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おうちエンタメ
2025.12.19
福井 晋(Fukui Shin)

視力が悪い人でも使えるARグラス5選。視力補正があれば眼鏡やコンタクトレンズは不要!

「ARグラスって視力が悪くても使えるの?」「眼鏡の上から使用できるのかな?」と、気になっている方もいるのではないでしょうか。

筆者も視力がとても悪いのですが、実際にいくつかのARグラスを使っていくうちに「視力が悪い人におすすめのARグラスの特徴」がわかるようになってきました。

本記事では、視力が悪い方が選ぶべきARグラスの特徴や、おすすめのARグラスを紹介していきます。

INDEX

結論:ARグラスは視力が悪い人でも使える!

ARグラスとコンタクトレンズと眼鏡を並べた写真

最初に結論ですが、視力の悪い方でもARグラスは使用可能です。

多くのARグラスでは「別売りの度付きインサートレンズ」を使用することで、眼鏡としての役割を持ったARグラスが使用できます。

また、「視力補正機能」が搭載されている製品もあり、裸眼のまま使えるARグラスもあります。

もちろん、普段お使いのコンタクトレンズの上からARグラスをかけても問題なく使用可能です。

そのため、視力の悪い方でもARグラスを使用できます。

ARグラスをどのような使い方で使用するかによって、適切な製品の選び方は変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。

レンタルプラットフォーム「SUUTA」では、視力補正機能を搭載したARグラスを2週間で数千円から、1日あたり数百円でレンタル可能です(※2025年12月時点の価格)。

SUUTA ARグラスのレンタル一覧

XREALやVITUREなどがレンタルできる!

