高性能モバイルプロジェクターとして注目を集めている「エクスジミー XGIMI MoGo 3 Pro」。
Netflix公式ライセンスを搭載しており、美しいフルHD画質など魅力的な機能が満載ですが、定価は約8万円と決して安くはありません。
そのため「この値段に見合うだけの性能が本当にあるの?」と疑問に思ったり、「設置や操作が面倒だったらイヤかも…」と迷ったりしている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は筆者がXGIMI MoGo 3 Proを実際に使ってみたリアルな感想をもとに、セッティングから機能性、使いやすさまでを徹底レビューします。
購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
コンパクトで簡単に設置可能なモバイルプロジェクターは、場所を選ばず気軽に大画面の映像を楽しめるのが魅力です。
近年は画質や音質も進化しており、自宅用はもちろんアウトドアやビジネスの場でも活用の幅が広がっています。
気になっているものの、実際どういったものなのか知りたいという方にも分かるように、その特徴と楽しみ方について詳しくご紹介します。
モバイルプロジェクターの最大の魅力は、何といってもそのコンパクトさと軽さです。
手持ちのカバンにすっぽり収まるサイズの製品が多く、旅行や出張、キャンプなどでも気軽に持ち運べます。
重い機材を用意する必要がなく、使いたいときにすぐ使用できるのが特長です。
また製品によっては電源がない場所でも使えるバッテリー内蔵タイプもあり、用途によって選べるのも魅力的。
近年のモバイルプロジェクターは「大画面=据え置き型」というイメージを覆す、新しい映像体験を私たちに提供してくれます。
一般的なプロジェクターを使用する際は、オフィス内にあるような広々とした会議室や、開けた空間が必要です。
しかしモバイルプロジェクターさえあれば、投影に必要なのはテーブルのような平らなスペースと壁や天井だけ。
例えば大型テレビを置けないようなワンルームや賃貸マンションの部屋でも、モバイルプロジェクターなら簡単にホームシアターを実現できます。
最近のモデルは自動台形補正やオートフォーカス機能を搭載しているものが多く、細かい調整なしで快適に使えるのもポイントです。
手軽に使えて、日常にちょっと特別な時間をプラスできるのがモバイルプロジェクターの魅力です。
軽量なうえに配線も最小限というシンプルさのため、リビングでの映画鑑賞はもちろん、子どもの寝かしつけタイムにもおすすめ。
ホームパーティーやレンタルスペースで催しをする際は、壁に映像を投影してパーティーの演出にも使えます。
またアウトドア派の方なら、キャンプ場で星空を見ながら映画鑑賞をしたり、客室でベッドに寝転びながらYouTubeの動画を流したりと、シーンを問わず大活躍。
ただ動画を投影するだけでなく、シーンによって楽しみ方が広がるアイテムです。
モバイルプロジェクターが気になっている方におすすめなのがレンタルサービスです。
購入前に性能や使い勝手を試したり、イベントのときだけ使ったりなど、モバイルプロジェクターの楽しみ方がさらに広がります。
SUUTAではさまざまなプロジェクターがレンタルできるので、ぜひチェックしてみてください。
SUUTA プロジェクター・スクリーン一覧
最近は、NetflixやYouTubeなどのストリーミングアプリを本体に内蔵したモデルが主流になってきました。
Wi-Fi環境があれば、リモコンひとつで映像視聴が可能。
使用感もシンプルで直感的に操作できるので、より手軽に映像鑑賞に集中できます。
それぞれのスペックは以下にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
500mlペットボトルと同じくらいのコンパクトなサイズ感でありながら、高性能な機能を備えているXGIMI MoGo 3 Pro。
正しくセットアップできるか心配でしたが、説明書を読み進めながら進めていくとあっという間に設定完了したため、その使いやすさも魅力の1つだと感じました。
このスリムなボディにどれほどの実力が備わっているのか、実際に使って紹介していきます。
外箱はシンプルで本体と持ち運ぶ用のケースでそれぞれ分かれており、スタイリッシュなデザインが印象的です。
中を開けるとしっかりと保護された本体と付属品が整然と収まっていて、1つ1つ取り出していく瞬間からワクワク感があります。
内容物は以下の通り、シンプルで必要なものがきちんと揃っていました。
外箱はやや大きめで驚きましたが、本体は思った以上にコンパクト。
