SUUTA Magazine

  1. トップ
  2. Lifestyle
  3. 使わなくなったモノをいつまでも置くなんてナンセンス。試用期間が短いベビー用品はレンタルがおすすめです。
Lifestyle
2024.08.05
おだりょうこ

使わなくなったモノをいつまでも置くなんてナンセンス。試用期間が短いベビー用品はレンタルがおすすめです。

赤ちゃんを迎えるにあたって、用意すべきものは想像以上にたくさん。ベビーベッドにベビーカー、チャイルドシートetc.しかも、ベビー用品は赤ちゃんの成長に合わせて買い替えが必要なアイテムもあるので、収納場所や処分方法も考える必要があります。

そんなストレスを解消するべく、試用期間が短いベビー用品をレンタルでそろえる家庭が増えています。2人のお子さんのママが実践するレンタルライフから、そのメリットを探ってみましょう。

わが家がベビー用品をレンタルに決めた理由

Kさん(30代、女性)

職業:主婦

ライフスタイル:持ち家のマンションで夫、5歳と1歳の子どもの4人家族

レンタルしたもの:ベビーベッド、A型ベビーカー、ベビースケール

きっかけはベビーベッド。先輩ママのアドバイスが決め手に

2人の男の子のママであるKさんが、ベビー用品をレンタルすることに決めたのは、1人目のお子さんがおなかにいるときでした。

 

「寝相が悪いわたしは、赤ちゃんとの添い寝に不安があったのでベビーベッドを購入することにしました。でも、子育て中の友人から『ベビーベッドは途中で使わなくなる』とアドバイスをもらったことでレンタルをリサーチ。思っていた以上にベビー用品が充実していたので、試用期間が限定される他のアイテムもレンタルしてみようと思いました」

 

赤ちゃんを寝かしつけるのに安心なベビーベッドですが、実はその使用期間は短く、つかまり立ちができる1歳頃までの使用が一般的です。つかまり立ちができるようになると落下の危険性があることがその理由。先輩ママが言うように、ベビーベッドは途中で使わなくなる家庭が多いのも納得です。

使わなくなったらすぐに返却できる

いくら途中で使わなくなるとはいえ、ベビーベッドにはさまざまメリットがあります。布団に比べて床との距離があるベビーベッドは、冷えや歩く音から赤ちゃんの睡眠を守ってくれます。また、ハウスダストの影響を受けにくいことも大きなメリットです。

 

「メリットを考えるとベビーベッドを使わない選択はありませんでした。でも、購入となると使わなくなったときの保管場所や処分がどうしてもネックに。その点レンタルならすぐに返却できるので、他にも試用期間が限定されるアイテムを借りることにしました」

 

完全母乳育児だったKさんは、赤ちゃんが飲んだ母乳の量を知るために、ベビースケールを同時期にレンタル。ところが、近くの児童館で無料で使用できるベビースケールがあることがわかり、2人目のお子さんの時はレンタルを利用しなかったそうです。

 

「最初は必要と思って用意したモノでも、不要になった時点ですぐに返却できるのもレンタルの特長です。やっぱりあれば便利!となったら、また借りられます。このフレキシブルさこそが、レンタルの魅力だと思います」

試用期間が短いA型ベビーカーもレンタルできる

生後1ヶ月から使用できるA型ベビーカーですが、まだ首が座っていない月齢が浅い赤ちゃんでも安全に使用できるように作りが頑丈になっているため、大きくて重いのが難点。そのため、ひとり座りができるようになったら軽くて持ち運びに便利かつ、最長4歳まで使えるB型ベビーカーに切り替えるママが多いようです。

 

と、なるとAとB、2台のベビーカーを準備することになりますが、コストと収納場所が悩ましいところ。Kさんもこの点を考慮して、A型ベビーカーはレンタルをチョイスされたそうです。

 

「腰がすわってひとり座りができるようになったらB型ベビーカーに移行するので、A型のみレンタルをして、長期間使うB型は購入することにしました。ベビーカー嫌いな子もいるので、買う前にレンタルで試してみるのもおすすめです。ちなみに、生後1ヶ月から3歳くらいまで使えるAB型は買い替え不要ですが、重くて高額なタイプが多いので、購入しないことにしました」

2人目も同じベビーベッドをリピ。わが家の間取り&インテリアにピッタリでした。

試用期間が限られたベビー用品をレンタルすると、費用を抑えられたり収納場所の確保が不要などさまざまなメリットがあります。でも、当然のことながらベビー用品を使うのは大切な赤ちゃん。細心の注意を払って選びたいですよね。Kさんはどのようなことをポイントに商品を選んだのでしょう。

