ダイソンの「エアラップ(Airwrap)マルチスタイラー」は髪を乾かすだけでなく、カールアイロンやストレートアイロンとしての役割も果たしてくれる1台。
風の力を活用した技術で熱によるダメージを抑え、今までのドライヤーの常識をくつがえす画期的な商品として話題です。
しかしドライヤーとしては高価格な商品ということもあり、買ってから使いづらいことに気づいて後悔したという声も少なくありません。
エアラップマルチスタイラーを実際に使ってみた筆者が、ネット上の口コミも参考にしながら後悔しないドライヤー選びのポイントをご紹介します。
INDEX
エアラップマルチスタイラーは、風の力を使うことで髪を早く乾かし、熱によるダメージを抑えてくれるドライヤーです。
「コアンダ効果」と呼ばれる風の動きを利用して簡単にヘアアレンジができたり、「浮き毛抑制ツール」で髪のツヤを出したりなど、ヘアアイロンとしての役割も果たしてくれます。
画期的なドライヤーとして話題のエアラップマルチスタイラーですが、想像していたのと使い勝手が違い、買って後悔したという声も多いのは事実。
ドライヤーは毎日使うものなので、買う前に不安を解消し、後悔しないように選びたいですよね。
ダイソン公式ホームページやAmazon、楽天市場に投稿された口コミから、投稿件数が多かった内容や特に気になるポイントを紹介していきます!
価格 | 47,999円(税込) |
寸法 | 高さ 448mm、奥行き 47mm、幅 41mm |
重量 | 661g |
最大消費電力 | 1,200W |
コードの長さ | 2.7m |
風速調整 | 3段階 |
風温調整 | 3段階(冷風・中温・高温) |
口コミのなかで多かったのは「気に入っているけれど、1つだけ気になるのが重さ」という声でした。
ドライヤーは頭の高さまで持ち上げて片手で使うので、本体の重さも大切なポイントです。
軽量タイプのドライヤーだと300~400g程度のものもありますが、エアラップマルチスタイラーの重さは661g。
高級ドライヤーの標準的な重さは500~800g程度なので、高級ドライヤーのなかでは軽いほうですが、使い慣れているものから急に重いものに変えると使いづらさを感じることもあると思います。
実際に使ってみた感想としては、筒が楕円形をしていて握りやすく、重さはそこまで気になりませんでした。
むしろ乾くのが早いので、今まで使っていたドライヤーよりも腕が疲れません。
ただ、実際に使ってみて重さをどう感じるかは個人差があるところ。実物を持ってみて、確かめてから購入するのがおすすめです。
エアラップマルチスタイラーは、最も長さのあるカーラーをアタッチメントとして取り付けると40cm以上の長さになります。これはハンガーよりも少し長いくらいです。
ドライヤーとしては少し長さがあるため「持ちにくい」という口コミも。
また、アタッチメントがかさばって収納場所に困るという口コミもありました。
個人的には、使用中にそこまで大きく動かすことはないので、長くて使いづらいということはありませんでした。
ただし、アタッチメントを1日に何度も付け替えることになるので、アタッチメントの出し入れがしやすい収納の仕方を考える必要がありそうだと感じました。
大きさや収納については、レンタルサービスなどを利用して実際に使って確認できると、後悔せずに買い物ができます。
「エアラップマルチスタイラーが髪に合わず、髪がバサバサになってしまった」という口コミもありました。
自分の髪に合うかどうか確認し、合わない場合はただちに使用を中止しましょう。
エアラップマルチスタイラーは画期的な商品である分、使い方が一般的なドライヤーと異なる部分も多いです。
使い方を誤ると髪にダメージを与えたり、ケガをしたりするおそれもあるので、使う前に取扱説明書をしっかり確認しましょう。
また、ダイソンの公式ストアで購入すれば30日間全額返金保証がついており、万が一使えなかった場合には返品することもできます。
ドライヤーは安いものであれば2,000円程度で買うことができます。エアラップマルチスタイラーは定価が50,000円近くするので、ドライヤーとしては高価な商品です。
しかし、髪の仕上がりの違いや、髪を乾かす時間を短縮できることで「高いのでしばらく買うのを迷っていたが、買ってよかった」「この値段を出す価値がある」という口コミも多くありました。
