アメリカといえば、都市ごとに歴史や文化の名所が楽しめる魅力的な観光地です。
しかし、入国の際、お店に入る際や出る際、チェックインする際など、さまざまな独自のルールがあります。
そのため事前に用意するものや申請しなければいけないものも多い場所です。
たくさんの魅力があるアメリカ旅行を成功させるために、絶対に必要なもの、あると便利なもの、持っていかなくてもよいものをまとめたので、確認しておきましょう!
アメリカ旅行に行く前に確認したい、準備リストは以下のとおりです。
機内手荷物は重複しているものもあるので、キャリーバッグと機内手荷物で分けて準備するようにしましょう。
また、準備するのに時間がかかるものや手続きが必要なものもあるので、リストのあとで解説していきます。
この中から解説が必要なものをピックアップしてご紹介していきます。
アメリカ入国時には、6か月以上有効なパスポートが必要です。
紛失や盗難に備えて、パスポートのコピーを用意しておくことがおすすめ。
入国時以外には空港の両替、コンビニでお酒を買う、レストランやバーに入る際にパスポートを提示する場合があります。
コンビニやレストランなどに入店の際は、念のためパスポートを持参しましょう。
ESTAとはアメリカに入国する際に、必要なビザ免除プログラムです。
日本国籍を持っている人がアメリカへ渡る場合、観光目的や短期の商用で90日以内の滞在期間であればビザなしで入国できますが、ESTAの認証を受けることが義務付けられています。
ESTAのホームページから申請をおこない、申請書の記入にかかる時間は20分ほどです。
入力情報の誤りなどがあった場合は、米国大使館や領事館でビザ面接を受ける必要があります。
また、申請には1人21ドルが必要となり、決済方法はクレジットカードのみです。
申請後、通常1~3日以内に認証または拒否の連絡がきます。
出発当日にESTAの申請をおこなうと搭乗前に取得できない可能性があるので、最低でも出発当日から72時間以上前には申請しておきましょう。
一度、認証されると2年間有効になり、2年以内に再びアメリカへ旅行する場合はESTAの再申請は必要ありません。
紙の航空券とメールで送られるeチケットの2種類があるので、どのタイプの航空券なのか確認し、搭乗前に提示できるように準備しておきましょう。
旅行のアクシデントとしてよくあるのが、出発する空港を間違えること。
成田空港や羽田空港など、同じ都市圏に複数の空港がある場合、とくに間違えやすいです。
チケットで出発時間や場所を必ず確認しましょう。
アメリカは日本とは違い、医療費が高額になります。
怪我をした際の治療費や所持品の破損、盗難などが起きた場合に、海外旅行保険に入っておくと保証を受けることができます。
また、クレジットカードに海外旅行保険が入っている場合があるので、事前に確認しておきましょう。
アメリカのキャッシュレス決済の比率は非常に高いですが、ホテルやレストランでのチップの支払いや、クレジットカード決済に対応していないお店などでは現金が必要です。
レストランでのチップの目安は食事代の10~20%程度で、アメリカでの食事代は1日あたり100ドルほどなので、チップは10~20ドルほどなります。
他にもホテルで荷物を運んでもらったり、清掃してもらったときなどには1~2ドル程度のチップが必要になるので、チップとして20~30ドルを用意しておきましょう。
その他に現金が必要な場面に備え、余裕を持って1日あたり50~100ドルほどの現金を持っておくと安心です。
また、円高や円安の影響もあるため、アメリカ旅行の際は事前にレートの確認をしておきましょう。
アメリカのレストランやカフェなどでは現金が使えないお店もあるので、クレジットカードは必需品です。
クレジットカードで決済する際は、チップ込みの値段で支払うことができるお店もあります。
VISA、マスターカード、アメリカンエキスプレスなどの国際ブランドを用意しておけば問題ありません。
JCBは日本の国際ブランドのため、アメリカでは対応していないお店が多いです。
また、アメリカではホテルのチェックインやレンタカーを借りる際、クレジットカードの提示を求められる場合があるので、絶対に持っておきましょう。
初めてのアメリカ旅行の場合は慣れない土地のため、地図を見たり、SNSを見たりすることが多いです。
そのため、モバイルWi-Fiルーターがあるとスムーズにスマートフォンが使用できます。
また、パソコンを使用する方や複数人での旅行の方は、Wi-Fiであれば複数の機器を同時に使えて便利です。
簡単に設定できてすぐに利用できるものが多く、空港で受取と返却ができるものもあります。
アメリカで使用できるものなのか、データ容量と料金、サポート体制などの項目は事前に確認しておきましょう。
eSIMはスマートフォンの中にあるチップをデータ変更して、海外でもインターネットが使用できるシステムです。
レンタルWi-Fiよりも費用が安く、持ち運ぶ荷物を少なくできます。
日本の電圧は100ボルトであるのに対して、アメリカは110〜120ボルトと少し高めです。
日本の家電製品をアメリカで使用する場合、対応電圧を確認しておく必要があります。
パソコンやスマートフォン、ゲーム機などの充電器は220〜240ボルトまで対応しているためそのまま使用できますが、心配な方は変圧器を持参しましょう。
カメラやドライヤー、ヘアアイロン、髭剃りなどは種類により変圧器が必要で、使用しないと故障する恐れがあります。
アメリカには傘をさす文化があまりなく、街中で売られていることも少ないです。
またサイズが大きいこともあり持ち運びが不便なため、バッグの中に入れられる折りたたみ傘があると便利です。
長時間のフライトで座りっぱなしだと足がむくみやすいため、着圧ソックスを持っていくとむくみ対策に役立ちます。
