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2024.07.22
SUUTAマガジン編集部

蕎麦屋を開業するとき用意したいもの58選!開業初期はレンタルの活用がおすすめ!

蕎麦屋を開業するとき準備したいものを一覧でリストアップしたのでご紹介していきます。
設備や什器、家具など準備しないといけないものは多種多様。漏れがなく、開業を迎えられるように準備シートも用意しているので活用してください。
この記事では、蕎麦屋を開業するときに必要なものをエリアごとに解説します。

蕎麦屋を開業するときに用意したいもの

蕎麦屋を開業するときに必要なものを以下10個のエリアごとにリストアップしました。

  • 受付・レジ周り
  • 客席・テーブルエリア
  • 蕎麦カウンター
  • 厨房・キッチン
  • ドリンクエリア
  • トイレ
  • ストレージ・倉庫
  • スタッフルーム
  • スピーカー・BGMシステム
  • 蕎麦屋の雰囲気を出すアイテム

 

記事の最後には、準備をよりスムーズにするための準備リストを作成しました。

品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法などを管理でき、印刷すれば紙で運用もできるのでぜひ活用してみてください。

受付・レジ周り

  • レジスター
    会計業務
    選ぶ際のポイント:操作性、連携機能
  • 受付カウンター
    お客様対応
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • POSシステム
    在庫管理と売上管理
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制
  • 受付用チェア
    受付スタッフが使用
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 伝票ホルダー
    注文伝票を管理するため
    選ぶ際のポイント:容量、取り出しやすさ
  • メニューサンプル
    お客様に料理のイメージを伝えるため
    選ぶ際のポイント:リアルさ、見やすさ

客席・テーブルエリア

  • テーブル
    お客様が食事をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、素材、デザイン
  • 椅子
    お客様が座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • メニュー立て
    メニューを見せるため
    選ぶ際のポイント:見やすさ、安定性
  • 調味料入れ
    調味料を提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ
  • 箸・箸置き
    食事に使用
    選ぶ際のポイント:デザイン、品質
  • ナプキンホルダー
    ナプキンを提供するため
    選ぶ際のポイント:取り出しやすさ、安定性
  • お冷ピッチャー
    お客様に水を提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、注ぎやすさ

カウンター

  • 蕎麦鍋
    蕎麦を茹でるため
    選ぶ際のポイント:容量、素材
  • スープポット
    つゆを温かく保つため
    選ぶ際のポイント:保温性能、容量
  • 麺茹で器
    麺を茹でるため
    選ぶ際のポイント:加熱効率、清掃のしやすさ
  • 換気フード
    煙と匂いを排出するため
    選ぶ際のポイント:吸引力、音の静かさ
  • 換気扇
    室内の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 蕎麦用調理器具
    麺切り包丁、麺あげざる、蕎麦打ち道具など
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 防火設備
    安全対策
    選ぶ際のポイント:設置基準、メンテナンスのしやすさ
  • カウンターチェア
    お客様がカウンターで座るため
    選ぶ際のポイント:座り心地、耐久性
  • 丼鉢
    蕎麦を提供するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、デザイン

厨房・キッチン

  • 冷蔵庫・冷凍庫
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能
  • シンク
    洗い物をするため
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • 調理台
    食材を準備するため
    選ぶ際のポイント:広さ、素材
  • ガスレンジ
    調理に使用するため
    選ぶ際のポイント:火力調整のしやすさ、安全性
  • 食器洗浄機
    食器を洗うため
    選ぶ際のポイント:洗浄力、サイズ
  • 換気扇
    キッチンの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • オーブン
    焼き物やデザートの調理に使用
    選ぶ際のポイント:容量、温度調整機能
  • 電子レンジ
    素早く食材を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 調理器具
    包丁、まな板、ボウルなどの基本的な調理器具
    選ぶ際のポイント:耐久性、使いやすさ
  • 保存容器
    食材を保存するため
    選ぶ際のポイント:密閉性、サイズ
  • 調理用ミキサー
    つゆの仕込みやソース作りに使用
    選ぶ際のポイント:パワー、清掃のしやすさ

ドリンクエリア

  • ドリンクディスペンサー
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:容量、操作性
  • グラス
    ドリンクを提供するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、耐久性
  • アイスマシン
    氷を供給するため
    選ぶ際のポイント:製氷速度、メンテナンスのしやすさ
  • シンク
    ドリンクエリアでの洗い物用
    選ぶ際のポイント:サイズ、清掃のしやすさ
  • コーヒーマシン
    コーヒーを提供するため
    選ぶ際のポイント:抽出機能、容量
  • バー用ツール
    カクテルなどを作るための道具
    選ぶ際のポイント:デザイン、使いやすさ

トイレ

  • トイレ用洗面台
    手を洗うため
    選ぶ際のポイント:デザイン、清掃のしやすさ
  • ハンドドライヤー
    手を乾かすため
    選ぶ際のポイント:乾燥速度、静音性
  • トイレ用品
    トイレットペーパー、手拭きペーパーなど
    選ぶ際のポイント:品質、コスト
  • 換気扇
    トイレの空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 清掃用具
    トイレを清掃するため
    選ぶ際のポイント:使いやすさ、収納性

ストレージ・倉庫

  • 棚・収納
    食材や備品を保管するため
    選ぶ際のポイント:収納力、耐久性
  • 防犯カメラ
    防犯対策
    選ぶ際のポイント:画質、設置場所
  • 換気扇
    倉庫の空気を循環させるため
    選ぶ際のポイント:風量、静音性
  • 在庫管理システム
    在庫を管理するため
    選ぶ際のポイント:操作性、サポート体制

