大阪万博に参加した方々の中には、「これを持って行って正解だった!」「このアイテムは持って行く必要なかったな」と、有益な情報を発信している方がたくさんいらっしゃいます。
また、会場のルールで持ち込みが禁止されているものもあり、事前の下調べが欠かせません。
そこで本記事では、実際に万博へ参加した方々の意見を参考に、万博へ持って行くべき持ち物リストを紹介していきます。
INDEX
万博会場内への持ち込みが禁止されている物のなかでも、とくに入場時の検査で引っかかりやすい忘れがちな持ち込み禁止物を紹介します。
なお、全ての持ち込み禁止リストは万博公式サイトで公開されていますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
旅行時に頼りになるスーツケースや、その他の大型荷物は万博会場内への持ち込みは禁止されています。
歩行補助機材や酸素吸入器・ベビーカーといった例外を除き、スーツケースなどのキャスター付きの荷物は全て持ち込みできません。
荷物は幅600mm×高さ400mm×奥行き900mmのサイズを超えると検査装置での検査ができなくなってしまうので、その結果万博会場内への持ち込みができなくなります。
そのため、スーツケースや大型荷物を利用される予定の方は、入場前にホテルやコインロッカーなどを利用しましょう。
万博会場の近くにある弁天町駅と桜島駅では、1個につき1,000円で大型荷物の一時預かりも実施しています。
万博会場でも大型荷物の預かりに対応していますが、1個につき10,000円と高額ですし、預かり数にも限りがあるのであまりおすすめはしません。
万博会場内へは飲料の持ち込みは許可されているものの、瓶と缶類の飲料については持ち込みを禁止されています。
そのため、予めコンビニやスーパー、自販機で購入した飲み物を持ち込む予定の場合、容器にはとくに気をつけるようにしましょう。
もちろん缶や瓶類以外の容器に入った飲料の持ち込みは可能なため、ペットボトルや水筒に入った飲料であれば持ち込めます。
事前にしっかり準備をするのであればマイボトルや水筒を用意し、現地で飲み物を調達するのであればペットボトル飲料を用意するようにしましょう。
万博会場内で記念にたくさん撮影をされたい方は多いとは思いますが、三脚や一脚・自撮り棒といったアイテムは持ち込めないので気をつけましょう。
SNSや一部のブログなどで「自撮り棒や三脚を持っていこう」という情報を見かけたことがありますが、これらのグッズは「来場者向け規約」に持ち込み禁止物としてしっかり明記されています。
一応「手のひらに収まるハンドサイズのものは除く」と規約に書かれているため、超小型の物であれば持ち込みは行えるようです。
しかし、「大型荷物以下のサイズ感の三脚類であれば持ち込めるのでは?」と勘違いされる方もいますが、それは間違いです。
三脚や一脚は来場者向け規約に「凶器となり得るもの」という扱いをされているので、凶器となり得ない超小型のハンドサイズ以上の物は持ち込めないので注意しましょう。
万博へ行った人達の多くが「必ず持って行くべき」と発信する持ち物リストをまとめてみました。
実際に万博へ足を運んだ多くの方が口を揃えて言うのが、「モバイルバッテリーは必ず持って行くべき」とのこと。
万博会場ではとにかくスマホを利用するシーンが多く、モバイルバッテリーがないとバッテリーが持ちません。
万博でスマホを利用するシーンの一例
人気施設では列に長時間並ぶこともあり、待機中の暇つぶしとしてスマホは長く利用することになります。
また万博アプリでは、トイレや施設の空き状況やマップといった便利な情報を確認できるため、万博中は常に確認したいアプリです。
スマホのバッテリーが切れてしまうと、マップやパビリオンの情報も確認が難しくなり、記念撮影も行えなくなってしまいます。
このように、万博会場内ではスマホを利用するシーンが非常に多く、モバイルバッテリーは必須級の持ち物とされています。
大容量モバイルバッテリーを1つ持っていき、バッテリー不足に関する不安を払拭しましょう。
