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アクティビティ
2025.12.26
飯島 貴浩

双眼鏡はどこで買える?おすすめの場所や選び方をわかりやすく解説

ライブ・スポーツ観戦・アウトドアなど、さまざまなシーンで活躍する双眼鏡。

しかし、双眼鏡は家電やスマートフォンのように身近な商品ではないため、どこで購入できるのかわからない人も多いのではないでしょうか。

結論、双眼鏡は家電量販店やカメラ専門店、スポーツ用品店など、意外と身近な場所で購入できます。

本記事では、双眼鏡が買える場所をまとめて紹介し、選ぶときに押さえておきたいポイントもわかりやすく解説します。

初めて双眼鏡を購入する人や、どこで買うべきか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

INDEX

双眼鏡が買える場所・試す方法まとめ

双眼鏡が買える場所まとめ

双眼鏡は、家電量販店やカメラ専門店をはじめ、スポーツ用品店や雑貨店、通販サイトなど、さまざまな場所で購入できます。

以下では、双眼鏡が買える主な場所を10か所紹介します。

▼双眼鏡が買える場所まとめ

  • 家電量販店(ヨドバシカメラ / ビックカメラ / ヤマダ電機など)
  • カメラ専門店(カメラのキタムラ / マップカメラなど)
  • ホームセンター(カインズ / コーナンなど)
  • 生活雑貨専門店(ロフト / ハンズ / ドン・キホーテなど)
  • スポーツ用品店(ゼビオ / ヒマラヤなど)
  • アウトドア用品店(モンベル / 石井スポーツなど)
  • 100円均一ショップ(ダイソー / セリア / キャンドゥなど)
  • 中古ショップ(ハードオフ / オフモールなど)
  • フリーマーケット・オークションサービス(メルカリ / Yahoo!オークションなど)
  • 各種オンラインストア(Amazon / 楽天市場 / メーカー公式サイトなど)
  • レンタルサービス

中でも、取り扱いメーカー数や製品数が多いのは「家電量販店」と「カメラ専門店」です。迷ったらどちらかに行ってみると良いでしょう。

また、家にいながらスマホひとつで双眼鏡を安価に借りられるレンタルサービスもおすすめです。

SUUTA 双眼鏡レンタル一覧

家電量販店(ヨドバシカメラ / ビックカメラ / ヤマダ電機など)

家電量販店に並ぶトースター

ヨドバシカメラ / ビックカメラ / ヤマダ電機 / エディオンなどの家電量販店では、双眼鏡コーナーが設けられており、幅広い価格帯の商品が揃っています。

▼家電量販店のメリット

  • 実物を手に取ってのぞき心地や重さを確認できる
  • 知識豊富な店員に相談しながら選べる
  • ライブ用・スポーツ観戦用・防振双眼鏡など種類が豊富

▼家電量販店のデメリット

  • 店舗によっては取り扱い商品数が少ない場合がある
  • 混雑時は店員に相談しづらい
  • ネット通販と比べると価格がやや高めのケースもある

家電量販店では、実物を確認しながら店員に相談できるため、初めて双眼鏡を購入する人でも安心して選べます。

ただし、ネット通販よりも価格が高い場合があるため、ポイント還元やキャンペーンを活用してお得に購入しましょう。

▼家電量販店での購入がおすすめな人

  • 初めて双眼鏡を購入する人
  • 実物を確認してから買いたい人
  • 店員に相談しながら選びたい人

双眼鏡選びに迷っている場合は、まず家電量販店で実物を確認してから検討してみてはいかがでしょうか。

カメラ専門店・カメラメーカー直営店(カメラのキタムラ / マップカメラなど)

カメラ専門店(カメラのキタムラ・マップカメラなど)

カメラのキタムラ / マップカメラ / フジヤカメラなどのカメラ専門店や、キヤノン / ニコンなどのカメラメーカー直営店では、双眼鏡もカメラと同様の光学機器として扱っています。

