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2024.08.20
SUUTAマガジン編集部

ドローンのことならなんでもお任せ 
使ったことのない人にこそ、レンタルして欲しい

個人利用から産業用利用まで需要が拡大し続けているドローン。

特許庁の調査によると、2021年度の日本国内のドローンビジネス市場規模は2,308億円、2028年度には9,340億円に達する見込み。
今後ますますの活躍が期待されます。

深空株式会社は、近畿エリアで初めて世界的ドローンメーカーであるDJI認定ストアとして、大阪に実店舗をオープンしました。

今回は、深空株式会社営業部部長であり一等無人航空機操縦士の佐原悠太(さはら・ゆうた)さんに、ドローンの魅力や現状、そして今後の展望についてお伺いしました。

ドローンのことならなんでもお任せ

――まずは深空株式会社のドローン事業について教えてください。

 

佐原さん:弊社では、ドローンの販売から、レンタル、メンテナンス、修理、そして国家資格取得のための講習を行っています。販売では、DJI製品を中心に、コンシューマー機からエンタープライズ機まで幅広いラインナップを取り揃えているので、ぜひ一度見に来ていただきたいです。また、レンタルサービスでは、既存ドローンでのトラブルや一時的なプロジェクトに利用したいお客様にドローンを貸し出しています。修理やメンテナンスも承っているので、購入後のサポートもお任せください。利用方法や使い方などわからないこともいつでも相談していだければと思います。

 

ーーコンシューマー機とエンタープライズ機とはなんですか?

 

佐原さん:空撮ドローンがコンシューマー機、産業用ドローンがエンタープライズ機と呼ばれています。コンシューマー機は主に撮影を目的としたドローンです。個人撮影や映画やCM、プロモーションビデオなどの映像制作に利用されています。一方、点検や測量など幅広い分野で産業用として利用されているドローンがエンタープライズ機です。エンタープライズ機は主にオルソ画像や3Dモデル等の生成や解析を行い、業務の効率化に役立つ機能・性能を有しています。

 

空撮用コンシューマー機

ーーカメラ性能に違いはあるのでしょうか?

 

佐原さん:カメラの性能は機種によって画素数やセンサーサイズ等が変わってきます。他には光学ズームのできる望遠レンズカメラや温度差を測る赤外線カメラ等、搭載しているカメラ自体も機種によって異なりますので、ユーザーの用途・目的に応じて機種の選択は変わりますね。

 

ーー赤外線カメラを搭載しているドローンとはどのように利用されているのでしょうか?

 

佐原さん:たとえば従来の外壁点検では、足場を組んでから点検作業を行う等の方法で実施されていました。しかし、赤外線カメラ搭載のドローンが導入され始めてからは、足場を組まずに点検作業の危険性やコストを抑え、より効率的に点検作業を進められるようになりました。正常な外壁とそうでないものには温度差が発生するので、赤外線カメラの撮影データから問題のある場所が分かるようになったんですね。

 

さらに言えば、太陽光パネル、屋根、送電鉄塔、消防活動など、正常な状態とそうでないものに温度差が発生するものの多くに有用ですので、幅広い業種での導入が加速してきています。

 

ーー安全でしかも費用も安くなるなんて、ありがたいですね!他にはどのような種類のドローンがありますか?

 

佐原さん:映像撮影に特化したドローンや測量用のドローン、物流用、農業用など、本当にさまざまな分野で活躍できるドローンがあります。現状は実証実験段階のものも多いですが、それらを経て今後はさらに認知度が上がり社会に浸透していくと思います。

 

近畿エリアで唯一のDJI認定ストア

カメラ性能や飛行の安定性に定評のあるDJIのドローン

ーー御社が取り扱う、DJI製のドローンは世界的にも評価されているそうですね。

 

佐原さん:そうですね。たとえば、ドローンにはジンバルと呼ばれる手ぶれ補正機能がついており、飛行中に揺れても自動的に補正してくれます。DJIのグローバル向けPVでは強風でメチャクチャに機体が煽られていても“映像が一切ぶれていない”といった内容のものがあります。DJIがグローバルシェア7割を占めている理由の一つだと思いますね。

 

ーー世界で使われているドローンの多くがDJI製なんですね。

 

佐原さん:はい。カメラの性能に加えて、DJIのドローンは飛行性能が良く飛行も安定しています。カメラ性能、ジンバル機構、飛行性能、それらに対する値段のコストパフォーマンス。DJIが圧倒的な人気を誇る理由です。

 

ーーなるほど。御社はそのDJIの近畿エリアで唯一のDJI認定ストアなんですよね。

 

佐原さん:そうですね。全国でも6店舗しかないDJI認定ストアのひとつです。DJI認定ストアとしての信頼性と経験値が深空の強みです。さらに国家資格取得のための講習を実施する団体(登録講習機関)でもある為、より安全で適切なドローン操縦技術や必要な知識をお客様にお伝えできることも、他にはない多くのお客様に喜んでいただいている点です。

 

許認可関係は難しいので、ぜひ一度ご相談を

ーードローンはどのような場面で需要がありますか?また、一式購入する費用は?

 

佐原さん:点検や測量、農業、物流など、多岐にわたる分野での利用が増えており、その利便性と効率性が高く評価されています。一式の費用は、コンシューマー機で15万円〜45万円、エンタープライズ機では、100万円〜600万円と内容物に応じて様々です。特にエンタープライズ機は、用途に応じて内容物が大きく変わりますので、初期段階でしっかりとヒアリングさせていただき適切な内容物をご提案します。

 

ーー国家資格の講習にはどのような方が参加されているんですか?

