シーリングライトに「高性能プロジェクター」と「高音質スピーカー」を搭載し、まるで魔法のような暮らしを叶えてくれるのが、Aladdin X2 Plusです。
「天井設置・短焦点レンズ」という独自の設計により、限られたスペースの中でも大画面を楽しめるのが大きな魅力。
テレビでは味わえない非日常感を、自宅にいながら体験できる照明一体型プロジェクターです。
とはいえ、価格は決して安くはなく、「本当に自分の部屋で使えるの?」「映像や音のクオリティはどうなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Aladdin X2 Plusを5畳の寝室に実際に設置し、家族で使用した様子をご紹介します。
INDEX
狭い空間でも大画面が楽しめ、映画館のような映像と音響に家族全員が感動!
レンタルで実際に使ってみて初めて気づける快適さや工夫もたくさんありました。
この記事では、レンタル体験を通じて見えた「Aladdin X2 Plusの特徴」「リアルな使用感」「おすすめしたい人」について、正直にお伝えしていきます。
アラジン エックス/Aladdin X2 Light
Aladdin X2 Plusは、「シーリングライト」「高性能プロジェクター」「高音質スピーカー」が一体となった、まさに三拍子揃った次世代型のプロジェクターです。
広い部屋での使用はもちろん、スペースが限られた場所でも本格的なシアター体験を実現できるところが魅力。
まずは基本的な特徴とスペックを紹介していきます。
<光学系>
<LEDシーリングライト>
<投影調整範囲>
<スピーカー>
<システム>
<電力条件>
<無線>
<外形寸法・質量>
通常のプロジェクターと異なり、設置場所を考える必要がないのが最大の魅力です。
天井の引掛けシーリングがあれば、特別な工事なしで誰でも簡単に取り付けることができます。
寝室や子ども部屋など、スペースに限りがある場所でもスマートな設置が実現。
プロジェクターといえば、設置場所やスクリーンの用意などが必要ですが、Aladdin X2 Plusはシーリングライトと同じ感覚で取り付けできます。
見た目もすっきりして、部屋のレイアウトに干渉しません。
さらに、小さな子どもや赤ちゃんがいると、テレビやコードに触れてしまう心配がありますが、天井設置型ならそのような心配もありません。
どんなに子どもがはしゃいでも、本体を倒したりコードに足を引っ掛けたりすることがないのは、大きな安心材料です。
短焦点レンズを搭載しているため、壁からの距離が短くても、鮮明で迫力ある映像を投影できます。
通常のプロジェクターでは数メートルの設置距離が必要ですが、Aladdin X2 Plusは最短0.85mで投影可能。
4~5畳ほどのコンパクトな部屋でも、本格的なシアター体験が味わえます。
我が家の5畳の寝室でも、壁いっぱいに映像が広がり、画面サイズは80インチ。
思わず「テレビより大きい!」と家族で驚くほどの迫力でした。
さらに、通常のプロジェクターですと、投影中に前を通ると影が映り込むのが難点ですが、天井から投影されるため、影の干渉がほとんどありません。
また、光が直接目に入ることもないので、子どもたちが眩しいと感じることがなく、安心して使えます。
スクリーンなしでも壁があれば十分綺麗に映りますし、クローゼットの扉などにも投影可能なのは意外な利点でした。
Aladdin X2 Plusの明るさは900 ANSIルーメンで、家庭用としては十分なスペックです。
実際に使用してみたところ、カーテンを完全に開けた状態とカーテンを閉めた状態とでは、暗い状態のほうが見やすいものの、日中の自然光が多少入る環境やカーテンを閉めてライトをつけた状態でも問題なく視聴できました。
「プロジェクター=暗い部屋でないと使えない」というイメージがあるかもしれませんが、Aladdin X2 Plusなら暗室でなくても快適に使用できると感じます。
Aladdin X2 Plusは、映像・音・照明をこれ一台でまかなえるオールインワンタイプのプロジェクターです。
まず音響面では、オーディオブランド「ハーマンカードン」製のスピーカーを搭載。
