自宅で過ごすくつろぎの時間。本を片手に、あるいは好きな音楽を流しながら、ゆったりとコーヒーを楽しむ。そんな自分だけのチルタイムを良質なものにするためには、コーヒーマシンにこだわってみるのもひとつの手です。
「Better Everyday」をブランドスローガンに掲げるデロンギのエスプレッソマシンは、家で本格派のコーヒーを味わいたい人におすすめ。
味や機能性はもちろん、歴代のグッドデザイン賞をいくつもの製品で受賞しており、置くだけで絵になるデザイン性も高く評価されています。
業務用にも使われるメーカーで、バリスタが務めるカフェやおしゃれなお店にいるかのような気分を手軽に体感できるのが魅力。世界で人気のデロンギ製品のコーヒーマシンから、QOLを上げてくれる代表アイテムを抜粋して紹介します。
オイルヒーターの製造で有名なDe’Longhi(デロンギ)は、北イタリアのトレヴィーゾから生まれた家電ブランド。創業は1974年で、現代では世界の30か国以上で販売されている人気のメーカーです。
当初は「クラフトマンワークショップ」と呼ばれる職人の作業場として発展。オイルヒーターの製造で評判を経て事業規模が拡大していき、日本にはデロンギ・ジャパン株式会社として1995年に上陸しました。
同じく1990年代には、暖房器具製造で培った技術を活かしてコーヒーマシンを開発し、製造市場に参入。機種によりデザイナーはさまざまで、たとえば「エレッタ」「マグニフィカS」や「プリマドンナ クラス」はマルコ・バオナ、「ディナミカ」はフィオロット フランチェスコによって手掛けられたもの。デザイン性と機能性の両軸で世界から支持されています。
エスプレッソマシンで有名なデロンギのコーヒーマシンには、ブランドを代表する人気機種が多数そろいます。洗練されたデザインに、業務用としても愛用されるメーカーならではの機能性。味も見た目も妥協しない、本物志向の方にこそおすすめしたいアイテムの数々に注目です。
「エレッタ カプチーノ イーヴォ」は白が基調のモノトーンデザインで、キッチンやダイニングのインテリアに馴染みやすい機種。システマチックな外観ながら、シンプルかつ直感的な操作感で、アイコンボタンを押すだけで本格的なカフェドリンクを手軽に味わえます。
円錐型のコーン式グラインダーが搭載され、豆から挽いたコーヒーを楽しみたいこだわり派にとっても心くすぐられる仕様。メーカー独自の技術「ラテクレマ™」によって、カプチーノやカフェラテといった泡立てが必要なメニューもお店のような味わいに仕上がります。
インダストリアルな雰囲気があり、タイルやコンクリート風の壁紙やインテリアと好相性。かといってステンレス感が強く出ないデザインなので、ナチュラルな部屋に置いても悪目立ちしません。スマートな見た目の家電を求める方におすすめです。
「マグニフィカ イーヴォ」は、ブラック基調でリッチな印象の機種。デロンギで人気のエントリーモデル「マグニフィカ」に、メーカー独自の泡立て技術「ラテクレマ™」「マイラテ」メニューが搭載されています。業務用のようなデザインの魅力はそのままに、家庭でも使いやすいサイズ感が絶妙。
上部の操作ボタンから「マイラテ」を選ぶと、コンテナに投入したミルクをたっぷり全量使って、ラテやミルクメニューを抽出してくれます。準備する量によってミルクの分量を調整でき、好みの味わいをつくれます。さらに、人気の「カフェ・ジャポーネ」やエスプレッソメニューも搭載。シンプルな操作感ながら、日常使いから友人のおもてなしまで幅広くこなせます。
豆挽きや抽出をはじめ、内部洗浄も全自動で対応しているので、日々のお手入れも便利。毎日のように淹れるコーヒーだから、機械を使うのがかえって手間になるのは避けたいところですよね。仕事や家事の合間にも気兼ねなくコーヒータイムを過ごすためには、手軽に扱えるかどうかは重要なポイントといえるでしょう。
