現在、わが家では「AB型のベビーカー」と「二人乗りベビーカー」の2台を使っているのですが、AB型のベビーカーはお下がりということもあり、使い込まれてガタガタ、ボロボロになっています。
子どもが2歳半と1歳ということもあって、上の子もまだベビーカーに乗りたい年齢なので、普段の外出時には、二人乗りベビーカーを使うことが多いのですが、今後、上の子を歩かせて、下の子だけベビーカーに乗せることもあるだろうと考えると、安心で安全なベビーカーを新調したい!という気持ちがありました。
私が求めているベビーカーの条件は、国内ブランドで、安全性が高く、赤ちゃんをしっかり守ってくれるということ。
そんな中見つけたのが、アップリカの中でも最上級のベビーカーである「オプティアクッショングレイス」でした。
今回は、実際に使ってみた使用感をレビューし、使い心地や、どのくらいの重さか、これまで使っていたベビーカーとの比較など詳しく紹介していきます。
INDEX
そもそも、なぜアップリカの「オプティアクッショングレイス」を選んだのかというと、上の子と下の子でベビーカーの使い方が変わり、ベビーカーの乗り心地にこだわりたいと思ったからです。
先ほどもお話したとおり、わが家ではこれまで2台のベビーカーを実際に使用しているのですが、ベビーカーの振動については、とくに何も考えてこなかったんです。
もちろん、開閉するのがラクとか、軽いとか、海外製のベビーカーの方がデザインがおしゃれとか、そういうことも大事だとは思います。
でも、二人目を出産してから思うのは、下の子って、上の子の公園遊びに付き合ったり、保育園への送迎に付き合ったり、低月齢のうちから出歩くことが多いんです。
ということは、ベビーカーに乗っている時間も比例して長くなるんですよね。
案外下の子も楽しんでいるのかもしれませんが、どうしても上の子の遊びに付き合わされているところがあるなと、申し訳なく感じていました。
そこで、せめてベビーカーで過ごす時間は、下の子にとって、とにかく快適な空間にしてあげたいと考えるようになりました。
どんな空間だと快適なのかを考えたときに、揺れが少なく心地よいことと、シート自体が広くてゆったりとしていることの二つは外せないと思い、いろいろとベビーカーを調べているうちに、アップリカの「オプティアクッショングレイス」にたどり着きました。
さっそく、夫に「アップリカのオプティアクッショングレイスをレンタルしてみない?」と相談したところ「いいね!試してみよう!」という話になったので、レンタルサービスの「SUUTA(スータ)」で、オプティアクッショングレイスをレンタルしてみました。
アップリカ/Aprica オプティアクッショングレイス クラシックグリット
SUUTAに会員登録をしたあと、レンタルの申し込みをする際、配達日時を選ぶと指定の時間に配送業者が届けてくれます。
実際に届いたのがこちら!結構大きな段ボールに入っていました。
サイズを測ったところ、幅53cm、奥行38cm、高さ98cmでした。
中を開けてみると、緩衝材が入っておりしっかりと梱包されていました。
SUUTAの利用ガイドや取扱説明書も入っていたので、まずはこちらを読んで、商品を確認し、受取手続きを完了させます。
ベビーカー本体もしっかりと梱包されていて、キレイな状態で手元に届きました。
ベビーカーの座面に取り付けて使う「頭マモールパッド」「腰マモールパッド」もしっかり入っていました。
このパッドを赤ちゃんの成長に合わせて付け外しすることで、赤ちゃんの姿勢が崩れるのを防いで、負担の少ない快適な姿勢を保つことができます。
わが家の子どもは、一人座りができるようになる7か月を過ぎているので、頭マモールパッドはつけずに、腰マモールパッドだけ装着しました。
ベビーカーが届いた翌日に、使い心地を確かめるため、夫、私、上の子(2歳)、下の子(1歳)の4人でお出かけをすることに。
下の子をベビーカーに乗せて、近所のショッピングモールへ出かけました。
まず感じたのが、動きがなめらかということ。
ガタガタすることなく前にスーッと進めるので、「赤ちゃんへの振動が少ないとはこういうことか!」とベビーカーを押すだけで分かりました。
これは「オメガクッション」といって、座面の下にソファーのスプリングのようなクッションが搭載されていて、揺れに応じて座面が上下することで、赤ちゃんへの振動を吸収しているから。
それに、ちょっとした段差であれば、ラクに越えることができるので、ベビーカーの前輪を「よいしょ」と持ち上げる必要もありません。
わが家が所有しているAB型のベビーカーは、低い段差でもぶつかってしまうことがあるので、ストレスなく押せることに喜びすら感じました。
夫と上の子が手をつなぎ、私が下の子をベビーカーに乗せて歩いていたのですが、上の子が「ママとも手をつなぎたい!」と言い出しました。
そこで、上の子と手をつなぎながら、片手でベビーカーを押してみたのですが、ちゃんと押せるし前に進むんです!