現地でのレンタルサービスもありますが、空きがなかったり、設置場所が遠かったりなどで不便な場合も。
やはりモバイルバッテリーは事前に用意して持っていくと安心です。
普段あまり使わない方は、事前に宅配で送ってもらえるレンタルで用意するのもおすすめです。
アンカー/ANKER Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In)
万博会場内のパビリオンやトイレ、給水場などの細かい配置が書かれた紙のマップを1枚印刷して持って行くことで、万博をより快適に楽しむことが可能です。
スマホから確認できる地図アプリは混雑状況なども確認できてとても便利ですが、スマホのバッテリー消費が気になります。
また、会場内は一部電波状況が不安定なところもあるため、地図アプリが開けないシーンも出てくるかも知れません。
さらにスマホは画面が小さいので、複数人でマップを見て予定を決めづらいという点も。
そんなとき、印刷した紙のマップがあればすべての問題を解消できます。
マップは万博公式が用意してくれている物や、有志の方が提供してくれている物もあります。
これらのマップを印刷して、万博へ持っていきましょう。
紙マップと同様に、紙で印刷したQRコードも用意しておくと良いでしょう。
万博会場内では、入場ゲートや各種パビリオン・イベントの参加時などにQRコードが必要になります。
スマホのバッテリー節約や回線混雑にも対応できるよう、紙で印刷しておくと安心ですよ。
万博会場内はかなり広く、かなりの距離を歩くことが予想されます。
実際に万博へ行った方のレポートを見ていると、1日参加しただけで数十km・数万歩と動くことも珍しくないようです。
そのため、スニーカーなどの履き慣れた動きやすい靴でいくことをおすすめします。
万博会場内の決済は全てキャッシュレス決済のみの対応となっており、現金でのお支払いはできません。
そのため、会場内で利用できるキャッシュレス決済の方法を用意しておく必要があります。
対応しているキャッシュレス決済の種類は非常に多く、クレジットカード・電子マネー・コード決済と、幅広い支払いに対応しています。
普段コンビニやスーパーなどで利用できるキャッシュレス決済であれば、万博会場内でも使えないことはまずないでしょう。
具体的な対応キャッシュレス決済の一覧は公式サイトを確認してくださいね。
猛暑・急な雨など、天候に関する持ち物リストをまとめました。
晴雨兼用の折りたたみ傘を1台持っておけば、強い日差しや急な雨にも対応できるのでとても便利です。
とくに温度が高く日差しも強い夏場では直射日光対策が必要不可欠なレベルになるため、用意しておくといいでしょう。
日差しや雨にも対応できる汎用性が高い折りたたみ傘ですが、片手が塞がってしまうのが唯一の欠点。
手を塞ぎたくない方は、帽子やレインコートを活用してみてください。
手荷物を増やさずに日差し対策を行いたい方には、折りたたみ傘よりも帽子がおすすめです。
万博はできるだけ身軽な装備で参加するのがベターということもあり、折りたたみ傘よりも帽子のほうが良いという方も多くいます。
すでに天気予報で雨が予測されている場合には、折りたたみ傘よりもレインコートがおすすめです。
レインコートであれば横からの雨にも強く、手を塞がずに行動ができます。
長めの丈のものであれば、ベンチに座る際にもお尻が濡れずに済むので安心です。
雨が止んだ時用のために、収納する袋も忘れないようにしましょう。
後から「持ってくればよかった」と後悔されることの多いアイテムの一つがサングラスです。
万博会場の多くは屋外となっていることや、展示物を見上げる際や反射光など、非常に多くのシーンで日差しが目に刺さるタイミングがあります。
そのため、万博に行った方の多くは「サングラスを持って行けば良かった」「サングラスは必需品レベル」と述べています。
サングラスは手荷物にもならないため持って行く際のハードルも低いので、必ず持って行くようにしましょう。
