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2024.08.21
荒井 貴彦

ドローンをレンタルしてみた!「Tello」でドローンデビューしよう

「旅行先の風景をダイナミックに撮影したい」「映像制作に新しい技術を取り入れたい」、そんな方はドローンでの空撮に挑戦してみませんか?ドローンなら手持ちのカメラではとらえられない、個性的な写真や動画が撮影できるようになります。

しかし、「いきなりドローンを買うのは勇気がいる…」と思いませんか?そんな方にはドローンのレンタルサービスがおすすめ!今回はドローンのなかでも軽量で扱いやすい「トイドローン」を実際にレンタルしてみました。ドローンの空撮に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

ドローンとは?どんなことができるの?

ドローンとは無線操縦で飛行する小型無人機をさします。農業や建設など特定の産業に特化したタイプもありますが、カメラを搭載した空撮用のものが一般的です。ここでは空撮用のドローンについて、その活用シーンを紹介します。

旅行やイベントの思い出作りに

旅行やアウトドア中にドローンを使って空撮することで、普段見られない視点からの撮影が可能になります。海辺のビーチや山々、田園風景などの自然をダイナミックに撮影することで、楽しい旅の思い出がさらに特別なものになるはず!また、結婚式や誕生日、家族の集まりなど、特別な日の記録にもぴったりです。

音楽やスポーツの個性的な映像制作に

映像作品やミュージックビデオ、動画コンテンツなど、クリエイティブな映像制作にも空撮が大活躍。手持ちのスマートフォンだけでは実現できないような一味違う作品が生まれるはず!

 

また、ドローンによってサーフィンやスキー、ハイキング、ランニングなどの様子を、躍動感ある視点で撮影できます。ドローンによっては追尾機能が搭載されているので、ドローンを操作せずとも撮影対象者の動きにあわせた撮影も可能です。

「航空法」は必ずチェック!

ドローンの空撮は写真や映像作品の可能性を大きく広げますが、「航空法」によってドローンを飛ばすときの手続きや飛行可能な場所が厳しく定められています。

 

2015年12月10日より、ドローンやラジコン機などの無人航空機の飛行ルール(航空法第11章)が導入されました。


現在、100g以上のドローンが航空法第11章の規制対象となっており、飛行禁止空域や飛行時のルール、飛行計画の提出などが決められていますので、国土交通省による無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールを必ずチェックしてください。

トイドローン「Tello」をレンタルしてみた

ドローンでの空撮に興味があっても、いきなり本体を購入するのは勇気がいりますよね。そこで活用できるのがレンタルサービス。今回利用したSUUTAにて、初心者向けのトイドローン「Tello」をレンタルしてみました!

軽量で手乗りサイズのドローン

今回レンタルしたのは「Tello」というトイドローン。トイドローンとは、本体とバッテリーの重さの合計が100g未満の小型ドローンをさします。

「Tello」の重量は約80グラム。手乗りサイズでとてもコンパクトなドローンです。

付属品をチェック

今回のレンタル品一式に含まれていたのはこちらです。

 

  • ドローン本体×1
  • バッテリー×3
  • 充電器×1
  • 充電用USBケーブル
  • プロペラ(スペア分)×1袋 ※交換用ドライバー付き
  • プロペラガード×4 ※装着済み

 

「Tello」の最大フライト時間は約13分。バッテリーが3つ付属しているので合計で最大40分ほどのフライトが可能です。また、プロペラガードが装着されているので、自宅などの屋内で飛ばしても天井や壁、家具などを傷つける心配も少なく済みますね!

さっそく「Tello」を飛ばしてみた!

それでは、さっそく「Tello」を飛ばしてみましょう! しかし、トイドローンといえども、どこでも自由に飛ばせるわけではないので要注意です。

トイドローンは「規制対象外」だが飛行場所は限られる

トイドローンは航空法の「規制対象外」となるため、比較的気軽に使用できるドローンです。しかし、自由に使用できるわけではなく、空港周辺や高度150m以上の空域、国の重要施設周辺などでは飛行が制限されます。

 

また、自治体の条例によっても飛行場所は限られています。たとえば東京都の場合、都立公園でのすべてのドローンのフライトが禁止されています。そのほかにも、自治体によって河川敷や浜辺でのフライトを禁止しているため、トイドローンを飛ばす場合でも、必ずその場所の管理者に確認しましょう。

「秋葉原ドローンスクール」の飛行場を利用

東京都内では基本的に屋外での飛行は禁止されているため、都内のドローン飛行場は屋内となります。今回は「秋葉原ドローンスクール」の飛行場を利用して、「Tello」を飛ばしました!

こちらが飛行場。飛行スペースがネットで区切られています。利用する際は、公式ホームページから電話または問い合わせフォームにて予約してください。

「Tello」の操縦は専用アプリで

「Tello」の操縦には同じ名前のアプリを使用します。

ドローン本体の電源を入れるとスマートフォンとペアリングができるようになり、ペアリングが完了した状態でアプリを開くとスマートフォンがリモコンに変わります。

こちらがアプリの画面です。左側の十字キーでは高さや回転方向を、右側の十字キーでドローンを水平方向に動かします。

ついに離陸!

それでは、いよいよ離陸!「Tello」アプリならボタンひとつで離陸できるのも、初心者にとってはうれしいポイント。

アプリ画面内の指示に従って、ボタンをスライドするだけでドローンが離陸します。

無事に離陸成功!「ブーン」という音とともに勢いよく離陸しましたが、ドローンはちょうど良い高さで自動的にホバリング。本当にボタンひとつでドローンを飛ばせました!

 

着陸も同様にボタンひとつで可能なので、「着陸できない!どうしよう」と不安になることもなく、無事に操縦が終了しました。

 

ちなみに、筆者は初心者のため試すにはいたりませんでしたが、アプリではさまざまな飛ばし方もできます。手からトスしてドローンを離陸させたり、宙返りをさせたり、円を描きながら上昇させたりと、初心者モデルとは思えないトリッキーな動きもできるので、ドローンの操縦に慣れてきたら挑戦してみたいですね。

屋内や自宅の敷地内での飛行は特に注意

はじめてドローンを操作してみて感じたことは、思った以上に飛行中の音が大きいことと、細かい操縦の難しさ。トイドローンは自宅の敷地内での飛行も可能ですが、住宅が隣接している場合はあまりおすすめできません。

 

また、ドローンの高さを変えたり水平方向に移動させたりするとき、十字キーで移動させた分よりも少し「滑る」感覚がありました。天井や壁、家具などに当たらないよう、慣れるまでは特に慎重な操縦をこころがけましょう。

レンタルで気軽にドローンデビューしてみよう!

「Tello」を購入しようとすると1万円以上しますが、レンタルなら数千円で済むのが大きなメリット。ドローンでの空撮のように、はじめてのことに挑戦するにはぴったりです。

 

また、SUUTAでは「Tello」だけでなく、ほかのドローンも取り扱っています。興味がわいたらどんどん試せるのもうれしいですよね。ぜひみなさんもSUUTAのレンタルサービスでドローンデビューしましょう!

レンタルでドローンデビューをしよう!

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