全自動コーヒーマシン「プリマドンナ クラス」は、デロンギのフラッグシップモデル。独自の自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™」に加え、4種類の温度に対応した給湯、スマホアプリからの操作にも対応している上位機種です。
ただコーヒーを飲むだけではなく、淹れる時間から一歩先の体験価値を提供してくれるのが魅力。「せっかくなら機能性を重視して選びたい」という方にもおすすめのモデルです。もちろん豆を挽くところから抽出、内部洗浄まで自動で行ってくれるので、取り扱いも手軽。
コーン式グラインダーの採用はほかの機種と共通していますが、スマホアプリ「De’Longhi COFFEE LINK」と連動させることで“マイコーヒー”の設定が可能。濃度や抽出量など、自分好みの設定調整を毎回やり直さずとも、カスタマイズを記憶しておけるのが強みです。「自分だけの一杯をいつでも楽しみたい」方にぴったりです。
毎朝、その日の気分で飲む豆を選び、機械にセットしたらボタンを押して待つ。豆を挽く音を聞きながら“時間の余白”を楽しみ、だんだんとコーヒーの香りが漂ってきて、一日を始める気力が湧いてくる。
何気ない日常のワンシーンが待ち遠しくなり、コーヒーを淹れる瞬間がもっと楽しくなる。過ごす時間ごとデザインしてくれるかのような存在感が、デロンギの製品には宿っています。
機能性とデザイン性のどちらも追求し、バリスタが使っているような見た目の機種は、プロ向け機種を使いこなしたい欲もかなえてくれそう。“おうちカフェ”がはかどり、QOLが一段階上がることでしょう。
さらにデロンギには同コンセプトとデザインで開発された「シリーズ」や「コレクション」があり、キッチン家電や製品の種類も豊富。たとえばコーヒーメーカーと電気ケトル、電気ケトルとオーブン&トースターなど、組み合わせてカラーやフォルムをそろえれば、空間レイアウトに統一感をプラスすることも可能です。
家電の色合いやテイストがまとまれば、スッキリ見えて居心地もよくなる。デロンギの製品は、暮らしをデザインするセンスを求める方に、一杯のコーヒーのようにそっと寄り添ってくれます。
機能美を備え、スタイリッシュな見た目が魅力のデロンギ製品。「毎日使うコーヒーマシンだからこそ、使い勝手と味にはこだわって選びたい」…そんな欲求も妥協せずにかなえてくれるポテンシャルのアイテムが揃います。
<こんな人におすすめ>
なおデロンギでは、紹介した全自動コーヒーメーカー以外にも「エスプレッソ・カプチーノメーカー」が販売されています。また「ドリップコーヒーメーカー」や「コーヒーグラインダー」単体もラインアップ。
淹れたいコーヒーの種類や使用シーンにあわせて機種を選ぶのもよいでしょう。フォルムや色合いなど、同シリーズの製品があれば揃えて使ってみても統一感が生まれます。
「コーヒーメーカーは高くていきなり買うのは怖い」「まずはデロンギ製品が合うか試してみたい」と思う方には、家電のレンタルを利用してみるのがおすすめ。
使いたい期間だけ借りられるSUUTAのレンタルサービスでは、デロンギの全自動コーヒーメーカー「エレッタ」「ディナミカ」といった機種を利用できます。気に入ったアイテムがあった場合、オーナーの許可が出れば「買い切り」も可能。支払い分を差し引いた金額で購入できるのがポイントです。
休日の午後も、平日の朝も、夜のチルタイムも。一杯のコーヒーマシンが演出してくれるくつろぎ時間は、仕事にプライベートに忙しい現代の我々が“ほっとひと息”つける居場所ともいえます。本格的な見た目の製品でバリスタ気分を楽しみながら、ゆるりと過ごしてみるのもよいものではないでしょうか。
Delonghi デロンギ ディナミカ ホワイト ECAM35035W