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2024.12.03
SUUTAマガジン編集部

印刷コスト削減に貢献!定額制のプリンターレンタルサービス「スリホ」が選ばれる理由

オフィスのデジタル化が進む一方、利用される機械やサービスも時代に合わせて変化しています。

「大量のカラー印刷で経費がかさむ」
「印刷時に急なインク不足に悩まされる」

プリンターを利用する際、多くの企業がこのような課題に直面しているのではないでしょうか。

株式会社C-mind(シーマインド)は、印刷業務における経費と手間の問題を解決するため、2013年から定額制プリンターレンタルサービス「スリホ」を展開。現在、業界シェアNo.1の実績を持つ同サービスは、月額料金のみで印刷し放題のわかりやすい仕組みで大きな支持を集めています。

今回は、株式会社C-mindのSmartOffice事業部 小山紘世さん(こやま・こうせい)にスリホの魅力や企業に支持される理由についてお話をうかがいしました。

INDEX

お客様からの相談がきっかけで誕生

C-mind インタビュー記事

――現在の事業内容を教えてください。またあわせて、事業を始めたきっかけはなんだったのでしょうか。

小山さん:法人企業を対象に定額制プリンターレンタルサービス「スリホ」を中心に、人財活用コンサルティングやパソコンレンタルのサービス事業を展開しています。2011年の創業時は通信回線の訪問営業を行っていました。企業をまわっているうちに、回線費用だけでなく、プリンターのコピー代も削減できないかという相談をいただくようになったんです。

せっかくコピー代の削減サービスに着手するなら、日本で一番になれるビジネスモデルにしたいと思いました。海外事例をリサーチしてみると、韓国で「定額制プリンターサービス」がすでに定着している事実に気づいたんです。同じビジネスモデルが日本でも受け入れられるのではないかと思い、2013年にレンタルプリンターサービス「スリホ」を立ち上げました。

C-mind インタビュー記事

――スリホのサービスの特徴はどういったところにあるのでしょうか。

小山さん:スリホは「印刷機のレンタル代さえ支払えば、カラー印刷し放題」というサービスで、印刷枚数が多ければ多いほどコスト削減できるのが最大の特徴です。料金内にインク代やメンテナンス代もすべて含まれています。インクは色を選択でき、お客様から電話やウェブサイト経由で申し込みがあり次第、そのつど郵送しております。

また、リースのように審査がないため、申し込みから導入までが早いです。ご依頼いただいて、5営業日以内にはお届けできるケースがほとんどですね。また、リースでは5、6年継続利用しなくてはいけませんが、スリホなら2年から利用でき、導入の障壁が少ないことも特徴です。

最初は苦戦。サブスク文化の浸透で変化

C-mind インタビュー記事

――サービス開始当初の反響はいかがでしたか。

小山さん:2013年にスリホのサービスを開始したときは「サブスク」そのものの考えが新しく、苦戦しました。しかし、世間にサブスクが浸透してきたタイミングでWeb広告を展開したところ、一気に問い合わせが増加。2015年には導入台数が1,000台を突破しました。

――順調に事業が成長している要因は何でしょうか。

小山さん:コストがわかりやすいことですね。一般的には、大型プリンターを購入もしくはリース利用した場合、たくさん印刷すればするほどコストが上がってしまいます。印刷するたびに費用が加算され、年間でどのくらい印刷代にかかるのかの見通しも立てにくいんです。また、少ししか印刷しない事業者だと、つどインクを購入しなくてはならず、結果的に割高になってしまいます。ところが、スリホは定額制なので、年間予算の見通しがつきやすく、小さな事業者でも気軽にご利用いただけます。

導入企業の半数以上を中小企業が占めますが、まず1台1事業所からの導入をおすすめしていますね。品質や使い勝手を確認したうえで、他拠点へ広げるパターンが多いです。

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――スリホの利用者の98%が、2年以上、継続利用しているというのに驚きました。

小山さん:そうなんです。ありがたいことに、多くのお客様が継続的に使ってくださっています。カスタマーサポートやホームメンテナンスが充実している点を評価いただくことも多いです。

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――1社あたりの平均導入台数も多いのでしょうか。

小山さん:1社あたり複数拠点、複数店舗での導入が主流ですね。1つのフロアで複数台のプリンターを導入しているお客様もいます。

――具体的にはどのような使い方が多いのでしょう。

小山さん:多くの企業で大型複合機とは別に、大量印刷用にスリホのプリンターが利用されています。弊社では、大型複合機用の定額制サービスも提供していますが、こちらはスリホのような使い放題ではなく、上位プランという位置づけです。

スリホで提供しているプリンターはインクジェット機という特性上、水に濡れると印刷がにじんでしまう場合があります。重要な契約書類はレーザープリンターで印刷するなど、用途に応じた使い分けをしているお客様も多いです。

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――サービス開始から約10年経ちますが、スリホを取り巻く環境はどのように変化しましたか?

