韓国にはグルメやショッピング、歴史を感じる観光名所など多彩な魅力があり、日本人に人気の旅行先です。
日本語が通じる場所が多いことなどから、初めての海外旅行先としても選ばれやすいですが、気候や制度など日本と異なる点もあり、持って行かないと不便な持ち物もあります。
万全な準備をして韓国旅行を思いっきり楽しめるように、必要な持ち物を54個ピックアップしてきました。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!
INDEX
韓国旅行に行くときに必要な持ち物は以下の通りです。
「絶対に必要なもの」の中から、機内に手荷物として持ち込みたいものを「機内手荷物」の欄にピックアップして書いてあります。
機内手荷物
絶対に必要なもの
カバン・収納
衣類
日用品
電子機器
あると便利
これらの中から、特に解説が必要なものをピックアップしてご紹介します。
韓国旅行で絶対に忘れてはならないのは、まず第一にパスポートです。
忘れてしまうと飛行機にすら乗れなくなるので、出かける前には必ず確認しましょう。
また、パスポートの有効期限が入国時から3か月間先までないと韓国に入国できません。
期限も早めに確認することがおすすめです。
「K‐ETA(ケーイーティエー)」とは、観光目的などで韓国に渡航する人に義務付けられている電子渡航認証のこと。
2024年末までは観光活性化事業の一環として、日本国籍を持っている人は申請を免除されていますが、2025年以降に韓国へ行く人は申請が必要になります。
申請手数料が1人当たり10,000ウォンかかるほか、長いと審査時間に72時間程度かかることもあるので、早めに申請しておきましょう。
韓国では日本よりもキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードを持っていると支払いが便利です。
また、クレジットカードには海外旅行保険がついているものがあり、ケガや病気になったときや、盗難や破損などのトラブルが起きた際に保障が受けられます。
利用付帯と自動付帯の2種類があり、利用付帯は家から目的地までの旅費などをカードで支払いした場合に提供される保険、自動付帯はクレジットカードを持っているだけで適用される保険です。
基本的にカードを所持している人が対象であるため、家族や同伴者は補償が受けられなかったり、補償条件が異なる場合もあるので、事前に契約内容を確認しておきましょう。
キャッシュレス化が進んでいる韓国ですが、小規模店舗や屋台などでは現金支払いしかできないところもあります。また、韓国の交通系ICカード「T‐money」のチャージも現金しか対応していません。
両替は、空港、港、市内の銀行、公認両替所、ホテル、百貨店、一部みやげ物店などで可能です。
日本国内での両替はレートが悪い傾向であるため、韓国に渡ってから両替する方がお得です。レートは公認両替所、市内の銀行、空港、百貨店、ホテルの順に良いのが一般的です。
道案内やお店の情報収集など、旅行には欠かせないスマートフォンですが、日本と同じように使えない機能もあるので、注意が必要です。
例えば、韓国では国防の観点でGoogleマップの中に使えない機能があります。そのため、韓国の地図アプリ「NAVARマップ」や、乗り換えアプリの「SUBWAY KOREA」などをインストールしておくと安心です。
またトークアプリの「カカオトーク」を、予約アプリとして利用しているお店も増えているので、こちらも事前に準備しておきましょう!
旅行中は情報収集などでいつも以上にスマートフォンを使う時間が長くなりがち。
充電切れにならないよう、モバイルバッテリーがあると安心です。
飛行機に乗る際、モバイルバッテリーは預け入れができないので、必ず手荷物として機内に持ち込むことが必要です。
機内持ち込みできる容量や個数にも航空会社ごとに制限があるので、事前に確認しておきましょう。
韓国には無料のWi-Fiスポットも多くありますが、確実な通信状況を確保したい方は、持ち運べるモバイルWi-Fiを持っていきましょう。
コンセントは、日本では100Vが一般的ですが、韓国では220Vが主流です。
日本の家電製品を韓国の電源で使用すると、発火する危険性があります。
電圧を日本仕様の100Vまで下げる「ダウントランス」、もしくは電圧の上げ下げ両方に対応した「アップダウントランス」を持っていきましょう。
日本と韓国では、コンセントのプラグの形状も異なります。
日本ではAタイプですが、韓国はSEタイプとCタイプが一般的なので、変圧器と合わせ、コンセントの変換プラグも用意しましょう。
スーツケースは、荷物の量に合わせて適切な大きさを選ぶのがポイントです。
容量の目安として一般的に「1泊につき10リットル」と言われていますが、お土産などで荷物が増えることを想定し、少し大きめを選ぶとよいでしょう。
海外旅行では防犯面や、空港で荒く扱われることが多いことを考えると、アルミやプラスチック製のハードタイプのスーツケースがおすすめです。
韓国の気候は、日本と同じように四季があり、日本より年間での寒暖差が激しいのが特徴です。
特に冬は日本より寒さが厳しく、真冬のソウルでは-10℃を下回ることも。防寒対策をしっかり行いましょう。
夏は日本と似た高温多湿で、連日30℃を超える日が続くので、暑さ対策が必要です。
春と秋は乾燥しており、よく晴れた過ごしやすい日が続きます。
春の風が強い日には中国からの黄砂に注意。マスクを準備しておくと安心です。
冬のソウルの平均気温は-1.9℃、釜山は3.6℃、比較的温暖な済州でも6.1℃です。
冬の韓国を訪れるときには、アウターはもちろん、マフラーや手袋など、防寒対策をしっかりして行きましょう。
