イタリアンレストランを新しく開業するときには必要なものがたくさんあります。
この記事では、営業を開始するうえで絶対に必要な設備・備品・什器をリストにしてご紹介していきます。
また、必要なものの揃え方として購入やレンタル、リースの方法の違いやメリット・デメリットも解説しています。
イタリアン料理店を新しくオープンするとき必要なものを、以下の7つのエリアに分けてご紹介していきます。
スムーズに開業準備を進めるため、用意するものに漏れがないか確認してみてください。
また記事の最後には、紙に印刷して使える準備リストも掲載しているので、イタリアン料理店の開業にぜひご活用ください。
イタリアンレストランを開業する前には、必ず『飲食店営業』の許可を取る必要があります。
飲食店営業の許可を取るための条件は、食品衛生責任者の設置と許可証の申請の2つを満たすことです。
「食品衛生責任者要請講習会」を受講することで食品衛生責任者の資格取得が可能で、以下の資格を持っている場合、講習会を受ける必要はありません。
開業前に必ず管轄の都道府県や市区町村のホームページを確認してください。例えば「飲食店営業許可証 神奈川」で検索すると行政のホームページが出てきます。
冷蔵庫やオーブン、机や椅子といった基本的な設備はもちろん、ピザオーブンやピザピールなどイタリアンレストランだからこそ必要なものもあります。
また、広告費や人件費など飲食店の開業にかかる経費はいくつもあるため、初期費用はできるだけ抑えたいのではないでしょうか。
そんなときにおすすめの方法がレンタルで設備や備品を揃えること。
レンタルなら購入よりも初期費用を抑えることができ、浮いた分を広告費や人件費に充てることで、よりお客さんを増やしてお店を回していくことに費用が使えます。
イタリアンレストラン開業時に必要な設備や備品を用意するときの選択肢には、主に以下の4つがあります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、準備をする前にチェックしておきましょう。
購入 |
レンタル |
リース |
サブスク |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
低~高 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
短期(1ヶ月~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
可能 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
「レンタル」は借り続けることで中長期的なコストが大きくかかる傾向にありますが、支払ったレンタル料を差し引いて買い取れる契約の場合は、「購入」と出費額は大差なく、かつ「リース」よりも柔軟な契約となっているため、開業時にはメリットの多い選択です。
イタリアンレストランの開業を考えているのであれば、SUUTAを使って設備・備品・什器をまとめてレンタルしてみてはいかがでしょうか。
イタリアン料理店の開業をスムーズにするために、準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。