視力が悪い人がARグラスを使う方法

XREAL どれがいい

視力が悪い方が重視すべきARグラスの選び方や使い方を紹介します。

▼視力が悪い人がARグラスを使う方法

  • 度付きインサートレンズを作成する
  • 視力補正機能がついたARグラスを選ぶ
  • コンタクトレンズを併用する
  • 眼鏡の上から装着する

度付きインサートレンズを作成する

インサートレンズの写真

インサートレンズ

視力の悪い方がARグラスを使う上で最も効果的な方法が、度付きのインサートレンズを使用する方法です。

ARグラスの内側に、度付きの後付けレンズを装着することにより、ARグラスに映った映像や周囲の様子も綺麗に見渡せるようになります。

度付きの眼鏡を使用しているときと同じような使用感となるため、違和感なく快適に使用可能です。

度付きインサートレンズを採用している主なARグラスメーカーは、XREAL(エックスリアル)です。

基本的にXREALの全製品で、視力が悪い人は度付きインサートレンズの別途購入が必要となります(※2025年12月時点)。

SUUTA XREAL製品レンタル一覧

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視力補正機能がついたARグラスを選ぶ

左に視力補正機能付きのARグラス、右に機能のついていないARグラスが並べられている写真

左が視力補正付のARグラス

視力補正機能のついたARグラスを使うのもおすすめです。

一般的なARグラスを裸眼で使用すると、視力の悪い方だと映し出された映像がまともに見えません。さらに映像の周囲に広がるリアル風景の様子も見えません。

視力補正機能を使えば、視力の悪い方でも裸眼でARグラスの映像がはっきり見えるように補正してくれます。

度付きのインサートレンズを作成する必要もなく、コンタクトなども使用せず、裸眼で使用できるので、視力補正機能はとにかく手軽さ・快適さが魅力的。

視力補正機能を搭載している主なARグラスメーカーは、VITURE(ヴィチュアー)Rokid(ロキッド)です。

主にARグラス本体上部のダイヤルを回して、視力の補正度合いを手軽に調整できるのがメリットです。

ヴィチュアー/VITURE Pro XR グラス

ロキッド/Rokid Rokid Max

コンタクトレンズを併用する

ARグラスとコンタクトレンズの並んだ写真

コンタクトレンズを常用する方であれば、度付きインサートレンズや視力補正機能がなくても、普段の使用感のままARグラスを快適に利用できます。

ただし、コンタクトレンズ特有の装着感が苦になる方や、普段からあまりコンタクトレンズを使用しない方にはおすすめできません。

ARグラスのためだけにコンタクトレンズの装着を検討するくらいであれば、度付きインサートレンズを使用するほうが目の負担が少なく楽に感じるでしょう。

眼鏡の上から装着する

眼鏡の上からARグラスを無理やり装着してる写真

あまり推奨できませんが、眼鏡の上からARグラスを装着するのも一つの手です。

普段から眼鏡を使用している方であれば、無理やり眼鏡の上からARグラスを装着して映像を楽しむこともできなくはありません。

ただし筆者が見てきた中では、眼鏡の上からの装着に公式対応したARグラスはほぼ存在しませんでした。

そのため、無理やり装着する形になるので、装着時の外観や装着感があまりよくありません

製品によっては眼鏡の厚みのせいでARグラスが顔に装着されてると認識されず、そもそもARグラスが使えないような製品も存在しました。

ただ、眼鏡をつけてもARグラスがちゃんと認識し、映像も一応見えて使えなくはないなという商品もありました。

できることであれば、度付きインサートレンズや視力補正機能付きの製品を使ってほしいですが、一応なくはない選択肢として紹介しておきます。

視力が悪い人がARグラスを使う際の注意点・デメリット

XREAL Air 2 Pro

視力が悪い人がARグラスを使う上での注意点やデメリットを紹介します。

▼視力が悪い人がARグラスを使う際の注意点・デメリット

  • 視力補正の限度は要確認
  • 視力補正機能付きは映像は見えるが周囲は見えない
  • インサートレンズは互換性がないことがある

視力補正の限度は要確認

ARグラスのフレームの上にあるつまみで度数を調整

フレームの上にあるつまみで度数を調整

先ほど紹介した「視力補正機能付き」のARグラスですが、視力補正の数値には限度があります。

例えば、「VITURE Pro」というARグラスでは最大-5.00Dまでの度数調整が可能ですが、筆者が使用した際には視力補正調整を最大値にしてぎりぎり映像がはっきり見えるようになりました。

筆者の場合ぎりぎり見えるようになったので良かったのですが、もっと目が悪い方だと見えない可能性もあるなと感じました。(筆者もかなり視力は悪い方ではあります)

このように、視力補正機能がついていても、目がかなり悪い方だと視力補正機能だけでは補えない可能性もあるので注意しましょう。

ヴィチュアー/VITURE Pro XR グラス

視力補正機能付きは映像は見えるが周囲は見えない

ARグラスのレンズを映した写真

視力補正機能はコンタクトや度付きインサートレンズを使用せずとも、裸眼でARグラス内の映像をはっきり見えるようにできる素晴らしい機能です。

筆者も初めて使用した際には、その快適さに感動しました。

しかし、はっきり見えるのはARグラスの映像だけ。映像の周囲に広がるリアル風景の様子は裸眼と同じ状態なので、近眼の方ならピントが合わずにぼやけて見えます。

つまり視力補正機能は「ARグラスの映像だけを補正する機能」なので、普段、眼鏡やコンタクトを付けないと日常生活に支障が出る方の場合、視力補正機能付きのARグラスだけでは周囲の景色は見えづらいままです。

「ARグラスの映像を見るだけ」という用途の方であれば問題ありません。

一方、ARグラスの映像を見つつ周囲のリアル風景も同時に見たい方は、視力補正機能付きのARグラスだけでは視力を補えないのでご注意ください。

インサートレンズは互換性がないことがある

VITUREとXREALの箱を並べた写真

度付きインサートレンズを作ってさえしまえば、視力の悪い方がARグラスを使う上での懸念点はおおよそ解消されるでしょう。

しかし、「別のARグラスを使いたい」となった際、メーカーや製品によって使用できるインサートレンズが異なることが多く一度作ったインサートレンズを流用できないことが多いです。

メーカーが違うからインサートレンズの互換性がないのはまだ理解できるのですが、同じメーカーの製品でも流用できないことがあるのは見落としがちなポイントなので注意しましょう。

「新製品に買い換えたら旧製品のインサートレンズが使用できなくて残念だった、なぜ統一しないのか」といった口コミもよく見かけます。

例えば、「XREAL One Pro」と「XREAL One」は同じシリーズかつ上位・下位機種の関係にあるにも関わらず、度付きインサートレンズの互換性がありません。

このように同じメーカーでも互換性がない場合があるので、購入前にしっかり確認しましょう。

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視力が悪い人おすすめのARグラス5選

VITURE Pro XRグラス レビュー

主に視力補正機能を搭載し、視力が悪い人でも気軽に使えるおすすめARグラスを紹介します。

▼視力が悪い人おすすめのARグラス5選

  • VITURE Pro XRグラス:輝度が明るく画面が鮮明
  • VITURE Luma XRグラス:VITUREの新たなベーシックモデル
  • VITURE Luma Ultra XR/AR グラス:6DoF・ハンドジェスチャーに対応
  • Rokid Max:コスパに優れた安価な視力調整対応機種
  • XREAL One:チップ搭載で設定が完結。初心者でも扱いやすい定番モデル