ベビーベッドは柵の開閉方式とカラーを重視

「ベビーベッドは1人目のときにレンタルしたタイプがとても気に入ったので、同じものをリピートしました。ポイントは柵を上下させるタイプで開閉の際に幅を取らないこと。下段にオムツやおしり拭きなどを収納できるタイプを選びました。また、色味がホワイトでリビングに馴染むことも決め手になりました」

 

赤ちゃんを寝かせるためのベビーベッドですが、柵の開閉タイプによってはお世話がしにくかったり、可動域が広くて動線のじゃまになることってありますよね。また、意外と存在感のあるベビーベッド。Kさんのようにカラーやデザインはお部屋の雰囲気に合わせることで、全体に統一感が生まれます。

安全性をいちばんに考えて選んだA型ベビーカー

「首がまだ座っていない月齢の浅い時期から使うA型ベビーカーなので、赤ちゃんにかかるショックを和らげるクッション性に優れていることをいちばんに考えて選びました。次にこだわったのが軽量であること、コンパクトにたためることです。赤ちゃんを抱っこしたまま片手でたためるなど、意外と見落としがちな使い勝手の良さも選ぶ基準になりました」

どうしても気になった衛生面をとことんリサーチ

レンタルサービスで提供されるアイテムは、多くの人と共有することになります。そのため、衛生面や安全面に不安を感じる人もいるのではないでしょうか。特にベビー用品となるとその不安は大きくなりますよね。Kさんも同じ思いを抱いていたそうです。

 

「長男を出産したときは、はじめての育児ということもあり、レンタル商品は清潔なのか、安全性に問題はないかと、ナーバスになっていました。そのため、商品のラインアップや料金、配送料に納得できる会社を見つけるまでかなり時間をかけました」

 

Kさんが選ぶ基準にしたのは、清掃・消毒してから次の人に貸し出しているかどうか。ベビーベッドの組み立てサービスやレンタル終了時に解体せずにそのまま返却できるかどうかも、チェックポイント。

 

レンタル会社を選ぶ際は、他人とモノを共有することへの不安を払拭できる会社を選ぶことが、レンタルライフを安心して楽しむ秘訣と言えそうです。

収納と処分の懸念ゼロ。レンタルにはコスパ以上のメリットがある

実はKさん、ベビーベッドのレンタル費用を計算してみると、購入した方が安く済んだことがわかったそうなんです。レンタルの方が割高になっても、2人目のお子さんのときもレンタルを選んだのはどのような理由からなのでしょう。

 

「ベビーベッドは1年契約でレンタルしたのですが、まだ使いたかったので契約満了後の数ヶ月は毎月課金することに。そのため、トータルでかかった費用を計算すると、購入の方が安く済んだという結果に。それでも2人目のときもレンタルを選んだのは、わたしたちにとってのデメリットとは、コスト以上に限られたスペースを使わなくなったベビー用品に占有されることや処分の仕方を考える手間だからです」

 

使わないモノがいつまでも室内にあるのはなかなかのストレス。収納場所の確保や処分に困り、見るたびにげんなりするのは避けたいですよね。特にベビー用品のように、使う時期が限定されていたり、成長に合わせて買い換えたりする必要があるものは、レンタルを選ぶことで収納や処分のストレスを軽減することができます。

 

「レンタルの場合、最新の商品やおしゃれなデザインは少ないので、今後、そういったものが増えることでもっとニーズが高まるのではないでしょうか」

必要なときに必要なモノを”借りる”ことで得た、ゆとりある暮らし

現在、お子さんの習い事の送迎時にカーシェアリングを利用しているKさん。ベビー用品のレンタルを体験したことで、必要なときに必要なモノを“借りる”という選択肢が加わったそうです。「モノをできるだけ増やしたくない夫は、いつでも返却できるレンタルがとても気に入っているようです。わたし自身もいつでも借りられる、返せるというレンタルの自由度の高さに、とても満足しています」

 

レンタルには、心と暮らしにゆとりをもたらすヒントがあることを、Kさんのレンタルライフから知ることができました。ベビー用品の購入を検討している方はぜひ一度、購入とレンタルを比較してみてくださいね。ママとベビー、家族がハッピーになれるベストな方法がきっと見つかることでしょう。

Share: