ノンフライヤーについて調べていると「不味い」「掃除やメンテナンスが面倒」「作れる量が少ない」といった、ネガティブな口コミをよく目にします。
本記事では、これらの口コミの内容は本当なのか、実際にノンフライヤーを使って検証をしていきます。
より多くのリアルな意見を紹介するため、調理・食事を共にした父・母の感想もまとめているので、ノンフライヤーを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
INDEX
製品名 | COSORI TurboBlaze 6.0L ノンフライヤー |
サイズ(ハンドル含まない) | 34×30×30.1cm |
重量 | 5.2kg |
容量 | 6L |
定格電力 | 1500W |
今回試したノンフライヤーは、Amazonのキッチン家電ランキング上位でお馴染みのCOSORIのノンフライヤーです。
容量は6Lと、ノンフライヤーの中では結構大きめサイズのものになります。
使用するのは本体・バスケット・プレートのみで、その他に細かいパーツもなく、扱いは簡単そうです。
サイズ感は炊飯器と同じ程度なので、やや置き場所を考える必要があります。
本体は軽量なので、力の弱い方でも楽々持ち運びは行えるでしょう。
電源コードは1mほどと結構短いので、延長コードは必須になりそうです。
操作は各種ボタンで調理モードや温度・時間を設定してスタートするだけです。
電子レンジや炊飯器と似たような操作感で、機械操作が苦手な父・母も簡単に扱えていました。
調理家電は、自宅のキッチンで使ってサイズ感や操作性を確かめたり、どんな料理がおいしく作れるのか実際に作って試してみたいことも多いですよね。
そんなときには、レンタルで一度試してみるのがおすすめです。
気になる方は、ぜひレンタルもチェックしてみてください!
ウィーシンク/VeSync COSORI TurboBlaze 6.0L
使い方もわかったので、いざ唐揚げに挑戦!
鶏肉1枚分を1口サイズに切り、市販の唐揚げ粉をまぶして、予熱済みのプレートに並べました。
説明書や多くのレシピサイトには「オイルスプレーを使ったほうがカリっと美味しく仕上がる」と記載されていたので、これを機に油用のスプレーを購入し、試してみました。
オイルスプレーで全体にまんべんなく油を塗布したら、190℃14分で設定し、後は待つだけです(温度や時間はレシピサイトを参考にしました)。
14分後開けてみると、茶色くカラっとした唐揚げができました!
しっかり中まで火も通っています。
使用後のバスケット内部を見てみると、結構油が落ちていました。
余分な油をしっかり落としてくれていますね。
ノンフライヤーで唐揚げを調理している最中に時間ができたので、その間に野菜も切ってみました。
この野菜もノンフライヤーで加熱し、グリル野菜にしてみましょう。
お焦げも付いていて、グリル野菜も良い感じに仕上がっています。
最後にお皿に盛り付け、筆者・両親の3人でいただきました。
唐揚げの感想ですが、筆者含め家族みんな大絶賛の結果に!
油でしっかり揚げたかのようにカリっとしていて、肉の柔らかさも丁度よく、とても美味しい唐揚げができました。
ちなみにグリル野菜も美味しくできていたので、とても好評でした。
別日に再度、唐揚げに挑戦してみました。
今度は鶏肉2枚分を一気に加熱調理してみることに。
鶏肉2枚分でバスケットギリギリの容量だったので、6Lのノンフライヤーだと鶏肉2枚が限界かなと思います。
鶏肉1枚分のときよりも長めに加熱したところ、今回も良い感じに調理ができました。
ちなみに、前回とは異なり、今回は水溶きタイプの唐揚げ粉を使用。
両親は前回の粉タイプの唐揚げ粉で作った方がカリカリしていて美味しかったとのことですが、筆者はこの水溶きタイプの方が美味しく感じました。
どちらも違った食感が楽しめて面白かったです。
筆者の両親にも、ノンフライヤーを使ってみてもらいました。
まずは母がSNSで見かけたレシピを、ノンフライヤーをつかって挑戦。
レシピ通りに材料を用意すれば、あとはノンフライヤーにセットして加熱するのみなので、機械操作が苦手な母も迷うことなく調理ができました。
サクサクに仕上がってとても美味しかったです!
