タイは微笑みの国とも呼ばれ、仏教建築や水上マーケット、屋台、美しいリゾートビーチなど魅力にあふれています。
しかし、敬虔な仏教徒が多く、寺院や王室関連の施設などではルールやマナーに厳しい側面も。
気候も日本とは大きく異なり、旅行の持ち物には注意が必要な点もあります。
タイ旅行に必要な持ち物をリストにまとめたので、ぜひ最後までご覧ください!
INDEX
持ち物リストのあとには、特に説明が必要なものをピックアップし、タイを訪れる前に知っておきたいポイントと合わせてご紹介していきます!
用意するために時間がかかるものもあるので、スケジュールに余裕を持って準備しておきましょう。
ここから詳しく説明していきます。
日本国籍を持っている人がタイに入国するには、パスポートの有効期限が入国日から6か月以上残存していることが必要です。
現在、観光目的での入国は、30日以内の滞在であれば原則査証免除ですが、滞在期間の条件が60日以内に変更になることが予定されているので、タイ総領事館のホームページなどで最新情報を確認してください。
また、帰りの航空券の予約情報を提示することが必要なので、出発前に往復の飛行機を予約しておきましょう。
スマートフォンでも代用できますが、ペンやメモ帳などの筆記用具を持っていると意外と役に立ちます。
現地で言葉が通じないときの筆談用にも便利です。
タイではクレジットカードが使えるお店もありますが、個人経営の小規模店や屋台、郊外のお店では現金が必要です。
公共交通機関やトゥクトゥクの支払い、ホテルやレストランでのチップの支払いにも現金を使います。
また入国時、税関ゲートで1人10,000バーツ(約36,000円)、家族の場合は20,000バーツ(約72,000円)相当額の現金の提示を求められます。
これは、観光のために十分なお金を持っており、不法移民労働者ではないことを証明するためのものです。
一般的に、タイの街中の両替所のレートが最もよいので、最低限必要な現金は現地で両替しましょう。
ホテルやデパート、チェーン店、高級レストランなどでは、クレジットカードが使えるところも多いです。
現金をあまり持たなくて済むよう、使えるところではなるべくクレジットカードで支払いましょう。
海外旅行中に事故やトラブルが起きた際に補償してくれる、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っておくとより安心です。
旅行中の情報収集や写真撮影、連絡手段として欠かせないスマートフォン。
タイ旅行をスムーズに楽しむためのアプリもご紹介するので、事前にインストールしておきましょう!
タイの街中ではフリーWi-Fiを使えるところも多いです。
タイ政府が「Free Public Wi-Fi」というフリーWi-Fiを提供しています。
しかし通信速度が遅い傾向があり、2時間以上使いたい場合は再ログインが必要です。
また、フリーWi-Fiを提供しているチェーン店や大型商業施設もありますが、会員登録や、店舗での商品購入が必要な場合もあります。
安定的に通信手段を確保したい場合は、ポケットWi-Fiや現地のSIMなどを自分で用意しておくのがおすすめです。
東京からバンコクへのフライト時間は、片道6~7時間程度です。
長時間のフライトを快適に過ごすため、スリッパ、ネックピロー、耳栓やアイマスクなどのグッズを持っていきましょう。
タイのホテルには歯ブラシが置いていないことも多いので、持っていくことをおすすめします。
フライト中に歯磨きがしたい方は、忘れずに機内持ち込みの荷物に入れましょう。
歯磨き粉は液体の扱いになるので、機内持ち込みには条件があります。
航空会社の情報を事前に確認しておくとスムーズです。
飛行機内は乾燥しやすいので、目薬やリップクリームなど、保湿グッズあると快適に過ごせます。
タイでは庶民の交通手段としてバイクの普及率が高く、レンタルバイクを利用して現地の生活を体験しようという方もいるのではないでしょうか。
公共交通機関よりも小回りが利き、観光の足としても便利です。
現地でレンタルバイクやレンタカーを運転する場合には、国際免許証と日本の免許証の携帯が必要です。
国際免許証は、日本の運転免許を持っている方であれば、運転免許センターで手続きをし、手数料を支払えば取得できます。
タイの治安は基本的に安全と言われていますが、観光客を狙った詐欺やスリなどは多発しています。
貴重品管理をしっかりし、怪しい話には乗らないなど、防犯対策はしっかりおこないましょう。
財布やパスポートなどの貴重品は、セキュリティポーチに入れて肌身離さず持っておくと安心です。