小山さん:「ペーパーレス化」の影響で、印刷の必要性がなくなり、解約されるお客様も一部出てきていますね。一方で、新しいニーズも生まれています。最近多いのはシェアオフィスやコワーキングスペースを運営している企業からの導入依頼です。施設の利用料金に印刷代を含める形でスリホのプリンターを設置するという使い方で、少しずつ導入数が増えています。

また、コロナ禍では出勤する人が減った分、オフィスへの導入は減ったのですが、在宅勤務で自宅で印刷するために導入する方がいました。コロナが落ち着いてからは、オフィスへの導入数が回復しましたね。コストやメリットさえ見合えばさまざまな形で導入可能だとわかってきたので、サービス提供エリアは限定せずにサービスを展開しています。

業界唯一のホームメンテナンス。充実のアフターサポートで差別化

C-mind インタビュー記事

――プリンターのメンテナンスサービスについて教えてください。

小山さん:カスタマーセンターで軽くヒアリングをして、できる限り電話での即時対応を行っています。電話口で説明をしてその通りに作業してもらうことで、約7割の問い合わせを解決していますね。修理が必要な場合は、メンテナンス担当者による日程調整後、迅速な訪問対応を実施しています。午前中にご連絡をいただいて、その日の午後には訪問メンテナンスができる体制を整えています。

――その日に対応してくれる体制は業界としても先進的な取り組みといえますね。

小山さん:そうなんです。実は定額制レンタルプリンター業界において、ホームメンテナンスサービスを提供しているのは弊社のみです。基本的に1都3県は自社スタッフによる直接訪問、それ以外の主要都市は保守委託のパートナーと連携することで、迅速な保守サービスを展開しています。

――具体的な体制について詳しく教えていただけますか。

小山さん:1都3県では、主拠点を川崎市に置き、エリアごとに担当メンバーを配置しています。お客様から依頼があると、そのエリアにもっとも近いメンバーが対応する仕組みです。メンテナンス体制は年々強化され、私が入社した2018年は担当者が1名でしたが、4年後には4〜5名体制になりました。

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――どのようなトラブルが多いのでしょうか。

小山さん:もっとも多いのは、プリンターの紙詰まりやローラー部分の汚れによる印字の乱れです。これらのケースでは、部品交換もしくは本体の交換で対応しています。

なお、直接訪問メンテナンスできるエリアは、1都3県と大阪や福岡など主要都市のみで、それ以外のエリアは、プリンターをメーカーや販売店に送ってもらい、修理を受けたあとに返送するセンドバック方式を採用しています。

顧客満足度を上げ、いかに継続してもらえるかが肝

C-mind インタビュー記事

――レンタルするのはどのようなお客様が多いですか?

小山さん:不動産会社と保険会社からの導入が多いですね。不動産会社は物件の配置図を大量に印刷する必要があり、保険会社はお客様の保険プランで何枚もカラー印刷を使う機会があるそうです。

小規模の保育施設や介護施設などもニーズがあります。コピーをするたびにインクを購入する手間が省ける、と好評です。

――お客様はどのような経路で導入を決めるのでしょうか。

小山さん:自社のウェブサイトとパートナー企業からの紹介という2つがメインルートです。自社のウェブサイトからは、スタートアップ企業をはじめ、個人でプリンターを利用される方や大型プリンターは必要ないものの業務用プリンターを探されている方、プリンター自体を家電量販店で買うか悩まれている方などが多い印象です。

ほかにも、Web広告経由や広告代理店パートナー企業との連携、何百社にも及ぶパートナー企業からの紹介もあります。

――パートナー企業との連携はどのように行われているのでしょうか。

小山さん:パートナー企業との連携は2パターンあり、提案から契約まで一貫して行うケースと、商談の際にパートナー企業がお客様に打診して、弊社が引き継ぐケースがあります。後者の場合は、弊社のパートナー担当者が引き継いだり、私たちがご一緒に訪問して、お客様のニーズに合わせて提案したりしますね。

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――パートナー企業との連携は重要ですね。貴社ではスーツのレンタル事業もしているんですよね。

小山さん:カリクルという就職活動の際のリクルートサービスをレンタルできるサービスですね。リクルートスーツは、せっかく数万円のお金を出して購入したのに、就職活動が終わると使わなくなってしまいます。新卒の社員から出たアイデアを元にできたサービスです。

――貴社にとってレンタルビジネスの魅力とはなんでしょうか。

小山さん:弊社はOA機器のリースや販売も手がけていますが、レンタルビジネスならではのおもしろさがあります。「販売」は商品を売って終わりなのに対し、レンタルはいかに継続して使っていただけるかが重要です。

アフターサポートをどのように提供し、どうしたら継続的に利用してもらえるのか。カスタマーサポートやエンジニアを含めて一緒に考えながら取り組んでいけるのが、レンタルビジネスの魅力ではないでしょうか。こうした積み重ねが、多くのお客様に継続して選ばれる結果につながっていると思います。

――最後に、SUUTAへ出品するにあたり、どんなところに魅力を感じているかお聞かせください。

小山さん:SUUTAではさまざまな商材が掲載されていますので、これまでに出会ったことのないような業種の方と新たな接点が生まれ、興味を持ってもらえるとてもうれしく思います。

――小山さん、ありがとうございました!

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