スタッフルーム

  • ロッカー
    スタッフの私物を保管するため
    選ぶ際のポイント:サイズ、鍵の有無
  • 休憩用家具
    スタッフが休憩するため
    選ぶ際のポイント:快適性、耐久性
  • 電子レンジ
    スタッフが食事を温めるため
    選ぶ際のポイント:ワット数、操作性
  • 冷蔵庫
    スタッフの食事を保管するため
    選ぶ際のポイント:容量、省エネ性能

スピーカー・BGMシステム

  • スピーカー
    店内に音楽を流すため
    選ぶ際のポイント:音質、設置場所
  • BGMシステム
    店内の雰囲気を高めるため
    選ぶ際のポイント:操作性、音楽の選択肢
  • アンプ
    スピーカーに音を送るため
    選ぶ際のポイント:出力、接続オプション

蕎麦屋の雰囲気を出すアイテム

  • 和風装飾品
    店内の雰囲気を和風にするため
    選ぶ際のポイント:統一感、素材
  • 間接照明
    雰囲気を高めるため
    選ぶ際のポイント:明るさ調整、デザイン
  • 掛け軸
    和風の雰囲気を演出するため
    選ぶ際のポイント:デザイン、サイズ

 

印刷して使える準備リストを作成したので、蕎麦屋の開業準備にご活用ください。

【Excel】開業時の準備管理シート

許可証を取得しないと蕎麦屋は開業できない

蕎麦屋などの飲食店は、「飲食店営業許可」を取得してから開業しないといけません。

許可証の取得を怠ると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金となります。

 

飲食店営業許可を取得するには、以下2つが必要となります。

  • 食品衛生責任者の資格(1店舗に1人の設置がマスト)
  • 申請に必要な書類を準備して申請

 

許可を取得するまでの流れは、資格を取得し、店舗の図面を用意して、申請書類を準備して提出となります。

提出後には店舗への立入検査があるので、お店の準備もしておく必要があります。

 

蕎麦屋の開業準備において必要な許可証や申請方法について、次の記事で解説しています。

飲食店を開業するときに必要な手続きは?業態ごとに必要な設備もご紹介!

この記事を読む >

蕎麦屋を開業するときに用意したいもの

蕎麦屋は、飲食店営業許可を取得すれば個人でも法人でも開業が可能です。

注意したいのは、食品衛生責任者の資格を持つ人をだれにするか。1店舗に1人設置すれば良く、講習を受ければ取得ができるので、アルバイトの人でも担えます。

しかし、そのアルバイトの方が辞めてしまった場合は、次の食品衛生責任者を設置するまで営業ができません。

個人で蕎麦屋を開業する場合、食品衛生責任者は店主がなることをおすすめします。

蕎麦屋の開業初期費用を安くするには?

蕎麦屋の開業準備をスムーズに進め、中長期的な経営を目指していくためにも初期費用を安く抑える必要性は考えておきたいところ。

順を追って蕎麦屋の開業費を節約することについて解説していきます。

なぜ初期費用を安くしたほうがいいのか?

蕎麦屋も含めて飲食業界はどの業界よりも廃業率が高い(参照:中小企業庁 – 小規模企業白書)ことは、参入する前に認識しておきたい現状です。

そして、廃業率が高い理由はさまざまありますが、「初期費用が高く、開業後の経営で資金繰りが悪化する」というものがあります。

また初期費用が高くなればなるほど回収するまでに時間がかかり、心理的な負担も重くなってきてしまいます。

そのため蕎麦屋を開業する際は、初期費用を安くすることを意識しましょう。

蕎麦屋開業の初期費用を安くする方法

蕎麦屋を開業する際に必要な初期費用を節約するには、以下のような方法があります。

  • 必要な設備や什器などをレンタルで揃える
  • 店舗の立地を検討する
  • 店舗のサイズを検討する
  • 外注ではなく、自分でやる
  • 人件費を抑えるためにシステムを導入する

 

これらの中でストレスが少なく、節約効果が高い方法が「レンタルで準備する」です。

レンタルのメリット

蕎麦屋に必要なものをレンタルで用意するメリットは、以下の4つ。

  • 購入するよりも初期費用を安くできる
  • 使わない設備があれば、無駄な出費なく返却できる(処分の費用もかからない)
  • 「買い切り」オプションを使って、レンタルしたものを買い取る
  • 使い慣れたものの所有権を得て、そのまま営業していける

 

高い節約効果を期待できるのは高額なもの(冷凍冷蔵庫や麺茹で器、空調設備、食器洗浄機、オーブン、椅子、テーブルなど)のため、なんでもレンタルが良いというわけではありません。

例えば、80万円の業務用冷凍冷蔵庫を導入する場合、レンタルを活用すれば60日間で15万円ほどになり、初期費用としては65万円も節約が可能。

高額なものを複数レンタルすれば、さらに節約効果は高まります。

 

また、レンタルによっては「買い切り」の選択もでき、支払ったレンタル料を差し引いた金額で購入ができるため、節約と柔軟性の一石二鳥となるのです。

 

 

蕎麦屋の開業準備では、ぜひレンタルの選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

蕎麦屋の準備段階をよりスムーズにするために、印刷できる準備リストを作成しました。

品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。 

【Excel】開業時の準備管理シート

【法人向け】SUUTAに登録する手順を画像付きで解説!

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