普段からヘアケアにお金をかけている人であれば、他のヘアケアにかけるお金を減らし、エアラップマルチスタイラーを買ったほうが節約につながる場合もありそうです。
エアラップマルチスタイラーは一般的なドライヤーと使い方が異なる部分も多く、使える機能も多いので、「機能を使いこなせない」という口コミも多かったです。
最初は使い方を練習する必要があったり、いつ、どのように使ったらいいのかなど、使い方に戸惑ったりするかもしれません。
しかし、1台でドライからスタイリングまで完結でき、直感的な操作で幅広いスタイリングができるので、いったん慣れてしまえばとても便利。
「お風呂あがりにはこのアタッチメント」、「朝のスタイリングにはこれ」など使い方をパターン化すれば、操作自体はシンプルなので、毎日の生活に簡単に取り入れられます。
夜に使ったあと、翌朝使うアタッチメントにあらかじめ付け替えておくとちょっとした時短に。
まずは「髪を乾かす」など基本的な使い方をマスターしたあと、少しずつ使い方を覚えながらスタイリングの幅を広げていくのがよさそうです。
ドライヤーを選ぶ際に気になるのが、使用中のモーターや風の音。エアラップマルチスタイラーの音に関しては、ほとんど気にならないという口コミもあれば、音が大きくて気になるという口コミもあります。
個人的には、一般的なドライヤーと変わらない音量でそれほど気にならないと感じました。しかし音の感じ方や響き方は使う人や場所によっても変わるものです。実際に試してから購入しましょう。
お店で試すこともできますが、お店で聞くのと家で聞くのとでは音の聞こえ方が違うこともあるので、レンタルサービスを利用して実際に家で使ってみるのもおすすめです。
エアラップマルチスタイラーのコンセントが太くて絡まる、重くて持ち運びには不便、という口コミも多くありました。
一般的な日本製品のコンセントよりも太く、長さも2.7mあるので、コンセントだけで結構な重さになります。
また、コンセントプラグから50cmほどのところに四角い箱状のものがついており、洗面所などで使うときにぶつかったり、引っかかったりして使いづらいという声も。
こういったポイントは、お店で見ただけでは気づきにくいところでもあります。
コンセントをつなぐ場所を工夫するなどで対応できないか、実際に使う場面を想定しておくのがおすすめです。
エアラップマルチスタイラーは一般的なドライヤーと比べて高価ですが、「買ってよかった、買う価値がある」という声も多い商品です。
エアラップマルチスタイラーの魅力は、風の力で髪のダメージを抑え、簡単に幅広いスタイリングができること。
そんなエアラップマルチスタイラーの魅力について詳しくご紹介していきます。
エアラップマルチスタイラーは一般的なドライヤーよりも風量が多く、早く髪を乾かせるのがよかったという口コミが多いです。
筆者がお風呂上がりに使ったところ、鎖骨の下くらいの髪の長さで、3分半ほどで乾かすことができました。
普段は3,000円前後で購入したドライヤーを使っており、乾くまでに10分程度かかっています。
乾かしたあとの仕上げに冷風をあててもトータルで5分程度。半分の時間で済ませることができました。
お風呂上がりに暑い思いをする時間を短縮できるのも快適。
毎日のドライヤーが時短になるだけでなく、温風をあてる時間が短く済むことで髪のダメージを減らせるのもメリットです。
エアラップマルチスタイラーの使い方1 乾かし方
使用するアタッチメント:「スムージングドライヤー」
①アタッチメントの先端の「クールチップ」を回転させ、吹出し口が中央にある状態にします
②一般的なドライヤーと同様、軽くタオルドライしたあと風を髪にあてて乾かします
③温度と風量がそれぞれ3段階から選べるので、髪質などに合わせて好みの乾かし方ができます
④指先一つで簡単に温冷が切り替えられる「コールドショット」という機能を使えば、こまめに冷風をあてて髪のダメージを減らすことにもつながります。電源ボタンを押しこむと冷風になり、指を離すと温風に戻る仕組みです
エアラップマルチスタイラーは、ドライヤーとしてだけでなくヘアアイロンとしても使うことができ、「スタイリングが簡単にできてうれしい」という口コミが多いです。
「コアンダ効果」と呼ばれる空気の性質を利用し、風で髪をカーラーに巻きつけてスタイリングをするので、熱した板で挟み込むヘアアイロンよりもダメージを抑えることができます。
