話題の自動調理家電・ホットクック。
材料を入れてスイッチを押すだけでおいしい料理が完成するため、忙しい毎日を送る人や共働き家庭の強い味方として注目されています。
しかし、「ホットクックって実際どうなの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
子育て中の筆者も以前からホットクックが気になっていましたが、家が狭いことや、機械の操作があまり得意ではないことが不安で、なかなか購入には踏み切れませんでした。
ところが、先日ホットクックをお試しできる機会があり、ついに我が家もホットクックデビュー!
今回は、ヘルシオホットクックKN-HW10Gのレビューを、おすすめレシピとともにご紹介します!
INDEX
ヘルシオホットクックは、シャープ製の水なし自動調理鍋で、火を使わずに美味しい料理を作れる便利家電です。
特に「ヘルシオホットクックKN-HW10G」は、1~2人暮らしにぴったりのコンパクトなサイズ。3合炊きの炊飯器と同じくらいの大きさでした。
写真の左側が3合炊きの炊飯器、右側がヘルシオホットクックKN-HW10Gです。
2~4人用の「KN-HW16G」や2~6人用の「KN-HW24G」は奥行きよりも幅が広いですが、コンパクトな「KN-HW10G」は奥行きのある設計となっています。
シンプルなデザインは、どのようなキッチンにも馴染みます。表面がツルツルしていて高級感があるのも特徴です。
電源コードの差し込み口は、本体の右後ろ側にあります。
届いた箱の中には、以下が含まれていました。
本体を開けると、内ぶたがあります。
内ぶたは取り外しが可能で、食洗器にも対応しています。
ホットクックは、何と言っても「ほったらかしでOK」というのが最大の魅力。
内蔵されているWセンサーが火加減を自動で調整してくれるため、誰でも失敗せずに美味しい料理が作れます。
他にも、「まぜ技ユニット」という自動かきまぜ機能が搭載されており、煮崩れや焦げつきを防ぎながら料理を仕上げてくれます。
まぜ技ユニットは簡単に装着できました。
また、水分を上手に活用する無水調理を使うと、栄養素も逃すことなく摂取できます。
煮物やカレー、蒸し料理に加えて、低温調理やお菓子作りにも対応しており、レシピのバリエーションも豊富です。
ホットクックは無線LANにも対応しており、スマホアプリからのレシピ送信や、予約時間の変更も可能。
液晶ディスプレイと音声ガイドがついているので、操作もスムーズに進められます。
ヘルシオホットクックKN-HW10Gを使った感想を、COCORO KITCHEN(注)内のおすすめレシピとともに紹介します!
(注)COCORO KITCHEN(ココロキッチン)とは、シャープのスマート家電向けサービスブランド「COCORO+(ココロプラス)」が提供するクラウドサービスです。ホットクックで作れるレシピが掲載されています。
ホットクックの「まぜ技ユニット」を使って、キーマカレーを作りました。
【材料:2人分】
【作り方】
これまでフライパンで作っていたときは、焦げつかないようにずっと混ぜ続けたり、火加減を調整したりと、意外と手がかかっていたキーマカレー。
しかし、ホットクックなら材料を入れてスイッチを押すだけ!
「まぜ技ユニット」が自動でかき混ぜてくれるため、途中で様子を見る必要がまったくありません。焦げつきゼロで、全体によく熱が通っていて美味しく仕上がりました。
ホットクックの「予約機能」を使って、鶏肉と大根の煮物を作りました。
【材料:2人分】
【作り方】
筆者は今回、具材を午前中にホットクックにセットして、予約機能で夕方に完成するようにしてみました。
予約機能の使い方はとても簡単で、具材を入れたら調理終了時刻を設定するだけ。
帰宅すると、あったかくて美味しい煮物ができあがっていました!
煮物は調理が難しいですが、ホットクックはじっくり加熱してくれるため、鶏肉はほろっとやわらかく、大根にはしっかり味が染みています。
ホットクックの予約機能は、衛生面に十分配慮されているのも特徴です。
調理開始時にしっかり加熱した後、細菌が繁殖しにくい50℃以上の温度で保温するため、食材の腐敗や細菌繁殖を効果的に抑えられます。
「帰ってすぐごはんが食べられる」という安心感があるだけで、心にゆとりができました。
ホットクックの「無水調理機能」を使って、ポテトサラダを作りました。
【材料:2人分】
【作り方】
ホットクックの「無水調理機能」は、食材の水分を活用して調理することで、栄養素や旨味を最大限に引き出してくれる、とっても魅力的な機能です。
じゃがいもとにんじんに、しっかり熱が通っていました!フォークで簡単につぶせます。
さらに驚いたのは、野菜の甘みがしっかり感じられたこと。栄養も旨みもギュッと濃縮されているのがよくわかります。
素材の味を活かした優しい味のポテトサラダが作れて、家族にも大好評でした!
レシピを読んでみて試してみたいと思った方は、一度レンタルしてみるのもおすすめです。
ホットクックを購入しなくても、実際に自宅で作って出来立てを食べて、味や使い勝手をしっかり確かめることができます。
家族の集まりやパーティに合わせてレンタルするのも良いかもしれません。
ホットクックはSUUTAでレンタルできるので、ぜひチェックしてみてください!
