空気清浄機はどこに置くと効果的なのか、置き場所の正解って改めて考えると悩んでしまいますよね。
空気清浄機を部屋のどこに置くべきかは、リビングや寝室、玄関など、どんな部屋に設置するかや、家全体の間取りによって異なります。
また、空気清浄機を使用する目的、家族構成やライフスタイルによって異なるポイントも。
そこでこの記事では、空気清浄機の置き場所を決める際のポイントから、家で使うときの注意点、空気清浄機のおすすめの選び方まで解説します。
空気清浄機を選ぶ際、本当にアレルゲンやウイルス、におい対策になっているかはもちろん、稼働音や電気代、対応している部屋の広さなど、買う前にしっかり確かめる方法を紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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空気清浄機はどこに置くのが良いのか、使う部屋によって効果的な場所が異なります。
手狭になりやすい玄関では、出入りの邪魔にならないよう端に寄せて設置することが多くなるかもしれませんが、基本的にはなるべく壁から離した位置に設置しましょう。空気清浄機の風が壁や床の同じ箇所に長時間当たり続けると、変色するおそれがあります。
また玄関や靴箱の扉を開閉するとき、機械に当たって転倒しないように注意。住む人の動線に干渉しない位置に調整してみてください。
家の中心にあたる広いリビングや家族が集まるダイニングでは、部屋の端までなるべく均等に効果が行き届くよう、空間の中央に置くのがおすすめです。
また、玄関と同じように人の出入りが多い場所なので、動きを妨げない場所に設置するのもポイント。
ソファやダイニングテーブルなど大きな家具がある場合は、空気清浄機の吹き出し口に家具が当たらないようにレイアウトを考えましょう。
寝ている間も鼻や口に近い空気をきれいにしようと枕元に置きたくなるかもしれませんが、おすすめなのは足元です。頭のそばに置くと稼働音が気になる場合があります。
就寝時に倒れてきたり落ちてきたりしないよう、設置する高さには注意しましょう。地震対策として、キャスター付きの場合はしっかりストッパーやロックをかけるのもポイント。滑り止めを噛ませる場合は、機械が傾かないように平行に設置しましょう。
予想外の動きをする子どもやペットのいる部屋は、子どもがうっかり転んだりペットが倒してしまったりするおそれがあるため、位置を工夫して設置します。いつも遊んでいる場所からは少し離れた位置に置き、空気清浄機本体の転倒対策もしっかりと行いましょう。
見落としがちなのが電源コードやコンセント。つまずかないように配線し、感電対策に配線カバーや電源タップカバーなどをあわせて設置するとよさそうです。
一人暮らしのワンルームなら、ベッドや大きい家具などは壁に寄せて、部屋の中央あたりに空気清浄機を設置すると効果的です。
部屋の広さに対して本体の存在感が気になるなら、小型サイズを使うのがおすすめ。デザインがおしゃれな機種を選ぶと生活感を隠しやすくなります。
広めの1LDKタイプの部屋は、過ごす時間の多いリビングまたはダイニングの中央あたりに設置するのがおすすめ。油や熱源の多いキッチン付近は避けるのがポイントです。
インテリアや家具が多い場合は、空気清浄機の吹き出し口が当たらないよう、一箇所は周辺に物がない空間を作るとよいでしょう。
何のために空気清浄機を置きたいのか、目的や使うシーンによって置き場所を工夫するのも効果的です。花粉やアレルゲンに反応しやすい方は、外から持ち込んだチリやホコリをきれいにしやすい場所に設置しましょう。
花粉やウイルスの侵入を減らす
人の動きや出入りが発生しやすい場所に置くのがおすすめです。ただし変色しないよう壁からは少し距離を開け、カーテンの側は避けるようにしましょう。
ホコリやダニ対策をする
人や動物が長時間過ごす部屋に設置するのがポイントです。空気清浄機だけに頼らず、掃除機や天日干し、布団乾燥機のダニ対策コースを併用することで、より効果を感じられるかもしれません。
過ごす部屋の空気をきれいにする
まずはにおいが発生する部屋に設置して、改善されるか様子を見ます。部屋の中で何箇所か位置を変えても変わらずにおいが気になる場合は、消臭剤や消臭スプレーなどを併用するか、一度換気して物理的に空気を入れ替えるのも手。
スプレーを使うときは空気清浄機にかからないように行いましょう。
においがほかの部屋や服に移るのを防ぐ
外から返ってきたときや、別の部屋から移動してきたときなど、空気が動くと風が舞い上がりにおいを感じやすくなるもの。またクリーニングに出す前の衣類ににおいが染み付いているケースも考えられます。
においを感じやすいポイントがあれば、その場所付近に空気清浄機を設置するのもよいでしょう。
部屋で使う場合の基本的な空気清浄機の使い方と、設置するときの注意点を改めてまとめました。
空気清浄機を置く場所は適切か、本当に正しく設置できているか、チェックするときのポイントは以下の通りです。
機種やメーカーによって違いはありますが、一般的に空気清浄機は24時間つけっぱなしが推奨されているものが多いです(※)。
特に、花粉やハウスダストなどの対策には、連続運転が効果的とされています。
ただし長時間家を空けるときは、火災や予期せぬ転倒などのリスクがあるため消しておいた方がよいでしょう。
家の中でもキッチンには熱源が多く、油が空気中に散るため、換気機能がない空気清浄機は不向きとされています。
また湿気や水分量が多い場所は故障の原因になりやすく、高温になる場所は変形や誤作動が起こるリスクがあります。
※参考:パナソニック公式サイト
空気清浄機を選ぶ際、まずは空気清浄機を置きたい部屋の広さで考えましょう。
広いほど効果が行き届くまでの時間は長くなるため、適用床面積(適用畳数)に合う機種を選ぶと快適に使えます(※1)。
空気清浄機の性能は集じんフィルターの種類や状態に左右される(※2)ので、メーカーや機種ごとのフィルターの特徴を比較してみるのがおすすめ。お手入れしやすいかどうかもチェックしてみてください。
加湿や除湿機能搭載など、複数の役割を一台でこなせる機種を選ぶのもあり。どうしても迷ったら、デザイン性やメーカーの好み、保証の手厚さなどで決めるのもよいでしょう。
また、購入する前にレンタルしてみて、使い勝手や効果を実際に体験してみるのもおすすめです。
実際の体験をもとに自分に合った空気清浄機を選べるので、納得して自分に合ったものを選ぶことができます。
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※参考1:パナソニック公式サイト
※参考2:シャープ公式サイト
空気清浄機は、置く場所によってどの程度性能を引き出せるかが変わってきます。
せっかく高性能の機種を選んでも、部屋の隅に追いやってしまったり、壁に近づけすぎたりしてしまうと「思ったように作動しない」となるかもしれません。正しい使い方を把握して、お部屋をもっと居心地のいい空間に保ちたいですね。
とはいえ、いざ高額な家電をいきなり購入するとなると、自分の部屋に合うかどうか、稼働音はうるさくないかなど心配な面もあるものではないでしょうか。そんなときは、まず家電をレンタルしてみてお試しする方法がおすすめです。
好きな期間だけ借りられるSUUTAのレンタルサービスでは、人気のシャープやパナソニック、エアドッグなどの空気清浄機が利用できますよ。どんな機種やデザインがあるのか、一度レンタル一覧ページをチェックしてみてください。
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