ベビー用品を購入するとき「実際に使う場面で試してみたい」と思ったことはありませんか？
特にベビーカーは操作性や重さなど「想像していた使い勝手と違った」ということもありがち。また「どのくらい使うか分からない」「短期間しか使わないのに買うのは躊躇する」と、購入を迷うことも多いもの。なかでも二人乗りベビーカーは、その大きさや特殊性から他より迷うことも多いのではないでしょうか。
そんなときはレンタルサービスの「SUUTA」で目当てのベビーカーを借りてみるのはいかがでしょう。レンタルなら実際に家の周りで試せますし、使わなくなっても管理に困りません。本記事では、二人乗りにもできる「cybex ガゼルS」を実際にレンタル利用して検証します。
ベビーカーは、赤ちゃんとのお出かけにあると便利なアイテム。でも「いつからいつまで使う？」「我が家のお出かけスタイルにマッチする？」など、使ってみるまで分からないことが多いもの。残念ながら、買ってから「操作性が悪くて押しにくい」「重くて1人では使いづらい」「子どもがベビーカー嫌いで乗ってくれなかった」など思わぬ不便な思いをすることもあるんです。
そんなときにおすすめなのが、ベビーカーをレンタルするという方法。
もし目当てのベビーカーをレンタルできれば「近所のスーパーや坂道など、実際使う場面で走行しやすいか試したい」「折りたたみやすいか？1人でも持ち上げられる重さか？など日常使いのしやすさを知りたい」といった疑問を解消することができます。
もしくは「普段は使わないけれど、帰省や旅行のときだけ使いたい」といった期間限定で使用したいときにも便利。普段と違う移動が多いときや、荷物が多かったりワンオペになってしまう時など、いざというときに借りられると安心です。
レンタルサービスにはさまざまなタイプのベビーカーがラインアップされています。A型やB型はもちろん、なかには2人乗り用のものもあるんです。
我が家には0歳と4歳の兄弟がいるのですが、ワンオペ2人連れの外出時に困ることが多くあります。4歳児は自分で歩けるものの、疲れるとベビーカーに乗りたがったり、抱っこ！と言ってくることがしばしば。かといって0歳児を抱っこ紐にいれて4歳児をベビーカーに乗せるのも親の負担が重く、2人連れてのワンオペお出かけには悩んでいました。
そこで兄弟でも使える2人乗りベビーカーを「SUUTA」のレンタルサービスで試してみることにしました。
「cybex ガゼルS」は、1人乗りにも2人乗りにもできるフレキシブルなベビーカー。シートの付け替えが簡単なので、1人のときはバスケットをつけてたくさんの荷物を入れられる仕様に。2人乗りにするときは「シートユニット」をプラスして前後にシートをつけられるから、一人分の幅のまま2人を乗せることができるんです。
参考年齢は「生後1ヶ月頃〜4歳頃まで」とのことなので、ギリギリですがチャレンジしてみたいと思います。
それでは、実際にSUUTAで「cybex ガゼルS」「シートユニット」をレンタルする方法を紹介します。
「SUUTA」で「cybex ガゼルS」をレンタルするには、7日間で11,200円のレンタル料がかかります。2人乗りにするには「シートユニット」も必要なので、こちらは別途7日間5,800円の利用料でした。
今回はワンオペで出かけることが増える子どもの長期休みにあわせてレンタル期間を決めました。
「SUUTA」のページで「ベビーカー」カテゴリから商品を探します。「SUUTA」には人気のサイベックスだけでなく、エアバギー、アップリカなどさまざまなメーカーのベビーカーがラインアップされているので、目的に合った一台を探してみましょう。
借りたい商品が見つかったら、オーナーにレンタル申請を行います。商品詳細ページの「レンタル申請」ボタンから手続きを進め、下記の流れで申請します。
申請後はオーナーの承認をもってレンタル確定となるので、結果が出るまで数日待つこともあります。また、受け取りに時間がかかることもあるので、余裕を持って申し込むと安心ですね。
ベビーカー本体とシートユニットは別商品のため2件レンタルを申請しました。
今回は宅配で商品を受け取りました。
ベビーカーとシートユニットは別梱包で届きました。
配送業者から受け取ってすぐに中を確認し、問題なければSUUTAページ内で「受取手続き」を行います。念のため、返却時のトラブルを防ぐために商品の状態を撮影して画像をアップロードしておくと良いそうです。
商品受取手続きが完了すると、いよいよレンタル期間がスタートします！
はじめて見た感想は「思ったよりも大きい！」でした。
後輪のタイヤがしっかりしているので、全体的にがっしりめ。2人を乗せたり、たくさんの荷物を運ぶという点では頼りになりそうなサイズ感です。
ベビーカー本体とバスケットがセットで届いたので、次にシートを一番下に移動させてバスケットをつけてみました。