まっすぐ進めるのはもちろん、曲がるときも片手で問題なく操作できることに驚きました。
普段から、どうしても上の子には我慢してもらうことが多いので、「ママと手をつなぎながら歩きたい」という上の子の要望にも応えられることが嬉しかったです。
自宅からショッピングモールまでは歩いて10分ほどなのですが、5分くらい歩いたところで、ベビーカーに乗っていた下の子がスヤスヤ眠りはじめました。
日頃使っているベビーカーでも走行中に眠ることはありますが、思っていたよりも早く眠りについたのでビックリ。
ちょうど天気もよくて、心地よい風が吹いていたことも理由のひとつではあると思いますが、ベビーカーの振動が少なくて、ゆったりと座れたことも、早く眠れた要因だったのではないかと思います。
オプティアクッショングレイスのタイヤは、振動を軽減し、かつ安全に走行できるように2種類のサスペンションをすべてのタイヤに搭載しています。
また、タイヤだけでなく、シートにもサスペンションが搭載されているので、赤ちゃんに伝わる振動が抑えられて、赤ちゃんは快適にベビーカーに乗ることができるそうです。
ベビーカーのシートベルトって留めづらくて手間取ることもありますよね。
赤ちゃんが大人しくしてくれていたら留めやすいのですが、グズっていたり、急いでいると焦ってしまってなかなか留められないことも……。
でもオプティアクッショングレイスのシートベルトはマグネットになっているので、カチッとくっつき、外すときもラクちんです。
ほんのちょっと「面倒くさいな」と感じるところもしっかり配慮されていて使いやすかったです。
赤ちゃんを連れたお出かけとなるとどうしても荷物が多くなってしまいます。
おむつやおしりふきをはじめ、着替え、ミルク、離乳食などの食事セット、抱っこ紐など、とにかくかさばって大変です。
でも、オプティアクッショングレイスはたくさん収納することができるので、荷物が多くなってしまっても安心。
座面下のどこからでも入れることができるので「ちょっとガーゼを出したい」というときや「羽織りをささっとしまいたい」というときにもラクに収納できます。
このお出かけのときはヒップシートを収納していたのですが、上の子から抱っこをせがまれた際、すぐに取り出すことができたので、私がイライラしたり、子どものイヤイヤが発動することなく、スムーズに上の子を抱っこすることができました。
オプティアクッショングレイスを試してみて、概ね満足したのですが、ちょっとここは気になるなというところや、改善されたら嬉しいと感じたところについてお話したいと思います。
赤ちゃんを抱っこしたままでも、ワンタッチで開閉できることが商品の特長として書かれています。
もちろん、ワンタッチでできるのは楽だったのですが、ボタンの面積が大きく、全体を押さないと開閉できないので、慣れるまでは手こずりそうだなと感じました。
コツをつかめば簡単なのかもしれませんが、ボタンの押し方には注意が必要です。
オプティアクッショングレイスは本体の重さが7.1㎏あり、ベビーカーに軽さを求めている方には向いていないかもしれません。
高い安定性と多機能性を備えているので、その分どうしても重たくなってしまいます。
公共交通機関(とくにバス)をよく利用する方は、ベビーカーを持ち上げることが多いと思いますので、別の軽いベビーカーを選んだ方がよさそうです。
※出典:アップリカ、サイベックス、コンビの公式サイトより
重さだけで比較すると、サイベックスのメリオカーボンやコンビのスゴカルSwitch plusよりも約1kg重いですが、持てないほど重いということはなく、私でも車に乗せることができたので、重量以外のスペックも比較しながら選ぶのがよいのではないかと思います。
オプティアクッショングレイスは折りたたんで収納することもできるのですが、折りたたんでも高さがあまり変わらないので、玄関が狭くて収納スペースがないお家や、小さくコンパクトにベビーカーを折りたたみたい方には合っていないと思います。
