レンタルサービスは実際に使う環境で試しながら、じっくり検討できるのがメリットです。ほとんどの商品は自宅やオフィスなどに届けてもらえるので、気軽にレンタル生活をスタートできますが、返送のための梱包や配送業者の手配は自分でおこなう必要があります。
返却作業が面倒そうでSUUTAの利用を躊躇っている方に向けて、返却の流れとスムーズに返却するためのコツを、私がレンタルしたダイソンの掃除機を例に解説します。
INDEX
返却作業をスムーズにおこなうためには、商品受け取り時の行動が大切です。やるべきこと・やっておくといいことを解説します。
配達が完了した当日の23:59を過ぎると、受け取り処理をしていなくても、自動的にレンタル期間がスタートします。届いた商品が壊れていたり、違う商品が届いたりした場合には、受取手続きではなく受取キャンセル手続きをする必要があるので、配送業者から商品を受け取り次第すぐに開封してください。
配送業者が宅配ボックスに配達した場合も配達完了扱いになり、レンタル料金・配送料金の決済がおこなわれます。配送日時は、確実に受け取れる日を指定しましょう。
外装のダンボールを開けるとご利用ガイドや商品の説明書、返送用の伝票などが入っているので、返却時まで大切に保管してください。
まずは入っていたものをすべて並べて、ご利用ガイドの入った袋に同封されている同梱品リストと見比べます。
すべてのパーツがあることを確認したら、商品を撮影します。全体像だけでなく、傷などがある場合はその部分をアップにして撮影してください。
撮影した画像をマイページに登録すると、オーナーと到着時の状態を共有できます。画像の登録は必須ではありませんが、返却時のトラブルを防止するためにも使用前に撮影・登録しておくのがおすすめです。撮影しておくと、返却時の入れ忘れ防止にもなります。
商品に問題なければマイページを開き、レンタル中の商品の欄に表示されている「商品受取」ボタンを押すと、レンタル期間がスタートします。
電化製品はパーツがたくさんあるものも多いので、一つひとつをどう梱包するか悩んでいると時間もかかって大変です。パーツごとに、梱包された状態のまま撮影しておきましょう。
とくに、クリーナーヘッドのようにちょっと特殊な形状のものや、いくつかの部品がまとめて梱包されているものは撮影必須です。
細かいパーツが多くて入れる順番にも悩みそうな場合は、ダンボールに入った状態でも撮影しておくと安心です。
梱包材も外装のダンボールも、返却時に使うので保管しておく必要があります。ここで注意しておきたいのが、保管場所です。レンタルした商品を置く場所はイメージしていても、梱包材の保管スペースは盲点になりがち。丁寧に梱包されて届くうえに、空気を含んでいるものも多いので意外と場所をとります。
ちなみにダイソンの掃除機の場合、45リットルのゴミ袋がいっぱいになりました。届いてから困らないように、あらかじめ収納スペースの当たりをつけておきましょう。
実際に返却作業をしている様子とともに、返却方法を解説します。
梱包作業に入る前に、使い終わった商品を可能な範囲でお手入れをしましょう。借りる側も貸す側も気持ちよくサービスを利用するためには、必要な心づかいですよね。
次にやっておきたいのが、商品の撮影です。必須ではありませんが「返却時の画像」としてマイページに登録しておくと、配送中に破損してしまった場合のトラブルを防止できます。
撮影と登録が終わったら、商品到着時に撮った画像を参考に梱包していきます。
どの梱包材で、どのパーツを包めばいいかが一目瞭然なので、作業がスイスイ進みます。梱包職人になったような気分で、ちょっと楽しくなってきました。
無事、きれいに梱包完了!
ご利用ガイド、ご挨拶カード、同梱品リスト、商品の説明書は返却不要です。
マイページからレンタル中のページを開き、返却する商品の欄に表示されている「返却手配」ボタンを押します。
梱包時に撮影した現状の商品画像を登録して、商品の評価とオーナーの評価を入力してください。不適切なコメントを投稿した場合、利用者登録の取り消しやSUUTAへのアクセス拒否・利用停止処分の対象となる場合があります。丁寧な言葉づかいを心がけ、使用した感想や感謝などを伝えましょう。
入力後、「手続き内容を確認する」ボタンを押すと、次の画面で内容を確認できます。問題がなければ「返却手続きを行う」ボタンを押してください。これで、マイページでの返却手続きは終了です。
レンタル終了日の当日中に、必ず発送してください。大きな商品の場合は、配送業者に集荷依頼しましょう。
時間帯や地域によっては当日の集荷依頼ができない場合もあるので、レンタル終了日の前日までに必ず依頼してください。商品の発送をもって、返却作業が完了します。
私は極度の面倒くさがりですが、家でじっくり試せると考えれば、返却作業のハードルなんて足首にかかる程度だと感じました。文字で読むより、実際にやってみるほうがずっと簡単です。
自分の暮らしにちょうどいいものを、自分の暮らしのなかに取り入れながら、納得いくまで何度でも試せるのがレンタルサービスを利用するメリット。この記事を参考に、レンタル生活の第一歩を踏み出していただければ嬉しいです!
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