寝ながらスマホで動画を見ていると、ついウトウトしてスマホを顔に落としたり、画面が小さく物足りなくなることがしばしば。
映画館のように綺麗で迫力のある大きな映像を家でも見られたらと思い、今回モバイルプロジェクターをレンタルで試してみた結果、めちゃくちゃ良かったのでその体験談を紹介していきます!
プロジェクターで映像を天井投影して寝ながら楽しみたい方、タブレットやテレビとプロジェクターのどちらが良いか比較している方は、ぜひ一度参考にしてみてください!
※本記事を制作するにあたり、SUUTAよりモバイルプロジェクターの無償レンタル提供を受けています。
INDEX
スマホ以外にもタブレットやテレビといった選択肢がある中、なぜモバイルプロジェクターを選んだのか、まずはその理由を紹介していきます。
「ごろ寝用の大きな画面のデバイスなら、タブレットを使えば良い」と真っ先に思い浮かんだのですが、これはやめました。
過去に何度かタブレットを導入した際、寝ながら使うと結構腕が疲れた経験があったからです。
仰向けだとタブレットを宙に持ち上げるので疲れますし、横向きで寝ていても片手で支える必要があり、スマホよりも疲れてしまうんですよね。
タブレットアームを導入したこともありますが、いまいち快適な使い心地を得ることはできなかったのをよく覚えています。
またモバイルプロジェクターは利用したことがなかったので純粋に興味が沸き「使ってみたい!」というワクワクがあったのも大きな理由の一つです。
テレビも悪くない選択肢なのですが、そこそこの設置スペースが必要になるのが難点です。
価格もそこそこしますし、普段あまりテレビ放送を見ない筆者にとってはベストな選択ではないかなと思い、テレビの導入はしませんでした。
レンタルサービスの「SUUTA」で探してみたところ、「XGIMI Halo+」というモバイルプロジェクターをレンタルできました。
サイズ | 172 x 114 x 145 mm |
重量 | 1.6kg |
明るさ | 700 ISOルーメン |
解像度 | 1,920×1,080(フルHD) |
バッテリー | 59.454Wh |
入力 | DC・HDMI・USB |
出力 | 3.5mmヘッドフォン |
スピーカー | 2 x 5W Harman/Kardon |
システム | AndroidTV |
本製品は新品のものだと約10万円ほどする高価な商品ですが、SUUTAでは5,700円で2週間のレンタルができます!
エクスジミー/XGIMI Halo+ シルバー WM03A
まず開封してみて驚いたのが大きさで、本製品はとてもコンパクト。
重さも軽く片手で楽々持ち運べるので、別の部屋への持ち込みも容易ですし、気軽に設置場所を調整できます。
充電式なので電源コードを常に持ち運ぶ必要もなく、とにかく手軽なのが本製品の大きな魅力だなと感じました。
見た目もオシャレなので、本棚とかに飾っていても違和感がなく良い感じです。
電源を入れると、プロジェクターとリモコンのペアリングを行い、Wi-Fiの接続を行うといった基本的な初期設定を行っていきます。
初期設定は数分程度で終わり、すぐにAmazon PrimeやYouTubeといったコンテンツを利用できます。
気になる投影に関しての設定ですが、これが驚くほど簡単で、壁に合わせて自動で調整してくれるんです。
プロジェクター本体を動かすと自動で調整がスタートし、障害物・壁の角・天井などを自動で識別後、平行で綺麗な映像を出力してくれます。
手動でも映り方を調整できますが、自動調整の精度がとにかく高いので、下手に手動で調整するよりも自動調整に任せたほうが綺麗に映ります。
おかげでモバイルプロジェクターを初めて利用する筆者でも、簡単に扱えました。
もろもろの設定後、早速部屋を暗くして動画を再生してみました。
動画だと伝わりづらいかもしれませんが、スマホやパソコンの画面を見てるのと変わらないレベルで綺麗な映像が表示されているんです。
映像については文句の付け所がなく、最高のクオリティでとても満足です。
プロジェクター本体から流れてくる音もとても良く、別途スピーカーを用意する必要性は感じませんでした。
雨戸を閉めたり遮光カーテンを閉じていれば、日中でも問題なく使用できました。
真っ暗な部屋でなくても、多少部屋を暗くすればそこそこ綺麗に見えますね。
一方、雨戸も遮光カーテンも閉めず、電気を消しただけの明るい日中だと流石に厳しかったです。
そのため、日中でも使用したい場合には遮光カーテンか雨戸は必要になります。