また、本体をまっすぐ横に動かすだけで髪が巻けるので、ヘアアイロンが苦手な人でも使いやすいです。
ヘアアイロンと違い、温度が上がるまで待たずに済むのもうれしいポイント。
ただし使っているとアタッチメントの部分が熱くなるので、やけどには注意が必要です。
エアラップマルチスタイラーの使い方2 カール 使用するアタッチメント:「カーラー」 ①髪を軽く湿らせ、必要に応じてブロッキングをし、髪を少しずつ取って毛先をスタイラーに近づけます (髪を多く取りすぎるとうまく巻き付かないので、髪質に合わせて適量を見つけるのがポイントです) ②毛先がスタイラーに吸い付いたら、本体をまっすぐ立てたまま頭に近づけ、髪を巻き付けていきます ③15秒間(または髪が乾くまで)巻き付けた状態をキープします ④「コールドショット」で5~10秒ほど冷風をかけ、カールを固定します ⑤電源を切ってスタイラーを下に引き、髪から抜き取ります ⑥先端の「クールチップ」を回転させると風の向きが変わり、髪を巻く方向を簡単に切り替えられます。内巻きと外巻きを交互にかける「ミックス巻き」など複雑なスタイリングも簡単に!
公式YouTubeでは操作やスタイリングの紹介もしているので、動画で使い方を覚えてスタイリングの幅を広げることもできます。
エアラップマルチスタイラーの使い方3 ストレート 使用するアタッチメント:「スムージングブラシ」 ①髪を軽く湿らせます ②温風をかけながら、くしでとかしていきます ③冷風に切り替え、スタイリングをキープさせて完了!
エアラップマルチスタイラーの「浮き毛抑制ツール」も、気に入っているという口コミが多かった機能の1つです。
髪をさっとなでつけるだけで浮き毛が抑えられ、美容室に行ったときのようなツヤが出せます。
エアラップマルチスタイラーの使い方4 浮き毛抑制ツール 使用するアタッチメント:「スムージングドライヤー」 ①アタッチメントの先端の「クールチップ」を回転させ、「浮き毛抑制モード」にします ②アタッチメントの小さなバーを髪に優しくあてると髪が吸い付くので、その状態のまま本体を毛先の方向にすべらせていきます ③アタッチメントの小さなバーを左右に動かすことで風の向きを切り替えられるので、右側と左側の使い分けも簡単です
便利な機能がたくさんついたダイソンのエアラップマルチスタイラー、使ってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。
一方で、高機能なドライヤーは他にもたくさん出ており、自分に合っているのはどれか迷ってしまいますよね。
ドライヤーの良し悪しは、髪質や生活スタイルに左右される部分も多く、人それぞれ異なります。
高いドライヤーを購入して後悔しないよう、ドライヤーを選ぶときにチェックすべきポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
ドライヤーでまず大事なのは、自分の髪に合ったものを選ぶこと。
うねりや乾燥など、髪のお悩みを解消する機能はさまざまありますが、どのようなお悩みを解消したいか、どの程度効果を実感できるかは人それぞれです。
たくさん機能が付いているドライヤーはその分値段も高くなるので、目的に合わせて必要な機能だけを選ぶようにしましょう。
最近では、風の強さや温度を数段階から選べたり、頭皮ケアやスタイリングなど髪を乾かす以外の機能がついていたりと、さまざまな機能がついたドライヤーが多く販売されています。
ただ、どれだけよい機能がついていても、忙しくて使う暇がなかったり、手間が多くて面倒になったりと、結局使いこなせないのではもったいないですよね。
また、髪が早く乾くことをドライヤー選びの条件にしている場合、今使っているドライヤーと比べてどのくらい時短になるかは、購入する前にチェックしておきたいポイントです。
実際の生活のなかでその機能を使う頻度はどれくらいか、時間や手間をかけるだけの効果や満足感を得られるかなど、ライフスタイルに合わせて見極めていきましょう。
使用時の音や風量、お手入れの手間なども重要なポイントです。
ドライヤーの音は、使っている本人だけでなく同居している人や近隣に住んでいる人にも影響するので、必ず確認しましょう。