タイではレジ袋が有料化されていますが、日本よりはルールがゆるいようです。
大手のコンビニなどではレジ袋がもらえないことも多いですが、屋台や小さな個人商店などではつけてくれるところもあります。
買ったものを入れる袋がなくて困らないよう、エコバッグは1枚持っておくと安心です。
タイ旅行の日数は、バンコクだけなら3泊5日、パタヤやプーケットなど、リゾート地も合わせて楽しみたいなら4泊6日程度がよいと言われています。
スーツケースの大きさの目安は、1泊10L程度が一般的です。
年間を通して温暖な気候なため、厚手の防寒着を持っていく必要はなく、荷物はコンパクトにできますが、汗をかきやすく、着替えを多めに持っていくことを考え、少し余裕を持っておくと安心です。
タイの季節は雨季、乾季、暑季の3つに分けられます。
どの時季に行っても暑いので、基本的には薄手のTシャツやワンピースなどがおすすめです。
11月~2月の乾季は、ほかの季節に比べて気温が低く、雨もほとんど降らない季節ですが、日本の夏と同じくらいの暑さになります。
北部の山岳地域では深夜~早朝にかけて氷点下になることもあるので、登山などを予定している人は防寒対策が必要です。
3月~5月は暑季で、1年の中で最も暑い4月には40℃を超える日もあります。
スコールが降ることがあるので、雨対策も重要です。
6月~10月の雨季には毎日1~2時間程度のスコールが降ります。
雨のあとは気温が下がりますが、すぐに日が差して暑くなるような天気です。
また、タイは敬虔な仏教徒が多く、服装やマナーに厳しい場所もあります。
お寺や王宮を訪れるときにはタンクトップや短パン、ミニスカートなどは避け、肌の露出が少ないものを着用しましょう。
入り口で服装チェックがある場所もあるので、訪れる予定の場所のルールを調べておくと安心です。
またタイでは、赤い服は王族派(タクシン派)、黄色い服は反政府派(反タクシン派)を意味します。
トラブルに巻き込まれないよう、身に着けることは避けましょう。
高級レストラン、クラブやバーなどではドレスコードを設けているところもあります。
短パンやミニスカート、タンクトップやビーチサンダルは避け、スマートカジュアルな服装を身につけましょう。
男性であればジャケットやワイシャツ、女性は上品なワンピースにシンプルな小物を合わせるなどのコーディネートがおすすめです。
タイは年間を通して紫外線が強いため、サングラスを着用しましょう。
ほかにも帽子やアームカバー、日傘などの紫外線対策グッズも効果的です。
タイにはパタヤやプーケットなど、美しいビーチリゾートも多く、旅行の目的地として計画している人も多いのではないでしょうか。
また、ホテルにプールが付いていることも多く、現地の暑さからプールで涼みたくなるかもしれません。
海で泳ぐ予定がなくても、水着やビーチサンダルは持っていくのがおすすめです。
雨が多い雨季や暑季は特に雨対策が大切です。
防水性のあるジャケットやカッパを持っていきましょう。
タイではお店などの冷房が強いこともあります。
屋内と屋外で体温調節ができるよう、羽織れるものを持っていくと安心です。
お寺などを訪れる際、肌の露出を避けるためにも使えます。
タイのホテルにはハンガーがないこともあります。
長期滞在をする際など、現地を洗濯をする人は忘れずに持っていきましょう。
長期滞在の場合など、現地で洗濯をして持っていく衣服を減らしたいという方もいるのではないでしょうか。
洗剤は現地調達もできますが、香りや成分などが合わないこともあるので、使い慣れているものを持っていくことをおすすめします。
洗濯ネットやハンガー、洗濯ばさみなども持っていくと便利です。
タイのホテルでは、シャンプーやせっけんなどのアメニティが置いていないこともあります。
肌が弱い方などは、普段と違うものを使って肌トラブルを起こすこともあるので、使いなれているものを持っていくのがおすすめです。
長期滞在の場合や身だしなみとして爪切りを持っていきたい方もいるのではないでしょうか。
ニッパー型の爪切りは機内持ち込みできないので、預け入れ荷物へ入れましょう。
クリッパー型のものは機内持ち込みOKです。
タイは紫外線が強いので、日焼け止めを持っていきましょう。
しかし、2021年からはサンゴ礁の保護のため、特定の成分を含む日焼け止めは国立公園での使用が禁止されています。
対象となる日焼け止めは、オキシベンゾン・オクチノキサート・4‐メチルベンジン・ブチルパラベンを含むものです。
違反すると10万バーツ(約33万円)以下の罰金が科されます。
訪れる場所が国立公園かどうかを確認し、日本で成分表示を見て購入し、持っていくのが安心です。