映像に負けない臨場感あるサウンドで、別途スピーカーを用意する必要がありません。
音響設備を設置する余裕のない寝室などでも快適に楽しめます。
照明機能も優れており、調光(明るさ)・調色(光の色温度)の切り替えが可能です。
シーンに応じて、映画鑑賞・読書・就寝前などに合わせた雰囲気を演出できます。
たとえば、子どもを寝かしつけるときには温かみのある「電球色」に、朝の支度にはスッキリした「昼光色」に切り替えることで、自然と生活リズムを整えやすくなるでしょう。
さらに、プロジェクター使用中は照明の明るさを抑え、画面の見やすさを確保することも可能。
ひとつのリモコンで映像と照明を一括操作できる快適さは、日常使いの中で特に重宝するポイントだと感じました。
ではここから、実際にAladdin X2 Plusをレンタルした様子を紹介していきます。
届いたパッケージには、本体、シェード、引っ掛けシーリング専用アダプター、リモコン、リモコン用乾電池、取扱説明書が入っており、必要なものはすべて揃っていました。
最初は「天井に設置」と聞いて少し構えていたのですが、実際はとても簡単でした。
通常の引掛けシーリングライトを外し、そこにAladdin X2 Plusを取り付けるだけです。
重さは約5kgありますが、真ん中に持ち手があるので片手でも持ち上げられます。
工具も不要で、10分ほどで設置できました。
ただし、脚立が必要になるため、できれば2人で作業するのがおすすめです。
設置後は、本体を回すことで左右の投影方向を調整することや画面の上下位置も内部の設定から微調整できます。
我が家では、壁に取り付けてあるピクチャーレールが映り込まないよう、位置を細かく調整しました。
見た目もシンプルでスタイリッシュ。
白を基調とした丸みのあるデザインなので、天井に設置しても圧迫感はなく、まるでインテリアの一部のように自然になじみます。
設置の際のデメリットもありました。
通常のプロジェクターであれば、本体の位置を前後させることで画面サイズの調整が可能です。
しかし、Aladdin X2 Plusは天井の引っ掛けシーリングに固定するタイプのため、画面サイズは「小さくはできても、大きくはできない」という特性があります。
壁までの距離によって最大の投影サイズがほぼ決まるため、思っていたよりも小さいと感じることがあるかもしれません。
設置予定の部屋のサイズや壁との距離をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
電源を入れたら、リモコンを使用して、映像と音声ガイダンスに沿って設定を進めます。
説明書を読まずに直感的に操作できるのは大きなポイントです。
AndroidベースのUIなので、スマホに慣れていれば問題なく扱えると思います。
リモコンの感度も良く、操作にストレスは感じませんでした。
さらに、専用アプリ「Aladdin X」をインストールすれば、スマホをリモコンとして使うこともできます。
また、一般的なプロジェクターと違い、一度設定してしまえば毎回出し入れしたりピントを調整する必要がありません。
観たいと思ったらすぐに使える手軽さが、日常使いにピッタリです。
起動もスムーズで、電源を入れてから約7秒で映像が表示されるのには感動しました。
YouTube、Amazon Prime Video、Netflixなど、主要な動画配信サービスに対応しています。
子ども向けのコンテンツや学習系アプリも搭載されており、親子で楽しむことも可能です。
4歳の娘もお気に入りのYouTubeを自分で選んで観られるようになり、ちょっとした成長を感じました。
さらに、おやすみタイマー機能を使えば、子どもの就寝時間に合わせて自動で電源がオフになるので、観すぎ防止にも役立っています。
最も感動したのが、狭い寝室でも驚くほどの大画面を楽しめるという点です。
壁までの距離は短いのに、実際に測ってみると約80インチの画面サイズでした。
リビングのテレビよりも大きな画面に、家族全員が驚きました。
映画館のような臨場感を寝転びながら味わえる贅沢さに大満足です。
4歳と7歳の子どもたちも、大画面の映像にワクワクが止まりません。
お気に入りの動画を大画面で観ることで、自分たちが映像に入り込んだような没入感を味わえるようで、何度も「また観たい!」とせがまれます。
Aladdin X2 Plusを5畳の寝室に設置してから、我が家の夜の過ごし方がガラッと変わりました。
お風呂上がりにパジャマ姿でそのままベッドに入って映画鑑賞ができるので、リラックスタイムとしても最高です。
おやすみタイマーも設定でき、「観てそのまま寝かせる」使い方もできて、親としても助かっています。
また、音響について、プロジェクターに付属のスピーカーはあまり音質が良くないイメージがあり、正直あまり期待していなかったのですが、使ってみると想像以上でした。
重低音もきちんと響き、映画のセリフや音楽がクリアに聴こえます。
特に印象的なのが、天井から音が降ってくる感覚です。
部屋全体を包み込むような音響で、映画館にいるような臨場感を味わえます。
Bluetoothスピーカーを使っていた頃と比べても、音質、臨場感、手軽さ全てがAladdin X2 Plusのほうが上回っていて、これ一台で十分だと感じました。
注意点としては、設置は簡単ですが、天井設置型である以上、気軽に別の部屋に持ち運んで使うのは難しいことです。
ポータブルプロジェクターのように「今日は寝室、明日はリビングで」という使い方には向いていません。
使用する場所を決めている人に向いている製品だと感じました。
置き型タイプのプロジェクターも気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
Aladdin X2 Plusが気になっていても、本当に自分の家に合っているのか、そもそもプロジェクターが本当に必要なのかなど、実際に使ってみないと分からないポイントも多く、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめしたいのが、プロジェクターのレンタルです。
レンタルしたときにはどのようなポイントで試すとよいかをご紹介していきます。
アラジン エックス/Aladdin X2 Light
Aladdin X2 Plusは、設置場所や壁との距離によって投影サイズがある程度決まってしまう製品です。
そのため、事前に部屋の広さや投影環境との相性を確認しておくことがとても大切。
「思ったより画面が小さかった」「壁にピッタリ投影できなかった」といった後悔を防ぐためにも、レンタルでの事前チェックは非常に有効です。
Aladdin X2 Plusは、親子で楽しめる映像体験が魅力の製品。
ただ、「本当に子どもが使うかどうか」「飽きずに続けられるか」を知るには、まず試してみるのが一番です。
我が家でも、最初は興味を持つか不安でしたが、実際には子どもたちが毎晩のように映画鑑賞や絵本を楽しむようになりました。
また、チャイルドモードを使用すれば、安心して子どもに操作を任せることもできます。
「プロジェクターってなんだか操作が難しそう」と感じている方にも、レンタルは最適です。
設置や操作、明るさや音質の感じ方などは、実際に使ってみないとわからない部分が多いからこそ、自分の暮らしにフィットするかどうかを事前に確かめられます。
直感的なUIとシンプルな操作で初心者にも扱いやすく、レンタル後に「これは買ってもいいかも」と思える製品です。
Aladdin X2 Plusは、単なるプロジェクターではなく、「家族の時間を豊かにするエンタメ空間」を生み出してくれるアイテムだと感じました。
特に、設置スペースが限られているご家庭や小さなお子さんがいるご家庭にとっては、天井設置・短焦点・高音質スピーカー内蔵という設計が本当にありがたく、どれを取っても大満足の使い心地です。
実際に5畳の寝室に設置してみたところ、子どもたちの「今日は何観る?」が毎晩の楽しみになり、寝室がまるでミニシアターのような特別な空間に変わりました。
「子どもと一緒に過ごす時間をもっと大切にしたい」「日常の中にちょっとした特別感を取り入れたい」そんな思いを持つご家庭には、おすすめできる一台。
高機能な一方、価格もやや高めのため、「買ってから後悔したくない」という方も多いはずです。
レンタルなら、気軽に試してみてから判断できるので、納得したうえで安心して購入することができますので、ぜひ試してみてください。