カフェを新しくオープンするときに必要なものはたくさんあります。
準備を忘れたり、オープンに間に合わなかったりしないように、計画的な準備をしていきたいところ。
そこでこの記事では、カフェのエリアごとに必要なものを洗い出し、全110個の備品・設備リストを作成しました。
備品や設備の用意以外にもやることがたくさんあるカフェ開業。このリストが少しでもあなたのカフェオープンのお役に立てると嬉しいです。
カフェを開業する前に必要なものとして、「飲食店営業許可証」もあります。
これは、飲食を提供するお店として営業を行っていくなら必ず必要となる許可証です。許可証なしで営業をしてしまうと懲役刑や罰金となるため必ず申請しましょう。
飲食店営業許可証を取得する条件は、食品衛生責任者の資格を持つ人が必ずいることです。資格は購入を受けると取得が可能。
また、収容人数(従業員含めて)が30名以上となる規模のカフェになる場合は、防火管理者の設置も必須となります。
カフェ開業前に必要な設備点備品とは別に、必ず許可証についてもチェックしておくようにしましょう。
カフェをはじめるときに必要なPOSレジや冷凍冷蔵庫、椅子、テーブルなど初期費用が大きくかかるものはレンタルから始めるのがおすすめです。
カフェ開業時には多くのものを揃えないといけず、他にも「飲食店営業許可証」の許可を得たり、物件を探したり、内装を整えたり、メニューを作ったりとやることはたくさん。
準備段階で一番の心配はやはり初期費用なのではないでしょうか。
レンタルなら初期費用を抑えてカフェをスタートでき、軌道に乗ってきたら買い切りをして、そのまま営業を続けることもできます。
カフェ開業時に必要な設備や備品を用意するときの選択肢としては、以下3つが主にあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、準備をする前にチェックしておきましょう。
方法 |
購入 |
レンタル |
リース |
---|---|---|---|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
- |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
- |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
- |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる、長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い、柔軟な契約期間、全額経費処理が可能 |
初期費用が低い、新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い、資産価値が減少、処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い、所有権が得られない |
契約期間が長い、途中解約ができない、会計処理の手間 |
カフェ開業が期間限定や短期間であるならレンタルやリースで初期費用を抑えつつ、終了後には返却だけなので後処理が楽なのもおすすめなポイントです。
中長期的にカフェを経営していく計画であるのであれば、購入という選択肢もあります。一方で初期費用は比較的上がる傾向にあるため、その点を考えるとレンタルやリースがおすすめ。
さらに、レンタルは契約期間に柔軟性があるのでリスクも少なくカフェを始められるメリットもあります。