 

佐原さん:20代から60代まで幅広い年齢の方が参加されています。特に40〜50代男性の方が多いですね。職業も多岐にわたり、映像制作、農業、建築、住宅、不動産、医療関連、インフラ関連など、本当にさまざまな方が参加しています。

 

ーー大勢の方が参加されていて注目度の高さが伺えますね。講習期間と費用はどのくらいですか?

 

佐原さん:全部で4つのコースがあります。2等初学者、経験者、1等初学者、経験者と分かれていて、この中からご選択いただきます。まずは取得したい資格が、1等なのか、2等なのか。そして経験があるのか、ないのかでご選択いただくコースが変わります。講習期間はコースによって異なりますが、1日~13日間です。

 

費用もコースによって異なり、10万円〜30万円程度です。講習内容は、操縦技能に関する実地講習から安全管理、法規制等に関する座学講習までみっちり行います。

 

――国家資格を取得するには難しいのでしょうか?合格率はどのくらいですか?

 

佐原さん:自動車運転免許取得と同様に、いわゆる「飛び込み試験」よりも合格率は高いですが、当日の天候など外部要因による影響が大きい資格試験ですので一概には言えません。が、受講者全員が合格できるように講師が最善を尽くします。

実際にドローンを飛行させている様子

ーーなかなか難しいのですね!資格を取らなくてもドローンは飛ばせると聞いたことがあります。

 

佐原さん:たしかに資格がなくてもドローンを飛ばせます。ただ、DIPS(Drone Information Platform System)という国土交通省が運営するシステムを通じて、飛行許可申請を行う必要がある場合が大半です。申請内容としては、詳細な飛行計画や安全対策の説明が求められ、手続きに2週間程度の時間がかかります。申請内容に不備がある場合や、複雑な飛行計画の場合には、さらに時間がかかることもあります。

 

ーー資格を取れば、飛行許可申請をする必要がなくなるんですか?

 

佐原さん:国家資格を取ったらどこでも飛ばせます、というわけでないですね。このあたりは説明すると長くなりますので、弊社の無料説明会にご参加いただいて、ご説明させていただけたらと思います。

 

どのような目的で、どこ(場所)を、どのように飛行させるのか。ケースによって申請すべき内容なども異なりますので、これらのお話でご不明な点がありましたら、まずはご相談いただきたいです。

ドローンを使ったことのない人にこそ、レンタルして欲しい

まだドローンを触ったことない方にぜひ試してほしいと佐原さん

――続いて、ドローンをレンタルするメリットとデメリットを教えてください。

 

佐原さん:ドローンをレンタルするメリットは、初期投資を抑えて気軽にお試しできる点と、短期間のプロジェクトなどで一時的に利用できる点ですね。さらに、すでにドローンを持っていて最新の機種を試されたいという方などにもぴったりです。

 

「デメリット」というか弊害としては、航空法が難しく利用方法がわかりにくい点です。ただし、レンタルの場合でも弊社はしっかりとサポートしますのでご安心いただければと思います。たとえば、この空き地でドローンを使いたいんだけどよい?といったピンポイントの質問にお答えすることもできます。

 

――資格を持っていないのですが……それでもレンタルしてよいのでしょうか?

 

佐原さん:もちろん、資格がなくてもレンタル可能です。ドローンの飛行許可申請が必要な場合はアドバイスいたしますので、わからないことはなんでも聞いてください。

 

――心強いです。レンタルしたドローンをどのように使う方が多いのでしょうか?

 

佐原さん:趣味で飛ばしてみたいという方から、業務で利用したい方までさまざまです。ドローンが初めての方には、ぜひレンタル利用から初めていただきたいです。購入前に実際に試してみることで、使用感を確認できます。他には、練習で使ったり、新しい機材を試したり、所有しているドローンが故障した時の代替機として利用される方も多いです。

サポート体制も万全。安心してレンタルできる

注目のFPV機

ーーレンタルにおすすめのドローンはどんな製品ですか?

 

佐原さん:産業用ドローンをぜひ試していただきたいです。どれだけ効率が良くなるのか、どれだけ便利になるのかをご体感いただきたいですね。ドローンという新しい技術に対して“ラジコンのおもちゃ”をイメージされている方も多いんですが(笑)、そうではなく業務用として本当に利便性が高いので。いきなり購入するには高いので、どれがよいかを試すという意味でもレンタルをおすすめします。

 

ーーSUUTAでのドローンのレンタルサービスを開始していただき、ありがとうございます。

 

佐原さん:ドローンに興味のある方々が1歩踏み出すきっかけになってもらいたいと思っています。ドローンを利用するには法律関係で難しいことばかりなので、SUUTAで気軽にレンタルしてもらって、まずは一度使っていただきたいですね。

 

ドローンは、映像制作や測量、物流など様々な用途で利便性が高く、趣味として使っても楽しい一面もあります。しかし、適切な知識と技術、そして法規制の遵守が不可欠なので、手軽には手を出しにくいかもしれません。ドローンに興味はあるけど、購入までは踏み切れないと考えている方は、ぜひレンタルしてみてください。

 

深空では、法律関係のフォローから操作方法のサポートまで全力で行ってます。初心者の方からプロフェッショナルの方まで、どのようなご相談にも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

ーー佐原さん、ありがとうございました。

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