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2024.08.26
キリガヤ アスミ

天体観測グッズをレンタルしたらどうなる?ベランダから月を観測してみた

夜空を眺めたくなったら、家で天体観測をしてみませんか?実は望遠鏡があれば、自宅のベランダや庭からも天体観測ができるんです。

もちろん満天の星空を眺めるには天文台や湖畔などへ足を運ぶ必要がありますが、月なら都心のベランダでも観測が可能!でも「望遠鏡を購入するのはハードルが高い…」「毎日使うわけではないし、買うのは迷う」といった悩みもありますよね。

総合レンタルプラットフォームの「SUUTA」では、天体望遠鏡もレンタルすることができるから、「ちょっと試してみたい」「長期休みの間だけ使いたい」といったときにぴったり。

本記事では実際にレンタルで天体観測にチャレンジする方法や、天体観測に必要なアイテムなどを紹介します。

「天体観測」をするのに必要なアイテムって?

天体観測には、専門的な知識や道具が必要というイメージがありますよね。でも初心者向けの望遠鏡やスマホアプリがあれば、誰でも簡単にチャレンジすることができるんです。

天体観測をするのに最低限必要な道具とは?

  • 望遠鏡

第一に望遠鏡が必要です。ただし望遠鏡にもさまざまな種類があるので、コンパクトなものや初心者向けのものなど、目的や使い方に合ったタイプを選んでチャレンジしてみましょう。

 

  • 星座早見盤

いつ、どの方角に何の星座や恒星が見えるか示してくれる星図のことで、星座を探したいときにあると便利です。スマホアプリでも代用できます。

 

  • コンパス

望遠鏡を設置する際、観測目標の方角を調べるために使います。こちらもスマホアプリで代用可能です。

あったら便利なプラスアルファのグッズ

その他にも、観測する環境によってあると便利なグッズを紹介します。

 

  • 懐中電灯

暗い中で観測する際に手元や足元を照らすのに使います。急に明るい光を見ると目がくらんでしまうので、予防のために赤いセロハンを貼ると便利です。

 

  • 虫除けや長袖の羽織など

夜に屋外で活動するので、季節や環境に合わせて用意しましょう。

 

  • カメラやスマホなど撮影グッズ

観測した天体を撮影できると、より天体観測の楽しみが増します。付属のスマホアダプターがあれば簡単に撮影ができて便利です。

望遠鏡を気軽に試すには?

以上のことから、望遠鏡さえあればすぐにでも天体観測を始められそうですよね。

 

でも、その望遠鏡こそ最もハードルが高いのも事実。気軽に買うには高額なため「ちゃんと使いこなせるのか?」「飽きずに続けられるのか?」「大きくて置く場所に困るのでは…?」などと足踏みしてしまうことも…。

 

そこでおすすめなのが、望遠鏡をレンタルするという方法!レンタルなら、購入するよりも気軽に挑戦できますよ。

望遠鏡をレンタルして、ベランダや庭で天体観測してみよう

例えば「SUUTA」では1日5,500円から望遠鏡のレンタルが可能です。SUUTAにはさまざまなタイプの望遠鏡がラインアップされているので、好みのものを選ぶことができますよ。

 

今回は実際に「SUUTA」でレンタルした望遠鏡を使って天体観測にチャレンジしたいと思います。

はじめての天体観測におすすめな望遠鏡って?

望遠鏡デビューにおすすめなのが、「MAKSY GO 60」という一台です。

サイトロン SIGHTRON MAKSY GO 60 ブルー

コンパクトなサイズ感で、机の上に置いても邪魔にならないほど。持ち運びも軽々だから、ベランダで使うのにも最適です。

鏡筒のカバーを外すと望遠鏡の仕組みも見えるようになっているので、子どもと一緒に学んでみるのも楽しそう。またスマホアダプターが付属しているから、自分のスマホで天体を撮影することもできちゃいます。


MAKSY GO 60は「SUUTA」で1日5,500円からレンタルができ、1ヶ月借りても6,200円。天体観測は天候に左右されたり天体の動きを何日も観測したりするので、余裕を持った日数で予定しておくと安心。なかなか星見の時間をとれない忙しい大人にも、じっくりやりたい子どもの自由研究にもぴったりですよね。

実際に望遠鏡をレンタルして天体観測してみよう!

それでは、実際にレンタルした望遠鏡で天体観測をしてみるとどうなるでしょうか?今回は望遠鏡をはじめて使う筆者が、ベランダで月を観測するのに挑戦します。

1.日程とレンタル期間を決める

SUUTAでは、5日からレンタル期間を決めることができます。今回はベランダから月を観測するので、子どもの夏休み期間に合わせた日数を設定しました。

 

もし日程を定めて観測場所へ出かけるなら、星を見たい場合は満月を避けるなど月齢を確認したり、天候に合わせるなどのチェックが必要です。

2.SUUTAで申し込む

「SUUTA」で望遠鏡を検索し、好みのものを選びます。レンタル商品が決まったら、オーナーにレンタル申請を行います。

 

商品詳細ページの「レンタル申請」ボタンから手続きを進め、下記の流れで申請します。

 

  1. 受渡方法(配送もしくは手渡し)を選択
  2. レンタル希望条件(レンタル開始日/終了日)を入力
  3. 支払い方法(クレジットカード払いもしくはポイント利用)を選択
  4. レンタル料金を確認
  5. レンタル申請完了

 

申請後はオーナーの承認をもってレンタル確定となるので、結果が出るまで数日待つこともあります。また、受け取りに時間がかかることもあるので、余裕を持って申し込むと安心です。

3.自宅で受け取る

今回は宅配で商品を受け取りました。

 

配送業者から受け取ってすぐに中を確認し、問題なければSUUTAページ内で「受取手続き」を行います。念のため、返却時のトラブルを防ぐために商品の状態を撮影して画像をアップロードしておくと良いそうです。

 

商品受取手続きが完了すると、いよいよレンタル期間がスタートします!