用途に合わせてレンズ性能や見え方が異なるさまざまなモデルが揃っていますよ。

▼カメラ専門店・カメラメーカー直営店のメリット

  • 明るくクリアに見える高品質なレンズを搭載したモデルが充実している
  • カメラや光学機器に詳しい専門スタッフが在籍している
  • 天体観測やバードウォッチング向けの本格的な機種も豊富


▼カメラ専門店・カメラメーカー直営店のデメリット

  • 初心者向けの安価なモデルは、店舗によっては取り扱いが少ない場合も
  • 店舗数が少なく、近くに店舗がない場合がある
    (ただしカメラのキタムラは全国561店舗と多い。2025年7月末時点での店舗数)

カメラ専門店・カメラメーカー直営店ではレンズの品質やコーティング技術など、細かい仕様まで丁寧に説明してもらえるため、性能を重視して選びたい人に最適です。

ただし、店舗によっては入門者向け低価格モデルの選択肢が限られる場合もあります。天体観測やバードウォッチングなど本格的な使用を考えている人に向いているでしょう。

▼カメラ専門店での購入がおすすめな人

  • 明るく鮮明に見える高性能な双眼鏡を探している人
  • 天体観測やバードウォッチングなど本格的に使いたい人
  • レンズの品質や仕様について詳しく知りたい人

画質にこだわりたい人や、長く使える高品質なモデルを探している人は、カメラ専門店をチェックしてみましょう。

ホームセンター(カインズ / コーナンなど)

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)

カインズ / コーナン / コメリなどのホームセンターでは、日常使いに適した手頃な価格の双眼鏡の取り扱いがあります。

▼ホームセンターのメリット

  • 1万円以下の入門者向けモデルが多め
  • 子どもの運動会や発表会などのイベント前に手軽に購入できる
  • 全国展開している店舗が多く旅行先でも気軽に立ち寄れる


▼ホームセンターのデメリット

  • 高性能なモデルや専門的な機種は少ない
  • 双眼鏡の知識を持つスタッフがいない場合が多い
  • メーカーや機種の選択肢が限られている

ホームセンターでは、自然観察や旅行、子どものイベント前などで手軽に使える低価格帯の双眼鏡が中心。初めて購入する人でも気軽に試せる価格設定が魅力です。

ただし、レンズの品質や見え方にこだわりたい人には物足りない場合もあります。とりあえず手頃な価格で双眼鏡を試してみたい人に向いているでしょう。

▼ホームセンターでの購入がおすすめな人

  • 初めて双眼鏡を購入する人
  • 自然観察や旅行で気軽に使いたい人
  • 予算を抑えて購入したい人

とりあえず双眼鏡を試してみたい人や、費用を抑えたい人は、ホームセンターで手頃な価格のモデルを探してみましょう。

生活雑貨専門店(ロフト / ハンズ / ドン・キホーテなど) 

植木鉢が置かれた棚


ロフト / ハンズ / ドン・キホーテなどの生活雑貨専門店では、デザイン性に優れた双眼鏡や、日常使いしやすいコンパクトなモデル中心に取り扱っています。

▼生活雑貨専門店のメリット

  • おしゃれなデザインやカラフルな色の双眼鏡が中心
  • 軽量で持ち運びやすい小型モデルが中心
  • 価格帯が手頃で気軽に試せるモデルが多い


▼生活雑貨専門店のデメリット

  • 取り扱いメーカー・製品数は少なめ
  • 専門的な知識を持つスタッフが少ない
  • 耐久性や防水性能は控えめな商品が多い

生活雑貨専門店では、ライブやコンサート用のファッション性を重視した双眼鏡や、バッグに入れて持ち歩きやすい薄型タイプが中心です。

一方で、登山や天体観測など専門的な用途には向かず、性能よりも見た目やコンパクトさを優先したい人に適しています。

▼生活雑貨専門店での購入がおすすめな人

  • デザイン性やカラーバリエーションを重視する人
  • ライブやコンサートで気軽に使いたい人
  • 持ち運びやすい小型モデルが欲しい人

見た目のおしゃれさや携帯性を優先したい人は、生活雑貨専門店で好みのデザインを探してみましょう。

ただし、取り扱いメーカーや製品数は少なめの傾向があります。

スポーツ用品店(ゼビオ / ヒマラヤなど)

