グアムは美しいビーチや豊富なアクティビティはもちろん、消費税や関税がかからずお得にショッピングを楽しめる場所としても知られています。
日本からのフライト時間が4時間程度で、時差も1時間であることから、日本人に人気の観光地です。
ただし日本とは異なることも多く、事前に準備するものや、出入国の際に必要な申請もあります。
グアム旅行を成功させるために、絶対に必要なもの、あると便利なもの、グアム旅行に持っていかなくてもよいものを確認しておきましょう！
グアム旅行に行く前に確認したい、準備リストは以下のとおりです。
スーツケースと機内手荷物で分けて準備できるよう、「機内手荷物」の部分には飛行機内に持ち込むと良いものをピックアップしています。
また、準備するのに時間がかかるものや手続きが必要なものもあるので、リストのあとで解説していきます。
この中から解説が必要なものをピックアップしてご紹介していきます。
グアム入国時には、入国日から6か月以上有効なパスポートが必要です。
紛失や盗難に備えて、パスポートのコピーも用意しておきましょう。
グアムでは免税店やレンタカーの利用時にパスポートを持っていく必要はありません。
必要なとき以外は持ち歩かないことをおすすめします。
ESTAとは、アメリカに入国する際に必要なビザ免除プログラムです。
ただしグアムに渡航する際は、ESTAが必要な基準がアメリカのほかの地域と異なります。
日本国籍の方がグアムに渡航する場合、観光目的や短期の商用で45日以内の滞在期間であれば、ESTAもビザも必要ありません。
45日以上滞在する場合は、ESTAのホームページから申請をおこないましょう。
申請には1人21ドルが必要で、決済方法はクレジットカードのみです。
申請後、通常1～3日以内に認証または拒否の連絡がきます。
入力情報の誤りなどがあった場合は、米国大使館や領事館でビザ面接を受ける必要があります。
出発当日にESTAの申請をおこなうと、搭乗前に認証が取得できない可能性があるので、最低でも出発から72時間前までに申請することをおすすめします。
認証の有効期限は2年間あり、2年以内に再びグアムへ45日以上滞在する場合は、ESTAの申請は必要ありません。
飛行機のチケットには、紙の航空券とメールで送られるeチケットの2種類があります。どちらのタイプか確認しておくと、搭乗時の手続きがスムーズです。
また飛行機を乗る場所や時間を間違えないよう、チケットを確認しておきましょう。
海外旅行保険に入っておくと、海外旅行中の怪我や所持品の破損、盗難などに対する補償を受けることができます。
特にグアムは日本とは違い、医療費が高額なので、万が一に備えて加入しておくことをおすすめします。
また、クレジットカードに海外旅行保険がついている場合があるので、事前に確認しておきましょう。
グアムではキャッシュレス化が進んでいますが、最低限の現金は持っておく必要があります。
レストランなどでサービスを受けた際のチップや、カード決済に対応していないお店での支払いなどには現金が必要になります。
チップの相場は、レストランやタクシーでは料金の15%程度、ホテルではサービスを受けたときには1~2ドル程度です。
1日あたり100ドルほどの現金を持っておけば安心ですが、不安な方は150〜200ドルほど持っておくのがおすすめです。
サービス料という形で料金に含まれている場合には、チップを支払う必要はありません。
また、レートの変動によって日本円から両替すべき金額も変わるので、グアム旅行の際は事前にレートの確認をしておきましょう。
グアムのレストランやカフェなどでは、現金が使えないお店もあり、クレジットカードは必需品です。
VISA、マスターカードなどの国際ブランドであれば、ほとんどの場所で使えます。
JCBは日本の国際ブランドのため、グアムでは対応していないお店もあります。
ホテルのチェックイン時やレンタカーを借りる際、クレジットカードの提示を求められる場合があるので、絶対に持っていきましょう。
初めてグアムを訪れる場合は、慣れない土地での情報収集のため、地図やSNSをみることが多いです。
モバイルWi-Fiルーターがあるとスムーズにスマートフォンが使用できます。
Wi-Fiであれば複数の機器で通信を共有できるため、複数人での旅行の際は特に便利です。
簡単な設定ですぐに利用でき、種類によっては空港で受取と返却ができます。
データ容量と料金、グアムで使用できる機器かどうか、サポート体制などの項目は、事前に確認しておきましょう。
eSIMはスマートフォンの中にあるチップをデータ変更して、海外でもインターネットが使用できるシステムです。
モバイルWi-Fiルーターよりも費用が安く、持ち運ぶ荷物を少なくできます。