また、ドライヤーの風量も見ておきたいポイントです。風量が多いと髪の乾きは早くなりますが、あまりに多すぎると周りのものが吹き飛んでしまって使いづらいことも。
一般的には、髪が長いほどドライヤーの風量は多いほうが適していると言われています。ヘアスタイルや速乾性、使う場所の状況などを考慮して選びましょう。
またドライヤーは、ホコリや髪の毛を吸い込んで故障することが多いため、フィルターのお手入れが必要なものもあります。
本体のお手入れがしやすいことも、長く使ううえでは重要なポイントです。
ドライヤーは毎日使うものですが、使う時間は長くても1日に20~30分程度。しまっておく場所のことや、収納のしやすさを考えることも大切です。
大きさや形の他、持ち手が折りたたみできるかどうか、つり下げられるかどうかなど、自宅の収納スペースに合ったものを選ぶようにしましょう。
ドライヤー選びのポイントをチェックしてみて、実際に家で使ってみないとわからないことが多いと感じたのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、ドライヤー選びにレンタルサービスを活用することです。
レンタルサービスでドライヤーを借り、実際に使ってから購入すれば、後悔しないドライヤー選びができます。
ドライヤー選びにレンタルを活用するメリットについて詳しくご紹介していきます!
買うと数万円するドライヤーも、レンタルサービスを利用すれば月に数千円程度で使えるので、初期費用を抑えて気軽にドライヤーを使うことができます。
気に入らなければ返却すればよいので、買ったものを無駄にせず、処理の手間もかかりません。
レンタル料金を差し引いてそのまま購入できる「買い切り」のシステムがあれば、納得するまで試したあと、お得に購入してそのまま使い続けることができます。
レンタルサービスを使ってドライヤーを検討する最大のメリットは、実際に使う環境で試せることです。
お風呂あがりや身支度のタイミングで実際に使ってみて、髪が乾く時間や仕上がり、使う手間などを判断できるのはレンタルならでは。
また、収納スペースやコンセントの長さなど、家で使ってみて気付く問題点を買う前に確認できるのも便利です。
ドライヤーは家電量販店やメーカーの販売店などでもお試しができますが、どうしても使える時間が限られてしまいます。
特にエアラップマルチスタイラーのような多機能ドライヤーは、試したい機能が多かったり、使い方に慣れる必要があったりして、短い時間では判断しきれない部分もあります。
また、ドライヤーを継続して使ってみて髪にどう影響するかも、ドライヤーを選ぶうえで気になるポイントですよね。
その点レンタルであれば、数日~数か月間続けてお試しができるので、本当に自分に合ったドライヤーを選ぶことができます。
お店で試す場合には、店員さんと直接話をして、商品理解を深めながら検討できるというメリットがあります。
一方で「店員さんの勢いに押されて買ってしまったらどうしよう」「あまり長い時間試すのは迷惑になるかな?」など、気をつかう部分もありますよね。
レンタルなら周りの目を気にせず自分のペースで試すことができ、納得いくまで検討できます。
レンタルサービスでは、いろいろなブランドの商品が扱われていることが多いので、気になるドライヤーを順番に借りて使うことも可能。
複数の製品を比較して、一番自分に合ったドライヤーを購入すれば、後悔しないドライヤー選びができます。
では、レンタルをしてドライヤーを選ぶとき、どのようなことに気を付けて検討すればよいのでしょうか。
レンタルしたとき忘れずにチェックしておきたいポイントを10個にまとめてリストにしました。
ドライヤーを試すときの参考にして、ご自分に合ったドライヤーを探してみてくださいね!
ダイソンのドライヤー「エアラップマルチスタイラー」を使ってみてよかった点・イマイチだった点や、後悔しないドライヤー選びについてご紹介してきました。
高級ドライヤーを買って後悔しないためには、購入前にレンタルするのがおすすめです!
エアラップマルチスタイラーはSUUTAでもレンタルできます。
ダイソン エアラップマルチスタイラー
風の力で簡単にサロンのようなスタイリングを実現
SUUTAでは買い切りもできるので、気に入ったものを購入して使い続けることも可能。
SUUTAを活用して思う存分ドライヤーを試し、後悔しないドライヤー選びをしてくださいね!