スポーツ用品店(ゼビオ・つるやゴルフなど)

ゼビオ / ヒマラヤなどのスポーツ用品店でも、双眼鏡を取り扱っている場合があります。

また、つるやゴルフなどのゴルフ専門店では、のぞくことで現在地から目標地点までの距離を計測できる「距離計」を販売していることが多いです。

ご自身でゴルフをプレーする際に、グリーン上のピンの位置を確認したいといった用途であれば、双眼鏡ではなく距離計をおすすめします。一方でゴルフ観戦であれば、双眼鏡のほうが便利です。

▼スポーツ用品店のメリット

  • スポーツ観戦に特化したコンパクトで軽量なモデルが豊富
  • ゴルフ場での使用を想定した距離測定機能付きモデルもある(距離計)
  • 屋外使用に特化した機能(防水・衝撃耐性)を持つモデルが多い


▼スポーツ用品店のデメリット

  • 双眼鏡の取り扱いがないスポーツ用品店もある
  • 取り扱いメーカーや機種が限られている
  • 天体観測やバードウォッチング向けの高性能モデルは少ない

持ち運びやすさや屋外での使いやすさを重視した双眼鏡が中心で、防水機能や衝撃に強い設計など、アクティブなシーンに適した機能を持つモデルが取り扱われていることが多いです。

ただし、天体観測やバードウォッチングなど、スポーツ以外の用途に特化したモデルは取り扱いが少ないため、使いたいシーンを明確にしてから選びましょう。

▼スポーツ用品店での購入がおすすめな人

  • スポーツ観戦で使いたい人
  • ゴルフ場で距離を測りたい人(距離計)

また、双眼鏡を取り扱っていないスポーツ用品店も多めです。訪店する前に、電話などで取り扱いの有無を確認したほうがいいかもしれません。

ゴルフ用の距離計を探している場合、一時的な利用であればレンタルがお手頃です。

ニコン/Nikon COOLSHOT PROII STABILIZED

アウトドア用品店(モンベル / 石井スポーツなど)

アウトドア用品店(モンベル・石井スポーツなど)

モンベル / 石井スポーツなどのアウトドア用品店では、登山やキャンプなどのアウトドアシーンに適した双眼鏡を取り扱っている場合があります。

▼アウトドア用品店のメリット

  • 防水性能や防曇機能など過酷な環境に対応したモデルが中心
  • 登山やトレッキングに適した軽量で耐久性の高い商品が揃っている
  • アウトドア経験豊富なスタッフからアドバイスを受けられる


▼アウトドア用品店のデメリット

  • 取り扱い商品は少なめ
  • 取り扱いがない店舗もある
  • 都市部以外では店舗数が限られている場合もある
  • ライブやスポーツ観戦向けのコンパクトモデルは少ない

アウトドア用品店では、雨や霧の中でも使える防水・防曇(くもり止め)加工を備えたモデルや、持ち運びやすさと視野の広さを両立させた登山向けモデルが中心です。

実際の登山経験を持つスタッフが多く、使用シーンに合わせた具体的なアドバイスを受けられるのも大きな魅力でしょう。

▼アウトドア用品店での購入がおすすめな人

  • 登山やトレッキングで使いたい人
  • 防水・防曇性能を重視する人
  • 屋外の過酷な環境でも使える耐久性の高いモデルが欲しい人

山や自然の中で野鳥や景色を観察したい人は、アウトドア用品店で実際の使用環境に合ったモデルを探してみましょう。

双眼鏡を取り扱っていないアウトドア用品店もあるので、取り扱いの有無を確認してから訪店するのもおすすめです。

100円均一ショップ(ダイソー / セリア / キャンドゥなど)

100円均一ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥなど)

