韓国レストランのオープンをお考えのあなたに、少しでも開業のサポートができるよう、開業時に必要な設備や備品、什器のリストアップをまとめてご紹介していきます。
さらに、韓国レストランの開業に必須となる飲食店営業許可の取得についても紹介しています。
韓国レストランに必要なものの調達方法として、購入・レンタル・リースの違いも合わせて解説するので、最後までチェックしてみてください。
韓国レストランをオープンする際に準備しておきたい設備・備品・什器を以下10個のエリアごとにリストアップしました。
お店の内装や食事の提供方法などによって異なる部分はあるかと思いますので、参考としてチェックしてみてください。
韓国レストランを開業する際には、モノだけではなく申請や許可を得ることも必要です。
営業許可を得るためには、食品衛生責任者を設置することが条件になっています。1万円ほどの講習を受けて食品衛生責任者の資格を取得してください。
資格を取得したら、必要書類を準備して管轄の役所や保健所に申請をします。
また、店舗の収容人数が30人以上(スタッフ含めて)となる場合、防火管理者の設置も必須となるため、こちらも講習を受けて資格を取得します。申請は管轄消防署又は消防出張所です。
韓国レストランなど飲食店を開業するときに必要な許可については、以下の記事でも解説しているのでチェックしてみてください。
韓国レストランを開業する際には資金が必要ですが、その資金の大半は店舗の内装や設備、什器などに使われます。
それだけではなく、毎月の光熱費と家賃、人件費やお客さん呼び込むための広告費なども発生するため、資金集めや資金繰りはとても重要。
そこでおすすめしたいのが、レンタルを使って設備や什器を用意することです。
レンタルは、購入よりも初期費用を抑えることができ、開業時の負担を減らせます。
また、レンタルの契約によっては支払った料金を差し引いて買取ができるため、購入と変わらない金額で手に入れることができます。
これなら返却の手間はなく、使い慣れた設備をそのまま使っていけるので営業の負担にもなりません。
特に金額が高くなりがちな冷凍冷蔵庫やオーブン、椅子、テーブルなどはレンタルと相性が良いので選択肢としておすすめです。
韓国レストランを開業するときに必要な設備や什器は、購入・レンタル・リースという方法で調達が可能です。
それぞれの特徴やメリット、デメリットは下記表の通り。
資金調達の状況や予算、必要な設備・什器などに合わせて用意してください。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
注目すべき点は、「レンタルとリース」の違いです。
大きな差はないですが、初期費用だけを見るならリースのほうが割安になる傾向があります。
しかし、リースは中途解約ができないため、必要なくなったモノやお店に合わなかったモノでも中長期的に支払いが発生する、または解約金を支払って解約することとなります。
レンタルは購入より初期費用を抑えられるのに加え、リースよりも柔軟な契約形態となっており、支払ったレンタル料を差し引いて買い取れるオプションもあります。
開業時にリスクなく設備・什器を導入できる方法としてレンタルがおすすめです。
用意するものをリストアップして、それぞれ購入・レンタル・リースの管理もできるよう以下のシートを活用してみてください。