タイでは、蚊に刺されるとデング熱になるおそれがあります。
デング熱は発熱や発疹、頭痛、関節痛、吐き気や嘔吐などを発症し、最悪の場合死に至る病気です。
年間を通して注意が必要で、バンコク周辺など都市部でも多発しているので、虫よけスプレーを使用しましょう。
タイは大自然、夜景、仏教建築、グルメなど多彩な魅力にあふれています。
カメラを持っていくなら、さまざまなシーンに対応できるコンパクトなカメラがおすすめです。
SDカードも忘れずに持っていきましょう。
日本の電圧は100Vですが、タイでは220Vが使われています。
日本仕様の電化製品をタイでそのまま使用すると発火や故障をする恐れがあり危険です。
ダウントランスやアップダウントランスという、電圧を下げる変圧器を持っていきましょう。
タイのコンセントプラグの形は、日本と同じAタイプが主流ですが、C、B3タイプのところもあります。
日本の電化製品をタイで使いたい場合は、コンセントの変換プラグを持っていきましょう。
世界各国のコンセントの形がセットになっている製品もあり、ほかの国に行った際にも使えるので1つ持っておくと便利です。
ホテルによっては電源プラグが1つしかないこともあるので、差し込み口が複数ある延長コードを持っていくのがおすすめです。
また、変換プラグや変圧器が1つで済むという点でも重宝します。
乾季のタイでは、PM2.5などによる大気汚染が問題になっています。
対策としてマスクを持っていくと安心です。
また、往復の飛行機内の乾燥対策としても役立ちます。
タイは年中を通して暑い時季が続き、汗をかきやすいので、熱中症対策も大切です。
塩飴やタブレットなど塩分を摂取できるものを用意していきましょう。
また、こまめな水分補給も重要ですが、タイの水道水はおなかを下す可能性が高いので、飲むことは避けましょう。
ペットボトルの水を買って飲むようにしてください。
タイでは多くのトイレでトイレットペーパーが置いておらず、流せないところも多いです。
必ずポケットティッシュを携帯しておき、使用後は備え付けのゴミ箱に捨てましょう。
タイの飲食店では、おしぼりを提供していない場合がほとんどです。
衛生面が心配な方は、除菌グッズを忘れずに持っていくことをおすすめします。
パスポートを紛失してしまった場合に備え、パスポート用の写真や再発行に必要な書類を用意しておきましょう。
写真は、6か月以内に撮影した、縦45mm×横35mmのものが2枚必要です。
パスポートとは別の場所に、外から見えないよう隠して持っていきましょう。
雨季や暑季など雨が多い季節は、急な雨に備えて折り畳み傘を持ち歩く必要があります。
日傘としても使える晴雨兼用のものだとさらに便利です。
シャンプーや化粧品などの液体を機内持ち込みする際には、ジッパー付きビニール袋に入れることが必要です。
容量が1リットル以下で、縦横の長さが20cm以下のマチがなく、透明なものを用意しましょう。
多めに持っていけば、余った食べものや濡れたものを入れたり、袋が破れたときの予備としても使えます。
袋の口を閉じたり、ものを束ねたりする輪ゴムは、かさばらずに持っていくことができるので2~3個持っておくと便利です。
タイのトイレには、荷物を置くスペースがないことが多いです。
トイレの床が濡れていることもあるので、荷物をかけるためのS字フックを持っていくことをおすすめします。
電卓を持っていくと、レート計算や値引き交渉が便利です。
おつりのごまかしやぼったくりに合ったときにも、電卓があると冷静に対処できます。
タイでは電子タバコの所持や使用、持ち込みが禁止されています。
日本から持ち込むことができないほか、タイ国内での販売もされていません。
また、紙タバコを持ち込める量にも制限があります。
違反すると高額な罰金を科されるので注意が必要です。
荷物の量に合わせて適切な大きさのスーツケースを選ぶことが、旅行を快適にするためのポイントです。
旅行先や日数などで荷物の量が変わり、旅行のたびにちょうどいいスーツケースが違うこともありますよね。
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タイ旅行中に、高級レストランでの食事などを予定している方も多いのではないでしょうか。
ドレスコードが決められているお店も多く、フォーマルな服を旅行前に用意しておくとスムーズに旅行ができます。
普段あまりフォーマルな服は着ないという方は、レンタルがおすすめです。
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