ダイソー / セリア / キャンドゥなどの100円均一ショップでは、100円〜300円程度で購入できる簡易的な双眼鏡を取り扱っている場合があります。

ただし、店舗によっては取り扱いがない場合もあるのでご注意ください。

▼100円均一ショップのメリット

  • 100円〜300円程度の圧倒的な低価格で購入できる
  • 試しに使ってみたいときの初期費用が抑えられる
  • 子ども用や予備として気軽に購入できる


▼100円均一ショップのデメリット

  • 見え方がぼやけやすく画質・品質は期待できない
  • 耐久性が低く壊れやすい
  • 倍率やレンズ性能は最低限のレベル

100円均一ショップの双眼鏡は、100円〜300円程度で購入できる価格の安さが最大の魅力です。一方で、視野が狭かったりピントが合わせにくかったりと、快適に使うには難しい面があります。

屋内のスポーツ観戦や演劇鑑賞などであれば使用できる可能性もありますが、屋外のスポーツ観戦や大規模なコンサートホールで使う予定がある人にはおすすめできません。

▼100円均一ショップでの購入がおすすめな人

  • とにかく安く購入したい人
  • 子どもの遊び用として使いたい人
  • 数回しか使う予定がない人

長く使える双眼鏡を探している人には不向きですが、年に数回程度しか使わない人は100円均一ショップで購入してみてはいかがでしょうか。

中古ショップ(ハードオフ / オフモールなど)

中古ショップ(ハードオフ・オフモールなど)

ハードオフ / オフモール / セカンドストリートなどの中古ショップでは、新品より安い価格で双眼鏡を購入できます。

▼中古ショップのメリット

  • 新品より安く購入できる
  • 廃盤になったモデルや珍しい機種が見つかる場合がある
  • 実物の状態を確認してから購入できる


▼中古ショップのデメリット

  • レンズや本体に傷が付いている場合がある
  • 保証期間が短い、またはない
  • 在庫は運次第で欲しいモデルが見つからない

中古ショップでは、状態の良いものであれば新品の半額程度で購入できるケースもあり、予算を抑えたい人には魅力的な選択肢です。

ただし、レンズ内部に傷があると見え方に大きく影響するため、購入前に必ず実物をのぞいて、視界がクリアかどうか確認しましょう。

▼中古ショップでの購入がおすすめな人

  • 予算を抑えて購入したい人
  • 廃盤モデルや珍しい機種を探している人
  • 中古品でも気にしない人

費用を抑えつつ、状態の良い双眼鏡を探したい人は、中古ショップで実物の状態をしっかり確認してから購入しましょう。

フリーマーケット・オークションサービス(メルカリ / Yahoo!オークションなど)

フリーマーケットサービス(メルカリ・ヤフーオークションなど)

メルカリ / Yahoo!オークション / ラクマなどのフリーマーケット・オークションサービスでは、個人間で中古の双眼鏡を売買できます。

▼フリーマーケット・オークションサービスのメリット

  • 中古ショップより安く購入できる場合がある
  • 出品者と直接やり取りして状態を確認できる
  • 掘り出し物が見つかる可能性がある


▼フリーマーケット・オークションサービスのデメリット

  • 写真の状態と実物が異なるトラブルが起こりやすい
  • レンズのカビや傷など細かい不具合が届くまでわからない
  • 出品者の発送まで時間がかかる場合がある

フリーマーケット・オークションサービスでは、出品者の評価や過去の取引実績を必ずチェックし、信頼できる相手かどうか見極めることが重要です。

商品説明だけでなく、写真で見えにくい部分や気になる点があれば、購入前に出品者へ質問して状態を確認しましょう。

▼フリーマーケットサイトでの購入がおすすめな人

  • とにかく安く購入したい人
  • 個人間取引に慣れている人
  • 多少のリスクを許容できる人

個人間の取引や中古品でも気にならない人は、フリーマーケットサイトで出品者の評価と商品状態を確認してから購入しましょう。

各種オンラインストア(Amazon / 楽天市場 / メーカー公式サイトなど)

オンラインストア(Amazon・楽天市場・メーカー公式サイトなど)

