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Lifestyle
2024.08.19
織詠 夏葉(おりえ なつは)

クラシカルとモダンの融合!くつろぎ時間を過ごせるカリモク家具の名品チェア

仕事や用事をこなして家に帰り、やっと腰を落ち着けられる時間。そのとき座るのが、時代に左右されない魅力を持つ“名品チェア”であったなら、どれほど充足感を得られるでしょう。

ただ腰掛けるためのものだけではなく、所有すること自体がステータスにもなるようなアイテム。普遍性とカリスマ性という、相反するような要素を備えたアイコニックなチェアやソファが、カリモク家具にはそろっています。

たとえば、カリモク60のKチェア。それから、karimokuのCT61モデルやリクライニングチェアなど。空間の主役を飾れるデザイン性を持ちながら、座る人の過ごす時間を引き立て“名バイプレイヤー”としても存在できる、懐の深さも魅力のひとつ。

ひとりでも、家族とでも。世代を超えて体験やモノ自体の価値を共有できる。カリモク家具が販売する愛すべき代表アイテムを、メーカーの歴史とあわせて紹介します。

愛知県・刈谷市発の国産家具メーカー「カリモク」の歴史

リクライニングチェア モカブラウン×ブラック Lサイズ RU7804K805

愛知県刈谷市から生まれ、国産木製家具メーカーとしての立場を確立したカリモク家具(karimoku)。ブランド名は「刈谷市+木材」に由来し、その歴史は1940年創業の木工所から始まります。

 

ミシンのテーブル部分や輸出家具の木製部の生産を経て、1962年には自社製品として国産家具の生産と販売を開始。2年後の1964年にカリモク家具販売株式会社が設立されました。

 

刈谷木材工業株式会社と統合する形で現在のカリモク家具株式会社となったのは、2010年のこと。脈々と受け継がれてきた高い製品技術やデザイン性が現代まで評価されています。

 

デザイナーやデザインディレクターはプロジェクトによって異なり、30年以上商品開発を務めた代表的な存在は柳原照弘。また延時文雄、ダヴィッド・グレットリ(KNS/カリモクニュースタンダード)、猪田恭子&ニルス・スバイエ(イノダ+スバイエ)なども名を連ねるほか、各国のデザイナーとのコラボレーションも行われています。

 

また、karimokuと同じく人気ブランドとして「カリモク60」のラインも販売。1960年代、“世界に通用するスタンダード”の信念から生まれた普遍的な名品にフォーカスし、廃盤になってしまった製品の価値をメーカーの思いとともに復刻しています。

カリモク家具の代表アイテム

カリモク家具から販売されている製品の中から、ここでは特に「カリモク60」や「karimoku」ブランドに着目。時代を超えて愛される名品チェアをはじめ、暮らしに寄り添い、流れる時間を上質なものに変えてくれるかのようなアイテムを紹介します。

リクライニングチェア(ザ・ファースト)

karimoku リクライニングチェア モカブラウン×クレイ Mサイズ RU7800K807

「自宅でのくつろぎ時間を満喫したい」「お気に入りの場所で過ごす時間を良質なものにしたい」という方は、リクライニングチェアのザ・ファーストに注目。科学的な分析に基づいて研究された座り心地に、座るのが待ち遠しくなるような体感を得られそう。

 

レバーやボタン操作のないリクライニング体験は新鮮で、自然な身体の動きに沿ったストレスフリーな使い心地が特徴。もたれかかったときも腰まわりがフィットし、座面と背もたれ、ヘッドレストが連動して動きます。脚部分は一本の回転式で、方向転換もスマート。

 

どうしても重量感や圧迫感の出やすいリクライニングチェアながら、すっきりとしたフォルムや動作が実現しています。自分専用の書斎やシアタールーム、プロジェクタールームなど、このチェアに合わせた空間や“秘密基地”づくりをしたくなるような、心くすぐるアイテムです。

CT61モデル(アームレスチェア)

毎日座る椅子だから、まるで家族の一員かのように人生のさまざまなシーンにそっと寄り添い、支えてくれる存在は頼もしいもの。CT61モデルのアームレスチェアは、子どもから大人まで世代を超えて使い続けたくなるダイニングチェアです。

 

シンプルな見た目ながら、緻密に計算された機能美が魅力。人間工学に基づき背もたれが身体にフィットするよう設計されており、座ったときの腰への負担を軽減してくれます。背もたれに体重がかかっても割れにくくなるよう、フィンガー加工によって木目の方向を調整。細やかな部分まで使い心地へのこだわりが詰まっているのも特徴です。

 

