新しく焼き鳥屋をオープンするときに必要なもの(設備・什器・家具・備品)を一覧でリストアップしたのでご紹介していきます。
また、モノ以外にも許可証や申請の手続きも必要となるため、忘れずに開業できるよう最後までチェックしてください。
新しく焼き鳥屋のオープンを進めている際に準備したいものを以下7つのエリアから洗い出して一覧をご紹介していきます。
印刷して使える準備チェックリストを作成したので、焼き鳥屋を開業する際にご活用ください。
焼き鳥屋を含めて、飲食店を開業する際には、「飲食店営業許可」の取得が必須となります。
許可を得るには、必要な資格と書類を用意して、管轄の保健所に申請をすることで取得が可能です。
必要な資格とは、1万円ほどの講習を受講すると得られる「食品衛生責任者」の資格です。資格がないと営業ができなくなるため、アルバイトではなく、店主が取得することをおすすめします。
申請書類については、管轄の保健所に提出する書類が決まっています。店舗の図面や資格証明書が必要となるので、食品衛生責任者の資格取得や店舗準備と平行して進めていくとスムーズです。
注意したいのは、書類や店舗の図面に不備があると余計な費用がかかる可能性もあるため、必ず準備を始める前に保健所へ事前相談に行くといいでしょう。
飲食店の許可証の詳細については以下の記事でも解説しています。
焼き鳥屋の開業には、まとまった家賃、敷金礼金、内装費、デザイン費、設備費、備品費、食材費など多種多様な費用が発生するため、資金集めが重要となります。
しかし、思うように資金が集まらなかったり、高額な初期費用に不安や心配を感じているのであれば、「レンタル」で必要なものを用意することおすすめです。
以下で順を追って解説していきます。
焼き鳥屋のお店を新しくオープンする際、開業の初期費用を安くしたほうがいい理由は以下の3つです。
一点注意したいのは、「安く抑えること」を目的にしてしまうと、料理やお客さんの体験、スムーズな営業、従業員の働きやすさなどの質を見落とすことにつながる可能性があります。そのため効果的な節約が要になるでしょう。
焼き鳥屋を新オープンする際に初期費用を安くする方法は、以下の4つが考えられます。
「店舗の立地やサイズ」は、安くすれば良いというわけでもなく、立地が良ければお客さんが来て、売上も上がることにつながるためこの点はよく考えて計画をしたいところです。
「自分でやる」は、店舗内装や必要なもの、各種手続きなどを外注せず自分でやることで節約をします。注意点は自分の時間だけが取られて開業スケジュールが遅くなってしまうこと。計画的に進めることをおすすめします。
そして、節約効果が高く、リスク低減やスムーズな開業につながる方法として「レンタルを活用して必要なものを用意する」をおすすめします。
レンタルで必要なものを用意するメリットは以下の4つです。
例えば、食品保存のため60万円の冷凍冷蔵庫を使う場合、購入だと一括で60万円が発生します。
これがレンタルの場合、60日間で10万円ほどのため初期費用としては50万円の節約になるのです。
他にも、高額になりがちな設備や什器、家具をレンタルで用意することで節約効果が高まっていくため、開業時の選択肢としてはメリットは大きくなります。
心配事として、「レンタルし続けると購入金額を超えてしまう」が考えられますが、これは買い切りできるレンタルを活用すると解消が可能です。
買い切りは、支払ったレンタル料を差し引いた金額で購入できる仕組みのため、購入と同等の金額で所有権が得られます。
レンタルは初期費用を抑え、中長期的な焼き鳥屋営業に向けて柔軟な選択肢を与えてくれるため、開業時に検討する価値はあるでしょう。
焼き鳥屋の開業準備をスムーズにするため、印刷できる準備リストを作成しました。
品物やサイズ、個数、金額、発注元、調達方法、チェックなどを1枚のシートででき、印刷すれば紙で管理・運用もできるのでぜひ活用してみてください。