「子どもとの遊びや旅行の思い出を、よりリアルに映像として残したい」
「動きのあるシーンを、もっと躍動感たっぷりに記録したい!」
そんな気持ちがきっかけで、気になっていたアクションカメラ「GoPro Hero(ゴープロ ヒーロー)」を実際に使ってみました。
GoPro Heroは手のひらサイズで持ち運びやすく、水辺や動きのあるシーンでもブレずに撮れると評判のアイテムです。
この記事では、アクションカメラ初心者の私が実際に使用してみて感じたことを、リアルな目線でレビューします。
GoPro HEROがどんなカメラなのかをわかりやすくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
INDEX
GoPro HEROは、アメリカのGoPro社が販売しているアクションカメラのひとつです。
GoProには幅広いモデルがありますが、その中でも特にコンパクトで軽量、そして手頃な価格を追求したモデルです。
シンプルな操作で扱いやすく、アクションカメラ初心者の方にもぴったり。複雑な設定なしに、
GoProらしい高画質な動画や写真を撮影できます。
本体とハウジングが一体型になっており、別途防水ケースを用意しなくても水深5mまで対応する防水性能と高い耐久性も特徴です。
水辺のアクティビティやウィンタースポーツ、アウトドア、旅行の記録など、さまざまなシーンで安心して使えますよ。
GoPro HEROの基本スペックを詳しく見ていきましょう。
〔GoPro HERO(CHDHF-131-JP)のスペック〕
〔ミニ三脚 ショーティー(AFTTM-001)のスペック〕
GoPro HEROの内容物は以下の5点です。
今回は、持ち運びに便利なミニ三脚(画像右端)とセットで使用しました。
箱を開けてまず感じたのは、そのシンプルさとコンパクトさ。全体的に黒で統一されたデザインはスタイリッシュで、見た目にも満足感がありました。
注意したいポイントとして、GoPro HEROでの撮影やデータ保存にはmicroSDカードが必須です。
あらかじめ、「A2」、「V30」または「UHS-3」以上のmicroSDを用意しておきましょう。
GoPro HEROは単体でも使いやすいですが、ミニ三脚を併用することで、より安定した定点撮影が可能です。
とにかくコンパクトなので、旅先や屋外での撮影にも重宝します。もちろん水中でも使えますよ。
GoProをはじめとするアクションカメラには、一般的なデジタルカメラやスマートフォンのカメラとは一線を画す魅力と利便性があります。
デジタルカメラやスマートフォンカメラとの違いをご紹介します。
一般的なデジタルカメラは高画質で繊細な表現が得意ですが、そのぶんサイズが大きく、水濡れや衝撃には非常に弱いです。
一方、GoPro HEROのようなアクションカメラは小型かつ頑丈なのが魅力。
別途防水ハウジング(カメラを水中で使用するための防水ケース)を用意する必要がなく、そのまま水中に潜ることができます。
特に、子どもやペットを追いかけながら撮影したり、スポーツやイベントなどの動きのある撮影をしたりしたい方に特におすすめ。
激しい衝撃を受ける可能性のある場所でも、気兼ねなく使えますよ。
また、超広角レンズにより、肉眼では捉えきれない広大な景色や、目の前のダイナミックな動きを1枚のフレームに収められます。
最近のスマートフォンのカメラは非常に高性能ですが、GoProはアクション特化型。広角レンズでの映像や強力な手ブレ補正は、スマホではなかなか真似できません。
スマホは日常のスナップ撮影に便利な反面、水深のある場所での撮影は故障のリスクを伴います。
加えて、動きながらのブレない撮影や、衝撃が加わる可能性のあるスポーツシーンなどにも向いていません。
その点、GoPro HEROはハウジング一体型。堅牢なデザインと優れた防水性を兼ね備えているため、スマートフォンでは撮影を躊躇するような過酷な環境でも安心して撮影に集中できます。
