常に画期的な商品を世に出し続ける世界的メーカー、ANKERが開発・販売している「ANKER Nebula Capsule Air」。
手のひらサイズのコンパクトなデザインや、Google TV搭載によるエンタメ性の高さなどから、発売当初より大きな話題を呼んでいます。
ただし実際に使用してみたときに操作がうまくできるか、画質や性能にどれだけ満足できるか、気になるポイントも多いですよね。
また「家の限られたスペースでも楽しめるのか?」「コンパクトすぎて性能が不安」と感じる方もいるかもしれません。
今回はANKER Nebula Capsule Airを実際に使ってみたので、その特徴から使用手順、使用した感想まで詳しくレビューします。
購入を迷っている方に役立つ情報をお届けするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
INDEX
手軽に持ち運べて、どこでも大画面を楽しめるモバイルプロジェクター。
「気になってはいるが、実際どういったものなの?」という方にも分かるように、その特徴と楽しみ方について詳しくご紹介します。
モバイルプロジェクターとは、持ち運びに便利なコンパクトサイズの映像投影デバイスのことです。
一般的なプロジェクターよりもコストを抑えつつ、気軽にホームシアター体験ができるのが魅力的。
手軽に持ち運べる自由度の高さと、どこでも映画館のような体験を提供してくれるという点で、エンターテインメント性と実用性を兼ね備えた新時代のガジェットといえるでしょう。
そんなモバイルプロジェクターとして新たに発売されたANKER Nebula Capsule Airは、コンパクトなボディに高性能を詰め込んだ、Google TV搭載のプロジェクターです。
従来の一般的なプロジェクターに比べて軽量で小型なため、電源や設置スペースが限られる場所でも手軽に使用できるのが特長。
そんなNebula Capsule Airの特徴やメリット・デメリットを、先発モデルのNebula Capsule 3と比較しながらを紹介していきます。
電源の確保が難しい環境でもバッテリー駆動が可能なので、事前に充電しておけばアウトドア環境でも使用可能。
例えばキャンプ中にテント内でお気に入りの映画を上映すれば、夜の星空の下で映画鑑賞を楽しむといった非日常的なシーンも実現できます。
また狭い部屋や一人暮らし用ワンルームでは、壁や天井に投影しスクリーン代わりにすることで、映画館にいるような気分で大迫力の映像を楽しめます。
さらに仕事のプレゼンテーションやオンライン会議にも適しており、細かい資料も簡単に画面共有できることからビジネスの場でも大活躍。
幅広いシーンで活躍してくれる便利なデバイスです。
楽しみ方や便利な使い方を実際に使って体験してみたいなら、まず気軽に使えるレンタルもおすすめです。
記事の内容も参考にしながら、レンタルも検討してみてくださいね!
アンカー/ANKER Nebula Capsule Air ジンバルスタンド付き
先発モデルのANKER Nebula Capsule 3と比較すると、Capsule Airはより小型で持ち運びに特化しており、日常使いの利便性が向上しています。
Capsule 3が本格的かつ高解像度を求めるユーザー向けである一方、Capsule Airはカジュアルな使用を重視し、価格を抑えつつ必要十分なハイビジョン画質を楽しむことが可能。
リビングでの映画鑑賞からアウトドアでの映像体験まで、あらゆるシーンで活躍する一台です。
シンプルで手軽な操作性を求める方や、どんな場所でも自由に映像を楽しみたい方にぴったり。
それぞれのスペックは以下の表にてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Capsule Air | Capsule 3 | |
サイズ(高さ) | 約140mm | 約160mm |
サイズ(直径) | 約68mm | 約78mm |
重さ | 約650g | 約850g |
投影画面サイズ | 40-100インチ | 40-120インチ |
解像度 | 1280 x 720画素 | 1920 x 1080画素 |
対応OS | Google TV | Google TV |
動画再生時間 | 約2.0時間 | 約2.5時間 ※エコモード・Wi-Fi利用時 |