実際に持ったときの重さも約1kgと軽く、扱いやすさを実感しました。
また今回は、公式アクセサリーである「XGIMIマジカルレンズ」も合わせて使用。
こちらの製品を使うと、XGIMIの独自開発したカスタマイズ光学フィルターにより、5倍以上に拡大可能になります。
大画面でより臨場感あふれる映像体験を楽しめるので、広い部屋に投影する際はおすすめです。
設置はとても簡単で、本体底部に一体型のスタンドがあるため角度の調整もスムーズ。
このように上下に動かすだけで、部屋の壁の好きなところに投影が可能です。
そして電源を入れてリモコンで数ステップ操作するだけで、Wi‑Fi接続・Googleアカウント連携・Netflixなどの初期アプリ設定までサクッと完了します。
注意点としては、Googleアカウントへのログインにはパスワード等が必要になってくるため、スムーズに進めるためにも事前に控えておきましょう。
そして機能面では、自動台形補正やオートフォーカスがかなり優秀。
特にこちらで何か操作しなくても綺麗に映るように調整してくれるため、「何もいじらずにキレイに映った!」という印象です。
ガジェットの扱いに詳しくない筆者でも、直感的にセットアップができるのが好印象でした。
リビングの白壁にそのまま投影してみたところ、ほどよいサイズでくっきりと映りました。
筆者の部屋はそこまで広くないですが、このようなスペースの限られた賃貸マンションでも大迫力の映像体験が叶います。
映像はフルHD解像度に加え、450 ISOルーメンの明るさと高色域で、映像美が本当にすごいです。
暗いシーンもつぶれずにしっかりと表現されるので、サイズ感と手軽さとのギャップに驚きました。
美しい映像を実際に体験してみたいなら、レンタルで手軽に試してみるのもおすすめです。
購入よりも手ごろな価格で試すことができ、他のプロジェクターと比較したり、期間限定で楽しんだりなど、プロジェクターの楽しみ方の幅が広がります。
気になる方はぜひレンタルもチェックしてみてください。
エクスジミー/XGIMI MoGo 3 Pro
今回筆者が「実際にどのように楽しんだか」に加えて、使用したうえでおすすめしたい使用法についても紹介していきます。
みんなでワイワイYouTube
筆者の家族はバラエティが好きなので、全員で好きなYouTuberのゲーム配信を観ながらワイワイ盛り上がりました。
好きな食べ物やドリンクを片手に鑑賞すれば、ちょっとしたパーティー気分で楽しめるのでおすすめです。
また投影に際して部屋を暗くしているので、映画館気分も味わえました。
スマホで撮影した動画を大画面で
旅行中にスマホで撮影した動画を大画面に映せば、思い出話に花が咲きます。
HDMI接続不要で内蔵アプリを使えばワンタッチで映像が見られるので、思いついたときにすぐ楽しめるのが魅力でした。
XGIMI MoGo 3 Proを使えば、普段スマホの小さな画面で見ていた映像を臨場感たっぷりな大画面で鑑賞できます。
プロジェクターで手軽に非日常体験
推しのライブ映像を大画面で投影すれば、あっという間に部屋がライブ会場に。
ひとりでじっくり楽しむのも良いですが、推し活仲間を集めて上映会形式で映像を観るのもおすすめです。
また家族で楽しむ場合は、家族団らんの一環として子ども向けアニメの一挙再生もよいでしょう。
健康志向の方なら、ヨガ・筋トレなどのレッスン動画を投影して“おうちスタジオ化”するのもよさそうです。
イベントに合わせて使いたいけれど、使う頻度はそれほど多くないな……と購入を迷っている方にはレンタルもおすすめ。
使いたいときだけプロジェクターをレンタルし、使い終わったら返却すれば良いので、コスパ良く使えます。
また、投影する場所の大きさや、一緒に観る人数などによって適切なプロジェクターはさまざま。
そのときに一番合ったプロジェクターを使えるのも、レンタルを活用する大きなメリットです。
エクスジミー/XGIMI MoGo 3 Pro
XGIMI MoGo 3 Proを実際に使ってみて、「これは便利!」と感じたポイントは想像以上に多くありました。
映像の美しさや設置のしやすさ、快適な操作感など日常に取り入れやすい工夫が満載。
ここでは、特におすすめしたいXGIMI MoGo 3 Proのメリットを3つご紹介します。
本体に内蔵されたスタンドで角度調整がしやすいだけでなく、オートフォーカスと自動台形補正機能がとにかく優秀。
電源を入れて数秒で自動的に映像がピタッと整い、操作なしでもすぐに視聴スタートできます。
プロジェクターを使い慣れていないと適切な角度や距離が分からない場合がありますが、XGIMI MoGo 3 Proならおまかせで綺麗に投影可能です。
