空気清浄機をつけっぱなしにしても、電気代や寿命に影響はないのでしょうか?火災や事故の原因とならないのかも気になりますよね。
結論としては、各メーカーでつけっぱなしが推奨されている機種なら基本的に問題ありません。
ただしメンテナンスの有無や使用環境には要注意。
空気清浄機の使い方や、使う際に気をつけるべきことを解説します。
INDEX
花粉やウイルスが気になる季節をはじめ、ペットを飼っていてにおいが気になるとき、赤ちゃんや子どもがいて生活環境に気を遣いたいときなど、「空気清浄機をつけっぱなしにしておきたい」というシチュエーションはあるものです。
ですが、電源を切らずに24時間つけっぱなしにしても大丈夫なのでしょうか?気になるのは「つけっぱなしで稼働させた場合の電気代」「空気清浄機本体の耐久性」それから「何らかのリスクはあるのかどうか」ですよね。
結論から言うと、そもそも空気清浄機はつけっぱなしで使うもの。
ただし、使い方やメンテナンスの不備などによっては、火災や思わぬ事故に繋がるおそれがあります。長期間家を空けるときは、安全面を考慮して電源を切っておいた方がよいでしょう。
ずっとつけっぱなしで空気清浄機を使うにあたって、気になるのはやはり電気代。先ほどと同じダイキンの公式サイトFAQでは、電気料金の目安についても解説されています。
風量「標準」の運転で24時間使用して、1日約10円※、1か月で約320円程度と、 電気代も手ごろです。
※新電⼒料⾦目安単価27円/kWhで計算、ダイキン空気清浄機ACK70Wで試算
(出典:ダイキン公式サイトFAQ)
また機種によって消費電力は異なりますが、ずっと強運転にするのではなく通常運転で使うのであれば、つけっぱなしでもお財布を圧迫しにくいでしょう。
パナソニック公式のウェブマガジンによれば、空気清浄機の耐用年数は使用環境によって変わるもの。
想像してみると確かに、稼働する場所の空気が汚れていたり清浄する対象が多かったりすると、機器の消耗が激しくなりそうですよね。また本体とフィルターにはそれぞれ寿命がありますが、長く使うにはフィルターのお手入れや本体のメンテナンスが欠かせません。
家電の取扱説明書をよく読み、推奨されている掃除やメンテナンスはしっかり行うのが寿命を伸ばすコツです。
予期せぬトラブルを防ぐためには、取扱説明書の使い方を守ることが大切です。特に加湿や除湿など空気清浄機以外の機能が備わっている機種は、連続運転時間が定められていないか要チェック。
電源プラグや吹き出し口にホコリが溜まっていると、静電気でショートするリスクがあるので日ごろのお手入れも大切です。
またつけっぱなしがOKとはいえ、旅行や出張、入院など、すぐに帰れないほど長期で家を空けるときは、念のため電源をオフにしてプラグを抜いておいたほうがよいでしょう。
せっかくお部屋に空気清浄機を設置しても、置く場所によっては性能を十分に発揮できないケースがあります。置き方のポイントや注意点をまとめました。
まず導入する段階では、パナソニック公式サイトで解説されているように、部屋の適用床面積(適用畳数)に対応した性能のものを選ぶことが重要です。
またダイキン公式サイトによると、「空気清浄機の置き場は、空気が入ってくる窓の正面の隅が効果的」とされています。花粉やウイルス対策には玄関に、ペットやタバコのにおいが気になる場合はよく過ごす部屋の窓や扉の正面に置くとよいでしょう。
小さい子どもがいる家庭では、コードに引っかかって転んだりコンセントを触って感電したりしないよう、配線を隠す、電源タップにカバーをするなどの対策をしておきたいところです。
正しく設置しているのに効果が落ちてきたなと感じたら、メンテナンスを怠っていないかチェックしましょう。定期的に集じんフィルターを掃除し、本体やフィルターが耐用年数を超えている場合は、買い替えも視野に入れるとよいでしょう。
喉が痛くなる原因としては、下記のようなケースが考えられます。対策とあわせてまとめました。
記事内でも何度か触れてきたように、メンテナンスはとても大切。シャープの公式サイトでは、空気清浄機の性能はフィルターのお手入れをしているかで左右されると解説されています。汚れやホコリが溜まっていないかチェックしてみましょう。
また、吹き出し口の近くは空気が舞い上がりやすく、ホコリが巻き上げられている可能性があります。この場合は自分が別の位置に移動するか、普段過ごす場所のレイアウトを見直してみてもよさそうです。
寝ている間に喉が痛くなる場合、機械の性能というよりは寝る姿勢に問題が潜んでいる場合も。上記の見直しとあわせて、就寝用のマスクを取り入れると物理的に対策できるかもしれません。
空気清浄機はメーカーでつけっぱなしが推奨されている機種があり、基本的な使い方を守れば24時間ずっとつけていても問題ありません。ライフスタイルや取り入れる目的に合わせて、置き場所を工夫して効果的に使いましょう。
とはいえ、性能を優先した結果、高額な機種をいきなり買うのは少し怖いですよね。自分の家の間取りに合うかや、稼働音はうるさくないかなど心配ごとも出てきます。
そんなときは、まずレンタルしてお試ししてみるのもひとつの手。いざ配置してみたら「思ったより大きくて邪魔に感じた」「ほかの家具やインテリアと雰囲気が合わない」といった場合でも、レンタルなら返却して選び直せばいいので失敗を回避できます。
SUUTAのレンタルサービスは、好きな期間だけ借りられて、シャープやパナソニック、エアドッグなど人気の空気清浄機がそろうのもポイント。どのメーカーや機種が好みか、複数借りて比較検討してみるのもおすすめです。
家はくつろげる場所でありたいもの。上手に空気清浄機を利用して、快適さや過ごしやすさをアップしましょう!
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