輝度 | 150ANSIルーメン (米国国家規格協会規格) | 200ANSIルーメン (米国国家規格協会規格) |
販売価格(目安) | 49,990円 | 69,990円 |
2週間レンタル価格(目安) | 3,900円 | 4,100円 |
アンカー/ANKER Nebula Capsule Air ジンバルスタンド付き
アンカー/ANKER Nebula Capsule 3 ジンバルスタンド付き
手のひらサイズのコンパクトさからは想像できない、高性能を備えたANKER Nebula Capsule Air。
セットアップは驚くほど簡単で、その使いやすさも魅力の1つだと感じました。
この小さなボディにどれだけの魅力が詰まっているのか、実際に使って紹介していきます。
箱をスライドさせて開けるタイプのパッケージは、開封の瞬間も特別感があります。
カラーはスペースグレーで、落ち着いたなかに高級感が漂うデザインです。
内容物は以下の通り、とてもシンプルにまとめられています。
今回は、公式アクセサリーである「Nebula公式プロジェクタージンバルスタンド(Capsuleシリーズ用)」も合わせて使用しました。
スタンドは安定感があり、投影時の角度調整もスムーズに行えます。
本体は軽量でコンパクトながら、単体で置いても十分な安定感があります。
そのままテーブルや棚に置いて使用しても問題ありませんが、公式のプロジェクタージンバルスタンドを使うとさらに便利です。
スタンドに設置することで投影の角度を簡単に調整でき、部屋の壁や天井など好みの位置に素早く映像を映し出せます。
まずは前もって付属のACアダプターで本体を満充電しておき、リモコンに同梱の単4乾電池を入れておきましょう。
次に電源ボタンを1.5秒長押しで起動して、プロジェクターとリモコンのペアリングを実施します。
注意点としては、初期設定の段階では本体とリモコンを20cm以内に近づけておく必要があるので、どちらも手元に置きながら行いましょう。
初回は画面の指示に従うだけで、あっという間にGoogle TVの初期セットアップが完了してしまいました。
また自動台形補正が有効な場合は、投影角度が多少ズレても自然な四角に補正されます。
自分で微調整するのは難しいので、動かすたびに自動で投影画面を調整してくれるのはかなり便利に感じました。
我が家のリビングはそこまで広くないので心配でしたが、適切な大きさで画面もクリアに見えています。
またNebula Connectアプリをスマホで使えば、スマホをリモコン代わりに使用できますし、自分のスマホの画面をプロジェクターで投影 するなんてことも可能。
設定の手間なくすぐに使えるため準備の煩わしさが無く、すぐに映像鑑賞へ移れるのが嬉しいポイントです。
実際に使用してみてANKER Nebula Capsule Airの魅力をたくさん感じました。
そのなかでも特に実用的な部分を紹介していきます。
ANKER Nebula Capsule Airは手のひらサイズの設計で、軽量かつ場所を選ばず持ち運びが可能。
大きさとしては高さ約140mm、約68mmとのことで、家にある小型の置時計とあまりサイズ感が変わりません。
空間になじむような外観をしているので、使わないときはインテリアとして部屋に置いておいても良いですね。
またA4 サイズの書類が入る程度の通勤カバンにも、このようにあっさり収納できてしまうくらいの小型プロジェクターです。
キャンプや旅行先へも気軽に持ち運べますし、場所を選ばずさまざまなシーンで使用できるので重宝します。
またホテルのお部屋でライブ映像を投影すれば推し活用としても使えますし、日々の生活をより豊かにしてくれるようなガジェットです。
ANKER Nebula Capsule Airは先述の通り、セットアップに手間と時間がかからないので購入後すぐに使用できます。
筆者はこういったガジェットをうまく使いこなせない機械音痴の部類ではありますが、投影された手順に従って設定して行くことでサクサクと初期設定が完了しました。
操作感もシンプルで分かりやすいですし、ストレスなく直感的に使用できる点においてもかなり満足度は高いです。
またGoogle TV対応で多数のアプリが利用できるため、エンタメも手軽に楽しめます。
普段視聴しているYouTubeはもちろん、Amazonプライムなどさまざまなコンテンツを大画面で楽しめるのは嬉しいですね。