これなら毎回の調整に時間をかける必要がなく、思い立ったときに電源を入れてサッと使えます。
筆者のような設置に不安がある初心者でも安心して扱えるのは、大きなメリットといえるでしょう。
XGIMI MoGo 3 Proは450 ISOルーメンの明るさと、90%のDCI-P3色域という高色域を実現。
どんな映像でもくっきり映り、色の階調もしっかり表現されるため、アニメや映画からライブ映像まで臨場感たっぷりに楽しめます。
筆者はこれまでプロジェクターに対しては「広い部屋でないと使えない」「色がぼやけて臨場感に欠ける」というイメージがあったので、このダイナミックさに驚きました。
映像だけでなく音質も優秀で、思わず没入してしまうようなクオリティ。
昼夜問わず活躍する映像クオリティが、XGIMI MoGo 3 Proの大きな強みです。
XGIMI MoGo 3 ProはNetflix公式ライセンス付きのGoogle TVを搭載。
そのためアプリをインストールすれば定番のYouTubeだけでなく、Prime VideoやTVerなどもすぐに視聴可能。
スマホと同じ感覚で操作できるので、HDMIケーブルや外部デバイスがなくても使用可能です。
さらにリモコンには音声検索ボタンもあり、観たい動画を話しかけて探すことも可能。
リモコンを使って文字を1つ1つ打つのは時間がかかるので、筆者としてはこういった機能も便利に感じました。
プロジェクター初心者でも、違和感なくいつものテレビ感覚でエンタメを楽しめます。
機能性の高いXGIMI MoGo 3 Proですが、実際に使ってみると「ここは少し注意かも?」と感じる点もありました。
購入前に知っておくと安心できるポイントを、メリットとのバランスを見ながら正直にご紹介します。
XGIMI MoGo 3 Proは、モバイルプロジェクターでありながらバッテリーを内蔵していません。
電源なしで使用するにはモバイルバッテリー(PD対応・65W以上)が必要です。
そのため「キャンプ場のような電源のない環境で使いたい」といった際には、やや不便になる可能性も。
しかし室内での使用がメインの方であれば、そこまで問題ではないでしょう。
筆者も主にリビングでの使用が多かったため、特に不便さは感じませんでした。
デザイン性の高いスタイリッシュな筐体は魅力的ですが、投影レンズ部分に使えるキャップのような保護ケースは付属していないためレンズ部分がむき出しの状態です。そのため持ち運びの際にキズや衝撃が心配になる方もいるでしょう。
しかしXGIMI MoGo 3 Proには持ち歩きにも便利な筒形の専用ケースがついているので、こちらに本体を入れた状態で持ち運びをすればレンズが傷ついたり破損したりする心配もありません。
持ち運ぶ際に不安な方は、本体がすっぽり入る付属の専用ケースに入れておくようにしましょう。
450 ISOルーメンという明るさはモバイルプロジェクターとしては十分ですが、日中の明るい部屋や自然光のある屋外ではやや見づらく感じることも。
特にカーテンを開けた状態の部屋など、直射日光が差し込む環境では映像のコントラストが落ちてしまう印象がありました。
しかし視聴する際は部屋の電気を消して、カーテンを閉めた状態にしておけば映像もくっきり綺麗に楽しめるため、一般的な使い方であれば不自由を感じることは少ないはずです。
XGIMI MoGo 3 Proは、「シンプルな操作感で、手軽に高画質な映像を楽しみたい」という方にぴったりの一台です。
映画やアニメ、ライブ映像を大画面で堪能したい方はもちろん、アウトドアなどさまざまなシーンで気軽に使いたい方にもおすすめ。
スマートTVのような操作性でストリーミングもスムーズに視聴できるので、初めてプロジェクターを購入する方にも最適です。
XGIMI Mogo3 Proは快適な操作性とクオリティの高さを両立した、万能型のモバイルプロジェクターといえるでしょう。
エクスジミー/XGIMI MoGo 3 Pro
XGIMI MoGo 3 Proは、高画質・高音質・設置のしやすさを兼ね備えた万能プロジェクター。
とはいえ価格も約8万円と決して安くはなく、「自分の部屋のサイズ感に合うかな?」「操作は本当に簡単?」と気になる方も多いはず。
そんなときは、購入前にレンタルで実際の使用感をじっくり試してみるのがおすすめ。
総合レンタルプラットフォーム「SUUTA」では、XGIMI MoGo 3 Proを2週間5,300円からレンタル可能です。
設置の手軽さや映像の美しさを体験してから購入を検討できるので、失敗のない選択ができます。
レンタルした際は、その映像美と快適な使用感をぜひ試してみてください。