座面(張り地)は布のような質感ながら、使われているのは合成皮革。表面加工が施されていて、水や汚れに強い素材なのもダイニング用ならではの利点といえるでしょう。ダイニングテーブルと組み合わせて複数脚での使用のほか、あえて一脚だけ置いて部屋のフォーカルポイントとするのもあり。

【カリモク60】Kチェア

カリモク家具と聞いて連想する方も多いであろうKチェアは、「カリモク60」の代表アイテム。国産家具の製造販売をスタートした1962年から、内部の仕様変更を経ながらも現在まで変わらぬ見た目で販売され続けている名品です。

 

ひと目で心を奪われるデザイン性に、いつかは座ってみたいとあこがれを抱かずにはいられないアイテム。「スタンダードブラック」は光沢感のある合成皮革の表張材(張り地)に、タイルの目地のようなデザインがアイコニック。「モケットグリーン」は表張材がモケット布地で、起毛感があるのが特徴です。

 

職人の手作業によりひとつひとつ作られたKチェアには、1シーターと2シーターがあり、どちらを選ぶか迷ってしまいそう。年齢を経てもずっと使い続けられる普遍性を備えているので、「1人掛け用と2人掛け用を色違いでそろえる」なんて夢も膨らみます。

懐かしさと新しさが共存。「カリモク」の木製家具に宿るぬくもり

karimoku デスクチェア マニエラ・ライトグレー/シアーホワイト XT2401Y607

人が一日の内で長時間取る姿勢といえば、横になるか立ったり歩いたりするか、あるいは座っているか。在宅ワークや趣味の時間も含め、チェアやソファは決して少なくない時間を過ごす“大切な居場所”だからこそ、選び方にこだわってみるのもよいものです。

 

あたたかみのある木製の家具は、いつの日も座るたびに心をほっと解してくれる。それは思い出にいつも、木のぬくもりが宿るということ。

 

使う材木の持ち味を生かし、一つひとつ異なる風合いを引き出した仕上がりは、木材の扱いを熟知したメーカーならでは。品質やディティールへのこだわりはもちろん、座り心地のよさや、愛着が湧くブランド力。そのすべてを兼ね備えているのがカリモク家具のアイテムといえるでしょう。

 

Kチェアに代表される、懐かしくもどこか普遍的なイメージ。子どもから大人に成長するまで使い続けても違和感のないデザイン性。その上で、時代にあわせて進化する柔軟性。

 

カプセルトイでミニチュアが販売されることもあるほどファンも多い国産メーカーには、コレクター心がくすぐられるアイテムの数々が揃います。

SUUTAで取り入れる、あこがれのチェアがある暮らし

karimoku デスクチェア ピュアビーチ/マニエラ・ライトグレー XT4711V607

カリモク家具の製品は、木材や皮革などの素材と対話しながら生み出される質感が魅力のひとつ。座り心地も研究されていて、人生のパートナーとしていつもわたしたちを受け止め、支える存在となってくれるでしょう。

 

<こんな人におすすめ>

・懐かしさと現代に馴染むデザイン性を両立したい

・ディティールにも機能にも洗練されたセンスを感じたい

・インテリアにはナチュラルさや木のぬくもりを求めたい

・自然体で座れるチェアを使いたい

・日本製の家具に惹かれる、国産ブランドにこだわりたい

・ライフステージの変化にも対応できる「いいもの」を取り入れたい

 

そうはいっても、名品の家具を揃えるにはそれなりの費用がかかるもの。一度にダイニングチェアを何脚も買い足したり、家全体のインテリアを統一したりするのは難しいこともありますよね。

 

「今までブランド名は知っていたけれど実際に触れる機会がなかった」「サイズ感や座り心地がしっくりくるか確認したい」という方は、気軽に試せるレンタルサービスを利用してみるのがおすすめです。

 

好きな期間から借りられるSUUTAのレンタルサービスなら、高級ラインの家具やインテリアにもトライしやすく、購入検討へのハードルが下がるでしょう。SUUTAではkarimokuブランドのチェアがレンタル可能なので、まずは自宅のレイアウトに合うかどうかイメージしてみては。

 

もし「このまま使い続けたい」「買い直して再度搬入や搬出するのが手間」だと思ったら、オーナーからの許可が出たアイテムは「買い切り」できるのもメリット。支払い済みのレンタル料は差し引いて残りの金額が算出されるのもポイントです。

 

「いつかは座ってみたいあこがれの椅子」から、「毎日座るお気に入りの椅子」へ。こだわりアイテムを取り入れることで暮らしやマインドセットにもたらされる変化がどんなものなのか、レンタルで体験してみるのも選択肢のひとつではないでしょうか。

SUUTAでレンタルできるカリモク家具を見てみる

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