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2024.07.10
SUUTAマガジン編集部

ラーメン屋開業で準備する一覧リスト!レンタルで用意したいものとは?

ラーメン屋を開業するときにチェックしたい準備リストをまとめました。
設備・備品・什器・家具などのものから、許可証や申請書類まで必要なものに漏れがないよう最後までチェックしてください。
また、開業の初期費用を安く抑える方法やメリットについても解説しています。

ラーメン屋のオープン時に用意しておきたいもの

以下8つのエリアごとに開業準備時に用意したいアイテム(設備・備品・什器・家具)をリストアップしました。

  • 受付・レジ周り
  • 客席・テーブルエリア
  • ラーメンカウンター
  • 厨房・キッチン
  • ドリンク・バーエリア
  • トイレ
  • ストレージ・倉庫
  • スタッフルーム

受付・レジ周り

  • レジスター
    会計業務
    選ぶ際のポイント:操作性、連携機能
  • 受付カウンター
    お客様対応
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • POSシステム
    在庫管理と売上管理
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制
  • 受付用チェア
    受付スタッフが使用
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 伝票ホルダー
    注文伝票を管理するため
    選ぶ際のポイント:容量、取り出しやすさ
  • メニューサンプル
    お客様に料理のイメージを伝えるため
    選ぶ際のポイント:リアルさ、見やすさ

客席・テーブルエリア

  • テーブル
    お客様が食事をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、素材、デザイン
  • 椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • メニュー立て
    メニューを見せるため
    選ぶ際のポイント:見やすさ、安定性
  • 調味料入れ
    調味料を提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ
  • 箸・箸置き
    食事に使用
    選ぶ際のポイント:デザイン、品質
  • ナプキンホルダー
    ナプキンを提供するため
    選ぶ際のポイント:取り出しやすさ、安定性
  • お冷ピッチャー
    お客様に水を提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、注ぎやすさ

調理カウンター

  • ラーメン鍋
    ラーメンを煮るため
    選ぶ際のポイント:容量、素材
  • スープポット
    スープを温かく保つため
    選ぶ際のポイント:保温性能、容量
  • 麺茹で器
    麺を茹でるため
    選ぶ際のポイント:加熱効率、清掃のしやすさ
  • 換気フード
    煙と匂いを排出するため
    選ぶ際のポイント:吸引力、音の静かさ
  • 換気扇
    室内の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • ラーメン用調理器具
    麺切り包丁、麺あげざる、レンゲなど
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 防火設備
    安全対策
    選ぶ際のポイント:設置基準、メンテナンスのしやすさ
  • カウンターチェア
    お客様がカウンターで座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 丼鉢
    ラーメンを提供するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン

厨房・キッチン

  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • シンク
    洗い物をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • 調理台
    食材を準備するため
    選ぶ際のポイント:広さ、素材
  • ガスレンジ
    調理に使用するため
    選ぶ際のポイント:火力調整のしやすさ、安全性
  • 食器洗浄機
    食器を洗うため
    選ぶ際のポイント:洗浄力、サイズ
  • 換気扇
    キッチンの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • オーブン
    焼き物やデザートの調理に使用
    選ぶ際のポイント:容量、温度調整機能
  • 電子レンジ
    素早く食材を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 調理器具
    包丁、まな板、ボウルなどの基本的な調理器具
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 保存容器
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:密閉性、サイズ
  • 調理用ミキサー
    スープの仕込みやソース作りに使用
    選ぶ際のポイント:パワー、清掃のしやすさ

ドリンクエリア

  • ドリンクディスペンサー
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性
  • グラス
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • アイスマシン
    氷を供給するため
    選ぶ際のポイント:製氷速度、メンテナンスのしやすさ
  • シンク
    ドリンクエリアでの洗い物用
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • コーヒーマシン
    コーヒーを提供するため
    選ぶ際のポイント:抽出機能、容量
  • バー用ツール
    カクテルなどを作るための道具
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ

トイレ

  • トイレ用洗面台
    手を洗うため
    選ぶ際のポイント:デザイン、清掃のしやすさ
  • ハンドドライヤー
    手を乾かすため
    選ぶ際のポイント:乾燥速度、静音性
  • トイレ用品
    トイレットペーパー、手拭きペーパーなど
    選ぶ際のポイント:品質、コスト
  • 換気扇
    トイレの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 清掃用具
    トイレを清掃するため
    選ぶ際のポイント:使いやすさ、収納性

