一人暮らしで食洗機は必要かどうか購入を迷う方もいるのではないでしょうか。
今回は「いらなかった」という声から「使ってみて最高！」という声まで、口コミを調査しました。
食洗機を買ってから後悔しないためのチェックポイントや、「パナソニック」の「ソロタ」など、工事不要で使えて一人暮らしにおすすめ機種も紹介します。
INDEX
食事後、ついついあと回しにしがちな食器洗い。リビングでゆったりくつろいでしまうと、重い腰がなかなか上がらず面倒に感じる方もいるのではないでしょうか。そこで考えるのが、食洗機の導入です。しかし、一人暮らしの場合は一度に洗う量が少なかったり、設置場所が限られたりと食洗機を買うか迷うこともしばしば。
一人暮らしで食洗機が必要なのかどうかは生活スタイルによって異なり、実際に使ってみないと難しいところです。食洗機を導入することのメリットやデメリットをチェックしてみましょう。
SNSやネットで「一人暮らしで食洗機を買って後悔した」という口コミを探してみたところ、以下のような声を見つけました。
SNSでの利用者の声
「一人暮らしで洗い物が少ないため、手でサッと洗ってしまった方が早い」という口コミや、「置き場所に困った」という意見がありました。キッチンに物を置くスペースがない場合や洗い物が多くない場合は、食洗機を買ってみても使いこなせなかったと感じてしまうかもしれません。
また食洗機の種類や使い方などによって変わりますが、食洗機は節水につながるといわれるものの、手洗いでは発生しない電気代がかかる点も把握しておきましょう。
「一人暮らしで食洗機を買ってよかった」という口コミを探したところ、以下のような声がありました。
SNSでの利用者の声
食洗機を導入することで、いままで食器洗いに使っていた時間を自分の時間として活用できることが、大きなメリットとして挙げられていました。手洗いでは難しいコップの奥や複雑な構造のものもキレイに洗えるのは、食洗機の魅力ですね。
自炊をする機会や来客が多く洗い物がたくさんあるという場合や、置き場所を確保しやすい、手洗いをせずに時短をしたいという場合は、食洗機を有効活用できて必要だと感じやすいかもしれません。
ここからは、一人暮らしで食洗機を選ぶ際のポイントを解説します。設置場所や給水方法、お手入れなどの機能性をチェックして最適な一台を選んでみましょう。
食洗機の種類
一人暮らしで洗い物が多くない場合は、卓上型の食洗機がおすすめです。
キッチン下に収納できるような形のビルトイン食洗機の場合は、置き場所を気にする必要がありませんが、キッチンの天板サイズの確認や工事が必要など、設置条件が多いため注意。特に賃貸で一人暮らしの場合は不向きでしょう。
卓上型は安い価格帯の機種や、工事不要で設置できるものもあり、導入しやすいのが魅力。ただし、シンク横などにスペースが必要なので、高さや奥行きなどを確認して、調理スペースが確保できるかチェックしてください。
給水方式の違い
一人暮らしの方も導入しやすい卓上型食洗機には、タンク式と分岐水栓式の2種類の給水方法があります。
工事不要で使えるタンク式は、食洗機のなかでも導入するハードルが低いのが魅力。賃貸で水道工事が難しい場合や、手軽に食洗機を試したい方におすすめです。
毎回手動で給水する手間を省けるのが分岐水栓式。しかし、キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付ける必要があり、分岐水栓が取り付けられない蛇口もあるため事前に確認しておくことが大切です。
食洗機には、洗浄後に乾燥を行ってくれるものもあります。ボタンひとつで洗浄から乾燥まで自動でできるため、食器を拭く手間も省けるのは大きな魅力。
しかし、ヒーター乾燥を採用している場合は電気代がかかりやすい点に注意しましょう。乾燥機能は多くの電力を消費しやすいため、乾燥機能は使わずに洗浄後はフタを開けて自然に乾かすのも節約につながります。
食洗機内には、食器に付着していた油や食材のカスが溜まりやすいため、お手入れのしやすさで選ぶのも大切です。
残さいフィルターに汚れを集められるものは、掃除しやすいのでおすすめ。製品によっては、脱臭や除菌機能が搭載されているものもあり、より清潔に保ちやすくなります。
ここからは、一人暮らしの方も使いやすいおすすめの食洗機を紹介します。一人暮らしでもまとめ洗いをしたい方向けの大きめサイズのものや、工事不要でコンパクトなものまで、さまざまなタイプをピックアップしてみたので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
※商品の価格は2024年11月時点での情報。各メーカーの公式サイトや通販を参考に記載しています。
NP-TSK1-Wの商品情報
キッチンになじみやすいシンプルなデザインが魅力の「パナソニック」の食洗機。お手入れしやすい残さいフィルターや、見やすいパネルなど使いやすい設計が特徴です。ゆとりのあるサイズ感で、一人暮らしの方で食器をまとめ洗いしたい方にもおすすめ。
※（）内はドア開閉時
The Washer Pro Q6_400の商品情報
工事不要でコンセントにさすだけで設置できる食洗機。キッチンのシンクや専用の桶に水を溜めて、食器を入れれば準備OK。超音波の力で落としにくい汚れを洗浄します。シンクに入るサイズのフライパンや食器類を洗えるのが魅力。食洗機専用の洗剤がいらず、タブレットのようなサイズ感で賃貸の一人暮らしでも手軽に使えます。
NP-TML1の商品情報
大皿やコップ、茶碗などまとめて6点までセットできる、一人暮らし向けの卓上型食洗機。限られたキッチンスペースにも置きやすいコンパクトなサイズ感と、洗浄から乾燥まで自動で行ってくれる機能性で、日々の食器洗いをサポートしてくれます。
※（）内はドア開閉時
食洗機に関するよくある疑問をまとめました。「一人暮らしに食洗機はいらないのでは？」と迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
A. 製品や食洗機の使い方などによって、どれくらいで元が取れるかは変わるでしょう。
食洗機を長く使い続けるために、食器をたくさん詰め込みすぎないことや異音などに気づいたら修理をするなど、メンテナンスも忘れないようにしましょう。
A. 食洗機の方が余計な洗剤や水を使わないため、省エネにつながりやすいです。
一人暮らしの場合、1〜2枚など少ない食器を洗うたびに食洗機を使うと電気や水を多く使ってしまうため、できるだけまとめて洗うとより省エネにつながりやすいでしょう。
A. 食器に付着した食べカスが食洗機に残ってしまう場合があるためです。
お皿についていた油や調味料などが食洗機に残り、それを目当てに害虫が寄ってきてしまう場合があります。使ったあとの食洗機のお手入れも忘れないようにしましょう。
A. 食洗機を使った方が、水道料金の節約になるといわれています。
食洗機は、一定量のお湯を循環させて食器を洗うため手洗いよりも節水につながります。
面倒な食器洗いをお任せできるのが食洗機の大きな魅力。自分の生活スタイルや、食洗機のメリット、デメリットと感じる部分も比較しながら、後悔のない選択をしてみてくださいね。
「一人暮らしで食洗機を使いこなせるか不安」「買っても使わなくなったらもったいなくて迷う」という方は、SUUTAを活用してみるのがおすすめ。購入するよりも安い金額で使用感を実際に試せるため、サイズ感や自分にとって必要な機能などを把握でき、機種選びにも役立ちます。購入前に、食洗機のある生活を試してみてはいかがでしょうか？
