや居間などに洗濯物を干すスペースを確保しなければならず、部屋が狭く感じることもあるでしょう。
部屋干し特有のニオイが気になる、あるいはスペースの確保が難しい場合は加湿器の利用がおすすめです。

普段の行動にひと工夫くわえて加湿する方法としては、浴室のドアを開けた状態にすることも効果的です。
湯船にお湯を張ったままドアを開けておくことで、浴室内の暖かく湿った空気が廊下や別の部屋に広がり、室内の乾燥を防止できます。
一方で浴室のドアを開けている時間が長くなると必要以上に湿度が高くなり、洗面所など室内にカビが発生しやすくなる点がネックです。
カビはアレルギー症状や咳、たんなど健康被害の原因となり得ることから、カビの発生を防ぐためにも加湿時間には十分注意する必要があります。
せっかく湿度が高くなったとしても、カビが発生しては加湿成功とはいえないですよね。
カビの発生リスクを抑えつつ湿度を一定に保てる加湿器は、有用性が高い家電と考えられます。

観葉植物に水をかけるように、空気中に霧吹きで水をかけても室内を加湿できます。
水が霧状に噴射されるため家具や家電、床への影響が少なく、くわえて霧吹き後すぐに室内の湿度を高くすることも可能です。
カーテンやクッションなど布製品に水をかければ、水分が蒸発するまで長時間にわたり室内を加湿できるでしょう。
ただし水の量が多くなると雑菌・カビの繁殖やニオイの発生リスクが高まります。
素材の特徴によっては水をかけることで変色やシミが生じる危険性もあるため、不用意に霧吹きを使用して加湿するのは避けたほうが無難です。

加湿器の代わりとしては、沸かしたお湯を室内に設置する方法もあります。
手順は簡単で、お湯を沸かした鍋をそのまま置いておくだけ。
ヤカンで沸かしたお湯を湯呑みなどに注ぎ、テーブルや棚の上に置いても同様の加湿効果が期待できます。
ただしこの方法は短時間しか効果が持続しないため、数時間にわたり部屋を加湿するには繰り返しお湯を沸かさなければなりません。
たとえば、仕事から帰ってきて疲労困憊のなか、何度もキッチンへ移動してお湯を沸かすのは面倒くさいですよね。
加湿効果の高さと煩わしさを考えるなら、電源を入れて手軽に湿度コントロールできる加湿器に頼るのが得策といえそうです。

加湿器の代わりに、床を水拭きして室内を加湿している方もいるのではないでしょうか。
部屋の加湿程度であれば、濡らしたタオルや雑巾などで床を拭くだけでも一定の効果があるとされています。
くわえて床に落ちたホコリやごみを掃除できるだけでなく、ウイルスが空気中に飛散するのを防げるところも、床を水で拭いて加湿するメリットといえるでしょう。
しかし水拭きするうえで注意したいのが床の材質です。
タイルや一部のフローリングは耐水性がある一方で、畳や無垢材を使用した床は水に弱く、水拭きには適していません。
部屋が広いと水拭きする範囲も広くなり、拭いている間にタオルや雑巾が乾いてしまう可能性も考えられます。
乾燥対策を目的とするなら、床の水拭きよりも加湿器のほうが効率的といえそうです。

部屋の空気を効率よく潤せる加湿器ですが、使い方を工夫するだけでも効果はさらにアップします。
加湿器をより効果的に使用するためのポイントをご紹介します。

加湿器には4種類の加湿方式があり、それぞれメリットはもちろんデメリットが異なります。
<4種類の加湿方法>
まず、水を気化させて空気中に放出する「気化式」は、省エネで電気代を節約できる反面、稼働時の音が大きく、加湿まで時間がかかります。
温風を使って水を気化させる「ハイブリッド式」は、蒸発可能な水分量が多いため素早く加湿できて広い部屋にも対応可能ですが、電気代の高さが気になります。
霧状の水を空気中に放出する「超音波式」は、本体価格・電気代ともに抑えられている一方で、水が付着した部分が白い跡として残ることも。
加熱した水を水蒸気として放出する「スチーム式」は、加湿器内部のヒーターで煮沸消毒された水を使用しているため殺菌効果が期待でき、衛生的にも安心です。
ただし電気代が高く、水蒸気の放出部分が熱を帯びる加湿器もあり、小さな子どもやペットと暮らす家庭は十分注意して使用する必要があるでしょう。

