飲食店を開業するときに大変なことは、数多くの設備や備品、什器などのモノを用意することです。
消耗品や小さいものであればすぐ調達できますが、開業や営業に大事なものであれば一大事。
そこでこの記事では、タイ料理店を開業するときに必要な設備や什器をエリアごとにまとめてリストアップしました。
また、許可証の申請や取得についても解説しているので最後までチェックしてください。
タイ料理店の開業時に必要なものを以下10個のエリアごとにリストアップしました。
記事の最後には、必要な設備や備品、什器をまとめて管理でき、印刷して使える準備リストのシートを用意しました。ぜひ最後までご覧ください。
タイ料理店を開業するときに準備するものは設備や備品などの「モノ」だけではなく、「飲食店営業許可」の取得も必要です。
許可取得には「食品衛生責任者」の資格が必須となるため、講習を受けて取得してください。
以下の資格がある場合は、講習を受けずに食品衛生責任者となれます。
タイ料理店も含めて、飲食店を開業する際に必要な許可証や申請については以下の記事で解説しているので確認してください。
タイ料理店を開業するときに発生する費用を安くするには、初期費用が大きくなりがちな設備や備品、什器などをレンタルで用意することです。
購入は一括で費用が発生しますが、レンタルは借りる期間に応じて発生するため初期費用が安くなります。
レンタルは延長することができ、使わなくなったら返却することもできるため、身軽に動けるのがポイント。
また、買い切りができるレンタルを活用すれば、支払ったレンタル料を差し引いた金額で買取ができるため、返却の必要がなく、使っているものの所有権を得て使えるためおすすめです。
タイ料理店を開業するときに必要なモノは、一般的には以下3つの方法で調達することになります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットは以下の表の通りです。
購入 |
レンタル |
リース |
|
初期費用 |
高 |
低 |
低 |
月額費用 |
ー |
低~高 |
中程度 |
契約期間 |
ー |
短期(1ヶ月~) |
中長期(1年~) |
途中解約 |
ー |
契約により可能 |
基本不可 |
メリット |
所有権が得られる/長期利用ならコストが低い |
初期費用が低い/柔軟な契約期間/全額経費処理が可能 |
初期費用が低い/新品の商材が使える |
デメリット |
初期費用が高い/資産価値が減少/処分時に費用がかかる |
長期的にはコストが高い/所有権が得られない |
契約期間が長い/途中解約ができない/会計処理の手間 |
開業資金を思っている以上に集められなかったり、他の予算にまわして開業を迎えたい場合は、レンタルを活用して設備や備品、什器の初期費用を削減することも考えてみてください。
用意するものをリストアップして、それぞれ購入・レンタル・リースの管理ももできるよう以下のシートを活用してみてください。