車を所有せず、必要な時だけ車を利用できる「カーシェア」。
自由に車を使用する方法として普及しつつありますが、小さなお子様がいるご家庭では「チャイルドシートはどうしてる?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
大前提として、カーシェアでも6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が法律で義務付けられています。
カーシェア会社がオプションとしてチャイルドシートを用意していることもありますが、金銭面や使用頻度によっては「毎回オプションに頼るのはもったいない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、カーシェア利用時にチャイルドシートを用意する方法や注意点、失敗しない選び方まで分かりやすく解説します。
INDEX
SUUTA チャイルドシートのレンタル一覧

カーシェアを利用する際、チャイルドシートは必ず備え付けられているとは限りません。
そのため、事前に自分で用意しなければならないケースもあります。
▼カーシェアでチャイルドシートを用意する主な方法
短時間の単発利用ならオプション、まとまった期間だけ必要ならレンタル、今後も繰り返し使うなら購入と考えると選びやすくなります。

▼メリット
▼デメリット
ひとつ目は、自分でチャイルドシートを購入し、カーシェア利用時に持ち込む方法です。
子どもの年齢や体格に合ったモデルを自分で選べるため、使い慣れたシートを継続して使える安心感があります。
チャイルドシートを汚しても、さほど気にしなくていい点もメリット。
一方で、持ち運びの手間や保管スペースの確保が必要になること、使用頻度が低い場合はコストが割高になりやすいことはデメリットです。
ただし、利用回数が多い家庭や、きょうだいで使い回す予定がある家庭なら、長い目で見ると選びやすい方法といえるでしょう。

▼メリット
▼デメリット
必要な期間だけ、レンタル会社からチャイルドシートを借りる方法です。購入するより初期費用を抑えやすく、短期利用との相性がよい選択肢です。
軽量モデルやロングユースタイプなど、用途に合わせて候補を選びやすく、使い終われば返却できるため保管場所にも困りません。
ただし、繁忙期は在庫切れになる可能性があり、事前予約が必要な点や、受け取り・返却の手間がかかる点は押さえておきましょう。
購入前に使い勝手を確かめたいときにも、レンタルは試しやすい方法です。
レンタルプラットフォーム「SUUTAの(スータ)」では、コンビやアップリカなど有名メーカーのチャイルドシートをレンタルできます。
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▼メリット
▼デメリット
カーシェア会社が用意しているチャイルドシートオプションを利用する場合、車両とあわせて手配できます。
持ち運びや別手配の負担を減らせるのが魅力的。
例えばカーシェア市場で最大手のタイムズカーも、チャイルドシートをオプションとして用意しています。しかし、利用できるのは一部のステーションに限られています。
特にジュニアシートは別扱いだったり、用意がなかったりするため、必要な種類まで対応しているかを予約前に確認しておきましょう。

カーシェアでチャイルドシートを使う場合、通常の自家用車とは異なる注意点があります。
法律上の義務はもちろん、特有のルールやマナーを知らないと思わぬトラブルに繋がることも。
▼カーシェアでチャイルドシートを使うときの注意点
特に子どもの年齢や体格に合うシートを用意できるかどうかは、当日では調整しづらいため、予約前に確認しておくのが安心です。

警察庁でも案内されているように、道路交通法では6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が義務付けられています。
バスやタクシーは例外的に免除されますが、カーシェアは自家用車と同じ扱いのため、着用なしでの運転は違反です。
違反点数の加算だけでなく、万が一の事故の際に保険や補償が適用されないリスクもあります。
「短距離だから」と油断せず、必ず子どもの安全を守るために適切なシートを準備しましょう。
なお、6歳以上でもシートベルトが首や腹部にかかる体格なら、ジュニアシートの継続使用が推奨されます。

カーシェア会社がチャイルドシートをオプション提供している場合でも、すべてのステーションや車両で利用できるわけではありません。
一部ステーション限定だったり、台数が限られていたりします。予約が埋まっていれば利用できないケースもあります。
また、1回の利用で貸し出せる台数に制限があることもあり、兄弟姉妹で同時に使用する場合は、不足分をご家庭で用意しなければなりません。
使いたい車種が決まっている場合は、対応状況の確認がより重要です。
急な利用では間に合わない可能性もあるため、事前に対応車種や在庫状況の確認、予約をしておくことが大切です。