また大手携帯キャリアでは、普段使っているデータ通信を海外でも使えるようにするオプションプランもあります。
スマホ1台で簡単に手続きして使えるので、携帯キャリアのオプションサービスを使用する人も増えています。
日本の電化製品をグアムで使いたい場合、種類によっては変圧器が必要なものもあります。
日本の電圧は100Vなのに対して、グアムは110〜120Vと少し高めです。
高い電圧に対応していない機器をそのまま使うと、故障する恐れがあります。
パソコン、スマートフォン、ゲーム機などは、220〜240Vまで対応しているため、そのまま使用できますが、心配な方は変圧器の持参をおすすめします。
カメラやドライヤー、ヘアアイロン、髭剃りなどは種類により変圧器が必要になるため、事前に確認しておきましょう。
ちなみにグアムのコンセントは日本と同じ形状のため、変換プラグは必要ありません。
Visit Japan Webは、入国手続きに必要な情報を事前に登録できるオンラインサービスです。
検疫、入国審査、税関申告がオンライン上で完結します。
登録は必須ではありませんが、事前に登録しておくと待ち時間や手続きの手間を短縮でき、スムーズに帰国できます。
紛失や盗難に備えて、パスポート、運転免許証、航空券などのコピーを用意しておくのがおすすめです。
またホテルのチェックインの際、予約確認書類の提示を求められる場合があります。
Webから予約した場合にも、予約完了が確認できるものをコピーして持っていきましょう。
旅行中にパスポートを紛失してしまったら、まずは最寄りの日本大使館や領事館に相談しましょう。
パスポートの再発行には1週間ほどかかるので、長期滞在でなければ「帰国のための渡航書」を発行してもらい、日本に帰国後、パスポートを再発行するのが一般的です。
警察署で紛失や盗難の届出を提出したあと、その証明書類を日本大使館や領事館に持参し、手続きをします。
その際に証明写真が必要になるため、証明写真を持参しておくと手続きがスムーズになります。
たびレジとは、日本の外務省から海外の安全情報を配信するサービスです。
旅行先の事件や事故の情報、注意が必要なイベントの注意喚起などが配信されるため、登録しておくと役に立ちます。
グアム旅行に行く際に持っていかなくてもよいもの、必要ないものは以下の4つです。
グアムは年間を通して平均気温が28℃前後を推移し、温暖な気候が続きます。
基本はTシャツやサンダルなどの夏服で問題ありません。
6～10月の雨季に訪れる際には、防水性や速乾性に優れた服を用意すると安心です。
厚手の服は必要なく、現地でも調達できるため、必要最低限の服を持っていけば大丈夫です。
サンダルを履く予定があれば、靴下の枚数を減らすこともできます。
グアムの治安は比較的よいですが、スリやひったくりなどは日々発生しています。
また、高価なジュエリーや貴重品を車内に置いていて車上荒らしにあい、盗まれる事件も多いです。
盗難のリスクを避けるために、高価なジュエリーや貴重品はなるべく持ち歩かないようにしましょう。
グアムではクレジットカードで決済できる場所が多いため、現金は必要に応じて現地のATMで引き出すことをおすすめします。
チップの支払いに現金が必要であったり、ローカルなお店では現金支払いのみのところもあるため、完全キャッシュレスは心配ですが、盗難リスクもあるので最低限の現金で大丈夫です。
旅行を快適に過ごすには、持ち物を必要最低限にし、なるべくコンパクトにするのが大切です。
ヘアドライヤー、シャンプー、タオルなどはホテルに付いていることも多く、ホテルの部屋にないものもフロントで貸してもらえる場合があります。
ホテルの設備やアメニティを確認してから荷造りをし、必要のないものは置いていきましょう。
グアム旅行のあと海外に行く予定がない、または行っても数回なら、スーツケースをレンタルするのがおすすめ。
レンタルがおすすめな理由は以下の3つです。
例えば、スーツケースで有名な「サムソナイト」のスーツケース。
購入すると約8万円しますが、レンタルであれば7日間で6,600円（税込み）前後なので、12回使ってもレンタルの方が安い計算です。
スーツケースの相場は4万円前後といわれているため、8万円のスーツケースを安く利用できるのはレンタルする大きなメリットです。
カメラであれば写真が鮮明に撮れるため、旅の思い出をきれいな写真で残すことができます。
移動が多い旅行なら、ミラーレス一眼カメラ、アクションカメラ、コンパクトデジタルカメラといったコンパクトで軽量なカメラがおすすめです。
購入すると高価なカメラですが、7日間4,000～5,000円前後でレンタルが可能です。