Amazon / 楽天市場 / Yahoo!ショッピングなどの通販サイトや、Vixen(ビクセン) / Kenko(ケンコー・トキナー)などの光学機器メーカー公式サイトでは、豊富な種類の双眼鏡を比較しながら購入できます。

▼各種オンラインストアのメリット

  • 圧倒的な商品数の中から比較検討できる
  • 実店舗より価格が安い場合がある
  • レビューや評価を参考にして選択できる


▼各種オンラインストアのデメリット

  • 実物を確認できないため見え方や重さがわからない
  • 届くまで使用感を確かめられない
  • 初心者は選択肢が多すぎて選びにくい

各オンラインストアでは、用途や予算に合わせて幅広い選択肢から選べます。さらに、ポイント還元やセールを活用すれば実店舗よりお得に購入できる可能性もあります。

ただし、実際ののぞき心地や本体の質感は確認できません。初めて購入する人は店舗で実物を確認したほうが良い場合もあります。

近くに双眼鏡を置いている店舗がない場合は、商品レビューを参考にしましょう。

▼オンラインストアでの購入がおすすめな人

  • 欲しいモデルが決まっている人
  • 価格を比較してお得に購入したい人
  • 店舗に行く時間がない人

すでに欲しい双眼鏡が決まっている人や、できるだけ安く購入したい人は、オンラインストアやメーカー公式サイトで価格を比較してみましょう。

レンタルサービス

レンタルプラットフォームSUUTA

レンタルサービスでは、さまざまな双眼鏡を一定期間レンタルできます。

ライブやコンサートの日だけ一時的に使いたい、といった用途であればコスパがよいのが特徴です。

▼レンタルサービスのメリット

  • 一時的な利用であればコスパがよい
  • 購入前に借りることでじっくり試せる
  • 数万円する双眼鏡が2週間3,900円〜4,100円ほどでレンタル可能(※2025年12月時点価格)


▼レンタルサービスのデメリット

  • 返却の手間がある
  • 長期利用になると割高

例えばレンタルサービス「SUUTA」では、ケンコー・トキナーなどの本格的な双眼鏡を2週間3,900円〜4,100円ほどでレンタルできます。

スマホひとつで簡単にレンタルでき、返却もマイページから集荷を依頼するだけ。

家から一歩も出ることなく、双眼鏡が手元に届きます

▼レンタルサービスの利用がおすすめな人

  • 一時的に安く使いたい人
  • 家まで双眼鏡を届けてほしい人

購入するほどではない場合、購入するかどうか迷っている場合は、レンタルサービスも検討してみてください。

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双眼鏡の選び方

双眼鏡を選ぶポイント

双眼鏡を購入する際は、使いたいシーンに合わせて適切なモデルを選ぶことが重要です。

以下では、双眼鏡を選ぶときに押さえておきたい3つのポイントを解説します。

▼双眼鏡の選び方

  • 使用する用途で選ぶ
  • 倍率と対物レンズ口径で選ぶ
  • 双眼鏡のタイプで選ぶ

使用する用途で選ぶ

使用する用途で選ぶ

双眼鏡は、ライブ・スポーツ観戦・野鳥観察など、使用するシーンによって必要な性能が大きく異なります。

以下では、主な用途別におすすめの倍率と選び方のポイントを解説します。

▼ライブ・コンサート・舞台

  • おすすめの倍率:4〜12倍
  • アリーナやホールなど会場の広さに応じて倍率を選ぶ
  • 薄暗い会場でも表情がはっきり見える明るいモデルが適している
  • 長時間持っても疲れにくい軽量でコンパクトな双眼鏡がおすすめ


▼スポーツ観戦(野球・サッカーなど)

  • おすすめの倍率:8〜12倍
  • 動きの速い選手を追いやすい広い視界が重要
  • 手ブレを抑えられる防振機能付きモデルがあると快適
  • 屋外での使用を考えて防水性能があると安心


▼野鳥観察・バードウォッチング

  • おすすめの倍率:8〜10倍
  • 遠くの野鳥を大きく見るには10倍前後が適している
  • 森や林など暗い場所でも明るく見るなら大口径レンズもチェック
  • 雨や霧の中でも使える防水・防曇機能があると便利