チャイルドシートの用意があっても、ジュニアシートの取り扱いはない場合があります。
例えば、タイムズカーではジュニアシートの装備を順次終了しており、三井のカーシェアーズではチャイルドシート・ジュニアシートとも利用者側での用意が案内されています。事前確認を怠ると、当日利用できない事態にもなりかねません。
一般的なチャイルドシートは、新生児〜4歳ごろを対象にした商品がほとんど。6歳未満であれば、子どもの年齢や体格によってはジュニアシートのほうが適している場合もあります。
いずれにせよ、6歳未満の子どもには、体格に合った幼児用補助装置の使用義務があります。体格によってチャイルドシートもしくはジュニアシートが必要です。
年齢区分や対応体重を確認し、自分で用意する必要があるかどうかを判断しておきましょう。
ジュニアシートの利用年齢や切り替えのタイミングについては、以下の記事で詳しく解説しました。

カーシェアは、利用時間に応じて料金が発生します。
チャイルドシートの設置や取り外しにかかる時間も、予約に含めて考える必要があります。
慣れていない固定方式だと、出発前だけでなく返却前の取り外しにも想像以上に時間がかかります。
初めて使うモデルなら、10〜15分ほど余裕を見ておくと焦りにくく、出発前の安全確認もしやすくなるでしょう。
設置に予想以上の時間がかかると、「予定に遅れそう」といった心理が働き、その後の運転が注意力散漫になってしまう可能性もあります。車の運転において焦りは禁物。チャイルドシートの設置に慣れていないときは、余裕のある利用時間でカーシェアを予約しましょう。
終了時刻を過ぎると、延長料金が発生することもあるため、注意が必要です。

カーシェアは、あくまで「借りもの」です。
チャイルドシートを座席に直置きすると、重みや振動でシートに跡がついたり、擦れて傷がついたりすることがあります。
返却時に汚損があると追加料金が発生する可能性も。そうならないためにも、チャイルドシート用の保護マットや厚手のタオルを下に敷くなどの工夫をしましょう。
あわせて、子どもの靴汚れや食べこぼしを防ぐ対策をしておくと、マナーを守った気持ちの良い利用ができます。
汚れや破損が気になるときは、乗車前後に車内状態を確認し、気になる点は早めに運営へ連絡できるようにしておきましょう。

チャイルドシートを用意する方法はいくつかありますが、どれが自分に合っているかは、利用頻度や利用期間・持ち運びの負担によって異なります。
▼用意方法ごとに向いている人の目安
迷ったときは、「年に何回使うか」「自宅で保管できるか」「当日の準備をどこまで減らしたいか」を基準に考えると整理しやすくなります。

カーシェアを頻繁に利用する人や、日常的に車移動が多い人には購入がおすすめです。
毎回レンタルを手配する手間がなく、子どもの体格に合ったモデルを継続して使える安心感があります。
きょうだいで使い回す予定がある場合も、長期的に見るとコストパフォーマンスが高くなります。
自分専用のシートであれば、食べこぼしなどの汚れを過度に気にせず使える点もメリットです。
さらに、同じシートを使い続けることで操作に慣れ、設置時間の短縮につながり、結果的に、カーシェアの利用時間をより効率よく使えるでしょう。
ただし、持ち運びの負担や自宅での保管スペースは事前に考慮しておく必要があります。

帰省や旅行など、まとまった期間だけチャイルドシートが必要な場合は、レンタルが合理的です。
一定期間まとめて借りられるサービスを利用すれば、購入するほどではないけれど数日から数週間は必要、という場面に対応しやすくなります。
またレンタルであれば、カーシェア会社のオプションよりもチャイルドシートの種類が豊富であることが多いため、子どもの年齢や体格に合ったモデルを選べる点もメリットです。
回転式やロングユースタイプなど、用途に応じた選択ができ、安全性や快適性を重視したい家庭にも向いています。
レンタルプラットフォーム「SUUTAの(スータ)」では、3日程度の期間からチャイルドシートをレンタルできます。
SUUTA チャイルドシートのレンタル一覧