加湿器を効果的に使用するためには、部屋の広さに見合った性能の加湿器を選ぶことがポイントです。
加湿性能は定格加湿能力と呼ばれており、加湿器の製品情報などではmL/hと表記されます。
これは室温が20℃で湿度が30%の環境下で、1時間あたり水蒸気を空気中にどのくらい放出できるかを示す数値です。
定格加湿能力の数値が高ければ加湿性能も高く、広い部屋の乾燥対策に向いている加湿器だといえます。
たとえば木造の建築物の場合、寝室や書斎などに適した5畳の部屋は300mL/hの加湿器で十分です。
少し広めの8.5畳サイズは500mL/h、リビングサイズの12畳であれば700mL/h、17畳の部屋なら1,000mL/hがよいでしょう。
吹き抜けタイプのリビングにも1,000mL/hがおすすめです。

なお部屋の広さよりも加湿性能が高い加湿器を選ぶと、電源を入れてから室内が加湿されるまでの時間が短くなるといわれています。
エコモード搭載モデルは節電効果も期待できるため、加湿器を選ぶときはぜひ参考にしてみてください。
加湿器選びに迷ったときには、レンタルで試してみるのもおすすめ。
実際に使ってみて、使い勝手や性能、電気代などを確かめれば、買ってからの後悔を防げます。

加湿効率を高めるためには、部屋の中心に加湿器を設置するのが基本です。
中心部から拡散した水蒸気が部屋の隅まで行き渡り、全体的に加湿できます。
エアコンと併用する場合は温風が直接当たる場所を避けながら、エアコンの下に加湿器を設置するとよいでしょう。
加湿器から放出された水蒸気がエアコンの温風に乗って運ばれ、部屋を効率よく加湿することが可能です。
一方で窓の近くは外気温の影響により空気が冷たく、水蒸気が結露して窓やサッシを濡らしてしまうため避けてください。
ドア付近あるいは換気扇のすぐ下あたりは空気が出入りしやすい場所であり、加湿器から放出した水蒸気が部屋の外に流れてしまいます。
テレビやパソコンが近くにある場所も、水蒸気による製品故障のリスクを考えると避けたほうが無難です。

使用したほうがよい理由やメリットなどを知って加湿器に興味がわいてきたら、レンタルを活用して使い勝手のよさを体感してみませんか?
レンタルプラットフォーム「SUUTA(スータ)」では、空気清浄機能付きの加湿器や、広範囲にわたり加湿可能なパワフルモデルまで多彩な加湿器を取り扱っており、自宅に合う製品が見つけられます。
期間は日数単位、月単位での指定も可能で、自分のペースで加湿器の性能を確かめることができます。
またレンタルであればオフシーズンの保管場所も不要なため、ワンシーズンだけの使用にも向いています。
「冬以外は使わないのに購入するのはもったいない」「購入する前に試せたらいいのに」など、加湿器の購入をためらっている方はぜひSUUTAでレンタルして、性能の高さや効果を感じてみてください。

部屋を乾燥から守り、風邪予防や静電気対策などに効果的とされる加湿器。
ほかの加湿対策よりも手軽に部屋の加湿が可能であるからこそ、積極的に使いたいものです。
使用感を確かめてみたい方や購入を迷っている方は、ぜひSUUTAで興味を持った1台をレンタルしてみてください。
きっと「あのときレンタルしてよかった!」と思えるはずです。