4.開封して組み立てる

こちらが「MAKSY GO 60」。天体望遠鏡が入っているとは信じがたいぐらいコンパクトなボックスに入っていました。

興味津々の息子と一緒に開封していきます。

付属の説明書を見ながら、簡単に組み立てることができました。

スマホアダプターなどのパーツも同封されていました。これですぐに使うことができます!

5.マンションのベランダから観測

さっそくベランダに出て観測を開始。MAKSY GO 60」をスツールにのせて高さを調整しました。屋根やベランダの柵などを避けつつ、見やすい位置を探します。

 

少しの振動や触れただけで見ている位置がズレてしまうので、アウトドアで楽しむ場合はキャンプテーブルなどにのせると良さそうです。

 

街灯や向かいのマンションの照明などで夜でも外は明るく、部屋の電気もつけたままだったので、今回は懐中電灯は使いませんでした。

 

そのため小さく光る星をとらえるのは諦めて、予定通り月を目当てに観測を開始!

スマホで撮影すると、このように見えていた月ですが…。

望遠鏡越しなら、こんなに大きく、クレーターまでクッキリと見えました!

レンズを覗いて楽しんだあとは、付属のスマホアダプターを装着して撮影。スマホカメラをうまく着けるのには少しコツが要りましたが、一度つけてしまえばレンズを覗くよりも見やすかったです。

5歳の息子も、大満足で月の観測を終えることができました。

6.梱包して集荷を依頼、返却する

天体観測を楽しんだあとは、期日までに望遠鏡を返却します。もちろん期限内であれば何度も使えますし、期間を延長できることもあります。

 

もし気に入った場合は、その商品自体を「買い切り」することもできますよ。

返却時には、リストを見ながら細かなパーツなどすべてのアイテムがそろっているか確認して梱包し、集荷依頼をします。通常の宅配便の集荷と同様なので簡単です。レンタル期間が終了するまでに必ず発送するようにしましょう。

 

最後に、SUUTAでオーナーと商品の評価を入力します。相手が商品を受け取って「配達完了」になれば完了です!

レンタル望遠鏡で月を観測した結果

はじめてレンズ越しに月面を見た瞬間、想像以上に細かな部分まで見えることに感動しました。付属のスマホアダプターでその感動のまま写真が残せたので、とても良い思い出になりました。

 

5歳の息子もはじめて触る望遠鏡に大はしゃぎ!夜にベランダに出るという非日常感にも興奮し、お休みならではの特別感を味わえたようです。

 

実は以前から子どもが望遠鏡に興味を持っていたものの、「本物を触らせるのはまだ早いかも…」「買ってみて難しかったら、せっかくの興味が逆効果になってしまうのでは」と躊躇していました。でもレンタルなら本格的な望遠鏡を気軽に試すことができるので、思い切ってチャレンジしてみて良かったです。

 

唯一のデメリットとしては、望遠鏡をすっかり気に入ってしまった息子が「まだ返さないで!」とグズって困ったことくらいでした。

 

次回は、天体観測に向いている冬にチャレンジしてみたいと思います。

レンタル期間は長めがおすすめ!望遠鏡に慣れたり、天候を待つ余裕が必要

実際にベランダで天体観測をしようと試みると、いくつか難しい事態にも直面しました。

 

まず、筆者も望遠鏡を使うのは初体験だったので、月をレンズ内にとらえるのに時間がかかってしまいました。そのため初日は外側のファインダーで月を見ることはできたのですが、大きなレンズでは息子に月を見せてあげられませんでした。

 

次に、自宅ベランダでできるという手軽さが良かった反面、月がちょうど良い位置にくる時間帯は5歳児には遅かったり、ベランダの手すりが邪魔で観測しづらかったりと、制限の多いベランダで行う天体観測の難しさも感じました。

 

さらに、夏だったので急な雷雨があったり、曇って月が出ないタイミングがあったりと、予定外に観測できない夜も多くありました。

 

以上のことから、ベランダで天体観測する際はレンタル期間を長めに設定し、余裕をもって観測プランを立てられるようにするのがおすすめです。

まずは望遠鏡をレンタルして始めてみよう!

「天体観測に興味はあるけれど、望遠鏡は高額だし手が出しにくい…」そんな気持ちのハードルを下げてくれるのが「レンタル」という選択。

 

「子どもの興味関心を広げてあげたいけど、続くかわからないし買うのは躊躇する」「長期休みの1ヶ月だけ天体観測にチャレンジしてみたい!」という場合にも、レンタルならハードルが下がるので快くチャレンジさせてあげられそうですね。

 

大人でも、例えばホームパーティーで天体観測ができたらいつもと違う夜になること間違い無し。庭があれば、キャンプグッズなどをレンタルでそろえてガーデンパーティーにしてみるのも良いですね。

 

また「田舎に帰る期間だけ、現地に届くようにレンタルする」ということもできます。現地に届けてもらいそのまま配送で返却できるので、荷物が増えないのもレンタルのメリットです。

 

本格的に購入を考えるなら、SUUTAには他にもさまざまな種類の望遠鏡があるので、いくつか試してみるのもアリ。もし気に入った一台があれば「買い切り」もできますよ。

 

新しい趣味をはじめるなら、SUUTAでレンタルした望遠鏡で「天体観測」はいかがですか?

さまざまな種類の天体望遠鏡から選んでレンタルできる!

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