水中や泥まみれの環境でも安心して使えるのは心強いですよね。
GoProならではの豊富なアクセサリーを併用すれば、ヘルメットや体に装着するなど、スマホでは不可能なアングルからの撮影も楽しめますよ。
・海や川でのアクティビティ撮影
サーフィン、シュノーケリング、ダイビング、SUP(スタンドアップパドルボード)といった水中の美しい世界や波乗り体験を、臨場感そのままに記録できます。
・スキーやスノーボードなどウィンタースポーツの撮影
スキー、スノーボード。雪山を滑走するダイナミックな動きや、雪景色の中でのグループショットに最適です。
・サイクリングやバイクツーリングの記録
自転車やバイクのハンドルに装着すれば、走行中の景色や仲間とのツーリング風景を臨場感たっぷりに残せます。
・アウトドアやキャンプ
登山中やハイキング中の雄大な自然や、キャンプでの楽しいひとときを、広角レンズで余すことなく記録できます。
・旅行やブログ撮影
観光地での移動中や、街歩きの様子をブレなくスムーズに撮影。普通のカメラでは撮れないユニークな視点からの映像は、旅の思い出を一層鮮やかに彩ります。
・子どもやペットとの遊び
GoPro HEROは子どもやペットとも相性抜群です。
公園で走り回ったり、水遊びをしたりと、動きの多い子どもたちの一瞬一瞬を逃さずに映像で残せます。
日常的に使うわけではないけれど、旅行やアクティビティ、イベントのときにたまに使いたい、という場合はレンタルも便利です。
初めてでアクションカメラの選び方が分からない、どれを選べばよいかわからないというときにも、さまざまなメーカーの機種を実際に使って試せます。
GoProを買おうか迷っている方は、レンタルでまず使ってみる方法もぜひチェックしてみてください!
ゴープロ/GoPro HERO 12
実際にGoPro HEROを使ってみて、スペック表だけではわからなかった魅力や使いやすさをいくつも実感できました。
特に初心者の私でもすぐに使いこなせたことや、さまざまなシーンで安心して使えた点は想像以上。特に強く感じた3つのメリットをご紹介します。
GoPro HEROは防水仕様のハウジング一体型の防水設計で、特別なケースを使わなくてもそのまま水中撮影が可能です。
今回は子どもとの水遊びで使用しましたが、水しぶきがかかってもまったく問題なし!水辺でも気兼ねなく使えるという頼もしさがあり、遊びや撮影をより満喫できました。
撥水性の高いレンズカバーが水滴をはじいてくれるので、水辺の撮影でもクリアな映像を維持できます。
さらに、このカバーは万が一傷ついた場合でも交換が可能な仕様。耐衝撃性にも優れているため、子どもが触っても壊れにくく、撮影に集中できるのも大きなメリットです。
水辺やアウトドアでも安心して使えることは、他のカメラにはない大きな魅力だと感じました。
GoPro HEROは、初めてアクションカメラを使う人でも迷わず扱えるシンプルな操作性が魅力です。
電源を入れて録画ボタンを押すだけで撮影が始まるので、知識がない私でも問題なく使えました。
設定画面やメニューがシンプルで見やすく、専門的な言葉も使われていないので、感覚的に操作できたのがとても助かりました。
さらに、タッチパネルの操作はスマートフォンに近い感覚で、スクロールやタップなどもスムーズ。撮影モードの切り替えや再生確認も簡単に行えます。
説明書を読み込まなくても、触っているうちに自然と使い方が身につくため、機械が苦手な方でも安心ですよ。
GoPro HEROの魅力のひとつが、広角レンズによるダイナミックな映像です。
人間の視野に近い広がりをそのまま映像に収められるため、風景やアクションシーンでも臨場感のある動画が撮れます。
GoPro HEROには他のGoProシリーズに搭載されている手ブレ補正機能の「Hyper Smooth」は搭載されておらず、専用アプリ「Quik」で後から手ブレを補正する仕様。
この補正がとても優秀で、アプリを開いて再生するだけで、なんと自動で補正を開始してくれます。