なお、XREALなどのスマートグラスを持っていけば、待機列中の暇つぶし兼日差し対策になるのでとてもおすすめですよ。
SUUTAでは短期間のレンタルも行っているため、ぜひ検討してみてくださいね。
エックスリアル/XREAL One
その他、あると便利な持ち物を紹介します。
熱中症対策として、水筒(マイボトル)やペットボトルは必ず持って行きましょう。
現地にはコンビニ・自動販売機・給水器など、飲料を確保するスペースは用意されているものの、長蛇の列になっていることが多いようです。
そのため、「現地で調達すればいいや」と考えていると、長蛇の列に巻きこまれ必要なときに水分が補給できない可能性があります。
そのため、水筒やペットボトルは持参し、いつでも水分が補給できるようにはしておきましょう。
列に並ぶ際、長時間立ったままだと疲れるので折りたたみ式の小型チェアがあると足腰の負担を軽減できます。
また飲食物を提供する施設によっては、椅子が用意されていない所もありますので、そういったシーンでも折りたたみ式椅子が活躍します。
持って行く場合には、荷物になりにくいようできるだけ小型の椅子がおすすめです。
幅600×高さ400×奥行900mmを超えるイスは、大型荷物と判定されるので注意しましょう。
万博会場内でのレストランでは、ウェットティッシュが出てこないところもあるようです。
そのさい、手の汚れを落とすためにもウェットティッシュや除菌シートがあると安心です。
空腹対策や栄養補給のためにも、おにぎりなどの軽食を持って行く事をおすすめします。
万博会場内の飲食物は価格が高いだけでなく、どこの店も行列になってることが多いです。
すぐに食べたくても行列のせいで食べられない状況が多発することが考えられるので、小腹が空いた際にパクっと食べられる軽食があるといいでしょう。
万博参加者の中からは、双眼鏡が思いのほか活躍したという声も一部あがっています。
遠くから展示物を眺める機会の多い万博では、確かに期待ができそうです。
双眼鏡
世界各国の貴重な展示物が見られる万博、より良い写真を収めようと、一眼レフやミラーレスカメラを持参する方は多いです。
スマホのカメラと比べるとただ高画質なだけでなく、ズーム時に画質が粗くならないので遠くの展示物も綺麗に撮影できるというメリットがあります。
そのため、より良い写真を収めたいという方はカメラの持参をおすすめします。
もし一眼レフやミラーレスカメラといった本格的なカメラを持っていない方であれば、カメラのレンタルも検討してみてください。
カメラ
万博の思い出を手軽にスマホで撮影を行いたい方であれば、スマホフィルターの使用がおすすめです。
スマホフィルターは、スマホのカメラ部分に装着する後付けフィルターで、写真の映りにさまざまな変化を出し、おしゃれな写真が撮影できます。
スマホフィルターもSUUTAでレンタルを行っていますので、ぜひ検討してみてください。
エグザプロ/EXAPRO フィルタークリップ
列に並ぶ機会の多い万博では、暇つぶしグッズがあると退屈がしのげて良いです。
とくに筆者のおすすめするアイテムが「スマートグラス」。
スマートグラスをスマホに接続することで、スマホの映像を周りの人にのぞき込まれる心配なく、スマホの映像を楽しめます。
アニメや映画などをスマホで再生していると、周囲の人にのぞき込まれてそうで少し気まずい、そんな憂いを払拭してくれるアイテムです。
スマートグラスはサングラス代わりにもなるので、万博にはぴったりなアイテムと言えるでしょう。
持っていない方は、ぜひレンタルを検討してみてください。
エックスリアル/XREAL One
万博への持ち物は、できる限り少なく身軽にするべきです。
本記事で紹介した持ち物リストを参考にし、自分に必要なアイテムを選定してみてください。
SUUTAでは、この記事で紹介したアイテムも出品しています。
数日から数週間と短期間でのレンタルも行っていて、簡単にアイテムをレンタルすることができます。
ぜひレンタルも上手に活用して、大阪万博をめいっぱい楽しんでくださいね!