▼天体観測

  • おすすめの倍率:7〜10倍
  • 倍率が高すぎると手ブレで星が見づらくなるため、7〜10倍が目安
  • 暗い夜空で星をはっきり見るには明るさが重要(対物レンズ径50mm以上が理想)
  • 三脚に固定できるタイプを選ぶと長時間観察しても疲れにくい


▼旅行・アウトドア

  • おすすめの倍率:6〜10倍
  • バッグに入れて持ち運びやすい軽量コンパクトモデルが便利
  • 突然の雨にも対応できる防水性能があると安心
  • 風景や動物など幅広い対象を見られる汎用性の高いモデルが適している

用途によって重視すべき性能は異なるため、どのシーンで使うかを明確にしてから選びましょう。

たとえば、ライブでは軽量性と明るさ、スポーツ観戦では視界の広さと手ブレ補正、野鳥観察や天体観測では明るさと大口径レンズが重要になります。

レンタルサービス「SUUTA」では、8〜14倍までの双眼鏡を幅広く貸し出ししています。

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倍率と対物レンズ口径で選ぶ

倍率と対物レンズ口径で選ぶ

双眼鏡の倍率とレンズの大きさは、見え方の明るさや使いやすさに大きく関係します。

双眼鏡のスペック表に記載されている「8×32」といった数字は、倍率と対物レンズ口径を表しています。

「8×32」といった数字の意味
倍率×対物レンズ口径

最初の数字が倍率、後ろの数字が対物レンズ口径(mm)です。

倍率の選び方は、以下の表を参考にしてください。

倍率 特徴 おすすめの用途
6〜8倍 視野が広く対象を捉えやすい・手ブレしにくい ライブ・スポーツ観戦・初心者向け
8〜10倍 バランスが良く汎用性が高い 旅行・野鳥観察・天体観測
10倍以上 遠くまで大きく見える・手ブレしやすい 野鳥観察・天体観測

倍率が高いほど対象物が大きく見えますが、視野が狭くなり手ブレも大きくなります。

一般的には6〜8倍がバランスが良く、対象物を捉えやすいため初めて購入する人におすすめです。

例えば、初心者でも扱いやすい8倍の双眼鏡は以下レビュー記事をご覧ください。

ケンコー・トキナーの8倍双眼鏡「アバンター 8×32 ED Ⅱ」をレビュー。野鳥観察や天体観測におすすめな逸品

ケンコー・トキナーの8倍双眼鏡「アバンター 8×32 ED Ⅱ」をレビュー。野鳥観察や天体観測におすすめな逸品

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より細部まで観察したい場合は10倍以上で、なおかつ手ブレの影響を軽減する「防振機能」を搭載したモデルがおすすめです。

12倍・14倍の双眼鏡のイメージは、以下のレビュー記事をぜひご覧ください。

ケンコートキナーの12倍防振双眼鏡をレビュー!ライブ・コンサート向き双眼鏡の選び方も紹介

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ケンコートキナー Vc Smart Cellarto 14倍の防振双眼鏡レビュー|ライブやコンサートに最適!<br />

ケンコートキナー Vc Smart Cellarto 14倍の防振双眼鏡レビュー|ライブやコンサートに最適!

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対物レンズ口径の選び方は、以下の表を参考にしてください。

対物レンズ口径 特徴 おすすめの用途
20〜25mm 軽量コンパクト・明るさは控えめ 日中のライブ・旅行
30〜40mm 明るさと携帯性のバランスが良い スポーツ観戦・野鳥観察・天体観測
50mm以上 非常に明るい・重量がある 天体観測・薄暗い場所での観察