一方で、利用が単発かつ短時間であれば、カーシェア会社のオプションの方が手軽で経済的な場合があります。
1回ごとの追加料金で利用できるため、年に数回・数時間のみの利用であれば、レンタルよりも総額を抑えられるでしょう。
また、車両予約と同時に手配できるため、持ち運ぶ負担が少なく、受け取りや返却の手間がない点も魅力です。
ただし、種類や台数が限られていることが多いことから、選択肢よりも手軽さを優先する人に向いている方法といえます。

カーシェアは毎回同じ車種を使うとは限らず、利用時間にも制限があります。
そのため、自家用車に設置する場合とは異なる視点でチャイルドシートを選ぶことが大切です。
▼カーシェア利用前提で見たい選び方のポイント
購入後に「持ち運びにくい」「設置に時間がかかる」と後悔しないよう、使う場面までイメージして選びましょう。

カーシェアの場合、自宅から車両までチャイルドシートを運ぶ必要があります。
重いモデルは移動時の負担が大きく、特に子どもを抱えながらの持ち運びは大変です。
約3〜4㎏の軽量モデルや持ち手付きタイプを選ぶと、移動のストレスを減らせます。
さらに、公共交通機関や自転車でステーションへ向かう場合は、重さやサイズを必ず確認しましょう。

カーシェアは利用時間が限られているため、設置に時間がかかるモデルは不向きです。
固定手順がシンプルで、ガイド表示やロック確認がしやすいタイプを選ぶと、初めての車でも迷いにくくなります。
特におすすめの商品が、シートベルトを使わず、座席の金具にコネクターを差し込むだけで固定できる「ISOFIX(アイソフィックス)」対応モデルです。
シートベルト固定式に比べて設置ミスが少なく、慣れれば数分でガッチリと固定できます。
とはいえ、初めて使う車種でも迷わず取り付けられるように、事前に自宅で練習しておくとよいでしょう。

カーシェアでは、軽自動車からミニバンまで、利用人数や予約状況によって毎回異なる車種に乗ることも珍しくありません。
そのため、どんな座席形状にもフィットする汎用性の高いモデルを選ぶと、予約の自由度を保ちやすくなります。
また、万が一ISOFIX非対応の車両に当たった時のために、シートベルト固定との兼用モデルだと問題なく使用できます。
サイズが大きすぎないモデルを選ぶと、軽自動車や後部座席が狭めの車でも設置しやすいでしょう。

利用頻度がそれほど高くなくても、子どもは日々成長します。
カーシェア利用を前提にするなら、1歳頃から12歳頃まで使える「ロングユースモデル」を選ぶことで、買い替えの回数を減らせます。
成長に合わせて形状を変えられるタイプなら、1台でチャイルドシートからジュニアシートまで対応できるため、利用頻度が低めでも無駄になりにくいでしょう。
結果として長く使えるため、コスト面でも長期的に見ると合理的な選択になりやすいです。

カーシェアを利用する場合、チャイルドシートは使わない期間を自宅で保管することになります。
サイズが大きいモデルは収納スペースを圧迫しやすいため、折りたたみ可能なタイプやコンパクト設計のものを選ぶと便利です。
クローゼットや玄関収納などに収まるかを、購入前に確認しておくとよいでしょう。
また、保管する際は「湿気が少なく、直射日光が当たらない場所」を選ぶことが大切です。
高温や湿気の多い環境は、素材の劣化につながる可能性があります。
固定方式や使用期間の違いまで含めて、チャイルドシート選びをもう少し広く比較したい方は、以下の記事も参考になります。

カーシェアでチャイルドシートを用意する方法には、購入・レンタル・カーシェア会社のオプション利用などがあり、利用頻度や利用シーンによって、向き不向きは異なります。
特に、カーシェアを年に数回しか利用しない場合や、旅行・帰省など短期間だけ必要な場合は、チャイルドシートを購入するよりも、レンタルのほうが効率的です。
使わない期間の保管スペースも不要で、子どもの成長に合わせてサイズを選び直せる点もメリットといえます。
必要なときだけ無駄なく用意できる方法として、レンタルの活用もぜひ検討してみてください。
レンタルプラットフォーム「SUUTAの(スータ)」では、コンビやアップリカなど有名メーカーのチャイルドシートをレンタルできます。
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