バスケットもしっかりしているので、ついつい入れ過ぎてしまいそう。
シートユニットやバスケットは、目印のある3つの位置で装着することができます。上から差し込むだけなので、仕組みがわかれば簡単でした。
早速、2人乗り仕様にして出かけてみます。
元からついていたシートの位置を下にずらし、上に「シートユニット」を装着しました。今回は上部を対面にしましたが、両方とも進行方向に向けて着けることも可能です。
上に0歳児、下に4歳児を乗せてみます。
制限的には問題ないのですが、やはり4歳児が乗るとギリギリという感じがします。ただベルトも調整可能でシートにはゆったり座れるので、本人は快適なようです。
そのままショッピングモールにやってきました。広めのエレベーターなので問題なく乗れましたが、混んでいたら肩身が狭いかも…。
ちなみに駅のエレベーターは、できれば1台で乗りたいな…というサイズ感でした。
まず、カフェに入っておやつ休憩です。ちょうどテーブルの横に上のシートがくる高さで、お世話がしやすく快適でした。
逆に下のシートは完全に大人の膝下になってしまうので、兄にはお店の椅子に座ってもらいました。
続いてモール内を散策してみます。タイヤの運びもスムーズで、押して歩くのにまったく問題はありません。
走行中は下部のシートはまったく見えないので、そこが少し気がかりでした。逆に上部のシートは、いつもより目線が高く親とも対面なのでうれしそうでした。
この後、フードコートやおもちゃ屋さんなどを巡って帰路につきました。
電車に乗る際、少し難しい点がありました。不慣れなだけかもしれませんが、どうしても前輪を持ち上げられず、2人乗っていると重くて段差を乗り越えることができません。
そのため、電車に乗り込むときは兄に降りてもらうことにしました。
また、車内では車椅子・ベビーカー優先エリアでもスペースを取ってしまうので、混雑している時間帯は避けた方が安心かもしれません。
※フットレストは折り曲げることができます。
この日は空いていたので、問題なく移動することができました。子どもたちも快適なベビーカー移動を楽しんでいた様子でした。
利用が終わったら、期日までにレンタル商品を梱包して集荷を依頼、返却します。「もう少し使ってみたいな…」という場合は、期間を延長できる場合もあります。また気に入ったアイテムは「買い切り」することもできますよ。
アイテムがすべてそろっているか確認して梱包し、集荷手続きをします。通常の集荷依頼と同様の手続きなので簡単です。
必ずレンタル期間が終了するまでに発送するようにしましょう。
最後に、「SUUTA」のページでオーナーと商品の評価を入力します。相手が商品を受け取って「配達完了」になれば完了です！
今回、実際に使ってみるまでイメージできないことがいくつかありました。それは、思っていたよりもベビーカー本体が大きめで重かったということです。
たとえばフードコートやカフェで椅子の間を通るのが難しかったり、おもちゃ屋さんでも入りにくいスペースがあるなど、大きさ的に動きづらい場面がいくつかありました。バスに乗るのも難しそうだったので、お出かけ先に制限が出てしまうという点もありました。また電車移動も長男に乗り降りを頼むので「もしベビーカーで寝てしまったら電車に乗れない…！」とハラハラしました。
そのためレンタルで試した結果「我が家の暮らすエリアで日常使いはしにくい」ということがわかりました。
もちろん横並びの2人乗りベビーカーよりコンパクトで安定感もあり、体重差のある子どもを2人乗せても問題ない点はとてもよかったです。
何より、上の子の「疲れた！歩きたくない！抱っこ！ベビーカー乗りたい！」というグズりに対策を立てて行動したり、イライラしたりせずに済んだのはとても快適でした。
これまでワンオペのお出かけ時には心身ともに疲れることが多く、出かけるのが億劫に感じるようになっていました。でも「cybex ガゼルS」でのお出かけは親子共に快適で、久しぶりに楽しい時間を過ごすことができました。
我が家の場合は年齢や体重的に今から購入しても長くは使えないので「もっと早く知っていれば…」と残念です。でもここぞという時にレンタル利用するのがベストだと分かったので、今後のんびりショッピングしたいときやテーマパーク、旅行などにいく際にはまたレンタルしたいと思います。
子育て期間はあっという間に過ぎてしまうとはいえ、その時々での悩みは尽きないもの。できるなら便利なアイテムに頼って気持ちよく過ごしたいですよね。
ずっと使うわけではないベビーグッズこそ、レンタルで使い心地を試したり期間を決めて利用するなど、自由に使ってみるのがおすすめです。
「SUUTA」では、ベビーグッズだけでなく家族で使えるさまざまなアイテムをレンタルすることができます。ぜひ家族で過ごす快適な日々のために、レンタルサービスの力を借りてみてはいかがでしょうか。