ANKER Nebula Capsule Airの魅力は、そのコンパクトさからは想像できないほどの大迫力映像。
最大100インチの大画面と、Dolby® Digital Plus対応のクリアな音質が特徴です。
プロジェクターとしてはもちろんスピーカーとしても優秀で、まるで映画館で観ているかのような気分で映像体験を味わえます。
実際に体験してみたい方は、購入する前にまずレンタルでお得に使ってみるのもおすすめ。
気にったら返却せずにそのまま購入できる「買い切り」もあるので、レンタルでのお試しが便利です。
アンカー/ANKER Nebula Capsule Air ジンバルスタンド付き
試しにさまざまな映像を投影してみると、驚くほど映りがクリア。
鮮やかな色味もはっきりと映し出され、自分の家にいることを忘れるほどの没入感を得られます。
また花火や波の音など、どれも音質に重厚さを感じられました。
また時計の映像をインテリアの一部として投影させたり、可愛らしい映像を投影させることでフォトブースのような空間を作り出すことも可能。
このように美しい映像と音質を活かして、使い方によって幅広く楽しめる商品になっています。
使い方によってさまざまな楽しみ方ができる、高性能なANKER Nebula Capsule Air。
しかし人によってはデメリットになると感じた点もあったので、いくつか紹介していきます。
輝度と解像度においては、先発モデルのANKER Nebula Capsule 3のほうが優れているため、高解像度かつ明るさを求める方には物足りないかもしれません。
また部屋を明るくした状態で投影するとほぼ画面が見えなくなるため、常に空間を暗くしておく必要があります。
しかし普段使いするには十分な明るさと解像度があり、筆者としては特に不便に感じたことはないので、映像を手軽に楽しみたい方であれば問題ないでしょう。
どの程度のスペックが必要なのかは、どういったライフスタイルの中で楽しみたいのかや、自宅の投影環境によっても大きく異なります。
画面の見やすさや明るさを実際に試してみたいときには、まずレンタルで試してみるのがおすすめです。
ポータブル電源
コンパクトさにおいて優秀なANKER Nebula Capsule Airですが、動画投影時間は約2.0時間。
そのため屋外など、電源が確保しにくい場所で1日中使用するのは難しいです。
しかし2時間もあれば長尺動画はもちろん、映画などの長編動画も観れるので、普段使いにおいては問題ないでしょう。
キャンプやバーベキューなど、アウトドアで長時間使いたい場合は、ポータブル電源などで電源を確保するのもおすすめです。
モバイルプロジェクターとポータブル電源を組み合わせて、アウトドアで映画やゲームを楽しむ人も増えています。
SUUTAでは、AnkerやJackeryなどのポータブル電源のレンタルもできるので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
アンカー/ANKER Nebula Capsule Air ジンバルスタンド付き
使用中はファンが駆動するので、駆動音と熱風が気になる方もいるかもしれません。
しかし動画を投影する際は同時に音源も再生されるので、ファンの音が鑑賞の邪魔になると感じたことはありませんでした。
プラネタリウムのような静かな環境で使用したい場合はファンの音が目立つ可能性があるので、その際は注意が必要です。
ANKER Nebula Capsule Airはコンパクトで携帯性があるだけでなく、十分な解像度と音響で映像を楽しめる設計になっています。
またセットアップも簡単に行えるので、手軽にホームシアターを楽しみたい人にもぴったり。
コンパクトサイズなので、家のなかはもちろんアウトドアなどさまざまなシーンで活躍してくれます。
しかし値段も安くはないため。使用感や質感などが自分に合うかどうか心配な人もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、モバイルプロジェクターのレンタル。
総合レンタルプラットフォーム「SUUTA」では、このANKER Nebula Capsule Airを2週間3,900円からレンタルできます。
気になっている機能や使用感を、納得するまで試すことができるのは安心ですよね。
ANKER Nebula Capsule Airをレンタルして、ぜひその映像美と快適な使用感を試してみてください。