ただ、しっかりと自立するので、保育園の送迎で利用して、そのまま保育園のベビーカー置き場においておくことは可能です。
ちなみに、わが家にあるAB型のベビーカーを横に並べてみるとこんな感じです。
フレームやシートがしっかりしている分、少し幅をとるのは仕方ないか……と感じました。
私は日頃、この写真に写っているベビーカーとは別の、二人乗りベビーカーを使うことが多く、二人乗りベビーカーと比べると大きさはそこまで変わらないので、折りたたんだ時のサイズ感はあまり気になりませんでした。
ベビーカーは購入するかしないかの二択だと思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
とくにベビー用品は使用期間が短いので、購入するのではなくレンタルという選択も一つの方法です。
ベビーカーの購入を検討しているけれど、高額なので買うのを躊躇しているという方には、まずレンタルして使ってみるのがオススメです。
たしかにベビー用品店でベビーカーを押してみることはできますが、赤ちゃんを乗せて、日頃から使っている道路で試すことはできませんよね。
レンタルであれば、実際に赤ちゃんや荷物を乗せた状態で重さを確認したり、道路や公共交通機関を利用することもできます。
ベビーカー選びで失敗しないためにも、一度レンタルしてみるというのは賢い選択だと思います。
SUUTAではさまざまなブランドのベビーカーをレンタルすることができ、いくつかのベビーカーを使ってみて、一番気に入ったものを購入すれば後悔もありません。
ぜひレンタルでじっくり試してみて、ご自身に合ったベビーカーを見つけてみてください!
ベビーカー
普段は抱っこ紐や徒歩で移動していてベビーカーを持っていないという方でも、遊園地や動物園、水族館などにお出かけする際には、ベビーカーがあった方が安心です。
というのも、遊園地や動物園、水族館などのレジャースポットに行くと、園内が広くてたくさん歩くことになりますよね。
日頃からよく歩いているお子さんでも、歩き疲れて眠たくなってしまったり、ママやパパに「抱っこして」と言うこともあるのではないでしょうか。
そんなときに手元にベビーカーがあれば、子どもを寝かせることができて、お子さんはもちろん、パパとママも疲れることもストレスも少なくお出かけを楽しむことができます。
お出かけの予定に合わせてレンタルし、使い終わったら返却すればよいので、保管スペースの心配もいりません。
レンタルを活用して、ぜひお子さんと快適なお出かけを楽しんでくださいね。
アップリカ/Aprica オプティアクッショングレイス クラシックグリット
ベビーカーって場所をとるので、玄関がせまくなってしまいますよね。
わが家も玄関スペースがそんなに広くないので、2台あるベビーカーのうち1台は車の荷台に積んでいます。
ベビーカーを保管するスペースがないから購入できないという方も、レンタルであれば使いたいときだけ使用して、その後は返却すればよいのでスペースに困る心配がありません。
レンタルであれば、実際に購入するよりも安く借りることができますし、SUUTAであれば「やっぱりレンタルしたベビーカーがほしい!」となったときにも「買い切り」というサービスがあるので、安心してレンタルすることができますよ。
気になる方は、レンタル価格や空き状況など、SUUTAの商品ページにて詳細をチェックしてみてください!
アップリカ/Aprica オプティアクッショングレイス クラシックグリット
今回、アップリカの「オプティアクッショングレイス」をレンタルしてみましたが、やはりアップリカの最上級モデルということもあって、なめらかに走行できるし、赤ちゃんへの振動は少ないし、座面の幅が広くて赤ちゃんがゆったりと乗れて、最高でした。
現在は、二人乗りベビーカーが活躍中のわが家ですが、上の子がベビーカー卒業となったら、下の子用にオプティアクッショングレイスをお迎えできたらよいなと考えています。