防寒具で荷物がかさばるのがイヤという方は、薄手のインナーを着込んだり、コンパクトにたためるダウンジャケットを選ぶのもおすすめです。
使い捨てカイロは機内への持ち込みや預け入れも可能です。しかし中身に金属が含まれているため、飛行機搭乗前の金属探知機にひっかかることがあります。
韓国の夏も、日本と似て高温多湿で、連日30℃を超える天気が続きます。
暑さや日差しの対策はもちろん、お店の冷房が強めに効いていることも多いので、羽織るものを持っていくなど体温調節にも気を付けましょう。
暑さ対策としてハンディファンを持っていくという方も多いと思います。充電式のものはモバイルバッテリーと同様、飛行機内への持ち込みにルールがあるので、事前に確認しておきましょう。
韓国には写真映えするスポットもたくさんあり、写真に映るためにヘアセットもしっかりしておきたい!という方も多いのではないでしょうか。
ヘアアイロンの種類によっては、飛行機内への持ち込みに条件がある場合があります。
事前に航空会社のホームページなどで確認をし、荷物を準備しましょう。
韓国といえば美容大国としても有名です。
美容医療やエステなどの施術を受けに韓国を訪れる方も多いのではないでしょうか。
受ける施術によっては、特別なアフターケアが必要だったり、使ってはいけない化粧品があることもあります。
受けようとしている施術について調べ、必要なものを揃えておくことをおすすめします。
韓国コスメを買い、現地で使うのも1つの楽しみですが、環境変化などで肌が揺らぎやすいという方は、普段から使い慣れているものを持って行く方が良いかもしれません。
今ではスマートフォンでも十分きれいな写真が撮れますが、せっかくの旅行だからカメラを持っていきたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
旅行に持っていくには、ミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラ、GoProのようなアクションカメラ、DJI Osmo Pocketのようなジンバルカメラなど、コンパクトなものがおすすめです。
旅行以外のときはカメラをあまり使わないという方は、レンタルサービスを利用することで気軽にカメラとともに旅行を楽しめます。
韓国での通信手段として便利なのは、韓国のeSIMを使う方法です。
eSIMはカード入れ替えをしなくても、QRコード読み取りやアプリのインストールだけで利用できます。
日本での購入もできるので、旅行出発前に途中までの設定をしておくこともできます。
韓国のお店には、順番待ちや予約に電話番号が必要なところもあるため、電話番号つきのSIMを選ぶと安心です。
韓国には「NAMANE(ナマネ)カード」、「T-money」、「Cashbee(キャッシュビー)」などの交通系ICカードがあります。
特にNAMANEカードは、駅やコンビニに設置された機械で購入することができ、専用アプリと連動することで、スマートフォンからチャージや残高照会もできて便利です。
スマートフォンを使ってカード表面に自分が好きな写真を印刷できるので、旅の思い出としてもぴったり。
NAMANEで支払いができるお店も多いので、一枚持っておくと便利です。
パスポート紛失時に備え、パスポートや証明書のコピーを用意しておくこともおすすめです。
パスポート原本とは別の場所に、見えにくいよう隠した状態で入れておきましょう。
日本から韓国までのフライト時間は、片道1時間半〜2時間半程度です。
フライト時間としてはそこまで長くはありませんが、旅先でしっかり楽しめるよう、機内ではリラックスしたいですよね。
ネックピローやアイマスク、耳栓、スリッパなど、機内で快適に過ごせるグッズを揃えておくのがおすすめです。
寝るときにホテルでの騒音や明かりが気になるなど、想定外のアクシデントがあった際にも対応できます。
Visit Japan Webとは、日本への入国の際の手続きをパソコンやスマートフォンなどで行えるサービスです。
ウェブから事前に情報を登録しておくと、税関や検疫など、帰国の際に必要な手続きをスムーズに行うことができます。
登録には、メールアドレス、パスポート情報、本人や同伴家族の情報、帰国予定日時や搭乗する飛行機の情報などが必要です。
近年、韓国で大量発生しているトコジラミへの対策も必要です。
トコジラミはベッドや床などの隙間に隠れ、就寝中の人の手足などを刺して人の血を吸う虫です。刺されると激しいかゆみに襲われ、発熱を引き起こす場合もあります。
荷物に付着して日本へ持ち帰ってしまう危険性もあります。
殺虫剤が効きづらく、繁殖力も強いため、一度持ち込まれてしまうと被害が拡大する恐れも。
対策として、ホテルの部屋についたらすぐにチェックをする、明かりをつけて寝る、肌の露出部分を減らす、レジャーシートや大きいビニール袋で荷物を覆う、といった方法が有効です。
空港鉄道 A’REX(アレックス)とは、 ソウル駅と仁川国際空港・金浦国際空港までを結ぶ鉄道のことです。
仁川空港からソウルまでノンストップで行ける直通列車であれば最短51分で行くことができ、乗車料金もリーズナブル。
全席指定で車内トイレやWi-Fiなどの設備が充実しているほか、日本語アナウンスにも対応しています。
荷物の量に合わせて適切な大きさのスーツケースを選ぶことが、快適な旅行にするための大きなポイントです。
荷物の量は旅行先や泊数によっても異なるので、旅行の度にちょうどいい大きさが変わることも。どんな大きさのスーツケースを買うのが良いか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなときはレンタルサービスを利用すると、そのときに合わせたちょうどいいサイズを用意することができます。
韓国旅行におすすめのスーツケースを2つご紹介します!
◆2泊3日の場合:アメリカンツーリスター ライトヴロ スピナー
29,700円(希望小売価格 税込み)→ 約5,500円(7日間レンタル)
1〜3泊に最適な35L、機内持ち込みサイズで、重さも2.1kgと軽量タイプ。
傷が目立ちにくい外装や、安定した走行性の4輪ダブルホイールで、移動が長くても安心です。
早めにレンタルしておいて、スケジュールに余裕をもって荷造りをすることもできます。
AMERICAN TOURISTER LITEVLO SPINNER 55/20 TSA ネイビー
◆3泊4日の場合:サムソナイト ミンター スピナー55
62,700円(希望小売価格 税込み)→ 約5,700円(7日間レンタル 税込み)
2〜3泊の荷物にプラスして、帰りにお土産が増えても安心な60L。
ノイズや振動を低減するサスペンションホイールで、快適な操作性を実現。
フロント部にはちょっとした荷物がかけられるフックがついています。
ケースのファスナーは二重構造にする事でさらに強度をアップ。
保管に場所を取るというお悩み解消のためにも、大きめのスーツケースはレンタルするのがおすすめです!
サムソナイト ミンター スピナー55 レッド
旅行だからせっかくなら本格的なカメラを持っていきたい!という方も多いのではないでしょうか。
しかし、カメラ初心者の方にとっては、わざわざ買うのはハードルが高いかもしれません。
また、旅行のときだけコンパクトなカメラが使いたい、ということもありますよね。
そんなときは、カメラをレンタルすれば、気軽にカメラを楽しむことができます!
動画撮影に適したコンパクトなアクションカメラもあるので、ぜひチェックしてみてください。
◆コンパクトでおすすめ:SONY デジタルスチルカメラ RX100III DSC-RX100M3
88,000円(希望小売価格 税込み)→ 約3,000円(7日間レンタル 税込み)
世界初のガラス非球面レンズ接合技術により、幅約10cm、高さ約5cmの手のひらサイズに大口径レンズを搭載。
夜景や人物写真、乗り物など、さまざまなシーンに対応できます。
気に入った場合は、そのまま買い切りもできます。
SONY デジタルスチルカメラ RX100III DSC-RX100M3
◆Vlog風動画や歩いていてもブレない動画を撮影したい方におすすめ:DJI Osmo Pocket 3
74,800円(希望小売価格 税込み)→ 約5,500円(7日間レンタル 税込み)
4K/120fpsの滑らかな動画撮影が可能で、手に持って歩いてもブレが軽減されるためVlog風の動画撮影におすすめ!
韓国の待ちを歩きながら写真や動画で思い出を残したい方はDJI Osmo Pocket 3が1台あるだけでカメラは十分でしょう。
DJI Osmo Pocket 3 OP9913
動画撮影をしたい方におすすめ:GoPro HERO 12 Black CHDHX-121-FW
62,800円(希望小売価格 税込み)→ 約2,800円(7日間レンタル 税込み)
色鮮やかな写真とビデオを撮影できるウェアラブルカメラです。
幅約7cm、高さ約5cm、奥行き約3cmとコンパクトで、防水性と耐久性にも優れているので、旅行での持ち運びにも適しています。
Bluetoothイヤホンなどのワイヤレスマイクで録音にも対応。
最大2.5時間連続撮影が可能です。
GoPro HERO 12 Black