アイスクリーム屋の開業準備を進めている、または開業を考えている方に向けて、この記事では「開業時に必要なもの」を一覧でご紹介していきます。
必要な許可や開業費を節約する方法も解説しているので、最後までチェックしてください。
アイスクリーム屋を新しくはじめる際に必要なものを、以下8つのエリアに分けて一覧でご紹介していきます。
印刷して使える準備チェックリストを作成したので、アイスクリーム屋開業時にご活用ください。
アイスクリームのお店を開業するのであれば、「食品衛生責任者」の資格が必須となります。
資格は、1万円ほどの講習を受けると取得できるため難易度は高くありません。
また、アイスクリーム屋の場合は、イートインスペースの有無や販売方法によって必要な許可証が異なり、主に以下の2つの許可証が考えられます。
申請は管轄の保健所にしますが、地域によって取得する許可証が異なる場合もあるため、保健所に事前相談することをおすすめします。
飲食店の許可証の詳細については以下の記事でも解説しています。
アイスクリーム屋を開業する際に初期費用を安くしたほうが良い理由が3つあります。
1つ目は、初期費用が高ければ高いほど、開業後の回収に時間がかかることです。
回収に時間がかかることで、営業を続けるための心理的負担は大きく、また開業後の経営に負担をかける可能性もあります。
2つ目は、初期費用を節約して現金を持っておくことで、予期せぬトラブルにも柔軟に対応できることです。
営業とは関係のないところで資金が必要となり、現金がないために閉店を余儀なくされる状況も考えられます。リスクヘッジのために節約することをおすすめします。
3つ目は、浮いた予算を別の部分に投資できるためです。
例えば内装にこだわったり、人手を増やしたり、チラシを作ったりと、節約できる部分は節約することで他に充てられるようになります。
開業費を抑えて新しいアイスクリーム屋をオープンするためには、以下4つの方法が考えられます。
特に節約効果が高く、デメリットも少ないのが「レンタルの活用」です。
例えば、食品保存のため50万円の冷凍冷蔵庫を使う場合、購入すると一括で50万円かかります。
レンタルの場合は、60日間で10万円となるため、初期費用としては40万円の節約に。
他にも、高額になりがちな設備や什器、家具をレンタルで用意すると節約効果が高まっていくため、開業時の選択肢としてメリットは大きいです。
レンタルで必要なものを用意するメリットは以下の4つです。
レンタルの懸念点として、「レンタルを続けると購入金額を超えてしまう」が考えられますが、これは「買い切り」を活用すると解消できます。
買い切りは、支払ったレンタル料を差し引いた金額で購入できる仕組みのため、購入と同等の金額で所有権が得られます。
初期費用を抑えるメリットだけでなく、リスクを減らした状態で中長期的なアイスクリーム屋営業を実現する方法として、レンタルの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
アイスクリーム屋の開業準備をスムーズにするため、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。