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Culture
2024.08.01
成澤綾子

あなたの知らないヴィンテージネックレスの世界

まわりと差をつけるワンランク上のおしゃれを楽しみたいなら、ヴィンテージネックレスを取り入れてみませんか?さらりと身につけるだけで、洗練されたおしゃれ上級者の装いが実現します。

「ヴィンテージ」と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、現代のファッションとの相性もよく、リーズナブルな価格のアイテムや、数日単位でレンタルできるサービスもあるんです。

この記事では、あなたの知らないヴィンテージネックレスの歴史と魅力、おすすめのアイテムとファッションへの取り入れ方などをご紹介します。

歴史を身にまとう、ヴィンテージネックレスの魅力とは

アンティークは100年以上前に製作されたものという定義がありますが、ヴィンテージには製造後100年以下であること以外に明確な定義はありません。一般的には数十年以上前に製造されたものの中から、希少価値があると認められたものだけがヴィンテージとして扱われます。ハイブランドに限らず、ファッションブランドや作者不明のものまで、ブランドではなくデザインそのものと、刻まれた歴史に価値がつけられるのです。

 

時を重ねた深みと美しさを兼ね備えたヴィンテージのネックレスは、古くからファッション・フリークたちに愛されてきました。その時代を彩った革新的なデザイナーによる洗練されたデザインは、時代を超えても色褪せないどころか、斬新にさえ感じられます。

 

そして、どのアイテムも希少性が高いため、誰かと同じものを身につけているなんてことは、まずありえません。まわりに差をつけ、センスを格上げするアイテムとして、おしゃれ上級者はヴィンテージネックレスを上手に取り入れています。

製作された時代に思いを馳せるのも、ヴィンテージネックレスの楽しみ方のひとつ。例えば1950年代のフランス、戦後のパリで製造されたネックレスを身につけてみましょう。当時は、シャネルやバレンシアガといった歴史あるメゾンに加え、クリスチャン・ディオールやジバンシィなどの新時代を築くメゾンが誕生したころ。フランス・モード界における「オートクチュールの黄金期」とも言われる時代です。

 

華やかで美しく、上品でありながら革新的なデザインが続々と生まれている世界で、どんなデザイナーが制作し、どんな人が購入し、どんなシーンで身につけていたのか。想像するだけでワクワクしてきませんか?ネックレスとともに歴史を身にまとう面白さも、ヴィンテージならではの大きな魅力です。

1点でガラリと印象が変わる。ヴィンテージネックレスの取り入れ方

ヴィンテージアクセサリーの中でも、手軽に取り入れやすいアイテムがネックレスです。顔に近いので自然と目を引き、イメージをガラッと変えられます。

 

ヴィンテージネックレスが製造された時代に合わせてレトロなファッションに合わせるのはもちろん、あえてシンプルな無地のワンピースに合わせるのもおすすめです。

 

ヴィンテージネックレス入門編におすすめのアイテムと、合わせるファッションやヘアスタイルをご提案します。

ジバンシィ/GIVENCHY Gハート・ペンダントネックレス(GD) SU/AC-008

1980年代のフランスで製造された、ジバンシィのヴィンテージネックレスです。現在のロゴに使われている“G”よりも、若干丸みのあるデザインが可愛らしくて個性的。フォーマルにもカジュアルにもマッチするシンプルさで、合わせるファッションを選びません。

 

とくにおすすめなのは、シンプルでヘルシーな肌見せができるマキシ丈のワンピース。ヘアスタイルはすっきりとまとめて。大人の余裕を感じさせる装いに、Gハート・ペンダントネックレスが大人の可愛さをプラスします。

トリファリ/TRIFARI ブロックプレート・チョーカーネックレス(GD) SU/AC-009

1960年代のアメリカで製造された、トリファリのチョーカータイプのネックレスです。1918年に創業したトリファリは、コスチュームジュエリー業界の最高峰とも言われる非常に人気の高いブランドとして知られています。

 

1960年代にトリファリでチーフデザイナーを務めていたアルフレッド・フィリップは、カルティエやヴァン クリーフ&アーペルなどでもデザイナーとして活躍していた人物です。

 

ブロックプレートのモダンなネックレスを引き立てるために、首周りはスッキリとさせながらも、ネックレスの存在感に負けないデザイン性のあるトップスがおすすめ。髪はストレートで引き算して、より洗練された雰囲気に。

1950s France ラインストーン・コスチュームジュエリー・ネックレス(BLオーロラ) SU/AC-002

1950年代のフランスで製造された、ラインストーンが美しいコスチュームジュエリー・ネックレスです。光の加減で、さまざまな表情を見せてくれるブルー・オーロラカラーが印象的。一粒一粒の輝きに、70年以上の歴史を照らしてきた深みを感じます。

 

1950年代のフランスといえば、先述したとおり「オートクチュールの黄金期」です。きっと、時代の最先端をいくデザインとして愛されていたのではないでしょうか。

 

オートクチュールにも引けを取らないエレガントなネックレスには、グレーやブラックの、モノトーンのハイネックニットを合わせて。ボトムスはパンツで引き締めて、エレガントでモダンな装いを楽しみましょう。

1960s Italy セラミック大粒ビーズ・ロングネックレス(RDxGD) SU/AC-011

1960年代のイタリアで製造された、ビーズのロングネックレスです。赤いビーズのポップな雰囲気と、深みのあるゴールドの風合い、そして品のあるデザインが絶妙にマッチしています。いつものファッションに、大人の遊び心をプラスできるヴィンテージネックレスです。

 

白Tシャツ+デニムのシンプルコーデの、アクセントとしても最適。ジャケットを羽織れば、ほどよくカジュアルダウンしたいビジネスシーンにもおすすめです。“ゆとりのある先輩感”を演出できて、部下からの人気も高まりそう。

ヴィンテージネックレスをレンタルしてみよう

ヴィンテージネックレスは、意外と現代のファッションにも合わせやすいものばかり。身につけるだけで一味違う存在感を演出できるので、おしゃれレベルがグッと格上げされます。

 

「そうは言っても、いきなり購入するのはハードルが高い……」という方におすすめなのが、レンタルサービスのSUUTA。この記事で紹介したネックレスは、すべてSUUTAでレンタル可能です。

 

ヴィンテージネックレスを気軽に試して、いつものメイクやファッションのイメージを一新してみませんか?

Items

ジバンシィ/GIVENCHY Gハート・ペンダントネックレス(GD) SU/AC-008

トリファリ/TRIFARI ブロックプレート・チョーカーネックレス(GD) SU/AC-009

1950s France ラインストーン・コスチュームジュエリー・ネックレス(BLオーロラ) SU/AC-002

1960s Italy セラミック大粒ビーズ・ロングネックレス(RDxGD) SU/AC-011

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