初心者でもプロのような映像が撮れるのは、GoProならではの大きな強みと言えます。
ただし、Quikアプリで手ブレ補正を適用すると自動的に解像度が2.7Kに下がってしまうため、4K画質での仕上がりを求める方にとってはやや不満が残るかもしれません。
「2.7Kで安定撮影できるカメラ」と考えておくと、購入・使用時のギャップも少なくて済むでしょう。
もちろん、GoPro HEROにもいくつかのデメリットを感じました。
GoProの背面にはタッチ対応の液晶画面が搭載されていますが、サイズが小さいため、撮影中のフレーミングや細かい映像確認にはやや不便です。
特に日差しが強い屋外では画面が見づらいと感じることも。ピントが合っているか、理想どおりに撮れているか不安になる状況が多々ありました。
再生時も画面が小さいと細部まで確認しづらいため、ピントや構図が気になる方にはややストレスかもしれません。
Wi-FiでGoPro Quikアプリと接続すればスマートフォンの画面で確認できますが、リアルタイムに映像をしっかりチェックしたい場合は工夫が必要です。
GoPro HEROは高画質・高性能なカメラであるぶん、バッテリーの消耗が早いです。
特に動画を撮影するとバッテリーの消費が早く、旅先やアウトドアなど、長時間の撮影には不向きと感じました。
GoProにはバッテリーを交換できるモデルもありますが、今回使用したGoPro HEROは内蔵バッテリー式のため、ユーザー自身で交換することができません。
予備バッテリーを用意するといった一般的な対策が取れない点には注意が必要です。
長時間の連続撮影を想定する場合は、モバイルバッテリーを携帯し、休憩時間などを利用してこまめに充電しましょう。
本体上部と、レンズの下にある2つの穴が内蔵マイクの位置です。
GoPro HEROのマイクは日常の記録や簡易的な撮影には十分ですが、音にこだわる方には少し物足りなく感じるかもしれません。
特に風の強い屋外では風切音が入りやすく、音声が聞き取りにくくなることも。この風によるノイズを低減する機能も付いていないため、本格的な映像制作では、音声面での工夫も必要になるでしょう。
よりクリアに記録したい場合は、外部マイクなどを使った音声の別撮りも検討しましょう。
GoPro HEROは非常に魅力的なカメラですが、購入となると価格はやや高め。加えて、使いこなせるだろうかと不安に感じる方も少なくないでしょう。
そんなときに便利なのが、レンタルサービスの活用です。
実際に使ってみることで、「GoPro HEROが自分の使いたいシーンに本当に合っているか」「操作性に違和感はないか」など、購入前にはわからない部分をしっかり確認できます。
今回私はレンタルサービス「SUUTA」でGoPro HERO(ミニ三脚付きセット)をレンタルしました。
2週間で3,200円(2025年7月時点)と、購入するよりはるかに手頃な価格で試すことができました。
また、保管場所や定期的なメンテナンスを気にする必要がないのもレンタルならではのメリット。
私は頻繁に使う予定がなかったため、旅行やイベントなど、限られた期間だけ集中的に使いたいときにもレンタルは最適だと感じました。
レンタルサービスをうまく活用して、GoPro HEROの魅力をぜひ体験してみてくださいね。
ゴープロ/GoPro HERO 12
GoPro HEROは、「どんなシーンでもブレない、迫力ある映像を残したい」という方に最適なアクションカメラです。
水辺や動きの激しいシーンでも、GoPro HEROならではのタフさと広角レンズで、感動的な瞬間を逃しません。
特にアウトドアや旅行、スポーツと相性が良く、スマホや一般的なデジカメとは一味違った映像体験ができるはずですよ。
ただし、バッテリーの減りの早さや画面の小ささといったデメリットもあるため、購入前に一度レンタルで試してみるのが賢い選択です。
GoPro HEROで、いつもの日常が特別な思い出に変わるかもしれません。
気になる方は、ぜひ気軽に試してみてくださいね。