レンタル前からある程度は覚悟していたものの、やはり白い壁が無いと映りはかなり悪くなってしまいます。
例えば壁ではなく、凹凸のあるカーテンに投影してみた映像がこちら。
カーテンに投影
映像が波打っているのでまともに見えませんね。
続いては凹凸のない物に投影してみました。
わかりやすいように左半分が木目調の壁(扉)、右半分が白い壁のところに交互に投影してみました。
※4倍速
木目調の壁に投影しても結構綺麗に見えますが、やはり多少木目が目立ちます。
とくに白い映像になると木目がよりくっきり見えてくるので、映像作品を見るのにはあまり適していません。
そのため、やはり綺麗な映像を楽しみたいのであれば凹凸のない白い壁に投影するのがベストです。
筆者は寝ながら天井に投影した映像で見るためにモバイルプロジェクターをレンタルしましたが、ここで一つ問題が発生しました。
プロジェクターの背面には排気口がついているため、直接ベッドの上や机の上に寝かしてしまうと排気口を塞いでしまうことになってしまうんです。
これは思わぬ誤算。
調べたところ、本商品には別売りのアクセサリーで天井投影用のスタンドのようなものが売ってあり、天井に投影したい方はこちらを用意しているみたいです。
しかし今回のレンタルではこちらのアクセサリーはついていないため、別の案を探してみました。
多くのモバイルプロジェクターの口コミなどを見ていると、「専用スタンドがなくても、適当に自分でスタンドを作って調整している」人が結構いました。
たしかに、上記のように排気口だけ塞がなければ問題なさそうなので、このような感じで天井投影にいざ挑戦。
ベッドにモバイルプロジェクターを設置。
排気口を塞がないように、リモコンで段差を作り排気スペースを作っています。
念のためサーモグラフィーカメラで高温になってないか、設置・起動から数十分程度経過したベッドの温度を確認してみました。
結果、ベッド表面が約36度程度に暖まっている程度なので問題はないでしょう。
そして部屋を暗くして、いざ電源をオン。
できました!
白い壁に投影したときのように、綺麗な画質の大きな映像が天井に投影されています!
実際に寝転がって見た景色がこちら。
求めていた景色がそこにはありました。
完璧です。
再生や音量調整、再生する動画の検索などは手元のリモコンで寝ながら行えますし、操作性にも問題ありません。
しばらく動画を視聴していましたが、スマホやタブレットのときのように腕が疲れることもなく、快適に視聴が行えてとても満足です。
ちなみに、モバイルプロジェクターの多くの製品では底面に三脚を取り付けられるようになっているので、三脚を使って天井に投影するのもおすすめです。
モバイルプロジェクターを2週間レンタルした結果、ベッドで横になったとき用の動画・映画視聴用デバイスとしてとても活躍してくれました。
スマホより画面が大きく見やすくて、タブレットのように腕が疲れることもなく、テレビのように設置スペースを取らない唯一のデバイスがモバイルプロジェクターです。
最後に、モバイルプロジェクターをとくにおすすめしたい人をまとめて紹介します。
モバイルプロジェクターは、白い大きな壁や天井がある方におすすめです。
壁に投影する場合、白い壁がないと画質が劣化してしまうので、基本的には白い壁への投影がおすすめです。
寝ながら使いたい方は天井に注目し、天井にスペースがあるか確認しましょう。
ベッドで横になったとき、真上に電気がついてる場合には、やや設置が難しいかもしれません。
購入・レンタルする前に、どの場所に投影して使いたいかは事前に確認しておくといいでしょう。
エクスジミー/XGIMI Halo+ シルバー WM03A
モバイルプロジェクターは軽量でモビリティの高い製品なので、寝室だけでなくリビングや台所とさまざまな部屋で使いたい方にもおすすめです。
もちろん自宅内だけでなく外への持ち運びもできるので、友人宅に持って行ったり、アウトドアや車中泊といったイベント時に持って行くのもおすすめですよ。
エクスジミー/XGIMI Halo+ シルバー WM03A
モバイルプロジェクターが気になった方は、レンタルサイトの「SUUTA」でレンタルをしてみませんか?
SUUTAでは今回紹介した「XGIMI Halo+」はもちろん、ほかにもさまざまなモバイルプロジェクターがレンタルできます。
会員登録さえすれば、あとは数クリックでレンタル申請が行える手軽さが魅力のSUUTAなので、気になった方はぜひ一度チェックしてみてくださいね!