ホットクックを実際に使ってみて感じた魅力を、3つご紹介します。
ホットクックを使い始めて、一番嬉しかったのは「つきっきりじゃなくていい」ところです。
仕事に家事、そして子どもの相手…毎日バタバタしていて、コンロの前にずっと立っていられないのが本音。
でもホットクックなら、火加減やかきまぜも全部おまかせで、あとは好きに動けちゃうんです。蓋を開けた瞬間に完成した料理が現れるのには、感動しました。
いつもなら、調理中に子どもに声をかけられても「今は火を使っているから後でね」と言っていましたが、ホットクックがあれば子どもと一緒に過ごせる時間が増えます!
料理は、味付けもですが「火加減」も難しいもの。弱火にしたつもりが焦げていたり、煮物がグツグツしすぎたり、筆者はなかなか上手にできません。
でもホットクックなら、その悩みを解消できます。
ホットクックは温度や蒸気の状態を見ながら、自動で火加減を調整してくれるため、食材がふわふわと柔らかくなり、味もよく染みていました!
以前は電子レンジで済ませていましたが、ホットクックで調理した料理の美味しさを一度味わうと、もう元には戻れません。
ボタン一つで本格的な美味しさが実現できるため、料理が苦手な方にとって頼もしい味方になってくれます。
ホットクックの予約機能のおかげで、帰宅後すぐにできたての料理が食べられるようになったのも嬉しいポイントです。
忙しい平日、食べる時間から逆算して夕飯の準備を行うのは大変で、特に火を使う調理は時間の調整も難しいもの。
でもホットクックがあれば、朝に材料と調味料をセットして調理を完成させたい時刻を設定するだけで、アツアツの料理が完成します!
帰宅してからやることは、器への盛り付けだけ。
疲れている時ほど、「温かいものがすぐ食べられる」ことのありがたさが身に沁みます。
便利なホットクックですが、実際に使ってみて気になるポイントもありました。
ホットクックを使ってみて感じたのは、「意外と場所をとる」ということです。
たとえ小さめサイズの「KN-HW10G」でも、設置スペースの確保は必須です。
実際、筆者の自宅は狭い賃貸でキッチンに余裕がないため、作業台の一部をホットクック専用スペースにすることに。
ホットクックは水回りを避け、直射日光が当たらないところに置く必要があります。
蓋の開け閉めや蒸気の排出も考慮すると、設置場所には少し悩みました。
とはいえ、調理中にほったらかしにできる便利さを考えれば、そのスペースの価値は十分あるとも感じています。
また、ホットクックの設置場所を考えるために、レンタルを活用するのがおすすめです。
蓋を開けたときのサイズ感や蒸気の出方、キッチン内での動線など、想像するだけでは分かりづらいポイントも、レンタルして自宅で使うことで確かめることができます。
ホットクックは、レンタルして置き場を決めてから購入すると安心です。
今回、筆者が使用した1~2人用の「KN-HW10G」は、カレーは大人2人でちょうど食べきり、ポテトサラダは大人2人と未就学児2人の夕食にぴったりでした。
しかし翌日のお弁当の分も作っておきたいと思ったり、子どもがもう少し大きくなったときのことを考えたりするとちょっと物足りないと感じました。
また、作り置きをしたいなら、大容量サイズのホットクックを選ぶのがおすすめです。
KN-HW10Gは一人暮らしの方ちょうどいいコンパクトなサイズ。
ライフスタイルや家族構成によって合うサイズは違うため、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
2~4人用の「ヘルシオ ホットクック KN-HW16G」について気になる方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
ホットクックはとっても便利ですが、「具材を切る作業」は自分でやる必要があります。
とはいえ、どうしても時間がないときは、カット野菜を使えばとてもラクになります。
さらにホットクックは冷凍食材にも対応しているため、冷凍のカット野菜をそのまま使えば、包丁もまな板も不要。
食材を準備したり、調理器具を洗ったりする手間が省けます。
朝の忙しい時間帯や、疲れている日の夕飯づくりも、グッとハードルが下がって助かります。
ヘルシオホットクックKN-HW10Gのスペック表は、以下のとおりです。
使用人数の目安 | 1~2人 |
調理容量 | 1.0L |
満水容量 | 2.0L |
定格消費電力 | 350W |
設定温度範囲 (発酵・低温調理) |
35~90℃ |
最大予約設定時間 | 15時間 |
保温機能 | 最大12時間 |
外形寸法 | 幅220mm×奥行305mm×高さ240mm |
質量 | 約3.7kg |
メニュー集掲載数 | 86(自動メニュー70/手動メニュー16) |
購入価格 | 41,940円(2025年4月現在) |
1週間レンタル価格 | 5,000円(2025年4月現在) |
ホットクックは、忙しい毎日でも手間をかけずに美味しいごはんが作れる、まさに現代の味方ともいえる自動調理家電です。
ほったらかしで本格的な料理が完成するため、家事や育児に追われる中でも「心のゆとり」を感じられるようになります。
とはいえ、設置スペースが確保できるか、家族の人数に合った容量か、自分に使いこなせるのかなど、購入前に気になるポイントもありますよね。
そんなときは、まずはレンタルで試してみるのがおすすめ。気軽に使ってみて、自分の生活に合うかを確認できます。
記事を読んでホットクックが気になった方は、ご紹介したレシピをレンタルで試してみてくださいね!
さらに「SUUTA」なら、気に入ればそのまま購入できるサービスもあるので安心です。
まずはレンタルで「ホットクックのある生活」を体験して、自分にとって本当に必要な家電かどうか、じっくり見極めてみましょう!