対物レンズ口径が大きいほど光を多く取り込めるため、薄暗い場所でも明るくクリアに見える傾向にあります。

曇り空・夕暮れ・森の中など、光が少ない環境で使う場合は、40mm以上の大口径モデルがおすすめです。

このほかにも明るさは、レンズコーティングなどによっても左右されます。

ただし、レンズが大きくなるほど本体の重量も増えるため、持ち運びやすさとのバランスを考えて選びましょう。

レンタルサービス「SUUTA」では、8〜14倍・21〜32mm口径の双眼鏡を取り揃えています。

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双眼鏡のタイプで選ぶ

双眼鏡のタイプで選ぶ

双眼鏡には、内部の光学構造によって「ダハプリズム型」と「ポロプリズム型」の2つのタイプがあります。

このほか主にオペラグラスで採用されている「ガリレオ式」と呼ばれる光学構造もありますが、構造上、低倍率モデルがほとんどなので当記事では割愛します。

ライブ・コンサート・スポーツ観戦・天体観測などで使う場合は、「ダハプリズム型」か「ポロプリズム型」を選ぶのがおすすめです。それぞれ見た目や性能に違いがあるため、用途に合わせて選びましょう。

項目 ダハプリズム型 ポロプリズム型
画像 Roof Prism Porro Prism
外観 直線的でスリムな形状 対物レンズが左右に張り出したW字型
メリット 軽量コンパクトで持ち運びやすい 明るく見える・価格が安い
デメリット 価格がやや高め 重量がある・かさばる
おすすめ用途 ライブ・コンサート・旅行 野鳥観察・天体観測
  • ダハプリズム型 画像出典:https://www.kenko-tokina.co.jp/optics/binoculars/maker/ng/4007922000596.html
  • ポロプリズム型 画像出典:https://www.kenko-tokina.co.jp/newproducts/hg-bino_201611.html

ダハプリズム型は、対物レンズと接眼レンズが一直線に並んだスリムな形状が特徴です。

軽量でバッグに入れやすいため、ライブやコンサート、旅行など持ち運ぶ機会が多い人に適しています。

ポロプリズム型は、対物レンズが左右に張り出したW字型の形状をしています。

光をロスなく取り込める構造のため明るく見えやすく、同じ性能でもダハプリズム型より価格が安いのが魅力です。

天体観測や自然観察が趣味の人に向いています。

携帯性を重視するならダハプリズム型、明るさや見え方を重視するならポロプリズム型を選ぶと、用途に合った双眼鏡を見つけられるでしょう。

一時的に使うだけならレンタルという選択肢も

一時的に使うだけならレンタルという選択肢もある

双眼鏡を初めて購入する人や、年に数回しか使わない人には、レンタルサービスの活用がおすすめです。

購入前に実際の見え方や使い勝手を確かめられるため、「買ったけど思っていたのと違った」という失敗を防げます。

レンタルサービス「SUUTA」なら、2週間3,900円〜4,100円ほどで双眼鏡を試せます。

実際に使ってみて気に入った場合は、そのまま買い切りも可能です。

また、ライブやスポーツ観戦など、年に1〜2回しか使わない人は、都度レンタルする方が経済的でしょう。

購入すると数万円かかるモデルでも、レンタルなら数千円で利用できるため、初期費用を抑えたい人にも最適です。

双眼鏡選びに迷っている人や、まずは試してから購入を決めたい人は、レンタルサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

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まとめ|双眼鏡は用途に合った購入場所を選ぼう

まとめ|双眼鏡は用途に合った購入場所を選ぼう

双眼鏡は、家電量販店・カメラ専門店・スポーツ用品店・オンラインストアなど、さまざまな場所で購入できます。

初めて購入する人は、実物を確認しながら店員に相談できる家電量販店がおすすめです。

また、双眼鏡を選ぶ際は、使用するシーンに合わせて倍率・対物レンズ口径・タイプを確認することが重要です。

ライブやコンサートでは軽量でコンパクトなモデル、自然観察や天体観測では明るく見える大口径モデルが適しています。

購入前に実際の使い勝手を確かめたい人や、年に数回しか使わない人は、レンタルサービスの活用がおすすめです。

本記事を参考に、自分に合った双眼鏡と購入場所を見つけて、快適な観察体験を楽しんでください。

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