揚げ物特有の後始末もする必要がなく、楽にできて便利だと母も喜んでいました。
続いて父は、普段からよく作ってくれるちくわの磯辺揚げに挑戦。
揚げているとちくわの中に詰めたチーズが抜け落ちることが多く、ノンフライヤーでこの悩みが解決できないかと期待をこめてのチャレンジです。
しかし残念ながら、少々加熱しすぎたせいか、中のチーズがほぼ全て溶け落ちてしまう結果に。
ノンフライヤーの操作自体は非常に簡単なものの、料理に合わせてある程度臨機応変に設定を変える必要があるみたいです。
調理をし終わったあとのバスケット内がこちら。
磯辺揚げからこぼれ落ちたチーズが沢山こべりついていますが、ペリペリ楽に剥がれ落ちてくれました。
バスケット内に溜まった油は紙に吸わせて拭き取り、洗っていきます。
洗うのはプレートとバスケットだけ。
どちらもとくに洗いづらいこともなく、綺麗に洗うことができました。
洗い終わったバスケットとプレートは乾かしておけばOKです。
ノンフライヤー本体にも、少しだけパン粉や衣がついていたので掃除をします。
濡れたタオルなどで中を拭き掃除するだけなので、こちらも簡単でした。
総じて、後始末の手間は少なく、実際に油で揚げるよりも楽におこなえました。
唐揚げをはじめ、さまざまな揚げ物を少ない油で、ヘルシーで簡単に作れるノンフライヤーですが、本当に使いこなせるか心配もありますよね。
気になる点をじっくり試して、自分の生活に合うかどうか見極めてから購入するなら、レンタルがおすすめです。
ここから、ノンフライヤーのメリット・デメリットをご紹介していくので、記事の内容も参考にしながら、ぜひレンタルも検討してみてくださいね!
ウィーシンク/VeSync COSORI TurboBlaze 6.0L
筆者・両親と味については不満が一切無く、とても美味しく料理が食べられて大満足です。
ただ、「さすがに実際に揚げた方がジューシーで美味しいよね」という問いには皆同意見らしく、実際に揚げたものには味の面では敵わないということもわかりました。
とは言え十分に美味しく感じるクオリティに仕上がっていますし、しかも実際に揚げるよりも手軽でヘルシーに作れるメリットを考えると、ノンフライヤーの存在は大きいです。
「作れる量が少ない」という口コミに関しては、ノンフライヤーの中では比較的大容量である本製品を使用して3人分が限界だったこともあり、確かに3Lや4Lのノンフライヤーだと厳しそうに感じます。
容量選びさえ間違わなければ、容量問題は解消できそうですね。
調理中本体はそこまで発熱はしないものの、背面にある排気口は約130℃と高温になっていて、ここからの排熱で室内の温度が上昇します。
調理中に加熱した食材のにおいも出てくるので換気が必要になり、「発熱」「換気」によって夏場は結構室内が暑かったです。
また、本製品の定格電力は1,500Wと高いため、電気代も少々気になりました。
ノンフライヤーは手軽に揚げ物を食べたい人におすすめですが、味については賛否があるようです。
筆者の家庭のように「実際に揚げたものよりは少々劣るが、それでもかなり美味しい」と感じる人もいれば、「不味い」とまで感じる人がいるほど。
個人的にはかなりおすすめできる製品ではありますが、人によってかなり評価の分かれる製品であることも事実のようなので、気になる方はまずレンタルで試してみてはいかがでしょうか。
SUUTAでは会員登録をしておけば、気になる商品を簡単にレンタルが行えるので、購入前に商品を試したい方にとくにおすすめです。