VITURE Pro XRグラス:輝度が明るく画面が鮮明

VITURE PROの製品外観写真

製品名 VITURE Pro XRグラス
発売日 2024年7月1日
視野角 46度
リフレッシュレート 120Hz
最高輝度 最大4000ニット
(体感輝度1000ニット)
視力補正 最大-5.00D
重量 77g
販売価格 74,880円
レンタル価格(2週間)
※2025年12月時点
8,300円
詳細 詳細を見る

▼VITURE Pro XRグラスの特徴

  • 最大-5.00Dまでの度数調整が可能
  • 最大4,000ニト(体感輝度1,000ニト)と明るい
  • ARグラスには珍しい白色カラーもあり

▼VITURE Pro XRグラスはこんな人におすすめ

  • 明るいディスプレイで映像を見たい人
  • 白色のARグラスを使いたい人

VITURE Pro XRグラスの特徴と言えば、最大4,000ニト(体感輝度1,000ニト)の明るさがあげられます。

他製品が600ニット前後、高くても1000ニット前後とある中、本製品もかなりの明るさを実現。

画面が明るいと映像が綺麗に見えますし、周囲が明るい環境でも画面が見えなくなるようなことも少ないです。

そのため、環境を選ばず使用できるARグラスを利用したい人におすすめです。

もちろん視力補正機能も搭載。最大-5.00Dまでの近視調整ができます。度入りインサートレンズを別途購入する必要がないので、視力が悪い方でも気軽に使えるのが魅力です。

ヴィチュアー/VITURE Pro XR グラス

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VITURE Luma XRグラス:VITUREの新たなベーシックモデル

VITURE Luma

出典:https://www.viture.jp/product/viture-luma-xr-glasses

製品名 VITURE Luma XRグラス
発売日 2025年11月18日
視野角 50度
リフレッシュレート 120Hz
最高輝度 最大1000ニット
視力補正 最大-6.00D
重量 77g
販売価格 64,880円
詳細 詳細を見る

▼VITURE Luma XRグラスの特徴

  • 最大-6.00Dまでの度数調整が可能
  • 新製品でありながらVITURE Proよりも価格が安い
  • 視野角が広くなりより大きな画面サイズに対応

▼VITURE Luma XRグラスはこんな人におすすめ

  • 視力がかなり悪い人
  • 比較的手頃なVITURE製品が欲しい人
  • グラス本体ともUSB Type-Cケーブルで接続したい人

VITURE Luma XRグラスは、2025年後半に登場したVITUREの新シリーズです。

これまでのVITUREシリーズ同様に視力補正機能がついていて、最大で-6.0Dまで度数調整が可能。

また新シリーズでありながら価格も比較的安く、VITUREの新たなベーシックモデルといった立ち位置となっています。

また、VITURE製品はケーブルと本体をマグネットで接続する製品が多かったのですが、本製品はUSB Type-Cケーブルで接続して使います。

マグネットケーブルも悪くないのですが、たまに髪の毛を挟んでしまってめちゃくちゃ痛い思いをすることもあったので、そんな悩みがあった方からするとうれしい仕様変更です。

VITURE Luma Ultra XR/AR グラス:6DoF・ハンドジェスチャーに対応

VITURE Luma Ultra

出典:https://www.viture.jp/product/viture-luma-ultra-xr-glasses

製品名 VITURE Luma Ultra XR/AR グラス
発売日 2025年11月18日
視野角 52度
リフレッシュレート 120Hz
最高輝度 最大1500ニット
視力補正 最大-4.00D
重量 83g
販売価格 89,880円
詳細 詳細を見る

▼VITURE Luma Ultra XR/AR グラスの特徴

  • 最大-4.00Dまでの度数調整が可能
  • 視野角52度、最大1200p解像度、ソニーの最新ディスプレイ採用
  • 6DoFに対応しハンドジェスチャーも可能

▼VITURE Luma Ultra XR/AR グラスはこんな人におすすめ

  • 視力がやや悪い方
  • 美麗な大画面映像を楽しみたい方
  • 6DoFやハンドジェスチャーを使って様々なコンテンツを楽しみたい方

VITURE Luma Ultraの特徴は、視野角がさらに広くなり、解像度も1200pと大きく、さらにソニーの最新ディスプレイを搭載した点です。

これまでのVITURE製品と比べ、映像体験の良さにさらに特化していることがわかる性能となっているので、より迫力のある映像体験をしたい方におすすめ。

もう一つの大きな特徴が、別途対応デバイスや専用ソフトが必要ではあるものの、6DoFやハンドジェスチャーに対応している点です。

6DoFに対応したことで顔の上下左右の動きだけでなく、グラス装着者の前後や上下の動きなども検知することができるようになりました。

またVITURE本体にカメラを備えているのでハンドジェスチャーにも対応し、さまざまなコンテンツが楽しめるグラスとなっています。

Rokid Max:コスパに優れた安価な視力調整対応機種

Rokid Maxの製品外観写真

製品名 Rokid Max
発売日 2023年12月22日
視野角 50度
リフレッシュレート 120Hz
最高輝度 最大600ニット
視力補正 最大-6.00D
重量 75g
販売価格 49,800円
レンタル価格(2週間)
※2025年12月時点
6,700円
詳細 詳細を見る

▼Rokid Maxの特徴

  • 最大-6.00Dまでの度数調整が可能
  • 視力調整機能のあるARグラスの中でも安価
  • やや横長に丸みのおびたデザイン

▼Rokid Maxはこんな人におすすめ

  • 視力がかなり悪い人
  • 低価格でコスパに優れたARグラスを求めている人
  • 少し変わったデザインのARグラスが良い人

Rokid Maxの特徴は、なんと言ってもその価格の安さです。

他の視力矯正機能の付いたARグラスが軒並み6万円以上もする中、本製品は約5万円で購入可能。

しかも度数調整は最大-6.00Dまで対応と幅広く、視力の悪いユーザーでも扱える仕様です。

そのほかに、XREALやVITUREなどの人気メーカーのARグラスと比べるとやや横に丸みを帯びたデザインとなっているのも特徴的ですね。

ロキッド/Rokid Rokid Max

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XREAL One:チップ搭載で設定が完結。初心者でも扱いやすい定番モデル

XREAL Oneのレビュー


製品名 XREAL One
発売日 2025年1月17日
視野角 50度
リフレッシュレート 120Hz
最高高度 最大600ニット
視力補正 度付きインサートレンズを別途購入
重量 82g
販売価格 62,980円
レンタル価格(2週間)
※2025年12月時点
4,000円
詳細 詳細を見る

▼XREAL Oneの特徴

  • XREAL X1チップ搭載で、画面固定などの設定がグラス内で完結
  • 接続デバイスに依存しない使用感
  • BOSEサウンドを搭載

▼XREAL Oneはこんな人におすすめ

  • ARグラス初心者で、アプリやOS依存の面倒を減らして使いたい人
  • 動画視聴だけでなく、画面固定でPC作業もしやすいモデルが欲しい人
  • イヤホンなしでも楽しめるレベルの音質を重視したい人

XREAL Oneは、XREAL製品として初めてグラス側に「X1チップ」を内蔵。

これまでデバイスやOSによって差が出やすかった表示設定を、グラス本体側でまとめて扱えるのが魅力です。

ただし、視力が悪い人は、度付きのインサートレンズを別途購入する必要があるのがやや難点。価格は7,810円〜となっています。

とはいえ注目度や製品の完成度は高いので、普段からコンタクトレンズを使用している方や、度付きインサートレンズを購入できる方にはおすすめです。

エックスリアル/XREAL XREAL One

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視力が悪い人はレンタルでARグラスを試してみよう

XREALとSUUTAの写真

視力が悪い人は、まずはレンタルでARグラスを試してみてはいかがでしょうか。

ARグラスはかなり人を選ぶ商品ということもありますし、視力が悪い人であれば見え方の良し悪しも気になるところです。

「裸眼で使用しようと思ってたけど、思いのほか映像が見えなかった」「眼鏡の上から使おうと思ってたけどダメだった」など、一度試してみないとわからないことは多いです。

レンタルプラットフォーム「SUUTA」では、さまざまなARグラスのレンタルを行っており、会員登録さえ済ませば数クリックで簡単にレンタルが行えます。

価格は2週間で数千円から、1日あたり数百円でレンタル可能です(※2025年12月時点の価格)。とても手軽なので、ぜひ検討してみてくださいね!

SUUTA ARグラスのレンタル一覧

XREALやVITUREなどがレンタルできる!

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ヴィチュアー/VITURE Pro XR グラス

ロキッド/Rokid Rokid Max

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