また、飛行機に乗る前に履いておくと足のむくみが出にくいです。
紛失や盗難に備えて、パスポートや運転免許証、航空券などのコピーを用意しておくことがおすすめです。
また、ホテルのチェックインの際に予約確認書類のコピーの提示を求められる場合があります。
パスポートを紛失した場合、まずは最寄りの日本大使館や領事館に相談しましょう。
パスポートの再発行には1週間程度かかるため、旅行をして日本に直接帰る場合には、「帰国のための渡航書」を発行し、帰国後に再発行するのが一般的です。
通常、アメリカの警察署に届けを出したあと、日本大使館や領事館でパスポートの失効手続きをし、帰国のための渡航書を発給してもらいます。
その手続きに証明写真が2枚必要になるので、事前に用意しておくと安心です。
航空会社や搭乗クラスによって、預けられる荷物のサイズが変わります。
重量を超えてしまうと追加料金が必要になるので、搭乗時に待たされたり、追加料金を払ったりすることがないよう、荷物はかりで荷物の量を調整しましょう。
観劇やスポーツ観戦、美術館などに行ったとき、オペラグラスがあると遠い場所からも鮮明に細部をみることができます。
アメリカにはニューヨークのブロードウェイシアター、メトロポリタン歌劇場など世界的に有名な劇場も多いので、旅行を存分に楽しむため、オペラグラスを持っていきましょう。
Visit Japan Webは、入国手続きに必要な情報を事前に登録できるオンラインサービスです。
検疫、入国審査、税関申告、免税購入がオンライン上で完結します。
登録は必須ではありませんが、事前に登録しておくと審査や書類の提出を省略でき、帰国時の手続きがスムーズです。
アメリカのほとんどの州はギャンブルが禁止されていますが、ネバタ州のラスベガスではギャンブルが合法です。
ゲームの種類が多いのが特徴で、ギャンブル攻略本をチェックしておくことで勝つ確率を高められる可能性があります。
また、ラスベガスのカジノは21歳未満の入場が禁止のため、入場する際はパスポートが必要です。
アメリカ旅行に行く際に持っていかなくてもよいもの、必要ないものは以下の4つです。
時期によって服装の準備は変えたほうがよいですが、現地で調達もできるため必要最低限の服で十分です。
かさばる服や靴は邪魔になるため、カジュアルかフォーマルどちらかに寄せると衣類を減らせます。
ドレスコードがある場所に行く予定があれば、スーツや革靴などが必要になります。
アメリカの治安は日本と比べるとよくはありません。
盗難のリスクを避けるために、高価なジュエリーや貴重品はなるべく持ち歩かないようにしましょう。
基本的には、夜に出歩かない、移動はタクシー、ひと気の少ない場所は行かないなどを意識する必要があります。
アメリカではクレジットカード決済ができる場所が多いため、必要に応じて現地のATMで引き出すことをおすすめします。
チップやローカルなお店では現金のみのところもあるため、完全キャッシュレスは心配ですが盗難リスクもあるため、最低限の現金で大丈夫です。
旅行中に不要なものがあると、荷物がかさばり邪魔になります。
ヘアドライヤー、シャンプー、タオルなどはホテルに付いていたり、ホテルの部屋にないものはフロントで貸してもらえたりする場合があります。
男性であればシェーバー、女性であればメイク用品、ヘアアイロンなど必要最低限のものは持参して、必要ないものは荷造りの際に確認しましょう。
CDプレイヤーやDVDプレイヤー、本、雑誌なども荷物がかさばり邪魔になる要因です。
スマートフォンやタブレットで映画や本などをダウンロードしておくと、荷物を減らすことができます。
また、アメリカのガイドブックはダウンロード版もあるため、スマートフォンやタブレットでダウンロードしておくと荷物の邪魔になりません。
ガイドブックを広げて歩いてると、観光客だと思われてスリなどに狙われる危険もあります。
今後アメリカ旅行以外に行く予定がない、または行っても数回ならキャリーバッグをレンタルするのがおすすめ。
おすすめの理由は以下3つです。
たとえば、スーツケースで有名なブランドのサムソナイトの約8万円のキャリーバッグをレンタルする場合、7日間で約6,600円(税込み)、12回分の旅行で元が取れる計算です。
キャリーバッグの相場は約4万円前後といわれているため、8万円のキャリーバッグを安く利用できるのはレンタルする大きなメリットです。
サムソナイト/Samsonite シーライト スピナー69 チリレッド CS2*10003
日本からアメリカまでは往路で約10~14時間かかるため、フライト中になにをするか計画を立てるのも大事です。
座席に映画や音楽などが用意されていますが、タブレットがあれば自分が楽しみたいものをスマートフォン以上の大画面で楽しめるのでおすすめ。
タブレットを持っていない方は、フライト中にタブレットで映画や書籍、漫画などを楽しむのにレンタルすることもできます。
モバイルWi-Fiルーターと一緒にレンタルすればタブレットでも通信が使えます。
タブレット
様々な機種から選んでレンタルできます
カメラであれば写真が鮮明に撮れるため、旅の思い出をきれいな写真で残すことができます。
風景写真ならミラーレス一眼カメラ、アクションカメラ、コンパクトデジタルカメラ。
移動が多い旅行なら、コンパクトで軽量なカメラがおすすめ。
購入すると高価なカメラですが、パナソニックのLUMIXであれば7日間4,900円でレンタルが可能です。
また、日本製のカメラは世界的にも人気があるため、盗難などには注意が必要です。
盗難にあった場合は海外旅行保険で一部適用される可能性があるので、海外旅行保険の種類を事前に確認しておきましょう。
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