ストレージ・倉庫

  • 棚・収納
    食材や備品を保管するため
    選ぶ際のポイント:収納力、耐久性
  • 防犯カメラ
    防犯対策
    選ぶ際のポイント:画質、設置場所
  • 換気扇
    倉庫の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 在庫管理システム
    在庫を管理するため
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制

スタッフルーム

  • ロッカー
    スタッフの私物を保管するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、鍵の有無
  • 休憩用家具
    スタッフが休憩するため
    選ぶ際のポイント:快適性、耐久性
  • 電子レンジ
    スタッフが食事を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 冷蔵庫
    スタッフの食事を保管するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能

ラーメン屋開業に必要な許可とは?

ラーメン屋開業時には、「飲食店営業許可」の取得が必須となります。

許可証を得ずに営業をしてしまうと2年以下の懲役または200万円以下の罰金となるため、必ず許可証を得てから営業をスタートさせましょう。

飲食店営業許可の取得には、細かい条件や必要な資格がありますが、ラーメン屋を開業するという意思があるのであればハードルは高くありません。

飲食店営業許可の取得や申請書類の用意、申請から開業までの流れについては、以下の記事で解説しています。

個人事業主でもラーメン屋は開業可能

ラーメン屋は、個人でも法人でも開業が可能です。

開業届を税務署に提出することで個人事業主になれるので、手続き自体は簡単。

目安として年間売上1,000万円あると法人で会計処理をしたほうが税務的なメリットがあります。

個人でゼロからスタートならまずは個人事業主からはじめて、売上を考えて税理士に相談しながら法人に変更していくのがベターでしょう。

ラーメン屋開業時に必要な初期費用を抑える

ラーメン屋の開業時に必要な初期費用を安くする方法は、高額な設備や什器、家具をレンタルで用意するのがおすすめです。

なぜ初期費用の節約がラーメン屋には必要なのか?

飲食店、特にラーメン屋は日本での開業数が多い分、倒産・廃業してしまうお店も少なくありません。

その理由としては、主に以下の5つがあげられます。

  • 資金繰りの悪化
  • リサーチ不足
  • 営業不振
  • 人手不足
  • 後継者難

その中でも「資金繰りの悪化」は、開業時から気をつけたいポイントで、無事に開業ができてもその後の中長期的な営業ができないと元も子もありません。

その予防策のひとつとして、開業時にかかる初期費用を安く抑えるとリスクが減り、その他の問題にも柔軟に対応できるようになっていけます。

もちろん、その他の問題も事前に知ってリスクを減らすことは大事なので、総合的な視点で開業準備を進めていきましょう。

ラーメン屋の初期費用を安くする方法とは?

初期費用を安く抑えるため、高額な設備・什器・家具をレンタルで用意することがひとつの選択肢です。

レンタルを活用すれば、活用度合いによっては購入より数倍の節約効果が期待できます。

例えば、業務用の冷凍冷蔵庫は1台で80~100万円しますが、90日間のレンタルで30万円ほどとなるため、初期費用としては50万円以上の節約に。

他の設備や什器、家具などもレンタルで用意すれば節約効果はさらに高まります。

 

また、レンタル中のものを買い取れる「買い切り」を活用すれば、支払ったレンタル料が無駄にならずに所有権を得られるため「買い切り制度」は要チェックです。

注意したいこと

レンタルを利用するうえで注意したいポイントは、主に以下3つがあります。

  • 新品・中古が選べない
  • ずっと費用が発生して、購入金額を超えてしまう
  • 所有権を得られない

しかし、これらのデメリットを払拭するようなレンタルサービスを利用することで、初期費用を安くするだけでなく、デメリットも解消した開業準備が進められるのです。

 

レンタルを活用して初期費用を安く抑えることで浮いた資金は、リスクのために貯めておくのもよいですし、よりスムーズな営業のために人件費に回してもいいですし、よりお客さんに知ってもらうために広告費に回してもいいでしょう。

初期費用を安くできるメリットはラーメン屋の開業時にとても大きいので、まずはレンタルの活用をチェックしてみてください。

ラーメン屋の準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。

品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。

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