SUUTA Magazine

  1. トップ
  2. Lifestyle
  3. 一人暮らしにロボット掃除機はいらない?買わない理由と必要な人の特徴
Lifestyle
2025.04.11
SUUTAマガジン編集部

一人暮らしにロボット掃除機はいらない?買わない人の理由と、必要な人の特徴

忙しい毎日を助けてくれる、便利家電のロボット掃除機。

「一人暮らしにはいらない」と考える人がいる一方で、上手に使いこなして生活を豊かにしている人もいます。

この記事では、一人暮らしでロボット掃除機が必要な人の特徴と、不要派が買わない理由を解説します。

INDEX

一人暮らしの人がロボット掃除を買わない理由

一人暮らし ロボット掃除機 いらない

一人暮らしの方が「ロボット掃除機はいらない」と判断する、5つのポイントを解説します。

部屋が狭い

一人暮らしの平均的な間取りはワンルームや1DKが多く、広くても1LDKです。都心のワンルームであれば、20㎡以下のワンルームもたくさんあります。

ベッドやテーブルなどの最低限の家具を置くと、ロボット掃除機が動き回るほどのスペースは残らない場合が多いでしょう。

「この程度の広さなら、自分で掃除しても負担が少ない」と判断する方が多いようです。

値段が高い

安いものでも2万円前後、ロボット掃除機の代名詞「ルンバ」は、一番安い機種でも3万9,300円(税込/公式オンラインストア価格)です。 さらに水拭き機能や自動でゴミを収集してくれる機能など、ハイスペックなものを求めると、10万円近い機種も出てきます。

何かとお金のかかる一人暮らしにおいては、「値段というハードルを超えるほど必要ではない」と判断されるのかもしれません。

角まで掃除できない

丸い形状のロボット掃除機は、狭い場所に入り込んでも方向転換がしやすいというメリットがあるのですが、ホコリがたまりやすい角の部分をきちんと掃除できない場合があります。

最近は四角い形状のロボット掃除機も増えましたが、壁に沿って動いたときに本領を発揮するため、家具やベッドで壁がほとんど見えない状態になっていると効果を感じにくいでしょう。

床に物が置けない

ロボット掃除機には物を感知して避ける機能がついていますが、感知できないサイズの小物を吸い込んでしまったり、感知するタイミングが間に合わず、ぶつかって壊してしまったりする可能性も。

一人暮らし用の物件は収納が少ない傾向があるので、床に物を置かずに生活するのは難しいと判断し、ロボット掃除機は買わない方も多いようです。

充電拠点が場所をとる

ロボット掃除機は、本体に加えて充電器を置く場所も必要になるため、充電拠点としてそれなりのスペースが必要です。

スティック型のスリムなコードレス掃除機は、家具の隙間などに立てかけて収納できるため一人暮らしに人気ですが、ロボット掃除機はそうもいきません。

ロボット掃除機の多くは高さが10センチ前後、縦と横がそれぞれ35センチ前後あり、一人暮らしの部屋の貴重なスペースを圧迫します。

一人暮らしでもロボット掃除機が必要な人の特徴

一人暮らし ロボット掃除機 いらない

一人暮らしにはロボット掃除機はいらない理由を解説しましたが、中には購入したほうが良いケースも。

ロボット掃除機を使うのがおすすめな方の特徴を、2つ解説します。

仕事が忙しい、または不規則

残業が多かったり、シフト制の職種だったりと生活が不規則な方は、掃除をする時間が夜の時間帯になってしまうこともあります。近所迷惑を考えると、掃除機をかけるのは難しい場合も多いでしょう。

ロボット掃除機があれば、出かけている昼間の時間帯に掃除ができます。帰ってきて、きれいな部屋が出迎えてくれたら、疲れも吹き飛びますよね。せっかくの休日に「掃除をしなきゃ」とプレッシャーを感じることもなくなります。

掃除が苦手

掃除が苦手だからといって、汚いのが平気なわけではないという方は多いと思われます。そんなあなたに代わって、掃除を担当してくれる同居人ができると考えたら素晴らしいですよね。

床がきれいになるだけなので、片づけは自分でしなくてはいけませんが、掃除と分担していると考えれば負担はかなり軽減します。

仮に片づけができなくて「汚くて片づいていない部屋」から「片づいていない部屋」へランクアップできるだけでも、ロボット掃除機を導入する価値があるのではないでしょうか。

使う頻度は?コスパは?普通の掃除機とロボット掃除機を比較

一人暮らし ロボット掃除機 いらない

SUUMOジャーナルの調査によると、一人暮らしの方が掃除機をかける頻度は、週に1回程度がもっとも多く、次に多いのが月に1回程度でした。

伊藤忠グループのリサーチ会社であるマイボイスコム株式会社の調査では、ロボット掃除機を利用している方の掃除の頻度は週2~3回がボリュームゾーンという結果が出ています。

倍以上になった理由は、ロボット掃除機を導入したことで、汚れてから掃除するのではなく、きれいな部屋を保つために掃除するようになったからだと考えられます。

ロボット掃除機の基本的なお手入れ方法は、ダストボックスにたまったゴミを捨て、ブラシにからまった髪の毛などを除去する程度で、普通の掃除機と大きな差はありません。

スティック式のコードレス掃除機に比べて、ロボット掃除機は購入金額が高額になりやすいですが、電気代はどうなのでしょうか。

関西電力の電気料金計算例をもとに1回あたりのフル充電にかかる電気代を算出してみました。電気料金は、1kWhあたり27円(※)で計算します。

スティック型のコードレスクリーナーはマキタのCL140FDRFWを例に計算します。ゼロからフル充電までには約20分かかるため、電気代は以下のとおりです。

消費電力量(kWh)):29W×0.34時間÷1,000=約0.01kWh
電気代:0.01kWh×27円=0.27円

ロボット掃除機は、SwitchBot ロボット掃除機 K10+です。ゼロからフル充電まで約4時間かかるため、電気代は以下のとおりです。

消費電力量(kWh)):30W×4時間÷1,000=0.12kWh
電気代:kWh×27円=約3.24円

ロボット掃除機のほうが、電気代の面でもかなり高いという結果が出ました。この金額をくつ返すほどのメリットがあるかは、よく考えたほうがよさそうです。

※全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」に基づく

買ってから後悔しないために、自分の部屋で試してみる

一人暮らし ロボット掃除機 いらない

自分の生活に本当に必要かは、実際に使う場所で使ってみないとわかりません。とくに、ロボット掃除機は高額なので「いざ買って使ってみたら、うちにはいらなかった」なんて事態は避けたいですよね。

自分の家で動かして、自分の出したゴミを吸わせて、初めてロボット掃除機が必要かどうかが真にわかります。いきなり買うのではなく、まずはレンタルで。納得いくまでいろいろな機種を、とことん体験してください。

SUUTAでは、メーカーも機能もさまざまなロボット掃除機がレンタルできます。レンタル価格は1週間4,300円から(2024年12月現在)。使ってみて気に入れば、そのまま買えるロボット掃除機もありますよ。

掃除が苦手な方、毎日忙しくて掃除をする時間がない方、掃除の時間を趣味に使いたい方は、ぜひ試してみてください。

ロボット掃除機

SUUTAでロボット掃除機を探す

Items

スイッチボット/SwitchBot ロボット掃除機 K10+

エコバックス/ECOVACS DEEBOT X2 OMNI

Share: